上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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秋です、西穂

秋晴れに誘われて、西穂高岳の独標まで行ってきました。
天気はもちろんなのですが、何より色づいてきている目の前に在る穂高を、遠巻きに見ているだけでは気が済まなかった…と言うのが最大の理由です(苦笑)

西穂の登山口から、ぴょこんと一礼して歩き始めます。
私にとって、この登山道は一度激しくバテたことがあり、「今日はちゃんと登れるかな?」といつも緊張するルートです。
展望が利かず、なんとなく湿った感じがダメなのでしょうか。

最初は緩やかに登っていきます。
途中、トチの実が落ちていました。
割れているものがいくつかあったので、きっとリスたちが食べたのでしょう。
リスに会いたい…。

ぐんぐん登ると、整備された階段状の道が続きます。
そして少しずつ傾斜が急になってきます。
すれ違う人に「あとどれくらいで上高地に着きます?」と何度も聞かれ、返事をするたびにこの下り道はつらいんだろうなぁと思いました。

このルートは所々開けていて、様々な場所に踏み跡があります。
今回1年ぶりに歩いてみたら、ロープで歩く場所を制限し(誘導し)、荒れた場所を回復していました。
どれくらいで、踏み跡が分からなくなるまで回復するのでしょうか。
一度傷ついた木の根は、元には戻らないと聞いたことがあります。

迷い沢も、天気が良かったせいか、樹林帯の中でも明るく、気持ちよく歩けました。
地図に『宝水』と記されてある唯一の水場があります。
…が、毎年色んな季節に歩きますが、飲み水は期待出来なくなっています。
今回も、水溜りに落ち葉がいっぱい落ちたような、そんな場所になっていました。
西穂に登られる方は、西穂山荘に着くまでの水は登り始める前に確保してくださいね。

今回はバテることなく順調に山荘まで到着しました。
おぉ~、綺麗に山が見える!!
ぐるっと360度見渡してみて、独標に向かいます。

西穂独標 018
小屋のすぐ上に、新しい道標が立っていました。
日本語と英語と韓国語で記されています。
距離で記されると、近いのか遠いのか…私の場合、普段、地図で傾斜とコースタイムを主に参考にするので、ちょっとピンときませんでした。

西穂独標 019
小屋の上から振り返ると、焼岳と乗鞍岳が見えました。
ありゃ…岐阜県側から雲が湧いてきています。
急がなきゃ!

西穂独標 020
左手には、笠ヶ岳がそびえています。
笠はやっぱりここからが一番綺麗に見えます。
雲をまとって、神々しく見えました。
そして、すぐに雲隠れをしてしまいました。

あっと言う間に、薄いベールのような雲に周りを覆われてしまいました。
真っ白です。
こんなオチですか!?
ひとりで誰に対するでもない突っ込みを入れながらも、目指すは独標。
ここまできたら、真っ白でもいい、独標まで行くしかないのです。
丸山のコロコロした石に足を取られないように歩きます。
コロコロ足場が終わる頃、ふわっと白い雲が流れる先に、青空がくっきりと見えました。

西穂独標 047
上高地側は晴れているようです。
そして、さっきまで見えなかった独標も見えてきました。
再び隠れてしまわないことを祈りながら、歩調を速めます。

西穂独標 034
岩をつかんで登ったら、独標に到着です。
目の前には、秋色に変わりつつあるピラミッドピークがどぉんとそびえ、その向こうには西穂の山頂も見えました。
「わぁ、キレイ!!」
草の茶色、木々の黄色や緑、岩肌のグレー…見事に混ざり合って、秋の色をまとった山が目の前にあるのです。
西穂独標 036


西穂独標 039
ちょっぴり冷たい風が、頬をなでていきます。
そして、雲隠れしていた笠は少しだけ顔を出し、雲のベールは風と共に消えていきました。
冷えた空気がさわやかで、周りを見渡しながら、秋なんだなぁ…としみじみ思ってしまいました。

栄養補給が終わったら、来た道を戻ります。
もっと山頂でゆっくりしたかったなぁ。
ちょっぴり残念ですが、ゆっくり山行きはまたの機会に。

写真で見るより、肉眼で見たほうが、もっともっと綺麗で感動します。
近くの山が色づき始めたら、ぜひぜひ自分の足で、色の変化を見に行ってください。
気持ちいいですよ。
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