上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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土石流災害 その2

【土石流発生から3日目 6月25日】

本来なら出勤するはずの朝になりました。
当初の予定では、休暇明けの早朝に上高地に帰ってきて出勤するつもりでした。
(上高地入り口の釜トンネルにマイカーを規制するためのゲートがあり、この季節は5時~19時の間しか通行できません)

復旧作業はどれくらい進んだのだろう。
今日中に帰れるかな。
そんなことを考えながら、連絡をひたすら待ちます。
いきなり真夏のような蒸し暑さになった松本周辺で…。

「午前10時からの会議が終われば連絡する」と前日は言っていたのに、連絡が来ないままお昼近くになってしまいました。
待っている間に大雨警報が出てしまい、話し合いは難航していたはずです。
自分の中で『今日帰れなかった場合のプラン』を考え始めていました。

「おそらく今日は通行出来ないと思う」そんな曖昧な返事を受けて、それでもやっぱり諦められなくて…。
切り替えがつかず、ただ時間ばかりが過ぎていきました。

この日の午後、およそ50時間ぶりに電気が仮復旧し、自家発電が無かった施設に丸2日ぶりに灯りがともりました。
携帯電話と固定電話も夕方までに復旧し、やっと自由に連絡が取れるようになりました。
そして、明日の朝1時間と夕方の1時間に、関係者のみ通行出来るとの連絡を受けました。

お客さんが居なくなった上高地は、ホテルや売店はシャッターが下ろされ、昨日の騒ぎが嘘だったようにひっそりとしていたそうです。
毎日通っている従業員のほとんどは下ってしまい、住み込んでいる人たちのみになりました。
後片付けや、いつもはなかなか出来ない仕事をしながら、少しのんびりと過ごす事が出来たと教えてもらいました。

結局この日も、下界で泊まることに決定しました。
近くに住んでいる元同僚に連絡し、泊めてもらうことになりました。
突然押しかけたにもかかわらず、家族もわんこも快く受け入れてくれました。
さらにねぎらいの言葉までいただいて…本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございました。


【土石流発生から4日目 6月26日】

朝からしっかり朝食をいただいて、みんなに見送ってもらって、友人宅を後にしました。
同僚と途中で上手く落ち合って、通行時間に合わせて車を走らせます。

2011y06m29d_053624365.jpg
国道158号線の沢渡のゲートです。
私たちの車の前を走っていた大型トラックは通行できず、引き返していました。
許可証を提示して、ゲートを通過させてもらいます。

various of June 039
沢渡から中の湯方面の最初のトンネルで車が列を作って止まっていました。
開通まで少し時間があったので、通行出来るのを待っているのです。
顔見知りさんが入れば、車から出て今回の災害のことを話しているようでした。

various of June 041
いよいよ、赤怒谷に差し掛かります。
復旧作業をしている関係者と重機の多さが、災害の大きさを物語っています。
アスファルトはグレーの泥が取りきれていなくて、運転するのも緊張してしまいそうでした。
徐行運転で進んでいきます。

P1050295.jpg
助手席に座っていたRちゃんが撮った画像です。
かなり生々しくえぐられているのが分かります。
土石流を感知するセンサー(だと思われる)アンテナが設置されていました。

手を止めて通行を見守る方々の中には、徹夜で作業をした方もいらっしゃるでしょう。
本当にお疲れ様です。

2011y06m29d_060610221.jpg
国道からいよいよ釜トンネルを経て、上高地へと入っていきます。
中の湯の売店の中まで土砂が流れてきたそうで、この辺りもまだまだ除去できていない土砂が道路の両端に寄せられていました。

釜トンネル内は片側通行になっていました。
コーンで区切られた反対車線は、大きな岩がゴロゴロしていました。
急いで道を確保するために、道全部に広がった岩を片側に寄せたためだと思われます。
この状態を見ても、巻き込まれた車両が居なかったのが不思議でたまりません。
居合わせた人のとっさの判断と行動、そして数々の偶然が重なったのでしょう。
ただただ、本当によかった…。

