上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

梅雨の焼岳

去年の6月に焼岳へ登った時に出会った、イワカガミの花の多さと美しさが忘れられなくて、今年もまた焼岳へ行ってきました。
去年より少し遅い時期だけど、稜線直下に残った雪が同じくらいだから…と期待大で登ります。

天気予報は、晴れのち曇り。
降水確率は午後になって一気に上がるので時間勝負だと考えていました。

朝、起きて外に出てみると、前日まで降っていた雨は上がって青空が見えていました。
ピーカン!と言うほどではないけれど、まずまずのお天気です。
慌てて準備をして、出発しました。

治山林道から登山道へ足を踏み入れます。
雨上がりはいつもぬかるみになっていた登山道入り口は、歩きやすいように手が加えられていました。

沢から流れる水の音を聞きながら奥へ入っていきます。
トチの樹が大きく枝を伸ばし、葉を生い茂らせていました。
朝日が森の中を明るく照らし、雨粒のついた植物は一斉にキラキラと輝いているように見えました。

天気に左右されやすい、梅雨の山登り。
けれど、たくさんの花に出会えるのもこの季節ならではです。


Pre Summer 046
所狭しと葉を広げたゴゼンタチバナ。
花が咲く株の葉は6枚つきます。
ここの株はみんな花をつけています。

Pre Summer 048
上高地界隈ではすっかり終わってしまったマイヅルソウも登山道ではまだまだ見頃でした。
鶴が羽を大きく広げたように見える葉が特徴ですが、花もとてもかわいいです。
小さくて鈴なりについた白い花を咲かせます。

Pre Summer 049
芽吹きの頃におひたしにして食べるととても美味しいユキザサ。
すっかり大きくなって、白い花を咲かせていました。
花が雪の結晶に見え、葉がササのように見えることからのネーミングです。

沿道の花に癒され、雨上がりのぬかるみに足を取られながら高度を上げていきます。
森の中から抜け出せば、焼岳を望むことが出来ます。
そして日差しが眩しい。
夏はもうそこまで来ていることを実感する瞬間です。

Pre Summer 053
日当たりのいい登山道沿いで目に飛び込んできた黄色い花。
オオバミゾホオズキです。
ギザギザの大きな葉が特徴で、葉の色がとてもきれいでした。

Pre Summer 055
ハシゴに登る前に見えた焼岳。
うっすら雲が出てきているけれど、まだ山頂は見えています。
登れるところまで登ろう。
もちろん、山頂までいけたら最高なのですが…。

Pre Summer 056
毎年、冬の間に落石や雪で損壊のあるハシゴ。
このハシゴがなければ、上高地側からは登ることが出来ません。
整備してくださっている方々に感謝し、慎重に上っていきます。
かなりのスリルを味わえる場所でもあります。

ハシゴを上って高度が上がれば、また少し山頂に近づいたことを実感します。
焼岳小屋に続くまでの最後の登りは、ササが生い茂った景色が広がります。
日差しは暑いけれど、ざわざわとササが揺れ風が流れていけばとても気持ちのいい空間が広がります。

Pre Summer 065
六百山と霞沢岳はすでに雲に隠れていました。
蛇行した梓川と上高地が霞んで見えます。

ササの広がる斜面よくよく見てみると、楽しみにしていたイワカガミが咲いていました。
けれど少し来るのが遅かったようです。
花がすっかり落ちているもの、終わりかけのものが多く、去年のような見頃は過ぎてしまっていました。

小屋の前を通って、山頂へ向かいます。
目指す方向が見えた…と思ったら、上のほうは雲で覆われてしまっていました。
それでも行くか、行かないか。
迷いながら歩いていきます。

焼岳はまた登れるからと、今回は引き返すことを決めました。
せっかく山頂まで登っても視界がないのは嬉しくないからです。

展望台付近の、蒸気が上がっている場所を覗き込こんでみました。
かすかに硫黄の匂いがします。
活火山の証です。

小さな噴気孔がいたるところにあって、その周辺には水滴をまとった植物が生えています。
コケもノアザミも、蒸気の恩恵を受けて育っているんだなぁと思いました。

Pre Summer 079
シナノオトギリもたくさんの水蒸気をまとっていました。
みずみずしさいっぱいの花は、大粒の汗をかいているようにも見えます。

少し展望台周辺を散策してから引き返すことにしました。
山頂まで行かなかった分、早く帰れるからと気持ちを頑張って切り替えます。
もちろんそう言っても、後ろ髪を引かれる思いです。

Pre Summer 088
小屋近くの岩の間から、イワカガミが咲いているのを見つけました。
ピンク色の花がとてもきれいでした。
もっと間近で見たかったけれど、近づくことが出来ませんでした。
ちょっぴり高嶺の花ですね。

帰る途中で、松本を震源とする震度5の地震があったことを知りました。
焼岳へ行っていることを知っていた同僚から連絡があったのです。
「え?揺れたっけ??」思い返せば、変な地鳴りのような音がしていたような…。
怖くなって、慌てて下りました。

上高地は地盤が違うようであまり揺れず、地震に気が付いた人は少しだけだったようです。
地震が起こったのは、噴気孔を覗いていた時間でした。
山に登っているときに大きな地震が起こったらどうなってしまうんだろうと、今回初めて考えました。
下りに再び通ったハシゴがとても恐ろしく感じられました。

