上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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王ヶ頭まで

今年の夏は天気が安定せず、天気予報と雨雲レーダーが気になってしまう毎日でした。
午後になってぐんと発達した積乱雲が現れるような日はほとんどなく、朝から雨雲ばかりが空を覆う日が続きました。


同僚とゆったりハイキングを計画した7月最終日の天気予報は曇り。
松本の街中から見上げた、これから行こうとしている美ヶ原高原はすでに真っ白。
雲に覆われてしまっていました。

それでもせっかくだから…と雨に降られるのを覚悟して、三城牧場そばの駐車場に車を止め、歩き始めました。
小川のせせらぎが涼しさを演出してくれるオートキャンプ場を抜け、広小場から百曲りコースを登りました。
緩やかなつづら折りの道は明るい樹林帯で、おしゃべりしながら登っていけます。

少し展望がききはじめると、様々な植物があちらこちらで見られるようになります。
トモエソウ、ヒメシャジン、ウスユキソウ、ヤマホタルブクロ、タカネナデシコ、ハクサンフウロなどなど。
花を撮り、景色を眺めて歩いていると、あっという間に稜線が見えてくるようになります。
少し頑張って登れば、あっという間に稜線に出ます。

20140812 (30)
塩くれ場への道を選べば、ゆったりと牧草を食べる牛たちに出会えます。
今回見た牛たちは、まだまだ若い牛でした。
高原の爽やかな風に吹かれながらのんびり過ごす姿は、美ヶ原高原の夏の景色でもあります。
牧場の中をゆっくり歩き、王ヶ頭ホテルまで広大な景色を楽しみながら歩いていきます。

20140812 (42)
こっくり濃いオレンジ色のコウリンカが咲いていて、楽しませてくれました。
時々吹き抜ける風は写真を撮る時は厄介だけど、とても気持ちがいいです。

お昼は、ホテル前のベンチで。
お湯を沸かしてコーヒーを淹れ、ゆっくりおしゃべりしながら過ごしました。

20140812 (41)
空に近い台地は、火山によってできた浸食地形と言われています。
この地形のおかげで、牧場はより広大に見えます。

20140812 (52)
ホテルの裏側に標高2,034mの王ヶ頭があります。
日本百名山でもあるこの山は、景色も抜群です。
御嶽山が一望出来るため山岳信仰の山でもあり、御嶽山の方を向いた神像があります。

ランチタイムをゆっくりしすぎたせいで、上空は雲がもくもく湧いてきていました。
王ヶ鼻までは行かずに、下ることにします。
下りはダテ河原コースを使いました。
下り始めてすぐの斜面には色んな花が咲いていて、さながらお花畑です。

20140812 (57)
優しい色合いのマツムシソウ。
涼しい草原でよく目にするこの花も、真っ盛りでした。

20140812 (66)
花が咲けば、チョウが集います。
たくさんの花にふわりふわりと飛び交うチョウたちがたくさん見られました。

ゆっくり歩いて下ること1時間半。
最後はオニグルミの果実が落ちている道を下って登山口に戻ってきました。

時間に追われない、余裕のあるハイキング。
おしゃべりやランチタイムが予定よりちょっぴり過ぎても大丈夫。
そんな楽しい時間を気の合う仲間と過ごせるのも、このコースの醍醐味です。



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