上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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山の動物たち

「春はまだか」とブログに書いてから一気に気温が上昇し、春を通り越して夏っぽい日差しが感じられる今日この頃です。
朝は冷え込んで氷点下、翌日下界に下りて30℃越えの真夏日を経験し、気温変化に体がついていけず右往左往している気がします。

そしてブログはとんとご無沙汰…。
「元気でやってるの?」と心配させてしまった友達もいるようで、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
元気です。
何より数日前にネット環境がびっくりするほど進化し、近代文明の仲間入り(?)です。
「もっとブログを書きなさい」と声なき電波が飛んできているようで、もう少しきちんと向き合っていきたいと思っています。


上高地は先週よりも今週、昨日よりも今日という具合に、緑が日に日に増えてきています。
ずっと寒さが続きいつまでたっても冬のような風景だったのに、ここ数日で萌黄色がきれいに映えるようになりました。
この景色は、近々お伝えできたらと思います。



今日は、上高地で出会った動物たちを紹介します。
人の少ない春先のシーズン始めは、緑も少なく見通しがいいので動物たちを比較的たやすく見つけることが出来ます。

20130427 091
雪が積もった朝、寒さに耐えながら食べ物を探すサルに出会いました。
木の皮を剥いではそれを食べ、冬を乗り越え生き抜く姿が見られました。
ただ、皮を剥かれた樹が痛々しくも見え、サルの生き様を讃えるべきか、サルの食害と捉えるべきか悩むところでもあります。

20130520 006
雪が溶け、暖かい日差しが照りつける中、親子ザルが食事をしていました。
湿地から生えた植物の根っこや若葉を食べているようです。
人の目を気にすることなく、モグモグ…。
しかしいつも思うのですが…、このもふっとした体毛に一度触れてみたいものです。

20130427 093
背中が蒼く、お腹がオレンジの小さな鳥はルリビタキです。
とても人懐っこく、散歩している近くで遊んでは飛んで行く姿をじっくり見ることが出来ました。
今シーズンはもう少し鳥のことを知りたいと思っています。

20130427 128
上高地ではないのですが、沢渡の国道沿いで見つけたカモシカです。
座って通り過ぎる車を眺めていたのを見つけ、そばによってみました。
じんわり近寄っては写真を撮り、そしてまた一歩近寄って…。
あちらもかなり警戒しているのか、顔はじっとこちらを向いていました。
何を思ってここに座っているのでしょう、ひょっとしたら物思いに更けてたとこをお邪魔してしまったのかも。
だとしたら、カモシカさんごめんなさい。


まだまだたくさんの動物が上高地界隈にいます。
今シーズンはどれだけの出会いがあるのでしょう。



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動物に逢いたい

山の中で生活していると、思いがけず野生動物に出会うことがあります。
遭遇度ナンバーワンはニホンザル。
会いすぎて、すでに遭遇とは言わないかも…(苦笑)

国の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカは、上高地や乗鞍では比較的よく出会う動物です。
人前にふと出てくるのに、人との距離を一定以上保とうとしてパッと姿をくらましてしまう、ちょっぴり不思議なカモシカ。
『シカ』という名があるのに、シカではなくウシ科に分類される、やっぱり不思議な動物です。

カモシカは、前述の通り人間との距離感を保とうとするので、見かけても遠すぎたり写真に納まるまでに居なくなったりしてしまいます。
そんなカモシカをじっくり観察するチャンスがやってきました。


明神池近くの右岸の木道で、人だかりを発見しました。
みんなの視線の先には…。
カモシカちゃん!(カモシカくんかも)

May 2012 various 015
今まで見てきたカモシカよりも、ベージュがかった薄い色で体も小さめでした。
「去年の秋にも同じ場所で見たよ」と同僚に聞いたので、はぐれてしまった子どもというわけでもなさそうです。
私たちとカモシカの間には小さな小川が流れていたからか、カモシカの肝っ玉が据わっていたせいかは分かりませんが、こちらを気にすることなく草をムシャムシャ頬張っていました。

時おり顔を上げて、こちらに視線を送ってくれます。

May 2012 various 018
この顔、なんだかヤギっぽい!?
「メ゛ぇぇぇぇー」って鳴いたような気がしたのは、この表情のせいでしょうか。
背中の毛並みの良さに、抱きつきたくなりました。