安全に登ろうと心がけていても、思わぬところで災害は起こってしまうのかもしれません。
ただ、無事に帰れますように。
そう祈って慎重に歩くしかないのかもしれません。

今回は山頂までいけなかったけれど、今度はもっと安定した天気の日に再び山頂を目指したいと思います。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

スポンサーサイト
山歩き日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |

森のキノコ

『キノコ』=『秋』といったイメージがありますが、キノコは適度な湿気と育つ環境があれば、いつでも見つけることが出来ます。
たくさんの野草が育ち花盛りの上高地ですが、日陰でしっとりとした場所ではキノコも元気に育っています。


Pre Summer 036
苔むした切り株から生えていたのは、傘が帽子のような小さなキノコたちでした。
みずみずしいキノコはとてもかわいく、オブジェのようです。

Pre Summer 097
樹から生えていたキノコ。
ちょっと気になって、厨房の料理本の並びにあった『山の幸』という本を見ていたら、似たようなキノコを見つけました。
ヌメリスギタケという名のキノコで、本物のヌメリスギタケなら天ぷらや和え物にすると美味しいらしいです。

なんて書いていたら、キノコに詳しそうな上司が居たので画像を見せて名前を伺ってみました。
どっちも毒キノコらしいです(汗)
同じようなキノコを見つけて、独自の判断だけで食べないようにお願いします。

かわいいなんて言っていても、見た目だけでは分からないものですね…。

もしもマツタケを見つけたら採ってしまうだろうけれど、野に生えるキノコは鑑賞するだけにしておこうと思います。
上高地ではマツタケは生えないんですけどね…(苦笑)


♪おまけ♪
休暇で時々下界に出かけても、暑さに耐えられなくなって涼を求めてしまいます。

various of June 033
安曇野にある烏川渓谷に行ってきました。
この日は雨で、しっとりとした空気と勢いよく流れる川にひんやり感をたくさんもらってきました。
フクロウの彫り物がさらにほんわかさせてくれました。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

動植物 | コメント:2 | トラックバック:0 |

残雪の蝶ヶ岳

まだニリンソウを見ながら散策できる頃、残雪の蝶ヶ岳に登ってきました。

Early Summer 015
朝日を浴びて輝くシダとニリンソウ。
緑がどんどん増え始めた登山道脇は、生命力で溢れていました。
朝早く見たニリンソウは閉じていましたが、日中は太陽に向かって大きく花を広げます。

横尾で身支度を整えなおし、蝶ヶ岳へ向かいます。
久しぶりの長時間の登り道に、体が果たしてついていけるのか不安でした。
バテたらどうしよう…そればかり考えて登っていました。

歩幅を考えて、ペース配分に注意して。
額から汗が流れ落ちたときには、もうバテたかと勘違いしそうになりました(苦笑)

しかし途中で、木立の隙間から遠くに槍ヶ岳の先っぽが確認できると嬉しくなります。
嬉しくてでも苦しくて、一歩一歩登っていけば登山道には雪が混ざってきました。
標高2300m以上からは、ほぼ雪の上を歩きます。
時々足を取られながらも、それだけ高く登ってきてるという実感があります。

Early Summer 028
樹木に付けられたペンキを確認しながら登っていきます。
森林限界がずいぶん近づいてきて、歩いていても空がずいぶん近く、明るく感じます。

森の中を歩ききると、空と自分を隔てるものがなくなりました。
森林限界です。
そして振り返ってみると…、見渡す限りずっと続く北アルプスの稜線が広がっていました。
この瞬間が大好きで、いつもこの急な登りを選んでしまいます。
Early Summer 032

心配していた雲は、稜線を隠すことなく浮かんでいました。
景色を眺めていると涙が出そうになるのは、眩しいからなのかしんどいからなのか感動したからなのか…。
きっとどれも少しずつミックスされて、うるっときてしまうのでしょう。

Early Summer 034
稜線をゆったり歩いていると、時々足元までガスが昇ってきます。
まるで雲の中を散歩しているようです。
少しバテていたようで、稜線歩きは幸せながらもしんどく感じました。

2011y07m19d_072338619.jpg
壮大な景色をバックに昼食を取ります。
この日はラーメンを作りました。
風が強かったのでハイマツの木陰で調理します。
乾燥ラーメン具と魚肉ソーセージとスライスした切り餅を入れて、かなり豪華なラーメンが出来上がりました。

蝶ヶ岳ヒュッテでビールを買って、持って来た(お決まりの?)じゃがりこをつまみに、ランチタイムです。
風は強いけれど寒すぎることはなく、最高の時間になりました。
しばらく稜線で景色を堪能したら、下ることにします。

ヒュッテから少し登ったところにある、なだらかな丘の上が山頂になります。
改めて景色を眺めて…帰りたくないけれど、下ることにしました。
下山ルートは、長塀山経由で徳沢へ下るコースです。

雪の残るこの季節は、長塀山から先が不明瞭な場所が多くなります。
目印の付いた樹が雪の中に倒れてしまっていることが多く、登山道も雪に隠れてしまっているからです。
間違えなく道を下ることよりもさらに大変だったのが、かなり融けてきた雪を思いっきり踏み抜いてしまうこと。
登りよりも1歩が大きくペースも速くなるので、踏み抜いてしまう破壊力も大きくなります。
かなり雪解けが進み空洞が多く出来ていて、落とし穴が限りなく作られているような登山道でした。

