上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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冬へ

すっかりご無沙汰しております。
ブログを書かない間に、季節は秋を慌ただしく通り抜け、すっかり葉を落とした景色に真っ白な粉雪を落としてくれました。

キンと冷えた朝の空気が、いつしか雪を降らせる前の何とも言えない空気感に変わったのはいつだったのか…。
山奥の平地と言ってもやはり谷間の上高地は、朝日が差し込むのも夕日が落ちるのも早くなって、1日の始まりと終わりを巻き巻きにしているかのような気持ちにさせてくれました。

気がつけば、閉山。
そして、慌ただしい中の数日後の下山でした。


あれほど長く厳しかった夏はいつまでも続いていくんじゃないかと錯覚していたのに、季節はめぐりきちんと冬になりました。
今シーズンは山の事故が本当に多く、いつもいつも荷揚げ以外のヘリが穂高の山をかすめるように飛んでいました。
仕事の方は、追われるままにとにかくこなすだけこなして、気がつけば終わってしまった感じでした。
気持ちの余裕がなかった…そんな反省と、それでもなんとか休日は楽しく過ごせたことの感謝と。

「また来年ね」と疑うことなく声を掛けてくれる利用者の方々の暖かい言葉。
凛と佇む穂高と焼岳の季節それぞれの美しさ。
やっぱり来年もここで…と考えています。


20131125 100
閉山式の時には時雨れていた穂高は、翌日には雲ひとつない青空の下、真っ白に雪化粧してそこにありました。
前日まで賑わっていた河童橋に、今はひとり。
息を呑むような景色を独占し、しばらく眺めていました。

20131125 099
すっかり葉を落としたカラマツ並木の向こうには、白くなった焼岳。
噴煙は増えたり減ったり…山は今も生きていることの証です。
秋に震源地が近い地震が何度かあって、「いよいよ焼岳が噴火!?」なんて多くの上高地住人の頭をよぎらせた騒ぎも、何事もなかったかのように静かに冬を迎えました。

これからどんどん雪深くなり、春の開山祭まで上高地は静かな眠りにつきます。
人のいなくなった場所は、鳥や獣たちの一時期の楽園となります。
厳しい冬を乗り越える動物たちのサバイバルの地でもあります。

次に会えるのは春になるでしょうか。
待ちきれずに冬に会いに行ってしまいそうです。



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