上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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梅雨入りと台風

気が付けば5月も終わりに近づき、季節は確実に夏に向かって進んでいきます。
観測史上2番目に早い、県内の梅雨入りにはびっくりさせられました。
たまたま今年だけなのか、様々な要因が重なっての気候の移行なのか…。

しかも台風まで!
「この時期にこんなに日本列島に近づいちゃダメでしょう」思わず天気図に向かってツッコミを入れそうになってしまいました。
梅雨前線と台風(今は温帯低気圧)が一緒になって渦巻いていたら…迷惑ですものね。

突然の真夏日にクラクラ日焼けをしながら歩き回ったかと思えば、肌寒い雨の日には布団の中に籠もってしまいたくなったり。
天気は気まぐれに、時には目まぐるしく変わっていきます。


少し前に、山では雪が降りました。
上高地は冷たい冷たい雨でした。

けれど、朝まで降り続いた雨が上がったと思ったら、日が射してきて、一気に晴れ間が広がりました。
雨に濡れた新緑が日差しに反射してキラキラし、それに応じるように川も青く澄んでいました。
山は白く化粧直しして、空はスッキリとした青色になっていました。
このすがすがしさは、この季節ならではだと思います。

Fresh Green Days 080
この季節はずれの雪は、ふもとから見上げる私たちにとって最高のプレゼントになりました。
とてもきれい!とてもさわやか!!
河童橋の上で、嬉しそうに景色を撮っている人たちの姿を見て、こっちも嬉しくなりました。

Fresh Green Days 089
焼岳もキラキラの梓川の水面と一緒に輝いていました。
煙と雲が絶妙なバランスで空に浮かんでいました。
今年も登りたい山のひとつです。

この2日後、山肌に新たに乗った数十cmの雪は崩れ落ちていました。
穂高を見上げると、至る場所で沢はグレーと白の雪のミックスになっているのが分かりました。
自然のすごさを目にすることが出来ました。



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MUSABI!!

少し前の出来事になります。
上高地への入山前の休息日のことです。


まだ田んぼは刈り取られたままの状態だった頃、突如大きな大きな物体が田んぼの真ん中に現れました。
何だか分かりますか。
こちらは後ろから写したものです。
Spring Day 064

なかなかどっしりとした構えで、たくましい。
それにしても大きい!
5mくらいはありそうです。
でも、私はこの後ろ姿に…とても萌えてました(笑)

この大きなものの正体は…。

Spring Day 068
なんと!ワラで出来たマンモスくん。
その名も『ムサ美くん』。
武蔵野美術大学の学生さんとの共同コラボレーションなんだそうです。

県内では秋に田んぼで刈り取られたワラを、地元に伝わる独特な形に組み上げて保存します。
それは『わらぐろ』と呼ばれ、お隣の市の卯之町周辺では冬の田んぼの風物詩としても愛着があります。
『わらぐろ』のふるさとで、アートとしてワラ・マンモスを作ってしまうなんて。

GWに合わせてれんげまつりが行われるので、そのメインイベントとなっているようでした。
ムサ美くんが立っているのは、JRの線路のすぐそばなので、何も知らずに車窓から外を眺めているときっとびっくりすると思います。
みんなが笑顔になれる、素敵な企画です。


Spring Day 071
それにしてもよく出来ています。
よ~く見ると、ワラの毛の下にワラの目だってあるんです。
ちょっと怖い目つき…。
けれど大迫力な中にも愛嬌のある顔をしていました。

Spring Day 073
地面に付いた鼻の先っぽから見上げれば、太陽を浴びてまたすがすがしい。
ピンピンと立ち上がったワラの毛先がいい味を出してますね。

Spring Day 074
遠くには元祖『わらぐろ』が並び、こいのぼりがたなびいていました。
レンゲが咲いた時には、ムサ美くんはもっと凛々しく見えたことでしょう。
レンゲの開花はお祭りに間に合ったかな。
若い人たちのひらめきと、昔ながらの伝統の素敵なコラボでした。


♪おまけ♪
武蔵野美大繋がりです。

昨年夏に公開された、スタジオジブリの作品『借りぐらしのアリエッティ』。
その作品の世界を巨大なセットで表現した展示会が、6月12日まで愛媛県美術館で開かれています。
現実と虚構を融合させたのが、武蔵野美大出身の映画美術監督、種田洋平さんです。
映画公開と同時に東京都現代美術館で開幕され、愛媛では2番目に展示されました。

映画を見た人も、見ていない人も小人の世界に引き込まれてしまう、リアルな表現に圧倒されとても楽しむことが出来ました。
姿を隠してくれる葉っぱ、自分の頭より大きいアリ、捨てられて草の生えたベッドサイズの大人の革靴。
大きくなった普段使っているものたちと細部にわたる様々な発見に、興味津々で見入っていました。
また、映画が見たくなりました。

Spring Day 079
エントランスには、映画のワンシーンが壁に展示されていて、そこで落花生を持って記念写真を撮ることが出来ました。
マラカスよりも大きな落花生で、脇に抱えてみました(笑)



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故郷の出来事 | コメント:0 | トラックバック:0 |