Early Summer 050
股に食い込むくらいに落ちてしまうと、脚を引き抜くのも大変です。
覗き込めば1mはあるんじゃないの?と思えるくらいの大きな踏み跡にいくつも出会いました。

登山道から雪が無くなるとほっとひと安心しますが、ここからまだまだ長い下り坂が待っています。
つづら折りの道を忍耐強く下っていけば、少しずつ景色が下がっていきます。
川の流れが聞こえ、徳沢園の赤い屋根が見えるとゴールです。

Early Summer 054
登山道沿いに咲いていた薄いピンク色のシャクナゲです。
柔らかい色の花を見つけるとほっとしました。

徳沢のキャンプ場でしばらくのんびりし、再び上高地まで歩きます。
徳沢から上高地までは何度歩いてもしんどく、足が止まりそうになりました。
疲れを余韻にだらだらと歩いて帰りました。

無事に帰ったら温泉へ直行します。
全てが開放される瞬間です。
もちろん疲れも開放され、ぐったりモードになりました。

しんどい、疲れる、でも楽しい。
だから止められない山歩きです。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

山歩き日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |

毛むくじゃらな訪問者

同僚がビジターセンターに持ってきた小さな箱。
中からは、カサカサ…と音がしていました。

中をそっとのぞくと、毛むくじゃらさんがいました。
何?何々???

勢いあまって飛び出しそうになって、慌てて蓋を閉めます。
「元気になってきましたね」
そう同僚は安堵していました。

どうやらこの毛むくじゃらさん、県道に落ちていた(倒れていた?)のを保護されたそうです。
行き来するタクシーかバスに激突してしまったのでしょうか。
生きていたので連れて帰ってきたそうです。
ウグイス? (2)

見たところ外傷はなさそうです。
しかし、顔をぶつけているのか目が開かない感じで、ヨタヨタしています。
脳震とうでも起こしているのかな…そんな動きをしていました。

毛むくじゃらさんの正体はウグイスでしょうか。
上から目線で激写したので、写真を見ただけで断定できないようでした。


ウグイス?
優しく包んで見守っていると、なんとか目が開いて、キョロキョロし始めました。
ここはどこ?そんなしぐさがたまらなくカワイイ!

外に連れ出して見守っていると、ハッと我に返ったかのように飛び立ちました。
勢いよく飛んで、ササやぶにダイブしてしまった毛むくじゃらさん。
ガサガサとササが揺れていたので、大丈夫のようです。

しばらくして再び確認すると、その場所から居なくなっていました。
今も元気に飛び回り、美しい鳴き声を響かせているのでしょうか。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

動植物 | コメント:0 | トラックバック:0 |

食い倒れの旅

山に登るには少し早いだろうと、6月中旬に友達に会いに上京してきました。
…と言っても、行った先は東京よりの少し西の神奈川県ですが。

結婚し、家族が増え、新しい場所で頑張っている友達。
結婚してしまったら疎遠になってしまうんじゃないかと心配していたけれど、お互いが連絡を取って会おうと思えばこうして会うことが出来るんだと嬉しく思います。

チビちゃんがいるので、もっぱらランチとお茶とおしゃべりがメインになりました。
久しぶりに会ったというのもありますが、話は尽きることなく、食欲も尽きることがありませんでした(笑)

雨になるんじゃないかと思っていたのに、毎日天気が良く気温もぐんぐん上昇しました。
予想以上に暑かったです。

関東エリアにいると『節電』という文字が目に付きます。
電車内やショッピングモールなどの施設のクーラーも控えめ。
駅のホームの照明は間引きされていて、本当に全体で努力していることがよく分かりました。


various of June 009
タイのご飯が食べられるカフェでランチをしました。
大きなプレートにてんこ盛り。
グリーンカレーとトムヤンクンを食べ、本場で食べた味が思い出せて感激でした。

various of June 017
アフタヌーンティでお茶をしました。
私はスコーンのセットを、友達はロールケーキのセットをオーダー。
友達のお皿にちょっといたずら。
フルーツソースに目を書いてみました。
お化けのようなオタマジャクシのような…ものが出現しました(笑)


楽しい時間はあっと言う間。
山のシーズンが終わって少し時間が出来たら、また遊びに行こうと思います。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

下界の出来事 | コメント:0 | トラックバック:0 |

夏の3連休

海の日を含む3連休が始まっていますが、いかがお過ごしですか。

Hot Summer! 045
今年はとても暑く、とても天気のいい3連休になりそうです。
上高地では毎日爽やかな朝を迎えて、日中は日差しがとてもきつくなります。
最低気温は13℃くらい、最高気温は27℃くらいになっているようです。
昼頃には稜線から雲が湧いてくるものの、夕立にはならず、大気はここ数日安定しています。

「朝の7時過ぎに30℃越えてるんだけど…」と下界の厳しい暑さを教えてくれた友達。
「山は混んでる」と北穂から槍ヶ岳へ向かう途中のキレットから山の様子を教えてくれた友達。
連休は仕事として、休暇として、それぞれの夏を過ごしているようでした。

私も久しぶりにたくさんの食事とお弁当を作り、掃除をし、しっかりと働いています。
連休だなぁ、夏が来たなぁと、仕事を通して実感しています。

そして、最近少々寝不足です。
決して寝苦しくて寝られないというわけではなく、休暇で遊びに行っていたり夜更かしが重なっているせいです。
昼間の休憩時間に寝てしまって、また夜更かし…そんな生活サイクルになってしまっています。

日付が変わって明日の早朝には、なでしこジャパンの決勝戦があります。
早めに寝て、早起きして応援しようかなと思っています。
起きられるかな…。

頑張れ、なでしこジャパン!!



