上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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出迎え行事

上高地の落石事故の後、県道上高地線は地元民のために時間を制限しての通行のみ許可される状態で、開通には至っていません。
天気が悪くなると、不安がつきまといます。
小屋で仕事をするには直接関係無いと言っても、ある意味陸の孤島なので、早く解除されることを願うのみです。

登山客の居ない涸沢。
週末なのに静かです。
ちょっぴり寂しい。
けれど、小屋では毎日が充実していて、あっと言う間に過ぎていきます。


現在、休暇に入って下山している小屋番が約半数おり、涸沢小屋には昨日の夕方まで6人で作業を行っていました。
上高地線で通行止めになったこともあって、下にいる芝田社長を始め、小屋番と連絡を頻繁に取る状況が続いていました。
昨日の午後にはアラレから雨になり、現在は時折窓を揺らすような風雨が続いています。

昨日の夕方、小屋番頭・谷くんが規制解除に合わせ上高地入りして涸沢に上がってくるとの情報をキャッチ。(谷くん本人は私達には秘密のつもりでした)
戻ってきた彼をどう迎えるかで、6人が夕飯を取りながら真剣に話し合っていました。
「誰も見当たらないってどう?」「隠れちゃう?」

そうこう話すうちに、外を見ていたら涸沢の中を猛スピードで歩く影をひとつ発見!
「あの速さは絶対そうだ!!」
わぁわぁと大慌てで話し合って、私達が辿り着いた彼を出迎える方法は…。

変顔2

この顔で背中を向けておいて、合図で振り向く…そんな作戦でした。
しかし、谷くんは途中ヒュッテに寄ったため、なかなか帰ってきません。

この顔で、6人でトランプをしながら待つことおよそ1時間。

急に室内の電気がチカチカしたと思ったら、小屋の中が真っ暗になりました。
谷くんのいたずらでした。
私達が考えていたように、彼もどうやって私達をびっくりさせようか考えていたようです。
(彼はバレてないつもりだったのですが、私達は帰ってきているのに気付いていました)
ひとしきり、「わぁ」とか「ぎゃぁー!!」とかびっくりした声を上げ、彼を食堂に招き入れました。

「お疲れ!!」の合図で振り返った私達の顔を見た谷くんは、絶句。
そして、大爆笑でした。

変顔1
ここだから出来る、ここだからやっちゃう、このお茶目ないたずら。
そんな仲間と一緒に生活して、やっぱりみんなにエネルギーをたくさんもらってるんだなぁと思ったのでした。

こんな悪条件の中、戻ってきてくれてありがとう、谷くん。
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小屋番1年生 | コメント:1 | トラックバック:0 |
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2009-05-19 Tue 20:28 | | #[ 編集]

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