上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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白川郷観光

高山から高速道路を利用すれば、1時間ほどで白川郷に行くことが出来ます。
久しぶりの白川郷は、「こんなに近かったっけ?」という印象です。

最初に向かったのは、荻町城跡展望台。
田植えの時期が過ぎて、水田は稲がすくすくと育ち、緑いっぱいの合掌造りの集落が眼下に広がっていました。
白川郷のビュースポットとあって、狭い場所ながら次から次へと観光客がやってきます。
梅雨の休息 043

そう言えば、朝、あんなに心配していた天気はすっかり回復傾向。
蒸し暑さがついて回りますが、やっぱり雨降りよりもずっといいです。

白川郷の全景をたっぷり満喫したあとは、集落内をぶらりと散策。
集落の中心部を走る通り沿いの有料駐車場に車を置いて歩きます。
車から出ると、風に乗ってシャボン玉がふんわり飛んできました。
「あ、懐かしい」見上げると、道向こうの家の2階のベランダにある、自動シャボン玉製造機が小さなシャボン玉をいくつもいくつも吐き出していました(笑)

梅雨の休息 050
わら葺の屋根を新調したばかりのお宿を見つけました。
ワラがビシッと切り揃えられ、角がはっきりと分かります。
屋根の色もちょっぴり明るい、干し草色でした。
月日が経つにつれて、落ち着きのある色に変わってくるのです。

少し屋根が低くて、わら葺屋根に手が届く合掌造りを1軒見つけました。
ワラの断面はこんな感じ。
間近で観察できます。
梅雨の休息 055

どうやらこの合掌造りは喫茶店のようです。
自然と入り口の方向に足が向かいます。

梅雨の休息 058
入り口近くに毛むくじゃらくんを発見。
看板犬の『バロン』くんでした。(ひょっとしたらメスだったかも…)

建物の中に入ると、ふっと時間の流れが変わった感じがします。
気さくなご主人が「お好きな席へどうぞ」と声を掛けてくれます。
風鈴の心地よい音がする窓のそばの席に座ります。

「ここは、人力で涼んでもらってますから」とお水と一緒に持ってきてくれたのはうちわ。
建物の中は開け放ってあって、気持ちのいい風が通り抜けていきます。
外よりほんの少しひんやりしている屋内にいるうちに、汗ばんでいた体もスッキリし、うちわは必要ありませんでした。
お客さんとおしゃべりするのが大好きなのであろう、ご夫婦が切り盛りするこの喫茶店は、囲炉裏があって鉄鍋が掛かっていました。
夏の暑い季節には窓から入る風で火照った体を休ませ、冬の寒い季節には囲炉裏で芯まで冷えた体を暖めることが出来ます。

囲炉裏の鉄鍋の中身は、ぜんざいでした。
いただいたぜんざいは、甘すぎず優しい味でした。

ご主人と奥様とおしゃべりがどんどんと弾んで、あっと言う間に時間が過ぎていきます。
旅先で出会った人と、こんなに会話が盛り上がることはかなり珍しい気がします。

そうして、ふっとご主人が見せてくれた木の額。
ラフなスケッチは、合掌造りと…チョッパー!?
「知ってる?」と尋ねるご主人。
漫画やアニメのストーリーはよく知らないのですが、有名な漫画『ONE PIECE』に出てくる人気キャラクターです。
もちろん知っています。

お店に置いてある、お客さんが感想などを書き残すノートの中にあったのだそうです。
何も知らないご主人に、とある若いお客さんが「ちゃんと取って置いたほうがいいですよ」と言ってきたそうです。
それでも、ファンの人が真似た落書きだろうくらいにしか思っていなかったら、後日雑誌に巻頭カラーで合掌造りのイラストが掲載されていたそうです。
梅雨の休息 061

合掌造りの前の水路で、涼む登場人物たち。
夏になったら、わら葺屋根にぐんぐん伸びていくヘチマのツルも、見事に再現されていたそうです。
作者の尾田先生が白川郷で過ごしたひと時の思い出や気持ちを、そのままキャラクターが表現しているかのような、とてもほのぼのとした楽しい絵でした。

梅雨の休息 067
この日の白川郷の思い出のほとんどがこの喫茶店だったというくらいの濃厚な時間を過ごし、お店を後にします。
「秋にはどぶろく祭りがあるから、またおいで」と初対面の私たちに、どうしてこんなに優しく親切にしてくれるのだろうと不思議に思うくらいのすてきなご夫婦でした。
すてきな時間をありがとうございました。

梅雨の休息 073
集落をぐるっと廻って、駐車場まで戻る途中の空き地で見つけた植物です。
花が3分の1しかないように見えます。
帰ってから調べてみると、『ミゾカクシ』という名の植物だと知りました。
あぜでよく生えていることから、『アゼムシロ』という別名もあるそうです。
みぞやあぜを覆うように生えるのが特徴のようです。

梅雨の休息 074
改築中の家屋がありました。
世界遺産ゆえ保存していかなければならない立場からしても、屋根を守りながらのリフォームはなかなか大変なことだと思います。

1日かけての観光は、とても贅沢な時間になりました。
また季節が変わった頃に訪れることが出来るといいなと思います。



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下界の出来事 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

これが話にきいたチョッパーか~。
サインもちゃんと作者さんの名字やし本物やね~。
スゴイ。
2010-07-18 Sun 00:40 | URL | つなみ #bGf9qjkw[ 編集]
☆つなみさん

チョッパーの目がめっちゃキラキラしていて、合掌造りの家が気に入ってる!!感じが溢れてるよね。
このラフ画を、ラフに水彩画にしてもらえたら最高だろうなぁと思いました。
2010-07-20 Tue 07:23 | URL | うみ #-[ 編集]

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