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

上高地のこと | コメント:0 | トラックバック:0 |

緑を持たない花たち

帳尻合わせのように、梅雨後半はどんよりしジメジメした天気が続きました。
扉の木枠が湿気で膨張し、扉が閉まらないし、開かないし…すっきりしない毎日でした。

そんな季節だからこそ、元気に育つ植物たち。
葉緑素を持たない、他の植物に共生や寄生して育つ植物たちを紹介します。


田代橋から大正池へ続く遊歩道(林間コース)は、木陰の中を歩いていく静かなコースです。
緑が生い茂り、いつでもしっとりとした空気に包まれています。

もうそろそろかな…と、去年同僚に教えてもらっていた場所にお目当ての花を見に行きました。
そしてびっくり!!
こんなに大きな株に出会うのは初めてです。

Pre Summer 004
去年よりはるかに大きくなっていました。
まるでピンク色をした、巨大なモヤシのようです。
葉を持たない花だけの植物、ショウキランです。

Pre Summer 008
ぎっちり密着して育ったショウキラン。
ササ藪の中でひっそりと咲いていることが多いのですが、こちらは株が大きすぎて目立ちすぎていました。
共生する菌にとって環境がとてもいいのでしょう。

Pre Summer 010
花はこれから。
たくさんの蕾をつけていましたが、どの花をフォーカスすればいいのか迷ってしまいます。
カメラを近づけると、蚊がたくさん寄ってきて、刺されないように格闘しながら撮影し逃げるようにその場を後にしました。


Pre Summer 015
そして、もうひとつの菌根植物、ギンリョウソウです。
こちらも葉を持たず、緑の色素がないので光合成が出来ません。
湿った地面に肩を寄せ合って生えていました。

Pre Summer 016
こちらも大量の株を発見。
しっとりした半透明に見える花が、涼しさを分けてくれるようです。
日の射さない場所に生えることが多いので、『ユウレイダケ』とも呼ばれますが、決して怖い植物ではありません。

傘を持って、長靴を履いて、湿った森でこんな花を見つけることが出来れば、いつも以上にテンションの上がる散歩になります。
人が居ないので、地面に近い位置でじっくり観察も出来ました。
梅雨の間だけの特別な時間でした。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
動植物 | コメント:0 | トラックバック:0 |

いきなり盛夏!

梅雨明けの発表の後、いきなり暑くなりました。
空は一気に夏仕様に変わり、日差しは刺すように感じます。
Summer 2011 026

朝はきりっとした青空が広がり、午後になると白い雲がモクモクと山の向こうから湧き上がってきます。
ゴロゴロ雷が鳴り始めたかと思えば甲高く轟いたり、暗くなってざっと雨が降り始めます。
めまぐるしい空のご機嫌を伺いながら過ごす日々がこれから始まります。


入山してから3ヶ月洗っていなかった車は、雨風にさらされコケが生えたかのように見事な変貌をとげていました。
ざっと水で洗ってあげるとずいぶんさっぱりして、いくぶん輝きを取り戻しました。

そして久しぶりに車に乗りました。
さすがに車内は暑く、今年初めてエアコンを入れました。

こんなに暑けりゃ熱中症にもなるよなぁ…と思いながら、猛暑の下界へ下っていきます。
ドライブの間も空はどんどん表情を変えていきます。
晴れたり曇ったり、雨がぱらついたり。
Summer 2011 032

時々ふっと見上げる空に様々な想いを馳せながら、「やっぱ暑いわ」とつぶやいて、どこまでもドライブは続いていきます。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

下界の出来事 | コメント:0 | トラックバック:0 |

2011 クラフトフェア

すでに先々月の出来事になりますが…(汗)
毎年恒例となったクラフトフェアへ市内のあがたの森公園に行ってきました。

土曜、日曜と2日間にわたり、週末に行われたイベント。
年々、訪れる人の数が増えてきているように思います。
天気予報が日曜に崩れると言っていたので、土曜日に人が集中してしまったのかもしれません。
人気のあるアーティストさんのブースには大勢の人が集まり、作品が全く見えない…傍から見れば「バーゲン?」と思ってしまう有様でした。
その人混みに加わる時間と体力が無かったので、大混雑のブースは残念ながらスルーしていきました。

ブースの展示アイデアも、それぞれの個性が光っていました。
空間を上手く取り入れたり、芝生にじかに置いてみたり、はたまた無造作に並んでいたり。
ただ見て歩くだけで、本当に楽しい時間が過ごせます。


Green green 014
これからの季節にぴったりの、ステンドグラスのブースです。
風に揺れて、かもめがユラユラしていました。
光も優しく通すガラスのよさが発揮されています。
今になって改めてこの画像を見ると、買っておけばよかったと思ってしまいます。

