上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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2012年 涸沢の夏 1

7月の休暇が天候に恵まれたため、かなりいいペースで山に登ることが出来ました。
そして、今シーズン初の涸沢に行ってきました。
登山道状況を兼ねて、涸沢の様子をアップします。


夏山ハイシーズンを迎えた7月終わり。
偶然にも週末が空いていたので、急遽お手伝いも兼ねて涸沢に登ることにしました。

上高地の繁忙期前にまとめて休みをもらって、自分にとっては早めの夏休み第2弾。(第1弾はその数日前に北岳に行ってきました)
今回は3泊4日の行程での入山です。

上高地から奥へ行くこと、約3時間。
距離にして約12kmの場所に横尾があります。
多くのツアーはここで1泊して、さらに上を目指します。

横尾からまっすぐ進めば、槍ヶ岳へ。
横尾大橋を渡れば、涸沢や北穂高岳、奥穂高岳を目指すことが出来ます。

盛夏!2012 056
去年から橋には『午後2時以降の入山は控えてください』と示されるようになりました。
『早発、早着』が大前提の山のルールが守られていない現状が問題となっているようです。
横尾から涸沢まで登りは約3時間掛かります。
ここ最近では全体的に到着時間が遅くなっているそうで、17時過ぎても帳場で受付するする人の姿をよく見かけます。
週末にも山小屋の消灯少し前に到着されたパーティがいました。

それは決して、初心者や若い世代の人たちの問題ではありません。
ベテランだと話をする人たちも多く含まれます。
「自分は大丈夫」という考えや慢心は、自ら危険を招いていることだと最近改めて思います。


本谷橋までは、下ってくる方と挨拶を交わしながら歩いていきます。
緑が生い茂り、色んな植物が登山道脇で見送ってくれました。
夕方からのお手伝いに間に合うよう、写真を撮るのもそこそこに先を急ぎます。

盛夏!2012 009
今年は残雪が多いという情報通り、沢沿いに登る辺りから雪渓となりました。
大きい荷物を背負った人や不安な人は軽アイゼンを着けて登っていました。
こんな時はストックがあるとバランスが取り易くなって登りやすくなります。

火照った体に、雪渓を吹き降ろす風がとても心地良かったです。
雪渓が切れて夏道を歩き、ヒュッテと小屋の分岐で再び雪渓を歩くことになります。
ヒュッテ直下では、毎日男衆が歩きやすいようにステップを切って雪の階段を作ってくれています。

Full summer!! by Kiss 004
ヒュッテから眺める涸沢の姿。
海の日頃は、テント場も雪が残っていたそうですが、今は無くなっています。
週末ということもあって、テントがたくさん張ってありました。
小屋の横から続く北穂への登山道は、雪渓を登ることからのスタートとなっていました。

いつも温かく出迎えてくれるヒュッテファミリーに囲まれて、お手伝いをします。
そして涸沢小屋の仲間たちも、突然の訪問にも関わらず最高の笑顔で迎えてくれました。

どれだけ忙しくても、いつだって元気なみんなには本当に感心するばかり。
手伝うために涸沢に行っているのですが、来るたびに逆にたくさんの元気をもらい、リフレッシュさせてもらっています。


昼食後にもらう休憩時間中に、カールの中を散策しました。
今年の残雪が多い原因は、春先に降った雪が多かったことと、梅雨に雨が少なく雪解けが進まなかったこと。
夏の日差しにようやく雪解けが進み、涸沢にも緑が増えてきました。

Full summer!! by Kiss 011
ナナカマドは柔らかい新芽を空に向って懸命に伸ばし、足元を彩る高山植物も季節に乗り遅れまいと競って花を咲かせています。
ハクサンイチゲの白い花とシナノキンバイの黄色い花で出来たお花畑。
ぐるっと囲むようにそびえ立つ険しい山々の中で、儚く可憐な空間を造っていました。

Full summer!! by Kiss 015
しかしそのお花畑の少し先は、ガラリと姿を変えます。
足を取られやすい雪渓のトラバースが待っています。
背後の北尾根は厳しい姿に見えました。

さまざまな姿を見せる今の季節の登山道。
この週末もたくさんの方が涸沢へ立ち寄り、それぞれの登山を楽しんでいらっしゃいました。
少しでも役に立てたか分かりませんが、滞在期間中は本当にあっと言う間でした。

Full summer!! by Kiss 022
涸沢最後の朝、一番きれいな青空が広がりました。
ナナカマドやダケカンバの緑が深くてきれいでした。
雪渓は夏らしさと涼しさを感じさせてくれます。

次に来るのは秋の紅葉シーズンになるでしょうか。
この景色がどう変化するのか今から楽しみです。
涸沢からもらったたくさんのパワーで、今月のいっぱい続くこちらの繁忙期も突っ走っていきたいと思います。



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