上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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コーヒー牛乳色に染まる

例年より早い梅雨入り、うだるような暑さと空梅雨。
そして台風と活発化した梅雨前線による大雨。

やっとやっと、まとまった雨が降ったかと思えば、一気に降水量を稼ぐような見事な降りっぷりでした。
今シーズン初めての連続降水量による交通規制があり、19日正午より終日、県道・上高地線は通行止めになりました。
時おり風が強く吹き雨足が強くなって、不規則に窓を揺らします。
長時間に渡り雨と風は外で賑やかでしたが、人々の足音や川向こうのバスターミナルから響いてくるアナウンスは聞こえませんでした。

雨の音だけ、風の音だけ。
びゅうびゅう、パタパタ、バラバラ、ざーざー。
雨風音楽団は嬉しそうに楽しそうにそして時には寂しそうに、表現豊かに演奏を続けていました。

心配していたのは、この雨量による自然災害です。
あそこの沢が溢れないか、あの斜面の土砂が崩れ落ちないか…なんて考え始めたらキリがありません。
ひとりでいるとなおさらです。

20130622 164
夕方、河童橋まで川の様子を見に行ってきました。
いつもは波打つたびに西日にキラキラ反射する清らかな梓川は、びっくりするくらい水かさが増し濁流となって渦巻きながら流れていました。
どれだけ飲んでも飲みきれない、見事なコーヒー牛乳色です。
遊歩道に水が浸水するまで20cmほどにせまり、時々チャプンと打ち上げる波は堤防を越えてきそうな勢いでした。

20130622 165
右岸の歩道には、大きな大きな水たまり。
久しぶりに履いた長靴で入ってみると、くるぶしくらいまでの深さがありました。
雨粒が落ちては跳ね返り、大きな水紋や小さな水紋がリズミカルに広がっていました。


その後、暗くなる前には雨は上がり、薄曇りの中で月と星がぼんやりと見え隠れしていました。
翌日、道路の状況が確認されて開通しいつも通りに仕事が始まりました。

20130622 166
あれほど溢れそうだった梓川は一晩でかなり水が引き、濁っているものの昨日の凄さはなくなっていました。
しかし橋のワイヤーにぶら下がった流木が、ここまで水位が上がったことを物語っていました。
清らかな川の流れに戻るのは、もうしばらく時間がかかりそうです。

心配していた災害は、徳沢近くの登山道と関係者用の車道が増水によってえぐられたそうですが、大きな災害には至らず一安心です。
池のようになっていた遊歩道の水たまりは、翌日には姿を消していました。
よほど大地は渇いていて、潤いを欲していたのでしょう。
風によって落とされた小枝と葉っぱだけが、道いっぱいに嵐の足跡として残っていました。

その後の天気は曇りや雨が続きます。
やっと梅雨らしくなりました。
水分をたくさん吸収した植物たちは、元気になって背丈がピンと伸びたように思います。
緑がより深くなりました。

20130622 169
雨粒をいっぱいに着けたカラマツソウ。
真っ白い花火のような花を咲かせるまで、もう少しです。
上高地の花は夏のステージに向かいます。



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