Green green 019
「また会ったね!」そういいたくなる、すっかりおなじみのとてもかわいいブース。
取っ手に動物をあしらった入れ物がたくさん並んでいました。
種類が増えてバージョンアップしていました。
たっぷり煮込めそうな土鍋の取っ手に動物がついていたら、思わず笑顔になってしまいそうです。
連れて帰りたいけれど…、住み込み生活中の自分にはまだ必要ないです(涙)

Green green 030
ブロックもテトラポットも小さくなると、とてもかわいくかっこいいインテリアになります。
つるりとした真っ白い陶器の素材が、クールです。

Green green 031
子供連れの家族の一番人気は、風船コーナーでした。
好きな色を選んで風船を膨らませてくれるとあって、大行列でした。
カラフルな風船が空にふわりと浮かぶと、お祭りの雰囲気がアップしてとても賑やかになります。

Green green 035
手作りの革靴がずらっとならんでいました。
つま先の形がとても好みです。
大切に履いていけば、足になじんでいい色に変わってくることは、作家さんの足元を見ればよく分かります。
ためし履きをして自分に合った型でオーダーしている人がたくさんいらっしゃいました。

今年は飲食関係のブースがさらに充実していました。
パンにクッキーにコーヒー、カレーなどの軽食にジェラートまで。
手軽に色々なお店の味を楽しめるので、パンやクッキーをお土産に買いました。

Green green 038
そして、ここにも人だかり。
ただ、ちびっ子ばかりだったので後ろからでも覗くことが出来ました。
飴細工のブースでした。
ピンク色の飴をぐーっと伸ばして丸めて、手で形を作っていきます。
はさみで切り込みを入れて、あっと言う間に…くまさんになっていきました。
食紅で模様を入れて、手に黄色いハートを持たせたら完成です。
子どもも大人もその手さばきに、真剣に見入っていました。

たくさんのほっこりした作品や人と触れ合って、ハッピーをたくさんもらえた気がします。
さて、帰ろうかと思ったら、またまたびっくりするブースがありました。

Green green 044
とても細かくて、かつ大規模な作品に出会いました。
『百足列車』みたいなタイトルだったと思うのですが、きちんと覚えていません(ゴメンナサイ)
列車に足がたくさん!
そして、行列を作って待っている乗客は、ペンギンやブタやカメなど動物たち。
ペンギンは1cm弱の身長です。
小さくてかわいくて、ひとつひとつが細かくて…。
「これはすごいわ…」見てるだけで楽しくなる作品でした。

欲しいものはたくさんありましたが、食べ物以外は買いませんでした。
名刺もいくつか頂いて帰ったので、今度は作家さんのHPにアクセスしてみたいと思います。
来年も行けたらいいなと思います。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

下界の出来事 | コメント:0 | トラックバック:0 |

梅雨…のち、明け

あっと言う間に、梅雨明けになってしまいました。
空梅雨か…と思っていたら、局地的豪雨で土砂災害に見舞われ、一気に気温が上昇し、そして梅雨明け。
あれよあれよと夏本番になってしまいました。

Summer of Kamikochi 001
今日の上高地は日差しがきつく、暑いです。
山も雪がずいぶん溶けて、夏らしくなりました。
涼を求めて、たくさんの方が上高地に来ています。
一足先に夏休みになったような光景です。


土砂災害による上高地線の通行止めが続く間、お客さんの居ない静かな遊歩道を歩いてきました。
プライベート避暑地のようで、ちょっとリッチな気分でした。

鳥のさえずりが遠くに近くに響いていました。
田代湿原に近い場所では、必ずカッコウが鳴いて迎えてくれます。
今日はゆっくりさえずりを聞いてみました。
カッコウは「カッコウ、カッコウ」と鳴くことからその名があるのだろうけど、よくよく聞いていると「ふぁっふぉう、ふぁっふぉう」と聞こえなくも無い気がします。

1羽が鳴き始めると、他の1羽が鳴き始め、「ふぁっ、ふぁっふぉう」「ふぁっ、ふぁっふぉう」とかぶって聞こえてくるのです。
どうせなら、5羽くらいで輪唱してくれたらいいのにと、心の中で無茶振り(苦笑)
自分で5羽分鳴き真似してみて、ツボにはまってしまったのでした。

Pre Summer 027
田代湿原は年々緑に覆われ湿地の部分が見えなくなってきました。
しかし、今年もきちんと湿地に生えるサギスゲが白い綿毛を見せていていました。
遠くにはレンゲツツジのサーモンピンクが映えていました。

Pre Summer 024
田代池も土砂の蓄積が進んでいて、池というよりも遠浅の小川のようになっていています。
この場所にたたずんでいると、とても癒される気がして、しばらくぽけーっとしていました。
ここでもレンゲツツジのピンク色がきれいでした。

今年は様々な花が当たり年のような気がします。
お陰でさまざまな花粉もたくさん飛んでいて、窓拭きが大変です。

Pre Summer 030
ニッコウキスゲもきっと当たり年。
こんなにここに生えていたっけ?と思うくらいの花が咲いていました。
大正池から上流へ向かってあるき、梓川コースで見られます。
上高地以外の場所でも当たり年なのでしょうか。