産屋沢手前で、一時停止しました。
車両1台ずつ通すためです。
ここでは、上高地の従業員で構成されている消防団の方が誘導してくれていました。
現場検証している県職員さんや、作業に当たる建設業の方がたくさんいました。

現場が見たくて少々減速運転していたら、「早く通れ!!」と怒鳴り声が飛んできました。
通っている間に土砂が流れてきたら…そんな考えがあまり無く、軽率な行為だったと反省しました。
ゴメンナサイ。

バスターミナルに戻ってきて車から降りると、ほっとしました。
沢を無事に通って上高地に入ったら、見慣れた景色がそこにありました。
ただ、人が居ない…。
早く賑わいのある姿に戻ってほしいと思いました。


♪おまけ♪
上高地に戻ってこれた26日のお昼に、市営食堂さんでいただいたチャーハンです。
食事に困っているだろうと、県道が開通するまで毎食準備してくれました。
とてもありがたくいただきました。
various of June 048

おかずにはシュウマイと鰹のたたきまでいただきました。
ごちそうさまでした!



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土石流災害 その1

【土石流発生当日 6月23日】

午後1時半頃、上高地への入り口となる釜トンネルを登りきったところすぐにある、産屋沢(うぶやさわ)で大規模な土石流が発生しました。
車で入ることの出来る、唯一の道がふさがれてしまいました。
さらにこの土石流は、道に沿って設置されていた電線、電話線、光ケーブル、携帯電話のアンテナまでも破壊していったのです。

この日は、ゲリラ的な豪雨に見舞われた上高地。
そのびっくりするくらいの土砂降りが悲劇をもたらしてしまいました。
ただ、いくつかの『奇跡』が重なって、ケガ人がひとりも出なかったことは不幸中の幸いだったように思います。


この日、私は友人に会うために休暇を取って下っていて、上高地には居ませんでした。
業者さんからの問い合わせと、山小屋の友人から連絡をもらって、土石流が起こったことと陸の孤島になってしまっていることを知ったのです。

インターネットでニュースを検索し、パソコンに映った現場の状況を見て絶句してしまいました。
扇状に長く川へと向かって広がった土石流跡。
規模の大きさやすさまじさ。
そのすそは、明らかに釜トンネルの中に伸びているのが分かります。

職場と上高地に居るだろう友人に電話しましたが繋がりません。
テレビでも上高地が孤立してしまったことを伝えていました。
上高地だけではなく、長野県と岐阜県を結ぶ158号線の赤怒谷(あかぬたに)のワラビ沢でも土石流が起こっていました。

上高地では、停電することが時々あるので、慣れている従業員は「あ、停電だ」としか思わなかったことでしょう。
その後は電話が通じず、人づてに流れてくる情報の端切れだけをたぐり寄せる状態だったようです。
閉じ込められてしまった観光客のケアに追われ、停電が起こると水を汲み上げるポンプが停止してしまうために水を川から運んだりとかなり大変だったようです。


【土石流発生から2日目 24日】

閉じ込められたお客さんはホテルに分宿し、一部の方はインフォメーションセンターで雑魚寝して夜を明かしたそうです。
ホテルは自家発電装置があるため、節電を心がけながらも大きな不便は無かったようです。
防寒対策に貸し出された職場のジャンパーなどを着ているお客さんもいて、制服を着た見かけない人たちが歩くという不思議な現象も起こったということでした。

午後になって、お客さんを上高地の外に誘導する準備が整い、バスと徒歩での移動が始まりました。
NTTの職員が自衛隊のヘリで入山し、災害対策用の衛星電話が設置されました。
電話が繋がってやっと連絡が取れ、ひと安心しました。

赤怒谷のワラビ沢の土石流の影響で橋の一部が損傷し、大型の車は通行が出来なくなっているとのことでした。
このため沢渡側に下るお客さんは、ここでも徒歩で移動し、再びバスに乗り換えての下山となりました。

