上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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静けさと共に

閉山式の翌日は、真っ青な空が広がりました。
最後まで利用してくださったお客さんを送り出すと、六百山の稜線からようやく太陽が顔を出しました。
上高地にやっと朝日が射し込みます。

日が射すと、辺り一面色付いたように輝きだしました。
下山は翌日…やらなければならないことは山積みなのに、キラキラした外が気になって仕方がありません。
このままでは仕事が手につかなさそうなので、カメラを持って河童橋まで往復することにしました。

谷間に響いていたバスターミナルのアナウンスは、今日はもうありません。
静かで眩しい景色に梓川の水流の音だけが響きます。
真っ白に輝く上高地に居るのは、最後まで残った従業員と業者さんのみ。
しかし皆閉館作業に追われているせいか、人影がありません。

Fall Season by Kiss 012
こんなに真っ白になった穂高を初めて見ます。
まだ日の当たらない梓川の水は、墨のように黒く見えました。
この景色を河童橋から独占しているのはとてももったいなく思いました。

Fall Season by Kiss 015
下流をみると、焼岳が大きく裾を広げていました。
水面からはもやが立ち昇っていました。
黄色く色付いたカラマツ樹林を見たのがつい昨日のことのように思うのに、今はすっかり葉を落とし静かに冬を堪えしのぐ姿です。

Fall Season by Kiss 017
葉を落とした樹々たちは冷たい空気で結晶した氷を枝全体にまとい、真っ白になっていました。
樹の下から青空を見上げると、本当に綺麗でした。
ただ、見たそのままの景色を写真に収めることが難しく、もどかしさを感じてしまいました。
キラキラ輝く枝ではこの日も元気に小鳥たちがさえずっていました。

Fall Season by Kiss 021
雪で真っ白な遊歩道からの焼岳です。
誰も歩かないからこそ残っている、目の前に広がる景色です。


今シーズンもたくさんの素晴らしい景色を見ることが出来ました。
たくさんの方に支え励ましていただき、無事にここまでやってくることが出来ました。
上高地での生活がこうして終われることが、嬉しくも淋しくもあります。

私も、上高地もこれから冬ごもりに入ります。
静かな時間が流れていきます。

長く寒い冬は、また心暖かい人たちと一緒に過ごすことになりそうです。



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さらに雪盛り

13日夜からの雪は降り続き、15日朝にはかなりの積雪量になっていました。
少ない場所で15cmくらい、吹き溜まった場所では25cm以上あったと思われます。
心配していた雪による規制は無く、寒空の下で閉山式は無事に執り行われたようです。
こうして、上高地は再び静かな冬の眠りにつきます。

full snowday 016
ほんの少し前まで黄金色に染まっていたカラマツ樹林は真っ白に雪化粧し、秋とはまた違った雰囲気を創り上げていました。
閉山式のためにすでに除雪が始まっていて、雪が深くても歩きやすくなっていました。
今シーズン何度も通った道なのに、この日は見慣れない道を歩いているような気がします。

full snowday 020
河童橋のたもとでは、急ピッチで除雪作業が進められていました。
こんな状況は初めてで、向こうから黄色いランプを回転させながらやってくる除雪機に興奮したり…。

full snowday 022
遊歩道は1本の踏み跡があるだけでした。
長靴まで埋まってしまうふっかふかの雪の中を、靴に雪が入らないように注意してそろりと1歩ずつ歩いて行きます。
すべての音を包んでしまう雪景色。
元気なのは、枝から枝へ飛び交う小鳥たちだけでした。

full snowday 024
森の奥深くに入り込んでしまったような錯覚さえ覚える、施設の前。
明後日には下山なのに、この奥に雪に埋れている愛車は掘り起こして乗って下りることは出来るのか…降り過ぎた雪を前に苦笑いするしかない状態です。

この日はシーズン最後のお客さんがやってきます。
雪に浮かれてばかりいないで、最後までしっかり働かなくては…気を取り直して黙々と働いた閉山式当日でした。



♪おまけ♪
バスターミナルでバスをいつも見守っている、木馬ちゃん。
盛りに盛られて、なんだか真っ白い恐竜みたいになっていました。
full snowday 015




