上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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サークルライド 08' その1

台風13号は、ゆっくりゆっくり太平洋を進んでいきました。
長野県は降雨はあったものの、秋雨前線の影響で台風の影響はほとんどなかったようです。
赤く色づき始めたリンゴやたわわに実りつつある黄金色のコメも無事で良かったです。

そんな台風13号が九州の南の海上にあって、「上陸の恐れ」とニュースで言っている頃、美鈴湖では果敢な(いや、無謀な?)挑戦が始まろうとしていました。

毎年恒例の、自転車仲間でのツーリングです。
題して、『サークルライド 2008~ビーナスラインと車山カムスの旅~』です。
山あり谷あり、笑いありちょっぴり涙あり(?)、雨の中にも楽しさあり…そんな思い出満載の旅になりました。


9月18日 【1日目】

集合時間は朝8時、集合場所は美鈴湖のほとりにある駐車場。
なのに、8時を過ぎても私はふもとの浅間温泉をウロウロ、オロオロしておりました。
遅いトラックの後ろについて時間ロス、通勤ラッシュと信号に巻き込まれて前に進まず…なんていうのは言い訳で、最初から遅刻をしてしまいみんなとちょっぴり顔を合わせづらい。
でも待っていたみんなは満開の笑顔で手を振って迎えてくれ、私の心配を一気に吹き飛ばしてくれました。

前日からすでに上高地では雨が降っていて、風邪をこじらせていた私はギリギリまで参加することに悩んでいました。
さらに台風も接近中。
今回は本当にツイてない(泣)
テンションも少々下がり気味です。
それでも、このツーリングに《中止》という文字はありません。
雨天決行です。

いつもひとりで山に登ることが多い私ですが、自転車は誰かと一緒に漕ぐことが多いです。
今回のツーリングは年に1度のビッグイベントなので参加者も規模もでっかくなります。

参加者は以下の通り。
・今回のサークルライド企画者、Tちゃん。
・乗鞍でバーを経営していて、自転車とスキー(私はボード)と夜と…よく一緒に遊ぶマスターとNちゃん夫妻。
・マスターの弟で、自転車も本格的なKちゃん。
・6月に結婚したばかりの、アウトドアカップルKちゃんとMちゃん夫妻。
・今回初参戦、ダウンヒルはお任せのKくん。
・徳沢キャンプで盛り上がった、Mファミリー。(Sさんが初日、Nさんが2日目にライドしました)
そして、今回2回目の参加になる私。
大人10人、チビ2人が集結しました。

サイクルライド 2008 007
小降りになったタイミングを見計らって、体力に自信のある男性3人が美鈴湖からスタートしました。
美ヶ原林道は、初夏に自転車の大会が行われる場所でかなり傾斜のあるクライムヒルコースです。
「いってらっしゃ~い!」「頑張って!」

そう見送ったら、みんな自分の車に飛び乗ります。
そして3人を追い抜きます。
私達は、美鈴湖からずっと上がった美ヶ原自然保護センターに車を置いて、自転車を組んでスタートになるのです。
早くしないと、待ち合わせの武石峠で先にスタートした3人を待たせてしまうので大急ぎです。
それだけ3人の漕ぎっぷりは見事なのです。

自然保護センターに車を止める頃には、雨が上がり、どんよりしていながらも雲間から山が見え隠れしていました。
けれど冷たい風が吹きつけます。
天候に不安がある中、みんな黙々と準備をしています。
その様子を見ながら、私は自転車に乗るか、サポートに回るか、いまだ悩んでいました。
「何かあったら最初に車で拾えるから、漕げるところまで漕いでみたら?そのためのサポートなんだから」
そう背中を押してくれたのは、いつも何かとお世話になっている、サポートのNちゃんでした。
悩みは吹っ切れ、自転車を車から降ろし、準備を始めます。
そうして、第2集団は私を含めて5人でスタートになりました。

快適で緩やかな下り道。
うっすら乗鞍が見える遠望にテンションも少しずつ上がってきます。
武石峠ではすでに3人は到着していて、ここからは8人揃ってのライドになります。
落ち葉が落ちて点々と彩られたアスファルトを快適に下ったら、今度は上りになります。
【下った分だけ上り返す】
今回の旅はまさにその繰り返しでした。

先に回ったサポートカー2台が途中で待っていて、応援してくれます。
そしてサポーターの手には、デジカメとビデオがしっかり握られています。
通り過ぎる時はもちろん常々笑顔です!!(…のはず)
今回はチビたちも応援に参加してくれて、たくさんの声援を受けました。
手を振って応えないわけにはいきません(笑)
休憩時間にはみんなでおやつを囲み、糖分と水分を補給します。
サイクルライド 2008 011

サイクルライド 2008 017
そうして直線距離にしたら近いはずの、美ヶ原美術館にぐるっとまわってやっと到着です。
いつも車で行く場所ゆえに、遠くてしんどい…。
休憩時間の会話のメインは「次の上りはどれくらい?」「お昼ご飯までどれくらい?」こんな内容ばかりだった気がします(苦笑)