お客さんが居なくなった上高地。
閑散とし、電気が復旧していないので、時々ある雨量規制の通行止めの時以上に寂しく見えたそうです。

相変わらず今後の見通しが立たないまま、時間ばかりが過ぎていった1日でした。
電話が掛かってきて同僚の元気な声を聞いて、本当にほっとしました。
繋がっている安心感を知った1日でもありました。
various of June 049

この日はたくさんの友人から、安否確認の連絡をもらいました。
本当に心配してくれている姿が目に浮かびました。
ありがとう。

いまだ不便なそんな場所でも、夏の居住が上高地であるゆえ、どうしても帰りたい。
休暇が終わり明日からの仕事はどうなるんだろう。
そんなもやもやした思いで連絡を待ってすごした1日でした。


♪おまけ♪
various of June 051
インフォメーションセンター前に設置された大きなアンテナ。
このアンテナで、みんなの声をキャッチしてたくさんの安心を届けてくれました。
災害用の衛星電話はとてもクリアに会話が出来ました。

NTTの職員の方、自衛隊の方、中部電力の方、地元消防団、警察の方、その他災害に関して迅速に対応してくださった多くの方々、本当にありがとうございます。



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柳絮が飛び始めました

上高地の初夏の風物詩ともいえる、柳絮(りゅうじょ)が飛び始めました。

柳絮とは、ヤナギの種子が弾け綿となって空中を飛んでいく現象です。
上高地では、一番最初に開花するエゾヤナギから始まって、オノエヤナギ、イヌコリヤナギと続いていきます。
この時期の天気のいい日には、ふわふわと空中を漂う綿をたくさん見ることができます。
ヤナギがたくさん自生している、ここならではの風景です。

Ryujo 021
真っ白い花のように見えるのは、オノエヤナギの種子です。
枝を離れて旅立つタイミングをまるで見計らっているかのような、熟しっぷりです。
ふわりといい風が吹けば、種たちの飛散が始まります。

Ryujo 003
イヌコリヤナギの種子です。
たくさん空気を抱けるように成長したこの柔らかい綿毛が、風に乗りやすくなっているのですね。
ふかふかふわふわの極上の手触りです。


天気予報ではカサマークが並んで、やっと梅雨らしい天気になってきました。
梅雨入りが早く、その後は晴れる日が多かったので、今年は『空梅雨』になってしまうのではないかと心配していましたが、雨になってひと安心。
植物たちも雨が降ると、生き生きとして見えます。

予報に反してとても気持ちのいい青空が広がった朝、河童橋のたもとではお客さんが空を見上げていました。
何か出てるようです。
一緒に見上げてみると、太陽の周りにはうっすらと虹がかかっているように見えました。

Ryujo 010
『暈(かさ)』と呼ばれる現象です。
太陽や月に雲が薄くかかった時にその周辺に光の輪が現れる、大気光学の現象なのだそうです。
その現象を『ハロー・ハロ』とも言い、太陽にかかった暈のことを『日暈(ひがさ・にちうん)』と言うそうです。
イヌコリヤナギの綿毛の画像にも、そんな日暈がうっすらと偶然に写っています。

とてもきれいで不思議な現象…と思いますが、日暈が出ると天気は下り坂だというサインでもあります。
実際、数時間後には雲が立ちこめ空からはまとまった雨粒が落ちてきました。



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いつだって食欲の季節

おでんをいただきました。
梅雨の季節も、食欲の季節(笑)
楽しみが『食』にいってしまいます。
もちろんこの季節は、食中毒にも注意が必要ですね。

Oden.jpg
大きなお皿にびっしり並んだおでんの具たちは、東京の築地から送っていただいたものです。
じっくりコトコト煮込んで、みんなで囲んでいただきました。
大好きな餅巾着を頬ばれてとても嬉しかったです。
ごちそうさまでした。