May 2012 various 022
草を食べながら、後ろ足で頭をカキカキ…。
このしぐさを見て、思いのほか足が短いことに気が付きました。
胴が大きめで足が短い姿から、ウシ科と分類されることに納得です。
尻尾が小さいのも、この姿から分かります。

人間の視線に臆することなくこのまま草を食べ続け、カモシカは森の中に消えていきました。
こんなにゆっくり野生のカモシカを観察できたのは初めてで、しぐさのひとつひとつに萌えました。
調査用の発信機が首についていたのを見て「首輪が着いてる!」と言ってたお客さんがいましたが、決して『カモシカ牧場』などで飼われているわけではありません(苦笑)
今日ものんびり、エサを求めて森をゆったり歩いているのかな。


上高地で会える率ナンバーワンのニホンザル。
人間との距離感が年々近づいていて、さらにパワーアップしたサル追い対策を講じています。
サルが可愛そうな気もするけれど、ガラス越しに対峙しても牙を剥く姿を見ると、人に被害が出ていないギリギリの状態なんだとも思います。

けれど、ふとしたしぐさはやっぱり可愛くて、サルのそばに近寄ってカメラを向けてしまいます。
怖がっちゃいけません。
怖がるとサルがもっと大手を振って歩けてしまいます(実際には大手は振れませんが)

河童橋を左岸から右岸へ渡ろうとしていたサルの群れに出くわしました。
あるサルは人と同じに橋を歩いて。
時々欄干に座って、体をポリポリかいています。

Solar eclipse 2012 140
あるサルの親子(兄弟?)は、吊り橋を支えるワイヤーを伝って。
シンクロした動きが可愛い。
キラキラ光る水面は、サルにとってどんな風に映るのでしょう。

Solar eclipse 2012 137
揺れるワイヤーの上で、子どもを守るお母さんサル。
子どももしっかりお母さんに抱きつきます。
こんなほほえましい光景を見れるのも、上高地ならでは。
この姿を大切に、距離を保った野生動物と人間とのお付き合いが出来ればいいと思います。


いつかキツネやアナグマ、オコジョの写真も撮れたらいいなと、カメラを欠かさず持って出かけます。
動物が撮れたらラッキーですが、少しずつ秋めいてきた景色を撮りに出かけようと思います。



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2012年 涸沢の夏 2

残暑お見舞い申し上げます。
ここ数日、日中の気温が再び上がって残暑が厳しいですね。
お盆休みなど元気いっぱい過ごされたことと思います。


涸沢の往復で見つけた花を紹介します。

本谷橋から涸沢まででは、雪解けしたばかりの斜面には新芽がたくさん出始めている状態でした。
上高地周辺で春に見たエンレイソウやサンカヨウが咲いている場所もあり、春と夏が混在している登山道でした。

盛夏!2012 061
上高地周辺では最近数が減ったように思うヤマホタルブクロ。
横尾周辺では、たくさんの花をつけたものに会うことが出来ました。
花の中が見えない、ちょうちんの形がなんとも控えめでおしとやかな雰囲気を漂わせます。

盛夏!2012 058
風に揺れて岩の隙間から咲いていたのはコキンレイカです。
蕾も花も丸く、小さな花が集まっている姿はブーケのようです。
ギザギザのモミジのような形の葉も、この花の特徴です。

盛夏!2012 054
本谷橋へ続く登山道脇で、白い花を咲かせていたのはナデシコの仲間のセンジュガンピです。
画像のように群生して咲いていたり、一輪が風に揺れていたり。
他の花は終わってしまっている中で、清楚で目立つ花でした。

盛夏!2012 049
白い花が下向きにいくつも付けて咲いていたのは、イチヤクソウです。
上高地では6月上旬から中旬に、ベニバナイチヤクソウという同じ仲間でピンク色の花をした植物が見られます。
一株二株で咲くので群生するベニバナイチヤクソウより存在感は劣りますが、鈴のように咲いている花に癒されます。

盛夏!2012 046
本谷橋のすぐ脇で咲いていたシャクナゲ。
この花も上高地ではとっくに咲き終わっています。
雪解けの川の流れのそばで、薄いピンク色の花が可憐に咲いていました。