この日は、外で散歩をしている従業員を見かけることもなく、散歩中ずっとひとりっきりでした。
もう少しすれば、再び賑わいを見せる上高地が戻ってくることを期待して、しばらくまた自分の世界に酔いしれながら歩き回るのでした。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
上高地のこと | コメント:0 | トラックバック:0 |

ライトダウンの夜

今年の七夕は、あいにくのお天気になりました。
梅雨真っ只中に晴れることを期待するほうが難しいか…。

この日はライトダウンの日でもあると知ったので、ダンボールの奥に眠っていたキャンドルを取り出してきました。
夜の8時から2時間はキャンドルの灯りで過ごしました。
テレビを見ていたので、部屋の灯り分のエコになったかなと思っています。

Rainy day 068
キャンドルの優しい灯りを見つめながら、静かに過ごす夏の夜。
いつもと違う時間の過ごし方が出来そうです。

私の故郷は、七夕は1ヶ月遅れです。
来月は、すっきりと晴れた天の川が見られるといいです。
願い事を考えておこうかな(笑)



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

自分のこと | コメント:0 | トラックバック:0 |

湯俣リベンジ その2

【新緑を迎えた天気のいい日 2日目】

テントに日が射してきて、眩しさを感じて目が覚めました。
ぐっすり眠ってた…。
川の音と硫黄泉の匂いで、ここが湯俣だと実感します。

テントから顔を出すと、太陽はかなり高い場所にありました。
もう少し寝ていたいけれど、テントの中は暑いので、起きだして朝食を作ります。

ロールパンをサンドイッチにしました。
具はハムとチーズと、カルビーじゃがりこ(サラダ味)。
じゃがりこは、発売以来ずっと好きでよく食べるお菓子です。

Fresh Green Days 050
アウトドア雑誌に紹介されていたレシピを参考に、お湯を注いで『じゃがりこマッシュ』にしてみました。
じゃがりこは、ガリガリと食べてこそじゃがりこなんだと思っていましたが、これもまた美味しい。
山でおかずになってしまう感覚が面白く、痛む心配がない分、携帯するにはいいかもしれません。
昨夜の飲みかけのビールも一緒に(笑)
じゃがりこマッシュ入りサンドは我ながら…ウマイっ!!

お腹をフルに満たしたら、テントの中を軽く片付けて、昨日の続きに取り掛かります。

Fresh Green Days 053
雪解け水は冷たいけれど、湧き出るお湯はとても熱い。
ふつふつ、こぽこぽと湧き出る温泉。
こんなところに間違って足を突っ込むと、大変なことになります。

ひとり入る(座る)スペースを作るために、せっせと石を動かしていきます。
湯温を調整するために、川をせき止めたり流したり。
今日も大人の川遊びです。

気温がぐんぐん上がってきたので、多少ぬるめのお湯でもいいかと川の流れを多めで調整していきました。
なんとか納得し出来上がった温泉は、全身を浸すには程遠い、浅い浅い温泉でした。
温泉作りの難しさを痛感しつつも、出来た温泉には一応自己満足することが出来ました。
手だけでやってるんだから、こんなものだろうと(笑)

次は、お尻が痛くならないように銀マットなんて持って来たらどうだろう。
結局、楽しみながらも次のリベンジを誓っている感じ。
ひょっとしたら来年も、少し進化した手作り温泉の旅をしてしまうかもしれません。

Fresh Green Days 056
手作り温泉から湯俣川上流の眺め。
夕暮れ時に見た昨日の景色とはまた違う、きりっとした景色が谷間に広がっていました。
こんな景色を見ながら温泉に浸かれるなんて、とても贅沢な気分になれます。

温泉から出ると、一気に汗が出てきます。
この日は気温がぐんぐん上昇して、とても暑い1日になりました。
テントで少し休憩し、出来ればもう1泊したい…といったところですが、そういうわけにいかず撤収することにしました。

目的を果たした瞬間、気が抜けた状態になってしまって、片付けはのろのろ。
食材や飲料がかなり減ったので、荷物はずいぶんと軽くなりました。
忘れ物は無いか確認し、その場を後にします。

Fresh Green Days 068
槍ヶ岳に続く水俣川支流です。
去年来た時に壊れていた橋板はきれいに修復されていました。
今年もここから北鎌尾根経由で槍ヶ岳を目指す人たちがいることでしょう。
事故など無いように…そばにあるお社に祈ってから帰りました。

Fresh Green Days 069
水俣川と湯俣川がひとつになり、高瀬川になった先に水門があります。
流れ落ちる流れに、涼を感じられます。
雪解け水はどうしてこんなに優しい色をしているんだろう。
吸い込まれそうな錯覚に、思わず少し後ずさりしてしまいました。

暑い暑い…と言いながら、来た道を引き返します。
ここに来るときは何故か必ず暑くなります。

Fresh Green Days 072
水はとても爽やかに流れていきますが、歩いている自分はどんどん汗が出てきて干からびていってしまいそうでした。
林道まで戻ったところでお茶をして、ゆっくり休憩を取りました。
結局、タクシーは使わず、歩いて七倉山荘まで戻ってきました。
食べて飲んで遊んだら、しっかり体を動かさないと。