1ヶ月前からハンバーグが食べたくて、買って冷凍しておいた合挽きミンチ。
やっとやっと、ハンバーグに姿を変える時がきました。
仕事で食事を作らなくていい日くらい、手抜きしたら…と思うのに、食べたいものを食べようと思うと、結局厨房で色々やることになります(苦笑)

dinner.jpg
付け合せは、エリンギとマイタケを炒めたものとニンジンのグラッセ。
ハンバーグの上にはもちろんチーズを乗せます。
冷蔵庫にあった飲みかけの赤ワインも飲んじゃいましょう。
我ながら美味しく出来ました◎


Early Summer 006
イワナが炭火でじわりじわりと焼かれています。
塩をふられて、食べごろまであと少し。
上高地では、明神池まで行けば焼きたてを食べることが出来ます。
今日は特別に…。

Early Summer 007
ガオォォォ…。
さあ、出来上がり。
ちょっぴり怖い顔をしているけれど、香ばしく焼きあがりました。
美味しく頭から召し上がれ。



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こんなの作りました | コメント:0 | トラックバック:0 |

来訪者

ドタバタと館内を整備していた時のこと…。

10cm弱の毛むくじゃらが部屋の真ん中に居ることに気が付きました。
ん!?
これはいったい何ぞや??

一瞬何なのか分かりませんでした。
しかし特徴のある体の一部を見つけたので、とある動物の仲間だということが分かりました。
同僚のSちゃんに連絡し、見に来てくれるようお願いしました。
自分だけだと、どうしてあげたらいいのか分からなかったのです。


Spring of Kamikochi 014
これが毛むくじゃらさんです。
薄い灰褐色をしたふわっふわの柔らかそうな体毛。
枯葉を2枚くっつけたような大きな耳。
そして私がピン!ときた、大きくて折れ曲がった枝のような手。

Spring of Kamikochi 018
そっと手にとると、軍手にしがみついてきました。
ゆっくりひっくり返してみると、顔が見えました。
顔は、ちょっぴりブサイクさん。
でもつぶらな目はとてもかわいらしい。
目の小ささも、この動物ならではの特徴です。

毛むくじゃらさんの正体は、コウモリでした。
耳の大きさからウサギコウモリのようです。
本州や四国に分布しているそうですが、最近はあまり目撃情報がなくなってきている種類なのだそうです。

Spring of Kamikochi 022
そのままぶらりとぶら下がれば、これはまさしくコウモリ!
けれどそれ以上の期待は出来ず、羽を広げてくれることはありませんでした。

動きがずいぶんと鈍いので、夜行性で眠くてしょうがないのか、疲れているのかどちらかなのだろうと、発見した場所に再び戻してやりました。
しばらくじっと観察を続けていましたが、最後には耳を自分の手でふさぐ形になってしまいました。
「うるさいよ」と言わんばかりにも、全てを拒否しているようにも見えました。
Spring of Kamikochi 026

ちょっと騒ぎすぎたかな…。
耳が大きい分、音には敏感になってしまうのかも。
ウサギコウモリに申し訳なくなって、そっとその場を後にしました。
外へ逃げられるように、少し扉を開けておきました。

翌日あのままの姿で、冷たくなっていたようです。
顔がちょっぴり黒く粉っぽかったので、近くの煙突から進入し落ちてしまったようでした。
けれど、興味本位で羽を広げようとしたことなどが原因で死んでしまったのかも…と思わずにはいられませんでした。

ごめんね、ウサギコウモリさん。



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コナシが咲きました

ズミの花が満開になりました。
別名はコナシと呼ばれ、私たちは『コナシ』の名のほうをよく使います。
Early Summer 117

なんだか今年は、ひとつひとつの花が咲くのがとても待ち遠しい気がします。

Green green 079
小さな蕾はだんだんと大きく膨らんでいきました。
蕾の間は、とてもきれいなピンク色。
ピンク色の花が咲くのかと思えば…。

Early Summer 119
真っ白で清らかな花が開花します。
今年は、ひとつひとつの枝にたくさんの花がつきました。

数日前には蕾だったはずなのに、気が付くと満開!
本当に景色がガラリと変わったようで、びっくりしました。
どの樹にも、真っ白い花がいっぱいに咲いています。

Early Summer 118


コナシの花が咲いて散ってしまえば、やがて上高地にも夏が訪れる、そんな気がします。



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地四国八十八ヶ所

春に帰省した際に、いつも登るようになったのは、近所の裏山です(苦笑)
お遍路さんと呼ばれ親しまれている『八十八ヶ所』を短時間で回れるよう、先人たちが作った『ミニ八十八ヶ所』があります。
『お大師さん』『地四国山』など、今でもそんな愛称で呼ばれているこの場所を歩くのがとても気に入っています。