盛夏!2012 042
今回の山歩きで出会った花で、一番の派手なカラーだったのがクルマユリでした。
登っているときには気付かなかったのは、滞在中に開花したせいなのでしょうか。
すらっと伸びた茎に、一輪の濃いオレンジ色の花が印象的でした。

盛夏!2012 032
涸沢周辺で、最も旬だったのがナナカマドの花。
新緑の樹も深緑も樹も見られ、さらに花も咲いて。
秋の紅葉まで一気に成長する姿が見られました。
前シーズンの100年に一度と言われた紅葉から(あまりにも色づきが悪かった)、今年はどう魅せてくれるのか楽しみです。

盛夏!2012 022
カール内の夏の到来が遅れている中で、岩の隙間から健気に咲いていたのがチングルマでした。
お花畑に出会えたらよかったのですが、これもまた可愛い。
秋に羽毛状になる種子が好きなので、これからの季節も楽しみな花です。


繁忙期に突入しまともな休暇が取れず、山に行けてないここ約3週間。
この間にきっと山は夏から秋の気配がしていることでしょう。
山に登って駆け抜けていく季節を感じたいと思う今日この頃です。



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盛夏本番です

子どもたちは夏休み真っ盛り。
上高地でも、子どもの元気なはしゃぎ声が響きます。
河童橋近くの河原では水遊びをする子どもの姿が見られます。
童心に帰って水際で遊ぶ大人の姿も(笑)

気温が高いと予想される今シーズン。
下界ほどではありませんが、上高地もぐんぐん気温が上昇しています。
照りつける日差しが本当に痛く、自分の部屋が一番涼しいために、少々引きこもり状態です。
仕事に追われている時期なのが余計にそうさせるのかもしれません。

植物は今が一番生い茂っています。
自分の背丈ははるかに越えて、濃い緑の世界を作っています。
蝶が舞い、虫たちは蜜を求め飛び回っています。


花をリアルタイムに紹介するのは難しい状態の、今のこのブログ…。
一体どう修正しようかと悩むうち、かえってパソコンを開かない日々です。
全てのことをこなすのはとてもとても無理なので、出来ることから一歩ずつ。
8月はせめてもう少し、記事をアップして書く習慣を取り戻していこうと思っています。
いつも地道にチェックしてくれている皆さん、本当にありがとうございます。

少し前の花を。

Memorial days 079
カラマツソウ。
春先から特徴的な葉はとても目に付き、そして背丈をどんどん伸ばしていきました。
気が付けば目線ほどの高さに真っ白い花を咲かせ、朝の気持ちのいい日差しを浴びながら揺れていました。

Memorial days 082
日陰で咲くカラマツソウは、線香花火にも打ち上げ花火にも見えます。
今年の夏こそ、本当の花火が見たい!!その思いを胸に、仕事を頑張ろうと思っています。
ご褒美の大輪が見られますように…。

Memorial days 080
濃い紫色のウツボグサ。
今年は遊歩道沿いにたくさん咲いていました。
特徴的な花は、一度見ると忘れられないくらいの強い印象を持っています。

うっそうと茂ったジャングル遊歩道。
虫刺され対策や日焼け対策ををしっかりとして、旬の植物を探しに行きたいです。

標高の高い場所は本当に短い盛夏です。
引きこもっている場合じゃないですものね。



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ホタル飛行

梅雨明け前後から上高地温泉ホテル近くの小川でホタルが飛び始めました。

Hotaru by Kiss 001
川がきれいだからこそ生息出来るホタル。
上高地の川もきれいな証拠です。
しかし上高地では本来いなかった生物です。
外来種として問題となっていますが、ホタルが飛ぶ姿はきれいで儚く、宿泊者が夜の散策をしながら楽しんでいます。

ホタルの光を文章で表現しようとして、『蛍光色』ってこのことかと今更ながらに思いました。
この日は10匹くらいのホタルが飛んでいました。
周りの明かりの影響で、飛ぶ姿をカメラでは捉えることが出来ませんでした(自分の写真技術の無さ?)

ホタルの浮遊をゆっくり眺めながら、幼い頃に虫籠を持って追いかけたことを思い出しました。
それと同時に、外来種の問題も頭をかすめます。
ホタルに対し純粋にきれいだと思う気持ちと、環境問題の思考の中を行ったり来たり…そんな時間になりました。



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