上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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御嶽山へ行ってきました

10月になっても、日中はまだまだ暖かいです。
秋はいったいつやってくるのでしょう。

そんな10月の上旬、御嶽山【おんたけさん】に行ってきました。
標高の高い場所は少しずつですが秋の色になっていました。

穂高の山から見ると、焼岳、乗鞍岳と起伏を伴って続いていくその先に御嶽山はあります。
多くの山々が稜線を連ねている中で、御嶽山は独立した山と呼べそうです。
乗鞍や穂高の山頂から見ることはあっても、登ったことがなかったのでとても楽しみにしていました。


今回一緒に登ったのは、同僚のSちゃん。
自分で運転しないと車酔いしてしまうと言うので、いつも車を出してもらっています。
「大丈夫かな」「登れるかな」と心配しながらも、車は標高2180mある田の原山荘そばの駐車場まで走ってくれました。

7時半過ぎの駐車場は、週末ということもあってかなり混雑していました。
空いた場所に車を置き、準備をします。
この日はかなり冷え込んでいて、フリースなどを着込んで歩き始めました。

Oct.2010 016
御嶽山の登山口です。
今回は、王滝口登山道を歩いて山頂を目指します。
信仰の山ということで、入り口には石の鳥居がありました。
真っ青な空に良く映えます。

鳥居から続く、広くまっすぐな登山道。
少しずつ登っていき階段状になってくると、登山道にも日が当たってきます。
すぐに体は温まり暑くなってくる前に、フリースは脱いでしまいました。

Oct.2010 020
歩き始めが標高2000mを越えているので、樹林帯はほとんどありません。
森林限界に差し掛かった頃にふっと後ろを振り返ってみると、駐車場の向こうは雲海になっていました。
あっと言う間に雲の上です。(車のおかげです)

Oct.2010 023
八合目からの景色です。
末広がりなので写真からはイマイチ迫力が伝わってきませんが、なだらかな斜面にはハイマツがびっしりと生えていました。
遠くに見える樹林帯は黄色く色づいているのが分かりました。
雲海の向こうに顔を出している山は、木曽駒ケ岳を始めとする山々です。

Oct.2010 025
登山道上には多くの碑が置いてありました。
信仰の山ならではなのでしょう。
そのどれもが、とても迫力があります。
碑を保護する木枠で全身が写らなかったのが残念ですが、この方はイノシシの上に乗っておられました。

さすが、百名山。
山頂を目指す、たくさんの人だかり。
行程時間が短いせいか、山登り初心者さんらしき姿も多く見られました。

Oct.2010 029
ゴツゴツした岩は赤みを帯びていました。
登りは大してきつくないように見えますが、かなり標高があるので息切れしてだんだんとペースが落ちてきました。
それでも景色を眺めながら、山頂を目指してひたすら歩いていきます。

王滝口頂上奥社に到着し、登山の安全を祈願しました。
これまで歩いてきた登山道で八合目、九合目とあったのは、どうやらここを山頂として数えられ名付けられたようです。(ここは王滝頂上とも呼ばれているそうです)
剣ヶ峰の山頂へは、まだ先がありました(苦笑)

Oct.2010 034
奥社を守るように建っていたのは、狛犬さんでした。
こちらの狛犬さん、口をつぐんだ感じがとても愛くるしい。
「むぅっ」と下唇を噛んでいるように見えるその姿に、私はメロメロ。
正面から横から、ひたすら眺めては激写してきました(笑)
狛犬さんの後ろに見えているのが、剣ヶ峰です。

Oct.2010 039
奥社を後にして、さらに上を目指します。
八丁ダルミと呼ばれる場所からの眺めは、不思議なモニュメントが正面の麓にあり、ずっと左手には噴煙が上がっていました。
御嶽山は現役の活火山なのです。

大きなグルグル渦を巻いたようなモニュメントは『まごころの塔』と書かれていました。
そしてその少し奥に、御嶽教御神火祭斎場跡がありました。
碑の横を通り過ぎ、再び登りになりました。
独立した山だからか、なんだか空に向かって登っているような気がします。

山頂の少し下に山小屋があり、そこから最後の階段を数十段登れば剣ヶ峰山頂に到着です。
標高が3067mあることにびっくりしました。
そう言えば、今年は3000mを越える山にいくつ登ったのだろうと思い返してみましたが、ちょっと思い出せず…。
(気になって写真を調べてみましたが、実際に登っていなかったので、御嶽山が初の3000m越えです)

Oct.2010 053
二ノ池のエメラルドグリーンと空の青と雲の白がとてもとてもきれいでした。
雲が多くて、周りの景色はあまり見えませんでした。
穂高や焼岳の眺望を楽しみにしていましたが、田の原の駐車場で見たきりでした。

Oct.2010 058
雲海と地獄谷から吹き上げる煙が見事な景色。
それを眺めながら、腰を下ろしお昼を食べている方がたくさんいました。

私たちはここからぐるっと噴火口を歩いていきます。
一ノ池と呼ばれる、水の枯れた池が広がっていて、山頂から見下ろすとスタジアムのような形をしていました。
風が強かったりポカポカ暖かかったり、ガスに巻かれたり晴れたりしました。

風のない場所で、お昼ご飯にしました。
お湯を沸かして温かいお茶も一緒にいただきます。
おしゃべりしながらほっこりしている間にも、ガスが晴れると色づいた山が目の前に現れ、ダイナミックな変化に驚きます。

体が冷える前に、再び歩き始めます。
途中で一ノ池から二ノ池方面へ下りました。
細かい礫を滑らないように下ると、山頂から見えていた二ノ池が眼下に広がってきました。
池のほとりには、小さいけれど雪が残っていました。
Oct.2010 072

二ノ池のほとりを歩いていると、とても穏やかな気持ちになります。
きれいな水の色をした池は、温泉のようにも冷たい泉のようにも見えます。
手をつけてみると、冷たい池でした。

Oct.2010 080
ミヤマダイコンソウがひと足先に秋を彩っていました。
夏は艶やかな緑の葉をつけ、黄色い花を咲かせます。
今はこんなに色鮮やかに紅葉し、季節の変化を私たちに教えてくれていました。

途中、山肌をトラバースするように歩き、まごころの塔の横まで戻ってきました。
ここからは再び同じ道を下ります。
真っ白に覆われてしまった、雲の中の登山道。
それでも、口は止まらず、足も止まらず。
あまりにも大きな声で話しすぎて、みんな振り返って避けてくれました(苦笑)

暑くなく寒くなく、とてもいい季節に歩くことが出来ました。
他の山々に隠れることない、独立した山ならではの景色を見ることが出来ました。
空がとても近くて広く大きく感じられました。
ステキな時間をありがとう。



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