とても晴れ渡った気持ちのいい日。
朝起きて思い立てば、行って帰ってこれる場所でもあります。

秋にも登りたいところですが、一部が狩猟区域に入っていて、イノシシを狙うおじさんと猟犬に出くわすこともあるので、自粛しています。
なのでいつも春に登ります。


小さなお堂が祭られた地元のお寺から歩き始めます。
歩き始めてすぐに道が分からなくなって迷いそうになるところも、手作りならではだと思ってしまいます。

Spring Day 001
竹林の中を歩いているときは、里山を歩いているなぁと実感します。
暖かい場所に生育するモウソウチクが作る景色は、地元では良く見られますが、日本を東へ北へと行けば行くほど見られなくなる風景でもあります。
すらっとまっすぐ伸びた竹が、高い場所で葉を揺らしていて気持ちのいい空間が広がっていました。
タケノコもところどころに顔を出していて、春らしい。

Spring Day 006
この日はすっきりとした青空が広がり、遠くまで見渡すことが出来ました。
19番札所では、鬼ヶ城山系と宇和海に囲まれた宇和島市街を見渡せる展望台があります。
お弁当を広げ食べながら、海から吹いてくるやさしい風を受けてのんびりしていたいところ。
しかし88番全部を回るには先が長いので、眺めを楽しんだら再び歩き始めました。

木々の隙間から時々遠くを眺めることが出来ますが、あとはひたすら道をたどっていくのみです。
尾根を歩いて下って登って…札所で立ち止まって手を合わせていきます。

Spring Day 015
ああ、こんな風に景色が広がっているんだなぁ。
前回も前々回も気づかなかった景色でした。
潮風と太陽をたくさん浴びて、ミカン畑が広がっていました。
大浦地区のミカン山と湾は、『愛媛』をしっかり象徴しているように見えました。
とてもきれいな景色でした。

Spring Day 018
秋に枝から離れて落ちた葉っぱは、数ヶ月経ってもふんわりと周りを覆いつくしています。
濃いブラウンをした絨毯は、足腰に優しい道を作ってくれていました。
童心に返ったように、かけっこしたくなる…そんな小道でした。

Spring Day 022
大きな大きな岩の下にもお地蔵さま。
岩には何か手彫りの漢字が記されていましたが、私には読めませんでした。
先人はここに何を想って文字を記したのでしょうか。

ほどほどいい汗をかいて、ぐるりと一周しました。

変わらずここにあるものと新しい発見。
いつでも新鮮で安心して山歩きを楽しめる場所を見つけられた気がします。
きっとまた、来年の春にもこの道を歩いていると思います。
いつか本当の八十八ヶ所を歩けることを思い描きながら…。



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山歩き日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |

やまね工房の仲間たち

上高地ビジターセンターでは、様々な商品を取り扱っています。
ここ数年でずいぶん品数が増えました。
天気がよくない日でも、ここに居れば、本を読んだり展示物を見たり商品を手にとって眺めたり…楽しい時間を過ごすことが出来ます。

やまね工房』さんのリアルでかわいいぬいぐるみたちも、みんなが来てくれるのを待っています。

商品の納入時に、たまたま出くわしました。
この日やってきたのは、タヌキの子とツキノワグマの子でした。
本当にかわいくて、つぶらな目で見つめられると…思わず抱きかかえて連れて帰りたくなります(笑)

Fresh Green Days 005
商品の入れ替えで、無造作に並べられたアオバズクたち。
みんなとバシッと目が合っています。
本物にも一度は出会ってみたい動物たちばかりです。