そこからまた扉峠まで一気に下ってしまいます。
カーブがいくつも続く道は、車も少なく、幸い路面も乾いていたので気持ちよく下れました。
珍しく怖くなかったのはどうしてでしょうか。

サイクルライド 2008 021
扉峠の茶屋の駐車場で、待ちに待ったお弁当。
今日のメニューは、おにぎり2種と、から揚げ、ポテトサラダ、かぼちゃの煮物、卵焼き、そしてお漬物。
このお弁当を励みに毎年参加するTちゃん。
卵焼きをいくつもほおばっていました。
雨がパラついてきたので、ひどくなる前に出発します。

そしてまた下り…こんなに下っちゃって大丈夫なの?
車山高原の標高って1800mはあったよね?
そんな不安が大きくなるくらい下りました。
その距離約10km、標高差800m超え。
国道142号線・中山道に出ちゃいました。

次に目指すのは、鷹山牧場です。
この辺りは未知の場所で、上りはしんどいながらも楽しかったです。
牧場ではウサギやヤギがいて、思わずはしゃいでしまいました。
ヤギの黒目はどこを見ているのか分からずちょっぴり怖かったけれど(苦笑)
ヤギさん
Photo by Nちゃん ★Thanks!!★

ふれあいタイムが終わったら、後はひたすら上ります。
まずは目指せ、大門峠!
国道152線をずっとずっと…上るのみ。
登坂車線横を進みながら、「長いな…この登坂車線、いつ終わるの?」前後でそんな会話をしながら上っていきます。
標高が上がるにつれて、また天気が悪くなってきました。

ずっと一定のペースで漕ぎ続ける私に、「よく気分が折れないね」とずっと後ろについていてくれたマスターが声を掛けてきました。
実は気分は折れてるんですよ、とっくに(泣)
それを一生懸命なんとか支えているんです。(たまに折れていないときもありますが)
支えるのをやめてしまったら、もっと凹んで後悔するのが自分で分かっているから。
その支えが、その先で待ってくれている人達だったり、お風呂だったり、夕飯だったり…ちょっとしたことなのです。
「そんな小さくていいんだ」というので、「おだてたら何でもやるタイプだから」と言ったら笑っていました。
実際そうなので(汗)

そうこう話しているうちに、やっとやっとビーナスラインに突入です。
さりげなく上っているけれど。
ガスが出て視界が無いけれど。
もうひと踏ん張りだ!と言い聞かせて、とにかくひと漕ぎひと漕ぎ前に進みます。
長くて、苦しくて、ムカムカするのは体調不良だから?
それでも、道に咲いている花を見つけて、かすかに目の前に見える丘の草の色に秋を感じて漕ぎました。
せっかく自転車で走るんだから、それを感じなければただただ苦しいだけで終わってしまいます。

車山高原が見えてきました。
ペンション・カムスの前では、オーナーがゴールの手作り横断幕を持って待っていてくれました。
車山のカムスは、マスターのご両親が経営されている、ステキなペンションです。

自転車を降りると同時に、大きなため息が出ました。
腰とお尻が痛いですぅ…(泣)
部屋に荷物を置いたら、真っ先に露天風呂に向かいます。
冷えた体に、お湯が染みてピリピリしました。
それでも我慢して入っていると、やっとの全身のコリが抜けていきました。

「夕飯楽しみだね」そうMちゃんと話しながら、お風呂から上がったら…。
すぐに夕食の時間になりました。
食堂には、合流したマスター兄弟の家族が集合していました。
これで全員集合です。
今回の参加者は、ちびっ子入れて20人。
それはもう賑やか。

サイクルライド 2008 026
グラスにはワインが注がれ、乾杯。
そして前菜から始まるコース料理に舌鼓。
本当に、頑張ってここまで来て良かったなぁと思う瞬間です。
しっかりビールもいただきました。
オーナーオリジナルのおいしい手料理をいただきながら、おしゃべりに花が咲きます。

サイクルライド 2008 043
その後は、みんなで写真を撮ったり、体内能力を測ってみたりして過ごしました。(食べ過ぎて、体重は減るどころか増えていました)
チビたちは本当にみんな元気で仲良くて、ずっと走り回っていました。
その体力、分けてくれ…なんてちょっぴり思いながらゆったりおしゃべりして笑って。
夜はあっと言う間に更けて、就寝となりました。

明日のお天気はどうなるのかな。
晴れるのは無理でもどしゃ降りにならなければいいな…そう願いながらベッドにもぐりこみました。
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自転車キコキコ日記 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

自分も昨日 仲間とMTBツーリング行ってきました
と、言っても、登りはほとんど無い
ダウンヒルメインのツーリングでした
例の手術後 約2年ぶりに走ったのですが
眼が、追いつかない 少ないながら登りではヘロヘロ 1から出直しって感じです!
2008-09-22 Mon 10:02 | URL | まんず #-[ 編集]
☆まんずさん

まんずさんもお疲れでした。
ダウンヒルは、未舗装道はやっぱり怖いです。
お互い腰をいたわって、楽しく自転車に乗りましょうね。
2008-09-22 Mon 14:07 | URL | うみ #-[ 編集]

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