七倉ダムより少し下流にある葛温泉で、しっかり汗を流し温泉に入り直して温泉満喫の旅を終えました。
歩いていて暑かったけれど、お湯もとても熱かったけれど、楽しい時間を過ごす事が出来ました。

去年のリベンジ達成です。
温泉好きがさらにパワーアップしました。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

山歩き日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |

湯俣リベンジ その1

湯俣温泉で初めての手作り温泉入浴を試みてから、早1年。
今年もまた湯俣温泉へ行ってきました。
さらに快適な手作り温泉を目指して。
リベンジ温泉の旅です。

【新緑を迎えた天気のいい日 1日目】

今回はゆっくり楽しみたいと思ったので、テントを持参することにしました。
前回忘れて痛い思いをしたサンダルとビールをしっかりとザックに詰め込み、さらに再三確認する始末でした(苦笑)

重たい荷物を背負い、同時にその重さ以上の楽しみもふつふつと沸き起こってきます。
すでにテンションが上昇傾向にあります。
七倉山荘から徒歩1時間30分で高瀬ダムに到着します。
いざ出発です。

しかし今回はなんと!
タクシーを使ってしまいました。
時間を短縮し、かつ、体力を蓄えておくためです。
ちょっぴりズルしたような気分になりましたが、たまにはこんなスタートもいいでしょう…ということで(笑)

タクシードライバーさんならではのお話を聞きながら、東京電力の管理道路を走っていきます。
高瀬ダムのジグザグな登りもタクシーだとあっと言う間。
下車した場所で趣味でやっているという写真をたくさん見せてもらい、「帰りも連絡して」とおっしゃってタクシーはもと来た道を戻っていきます。

ダムの上から見下ろすダム湖はとてもきれいでした。
流れ着いた流木がたくさん浮かんでいて、遠くには太陽の日差しをたくさん浴びて眩しい山が見えました。

ダム湖からすぐ、高瀬トンネルという長いトンネルに入ります。
去年歩いた時には足元が分かる程度の灯りがともっていたのに、今年は真っ暗。

高瀬ダムは東京電力が所有する、水力発電を行っている場所です。
福島第一原子力発電所の事故の影が、ここにも忍び寄ってきています。
出来る限りの節電をしているのでしょう。

ヘッドランプを出そうかどうしようか迷いながら、遠くに見える出口の明かりに向かって暗闇の中をまっすぐ歩きました。
足音ばかりが響きます。
時々上から落ちてくる水滴に、びくっとなりました。

トンネルを抜けてほっと一息しながらも、足は前へ進んでいきます。
大きくて細長く伸びたダム湖は、周辺の山々から集めた雪解け水を静かに抱きかかえているようでした。
芽吹いたばかりの樹々の緑がとてもきれいで、すがすがしい気持ちで歩いていけます。
Fresh Green Days 024

東電第五発電所を通り過ぎます。
轟々と音を立てて流れ落ちる水。
この水が電気を生み、東京エリアに住む人々の生活を支えているのです。
場所が場所だけあって、電気を取り巻く様々なことを考えながら歩いていきました。

Fresh Green Days 027
水面のキラキラ輝く光だけ見ていれば、何も変わらない、穏やかな日常がそこにあるのに。
ただ休日を楽しむためにここに来て、歩いている自分が居るのに。


ダムの上部に差し掛かります。
これから先は幅が狭くなり、高瀬川の姿になります。

Fresh Green Days 030
そんな中州に、ゴリラ!?
「ウホウホウホ…」と聞こえてきそうな姿が見えました。
一瞬見間違えそうな立派な流木に、笑いがこぼれます。

林道が終わるとやっと登山道らしい道になります。
…と言っても、目的地の湯俣温泉まではアップダウンのほとんど無い、緩やかに緩やかに50mほど標高が上がる約2時間の登山道です。

川の流れを右側に、ひたすら歩いていきます。
水の色が澄んで優しい色合いをしていました。

狭い谷間を照らす太陽が傾き始めた頃、湯俣温泉が見えてきました。
まだ営業の始まっていない晴嵐荘の周辺は人気が無く静かです。
豊富な水量の高瀬川だけが、元気いっぱいに音を立てていました。

この先は川がふた手に別れ、湯俣川と水俣川になります。
ここまで来ると、気持ちは温泉へまっしぐら。
時々硫黄の匂いが、風に乗って鼻をくすぐっていきます。

河原を歩いて、去年の記憶をたぐり寄せながら温泉が湧いている場所を探します。
そしてテントを張る場所にも目星をつけていきます。

河原の奥まで歩いていくと、タージマハルの屋根の部分のような球状をした噴湯丘が見えました。
てっぺんからお湯が流れ落ち、湯気が上がっています。
「あそこへ行きたい!!」
しかし、噴湯丘は対岸にあり、川の流れにさえぎられていました。
どうにか渡れる場所を探してみたけれど、水量が多く諦めました。

Fresh Green Days 039
川の真ん中にある岩からもお湯が湧き出ています。
水中でどうなってるんだろう…。
不思議な不思議な光景です。

平らな場所でテントを張り、日が暮れるまで川原で温泉を作っていました。
温泉の出方は去年と明らかに違っていて、さらに先に来た誰かが作ってくれたような入浴形跡もほとんど無く、すんなりと温泉を楽しむことは出来ませんでした。
石を動かして、積み上げて。
川の流れとお湯の流れを調整して。
熱くて冷たくて、いい湯加減になりません。
なかなか思うようにいかず、目指す温泉は遠い…。