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久々の動物園

何年かぶりに動物園に行ってきました。
本当に久しぶりで、最後に行ったのはいつだったか思い出せないくらいです(苦笑)
今回行った動物園は『えひめとべ動物園』です。

動物園といえば、ここ最近は北海道にある『旭山動物園』が有名です。
パンダがやってきた上野動物園も誰もが知っています。
そんな大きい動物園にも行ってみたいけれど、地元の動物園もいろいろと工夫し頑張っています。


園内に入ってすぐに、「オランウータンのスカイウォークがあります」とのアナウンスを耳にしました。
地図を見てみると、『モンキータウン』エリアで行われるようです。
ちょっと急ぎ足でその場所を目指します。

様々な種類のサルの檻にぐるっと囲まれた場所の真ん中に、スカイウォークがありました。
大きな『うんてい』のようです。
周りには人が集まっていて、オランウータンが動き始めるのを待っていました。

飼育員さんがえさを設置すると、オランウータンがむくっと起き上がりました。
大きな大きなぬいぐるみのようなオランウータン。
動き始めてもやっぱりぬいぐるみに見えてしまいます。

Spring Day 091
どよめきや歓声の中、オランウータンは慣れた動きでタワーをスルスルと登っていきました。
そしてロープに手をかけると、横歩きであっと言う間に渡りきってしまいました。
こっちに向きを変えてくれないかなぁと思っていましたが、後ろ姿しか見えませんでした。
でも、あんな高い場所を気持ちよく渡っている姿が、本来の姿なのでしょうね。

この日はとても天気が良く暖かかったので、動物たちはのんびり日向ぼっこをしていました。

Spring Day 094
飼育員さんから、水をかけてもらうゾウさん。
ホースから出る水を、自分が持っているホース(長い鼻)で器用に吸い取って口に入れていました。
とても気持ちがよさそうです。

Spring Day 100
アカカンガルーは、とても眠たそうでした。
目を細めて、寝ているんだか起きているんだか…。
どのカンガルーもグデグデな姿に、ちょっと苦笑い。
休日に家でごろごろするサラリーマンのような、そんな光景に見えました。

Spring Day 105
レッサーパンダも日差しが眩しそう。
それでもカメラに向かって、お行儀良くポーズをとってくれました。
仲間のレッサーパンダは木の上でぐたっと寝ていました。
やはり眠たい昼下がり…。

Spring Day 112
とべ動物園の一番人気は、シロクマのピースです。
人工で育てられたピースはもう11歳になりました。
シロクマの人工哺育はとても難しく、国内では過去に成功例が無かったそうです。
人工哺育の最長記録を更新した時には、とても話題になりました。

子どものころは小さくてふわふわのぬいぐるみのようだったピースも、今では人間よりもはるかに大きく成長しました。
それでもボールで遊んでいる姿は、やっぱり無邪気でかわいいです。

Spring Day 120
ボールをグルグル触っていたら、勢いあまって池にドボンと飛び込んでしまいました。
水が一気に溢れ出ました。
ピースが池から上がって、ブルンブルンと体を揺すれば水しぶきが飛び散ります。

Spring Day 126
大人の顔をしたピース。
とても優しい目をしていました。
いつまでも長生きして、いつまでも無邪気に遊んでいて欲しいです。

駆け足で回った動物園。
今度は一日かけてゆっくり動物たちを見たいと思います。



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故郷の出来事 | コメント:0 | トラックバック:0 |

幻想的な…

梅雨に入りましたが、台風が通り過ぎてから比較的天気のいい日が続いています。
雨上がりの後の、澄んだ青空はとても気持ちがいいものです。

大正池のほとりで幻想的な風景に出会いました。
雲の切れ間から見えてきそうな穂高岳。
岳沢周辺が帯状に見えています。
Green green 007

カラマツの若い樹木たちの新緑のフレッシュさと、白い雲のコントラストもきれいでした。
大正池の水面に映った景色がさらに奥行き感を出して見えました。

梅雨の間も外に出かければ、こんなに素敵な出会いがあります。



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今年もまた…

今年も「私事ですが、またひとつ年を重ねました」と報告する季節になってしまいました。
『光陰矢のごとし』とよく言ったものですが、本当に日々過ぎていくのが早いです。

この季節の上高地は、新緑とニリンソウの見頃と重なって、たくさんのお客さんがいらっしゃいます。
連日、GW以上の賑わいをみせる職場です。(GWが暇すぎたっていうのもありますが…)

