上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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ガイド研修 その1

スキー大会が終わって、落ち着く暇も無く、もうひとつの小屋の行事が待っていました。
ガイド研修です。
本来なら、プロのガイドさんにお願いしてバリエーションルートなどに行ったりするようです。
しかし、今回は天気が不安定ではっきりした行程が立てられなかったりして、私たち小屋番だけでの研修となりました。

…とは言っても、プロでガイドをやっている、もしくはガイド資格を持っている小屋番がここには何人もいます。
彼らにリーダーとなってもらい、今回のガイド研修を実施することが出来ました。


研修当日、奇跡?と思えるくらいのさわやかな青空と芸術的な雲が共演していました。
梅雨の晴れ間…と言ったらピッタリの、暑くて、けれども気持ちの良い朝でした。

3班に分かれての行動です。
北穂高岳を目指す班、涸沢岳を目指す班、奥穂高岳を目指す班。
各班3人ずつのパーティを組んで行動することになりました。

私は、奥穂に行くことになりました。
6月の奥穂は初めてで、とても楽しみでした。

8時に、小屋を出発しました。
涸沢岳に登るグループと、穂高岳山荘までは一緒に登ります。
何度か休憩を取りながら、あずき沢を登っていきます。
あずき沢はザイテングラートの左側の沢で、この季節はまだ残雪があり、アイゼンとピッケルを携行し滑落に気を付けさえすれば山荘まで直登することが出来ます。

ガイド研修 028
振り返る度にどんどん小さくなっていく、涸沢カール。
遠くには、中央アルプスの山並みが登るたびに見えてきます。

ガイド研修 057
ザイテングラートの途中から急傾斜になるため、山歩きに慣れていない涸沢岳班はザイルで確保し歩くことに。
リーダーのモッサンによるリード。
一歩一歩確実に登っていきます。

穂高岳山荘に着いたら休憩をしっかり取って、ここから先の登りに備えます。
私たちは、ハーネスとヘルメットを装着しました。

涸沢岳班の3人に見送られながら、奥穂を目指します。
山荘横すぐのハシゴと岩場を慎重に登ったら、あっと言う間に視界が変わります。

ガイド研修 073
山荘の赤い屋根は真下に、テント場とヘリポートポートを経て涸沢岳が目の前に、そしてその奥には槍ヶ岳が見えました。

奥穂までの登山道は、ほぼ夏道となっていました。
遮るものが何も無い稜線。
日差しはまるで夏のように、私たちを射してきます。

ガイド研修 077
山頂直前で、雪渓を横切ることになりました。
雪渓をまいて(避けて)歩くことも出来たのですが、せっかくの研修だからとザイルで確保を取り、アイゼンを着けて歩きました。

安全に登ることが出来てこそ楽しく登れる、絶対に忘れてはいけない教訓です。

ガイド研修 092
そして、3人で山頂に立つことが出来ました。
今日のパーティは、リーダー・トッティ、もへー、私でした。

富士山までは見ることが出来なかったけれど、目の前に広がる綺麗な景色に、「やっぱり山はいいねぇ!!」と思いました。
イワツバメが目の前をビュンビュン飛んでいて、とても気持ち良さそうでした。
みんな夢中になって写真を撮り、それぞれが奥穂の風と見事なパノラマを全身で感じていました。

ガイド研修 081
槍方面。
ずっとずっと続く峰々の名前を全て憶えたいです。

ガイド研修 086
前穂から明神の切り立った主峰。
シャキッと背筋を伸ばして向き合いたくなる山です。

ガイド研修 095
霞沢、乗鞍、焼岳…。
岳沢から上高地を眼下にして、広がる景色も緑がとても綺麗でした。


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