上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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重ねていくもの

私事ですが…、またひとつ年を重ねました。
三十路街道を元気に突っ走っています。



28歳から29歳になった時、私は無性に焦っていました。
あと1年で20代を終えてしまう。
このままでいいのか?

あの頃、『勝ち組・負け組』という言葉が流行り、定職に就いていない、結婚していない…そんな私はその言葉と世間体に振り回され、随分悩んでいました。
今考えてみたら、どういう定義で『勝ち』『負け』なんでしょうね。
20代で結婚していれば、キャリアウーマンなら『勝ち』?
『所詮負け犬の遠吠えやん』と言われるかもしれませんが、あの頃と今の自分を少し書いてみようと思います。


上高地で働くことは、楽しい。
しかし世間一般、大まかに分類するとこの仕事は『フリーター』と言われてしまうかもしれません。
でもそんな人たちがいないと、ここは成り立っていかないのも事実なのです。
ちょっぴりぬるま湯に浸かった感じ?と言って去っていった仲間も随分います。(私は時に、辞められなくなる底なし沼だと思うことがありますが)
三十路を迎えるし、ここを辞めて定職に就こう…そう考えて、色々悩んでいた当時、次期の申請をしませんでした。
実際、就職活動もみんなに内緒でやっていました。

元々、冬籠りをしたいと思いこの世界に飛び込んだので、それを始めた乗鞍高原温泉スキー場で住み込み生活にピリオドを打つつもりでした。

しかし。
そこで出会ってしまったのです。
初めてゲレンデを出て、自分の足で登り滑り降りてくるしんどさと楽しさ。
雪山の厳しさと美しさ。
そこへ一緒に行き感動を共にする仲間。
あまりにも毎日が充実していて、上高地の上司に「やっぱり来期も雇ってください」と失礼ながらお願いしに行っていました。

そして今年の冬も乗鞍高原で過ごすうちに、たくさん笑って、はしゃいで、時にはまじめな話も出来る大切な仲間が新しく出来ました。
おかげで今期も元気に上高地で働き、山で待っている仲間に会いに行き、一緒に楽しむことが出来るのです。


あの時、私は人生の分岐点に立っていたのかもしれません。
他の人なら、職を変えたりしていたかもしれません。
私はそのまままっすぐ進む道を選んだ…そして今に至ります。


私は、今の環境に5年前の自分がいるとしても、この楽しさや充実感や仲間は得られなかったと思います。
滑りの技術を始め、上高地や山に対する考え、仕事の考え方…ひょっとしたら人との付き合い方も5年前と今とでは全然違う気がします。
色んな悩みや経験、そんな積み重ねがある今の自分だからこそ、今の生活を本当に楽しめるのではないか、仲間として大切に付き合っていける人たちがいるんじゃないか、そう思うのです。
もちろんこれから先、年齢の壁にぶち当たったり、仕事に関して悩んだりすることもあると思います。

今が、一番楽しい。
過去の色々な事が重なり合って今の自分があるのです。
「今が一番楽しい」と思うことがこれからもずっと続いていけるようにするのはこれからの自分の努力次第です。
私にとって、『勝ち』の定義はそういうことじゃないのかなと思うのです。
そう、『楽しんだもの勝ち』です。

IMG_2041.jpg
2007年秋 蓮華岳山頂で朝日を撮る自分 photo by 同僚Mちゃん

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自分のこと | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

誕生日おめでとう
やれるうちにやれることはやっておきましょう
悔いが残らないように・・・

勝手にリンクしてしまいました
2008-06-03 Tue 20:22 | URL | まんず #-[ 編集]
☆まんずさん

ありがとうございます。
悔いが残らないように…大切なことだと思います。

リンクも大歓迎です。
これからもよろしくお願いします(*^-^)ノ
2008-06-03 Tue 21:26 | URL | うみ #-[ 編集]

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