以前は「誕生日に働きたくない」なんて思っていたこともあったけれど、元気に毎日働ける体と環境があるのは何より素敵なことだと思います。
たくさんの方とおしゃべりしてたくさんのことを吸収でき、笑顔になれる気がします。
あっと言う間に過ぎていく毎日の中で、今年の誕生日は有意義な1日になりました。


年を重ねて大人になれば、それなりに立派な人間になれるものだと思っていました。
けれど日々小さなことで悩み生きています。
器の小さい自分の行動や考えを「ちっちゃ!!」と叱咤することもたくさんあります。
全然大人になれない、相変わらずちっちゃなひとりの人間です。


無くなるいのち、生まれてくるいのち。
誕生日には、そんないのちについて考えてしまう日になりました。

そして、人とのつながり。
ご縁についても考えさせられる日でした。

たくさんの人にお祝いのメッセージをいただきました。
家族や友人たちの優しさに、たくさんの元気をいただきました。
ありがとう!!



♪おまけ♪
誕生日を境に、私の部屋に居候さんがやってきました。

Green green 089
黒ダックくんwithてんとうむしです。
きみはてんとうむしになりたかったのかい?
このダックくん…可愛すぎです。

憎めない顔でおなかに堂々とお金を貯めこんでくれます。
秋に行きたいと思っている南の島への旅行費をたくさん集めてくれそうです。



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ニリンソウが見頃です

上高地周辺のニリンソウが見頃を迎えています。
花が開花し始めてから見頃まではずいぶん早かったような気がします。

先日、徳沢まで歩いて、たくさん写真を撮ってきました。
じっくり紹介するのはまた日を改めて…、今日はその一部を紹介します。

Fresh Green Days 131
七分咲きと案内していた頃のニリンソウ。
一輪は開花し、もう一輪はこれから…そんな株たちがいっぱいでした。
雨上がりのすっきりした青空の下、ニリンソウも気持ちよさそう。

Fresh Green Days 137
徳沢より少し手前の小川のほとりのニリンソウもとてもすばらしく咲き誇っていました。
西日を浴びて、キラキラしています。
ニリンソウの情報を流すのに、場所によって『○分咲き』と提示しますが、サクラのような樹木と違って判断するのは難しいです。
「もうすっかり見頃でしょ!?」なんて話をしていたけれど、ここでは八分咲きと言っていました。
今は茎がぐんぐん伸びてきていますが、まだまだ見頃が続きそうです。

上高地はようやく花の季節の到来です。
樹木の新芽の成長はやはり例年と比べ2週間くらい遅くなっていますが、地面に近い草たちは例年並みに成長しています。
梅雨のシーズンはお天気といつもにらめっこですが、雨をたくさん浴びて草木たちの成長も目に見えるようです。



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高月山に行ってきました

春の日差しがまぶしい、そんな春のある日の出来事です。
地元の山に登ったときの様子です。
ずいぶん前のことになっちゃいますね…(汗)


この日登った山は『高月山』という、愛媛県南予地域では最も高い山です。
鬼ヶ城山系の中のひとつで、冬には波到来と共に真っ先に雪化粧するのもこの山です。

高月温泉のある成川渓谷に車を止めて出発します。
帰ってきたらすぐに温泉に浸かれるから…という理由で行く山を決めました。
しかし、県道から渓谷方面へ入った直後の看板に『本日定休日』という文字を見つけ、かなりガックリしてしまいました。
この瞬間から、もうやる気のバロメーターはマイナスに振り切れてしまいそうでした。