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どかどか雪降り

北海道の東側で発達した低気圧の影響で冬型の気圧配置になり、上高地は13日の夜から雪になりました。
今日は1日中降り続き、時々強い風も吹く荒れた天気になりました。


Happy Nov 110
雪、雪、雪!!
パウダージャンキーとしてはこの積雪はとても嬉しいけれど、ちょっと早いです。
この道の奥には、ノーマルタイヤの愛車が雪に埋もれてしまっています。
無事に下山できることを祈るのみです。

Happy Nov 113
駐車場班の大切な仕事道具の自転車は、始業後に外に出されてこの有様。
今日は大型バスの往来はほとんどなく、途中で立ち往生し道を塞いでしまったバスもあったらしいです。
県道上高地線は、冬タイヤ装着と乗用車に関しては四駆のみの入山規制になっています。

Happy Nov 112
河童橋たもとのベンチたち。
半分に切られた丸太をベンチにしたものが、雪帽子をかぶって丸太状態になっていました。
ふかふかしているけれど、とても座れないです(苦笑)

Happy Nov 114
明日(15日)は閉山祭です。
河童橋では準備が進められていたものの、果たして開催できるのか…。
積雪により釜トンネルのゲートが開かない可能性もあるだけに、不安です。

19時現在、釜トンネル上部から先は除雪作業が進んでいるそうです。
ここでこれほど雪が降ったのは、上高地で初めて働き始めた年以来になります。



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秋と冬の狭間

ここ数日、冷たい雨が降ったり止んだりの上高地です。
雨は時々雪も混じっていて、辺りを白くしていきます。
すっかり冬に足を突っ込んでしまったようです。

上高地に初雪が降った日、散歩をしていてやっと見えてきた山の姿です。

early winter @Kamikochi 083
真っ白になった河原と、雄大な焼岳。
土砂の侵食でえぐられた沢に真っ白な雪が付いて、より大きく見えました。
少し残ったカラマツの濃い黄色が唯一付けられた色のようでした。

early winter @Kamikochi 085
雪雲が抜けて、顔を出した穂高。
真っ白な姿は厳しく美しい姿をしていました。
梓川の水は凍てつきそうなほど冷たく見えます。


雪が降って数日後、やっと青空になりました。
大正池からの姿です。

初冬 2012 004
今シーズンはカラマツの黄葉が長く楽しめました。
すそに残ったカラマツと中間のササの緑と稜線の雪…焼岳ならではのコントラストです。

初冬 2012 002
かすかに揺れる水面には、うっすら雪化粧をした逆さ穂高がきれいに見えました。
優しい青空が、この日の山の穏やかさを語っているようでした。

11月に入り、上高地は少しずつ静かになってきました。
閉山までもう少し。
秋と冬の間の景色を独占できる時間です。



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冬到来

11月に突入したと思ったと同時に強い冬型の気圧配置となり、上高地は初雪となりました。

1日は1日中どんよりとした空と、時おり吹く風がとても冷たく、雨の中にミゾレやアラレが混ざっていました。
夕方になって、猛烈な風と一緒に雪になりました。
アスファルトや落ち葉の遊歩道はあっと言う間に白くなり、翌朝には数センチの積雪となりました。
early winter @Kamikochi 062

真っ白い雪の上にモミジやカラマツの落ち葉が乗って、冬には見られない模様を描いていました。

early winter @Kamikochi 072
まだ終わっていないカラマツの黄葉と雪のコントラストがとてもきれいな梓川沿いです。
水墨画のような遠景と鮮やかなカラマツ並木の近景が不思議な風景を創っていました。

early winter @Kamikochi 073
河童橋も真っ白になり、カチカチに踏み固められていました。
寒そうに身を縮めながら歩いたり、写真を撮る人の姿がありました。

とても寒いけれど、雪は嬉しい。
いくつになっても雪が降る日は嬉しくて、思わず外に出てしまいます。
帽子、手袋、長靴…完全防備で歩き回り、写真を撮っては思わず笑いがこぼれます。

early winter @Kamikochi 082
真っ白な木道を歩いて、冬の到来を喜んでいました。
ついこの間まで、『秋という季節がちょっぴり寂しい』なんて思っていた気がするのに…(苦笑)

そしてやっぱり作ってしまうのが、初雪で雪だるま。
この季節らしく彩を添えて。
小さな砂利で目を付けたら、とてもかわいく出来上がりました。
early winter @Kamikochi 066

またひとつ季節が移り変わっていきます。



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