それでも続く温泉作り。
出来上がったら入れると思うと、手を止めるわけにいきません。
究極な大人の川遊びだと思いました。

Fresh Green Days 040
河原に転がる大きな石は、様々な色や模様をしています。
川の水質や温泉質に染まったものもありました。
岩に等高線が出来ているようで、そんな岩を歩くのも楽しい時間でした。

Fresh Green Days 041
夜がやってこようとしています。
昼間のぬくもりは夕暮れと共に無くなっていき、川の水温が冷たさを誘ってくるようでした。
お腹が空いてきたので川遊びもそこそこに、暗くなる前にテントに戻ります。
一応、作った温泉にもざっと漬かってみました。

ビールを飲みながら、夕飯を作ります。
この日は、キノコのホイル焼きとリゾットを作りました。
荷物は多くなるけれど、こんなしっかりとしたディナーでアウトドアもいいものです。

川遊びのお陰か、温泉のお陰か、それとも単にアルコールのお陰?
寝袋に包まってミノムシになれば、川の流れをBGMにあっと言う間に夢の中でした。

明日は温泉が出来上がるのか…うとうととそんなことを気にしながら眠りにつきました。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

山歩き日記 | コメント:2 | トラックバック:0 |

7月になりました

県道・上高地線が復旧してから初めての週末を迎えました。
そして7月になって初めての週末でもあります。

今年もあっと言う間に半年が終わってしまいました。
きっと、今年の夏は暑いながらもあっと言う間に過ぎ去っていくのでしょう。

Pre Summer 114
今朝はきれいな青空が広がりました。
気が付けば緑は濃く色づき、山肌の雪はずいぶん溶け、上高地の夏本番ももうすぐそこです。

天気予報ではもう少し梅雨空が続くようです。
適度な雨と適度な日差しとがほどほどにやってきますように。
相変わらずわがままな願い事ばかりの多い、今日この頃です。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

上高地のこと | コメント:0 | トラックバック:0 |

土石流災害 その3

無事に入山できた後は、関係者が1日に1時間だけ通行できる時間を設置し、それ以外の時間は全力での復旧作業が続いていたようです。
天気は安定せず、雨は降ったり止んだり。
あまり天気予報は当てにならず、雨雲はずっと上高地周辺に停滞しているように感じました。

災害当日の産屋沢周辺の様子を上司が撮っていたので、画像を借りてきました。

P6231155.jpg
Photo by W san
土砂災害のおよそ2時間後の産屋沢です。
あれほど上部まで見通しの利く場所では無く、かなり急な沢だったと記憶しています。
土砂が一気に流れたことにより、周りをえぐり取って広くなってしまったのだと思います。
濁った水が流れているのが分かります。

P6231158.jpg
Photo by W san
釜トンネル上部、出口付近の様子です。
傾斜が急なトンネルのため、溢れた土砂は釜トンネルの中を滑り落ちていきました。
ゴツゴツした岩がいたるところに分散しています。
この岩を撤去するのにかなりの時間が掛かりました。

P6231161.jpg
Photo by W san
あんなに大きな岩が上から転がり落ちてきたのかと思うと…、ぞっとします。
あたり一面に広がった土砂。
泥、岩、流木…。
観光地の道とは思えない惨状です。


赤怒谷のワラビ沢は破損箇所が補強され、6月28日の正午に国道158号線は復旧しました。
ようやく、長野県と岐阜県へ結ぶ道の通行が可能となりました。

県道上高地線は29日の午前7時に復旧しました。
トンネル内部に広がった岩の撤去作業が手間取って、開通までに時間が掛かったとのことです。
それでも、たくさんの人たちのお陰で1週間で復旧の運びとなりました。
しばらくは片側交互通行になりますが、産屋沢を通り抜ければ緑いっぱいの上高地がみんなを迎えてくれます。

various of June 052
まだしばらくは梅雨が続き、ジメジメした傘の手放せない日が多そうです。
それでも、標高1500mの爽やかな自然が溢れています。
遠く山々の稜線が望めなければ、足元に目を向けて今が旬の植物たちを見て欲しいです。


30日にテレビが復旧しました。
やっと外部の情報が簡単に分かるようになりました。
普段の生活が戻ってきました。
当たり前だけれど、ありがたい…そんな生活を大事にしていきたいと改めて思いました。


♪おまけ♪
河童と一緒に温泉に入ってきました。
ちょっぴり過激なショットです(R-18指定かも!?)
Pre Summer 038

通行止め期間中、たくさんの方に支援をしていただきました。
清水屋ホテルさんでは温泉の入浴サービスがあり、温泉大好きの私は2日も続けて入浴させていただきました。
本当にありがとうございました。

開通後は、出勤してきた同僚を始めたくさんの方から、野菜や果物、お菓子にお酒と差し入れをいただきました。
こちらもありがとうございました。

友人からのメールやねぎらいの言葉など、たくさんの暖かい気持ちをいただきました。
この気持ちを今度はどこかに還元していきたいと思います。



a href="http://outdoor.blogmura.com/">にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

上高地のこと | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。