それでもせっかくのいい天気なので、やる気のバロメーターを気合でなんとか修復し、登ることにしました。
夏場はキャンパーで賑わう渓谷も、この日は誰も居ません。
ぽつんとあるのは私の車だけ。
何より、温泉が定休日ですしね(苦笑)

気持ちを切り替えて、歩き始めます。
ガサガサと去年の秋に落ちた落ち葉を踏みしめながら歩いていきます。
渓谷の流れを聞きながら、一気に標高を稼ぎます。

Spring 2011 002
何箇所か沢を横切りました。
沢を安全に渡るために作られた橋は、新旧がクロスしたままになっていました。
グラグラ揺れる場所は慎重に渡りました。

しばらく歩くと、舗装された道にひょこっと出ました。
この道は鬼ヶ城の稜線を跨いだ、黒尊スーパー林道です。
愛媛県と高知県を繋ぐ道で、高知県側へ下りると四万十川に出ます。
まだ地元で働いていた頃、時々バイクでツーリングしたり、冬には車で上がって(友達が)わだちをスキーで滑り降りたという思い出がある道です。

Spring 2011 003
林道を横切ると、目の前に年季の入った細いハシゴがあります。
このハシゴは、ツーリングしていた頃にはすでに同じような状態だったのを確認していたので、軽く10年越えの代物です。
しっかりしているのか、揺すってみてから登りました。
足を掛ける場所が細いので、ちょっと怖い気がしました。

まだまだ植物が茂る前なので、明るい樹林帯を歩くことが出来ました。
木漏れ日がとても気持ちがいい登山道でした。

Spring 2011 006
スーパー林道からの登山道との分岐点にきました。
稜線に近づいてくると、空に近づいて明るくなってくるのはどこの山を歩いていても同じです。
標高が上がって心臓がドキドキするのは、息が切れているからだけではなく、稜線への期待感が大きくなっていくからだと思います。

コルに出たら、ここから稜線を歩いて山頂を目指します。
標高は1000m前後なので、稜線といっても穂高の稜線とは違い、樹林に覆われています。

山頂までは最後の登りが一番きつかった!
細かくジグザグな登りを繰り返し、黙々と登りました。

Spring 2011 012
そんな足元には落ち葉に覆われた栄養たっぷりの土壌。
落ち葉から顔を出していたのは、バイケイソウの新芽でした。
同じ方向から葉を広げている姿は、シンクロナイズド・成長中といったところでしょうか。
きっと今頃バイケイソウは、緑の葉をいっぱいに広げて群生し、開花へ向けて準備をしているはずです。

Spring 2011 013
稜線に出てから、シャクナゲの群生が続いていました。
私よりも背丈の高いシャクナゲが、出迎えてくれます。
シャクナゲトンネルです。
花の季節は、本当に素敵なトンネルになることと思います。

Spring 2011 018
急な登りの先には、まあるい小さな丘のような山頂がありました。
1229mの山頂に到着です。
先着の男性に挨拶をして、景色を眺めます。
ちょっぴり霞んだ宇和海は、空と溶けてどこまでも青く見えました。

Spring 2011 017
お弁当には前日の夕飯に母が作った巻き寿司を持ってきました。
切れてなかったら丸かぶりですが、ちゃんと切ってきたので食べやすい。
外で食べるご飯は格別です。
とても美味しくいただきました!

目の前の小さな祠には、カエルの置物がありました。
『無事帰る』ですね。
祠に手を合わせ、来た道を帰りました。

この日はとても穏やかな天気だったのですが、登山道口まで戻ってくると、杉の花粉が飛んでいるのを目撃してしまいました。
黄色い花粉が風に乗って動いていました。(これを読んでくしゃみが出たらゴメンナサイ)
これを見て、今年も発症しなくて良かったなぁと痛感しました。

気持ちのいい山歩きが終わったら、やっぱり温泉。
諦められず少し離れた温泉まで行きました。
露天風呂で、うっかり足を滑らせドボンしてしまいました。
腕をすりむき、しばらくはヒリヒリ痛かったです。
どんなときも足元には要注意です。



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