フレッシュさんたち

散歩に出ない日があると、その間に植物はぐんぐんと伸びていきます。
2、3日ぶりに通った場所に、前には無かった新芽が大きく生えているのを見ると、生命力の強さに驚くと同時に、過去に置いて行かれてしまった気がしてちょっぴり寂しかったり…。
本当に、目まぐるしく景色が変わっていく気がします。


Fresh Green Days 007
成長が早いコゴミ。
地面から丸まった状態で顔を出したなと思っていたら、くるんくるんと空に向かって茎を伸ばしていきます。
鮮やかな黄緑色の葉は、とても柔らかく極上の手触りです。
しかも葉先の真ん丸さと曲線美に萌えてしまいます(笑)
地面に近い場所で生えているのは、マイヅルソウのフレッシュさんです。

Fresh Green Days 010
ニリンソウも一気に芽吹き、見頃を迎えます。
これからの成長が楽しみな、ちっちゃなちっちゃなピンク色の蕾。
両端に生えたヘビイチゴのフレッシュさんが、ニリンソウを守っているようです。

植物たちに負けないように、元気に日々精進し成長していかなければ…と思ってしまいます。
しかし実際には、毎日があっという間に過ぎていくだけです。
ちょっぴり焦ってしまいます。



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リンゴの花、真っ盛り

信州は緑が萌える季節になり、あっと言う間に緑がいっぱいになりました。
休暇で下界に下るとじんわりと汗ばむ陽気に、慌てて服を脱ぐ始末です。
標高差がある場所での生活と移動に慣れているつもりですが、この時期の気候の違いにはやっぱりついていけない…。
少し汗ばむと、体が『夏だ!!』と思ってしまいそうです。
そして戻ってきた時には、寒さに体は縮こまってしまいます。

けれど、新緑の緑も少し濃くなった緑も楽しめる今が好きです。
ドライブ中の窓から入ってくる風はとても気持ちよく、緑のトンネルをくぐっていくたびに緑の鮮やかさについつい目を奪われてしまいます。

松本平に広がる、田んぼや畑は今が忙しい時期です。
田んぼには水が引かれ、苗が等間隔に植えられています。
風が田んぼを撫でていくときは、苗も気持ちよさそうに揺れていました。
カエルの合唱もそろそろ始まりそうです。

リンゴの花が旬でした。

Spring of Kamikochi 042
こちらは、穂高町のアートヒルズ内で見かけたズミの花。
蕾が濃いピンク、花は真っ白。
このコントラストが青空に映えてとてもきれいでした。

Spring of Kamikochi 054
リンゴ畑も花真っ盛りでした。
リンゴとタンポポのコラボレーション。
「あぁ、春だね~」と思ってしまう景色でした。

Spring of Kamikochi 058
花を受粉させるのに農家さん総出で作業を行っている畑もありました。
ミツバチの代わりですね。
太陽をいっぱい浴びて、おいしいリンゴが育つといいなと思います。

春がそこらじゅうに溢れている季節です。



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5月に入って

今年の上高地は、残雪はそう多くは無かったものの、4月後半の気温は低めでした。
そのためか植物の成長は遅れがちです。

今やっと、カラマツなどの芽吹きが始まり、遊歩道の足元には緑が多く見られるようになりました。
先日お会いした上高地のパークボランティアさんに「例年より2週間ばかり成長が遅れているから伝えておいてくれや」と言われてしまいました。
「いったい誰に??」と言いたい所ですが、とりあえず自分のブログで…伝えましたよ(笑)

確かにボランティアさんがおっしゃるように、植物たちのお目見えはいつもよりちょっと遅いかもしれません。
けれど、GW後半から暖かい日が続き、天気もやっと快晴になったので、植物たちのうずうずパワーが一気に炸裂するかもなぁと思っています。
成長の早い場所のニリンソウは、見頃を迎えつつあるようです。

少し前に散策して、見つけた植物たちを紹介します。

Spring of Kamikochi 027
フワフワとした動物の毛並みのようなグレーの冬芽から顔を出したヤナギの花。
いつまでもフワフワ毛のままでいて欲しいのですが、やはり植物は季節がめぐるたびに様々な姿を見せてくれます。
まだ緑の少ない上高地で、一番に花を咲かせます。

Spring of Kamikochi 032
雪解けした地面に真っ先に生えるのが、ハシリドコロです。
毒草であり、これを食べると幻覚症状を起こし走り回るということからこの名があります。
しかし、本当に走り回るのかなといつも思ってしまうのですが…『猛毒』と本に書いてあるので、それを信じることにします(苦笑)
ナス科の植物だからというわけではないと思いますが、花の外側はナスビ色です。

Spring of Kamikochi 033
焼岳への登山道入り口付近で見つけました。
ネコノメソウです。
緑と黄色のグラデーションが素敵な植物です。
瞳孔を閉じた猫の目に見えることからこの名がついたそうですが、猫の目に見えるでしょうか。

Spring of Kamikochi 036
こちらも春の到来を真っ先に教えてくれる植物、フキです。
パイナップルのような形をしていて、なんだかとても微笑ましいです。
ここまで育つ前に小さな蕾の形をしていれば、フキノトウです。
今年もフキノトウの天ぷらをたくさんいただきました。

Spring of Kamikochi 037
フキの花がたくさん咲いています。
あっちの斜面にも、こっちの斜面にも。
釜トンネルの上部(上高地側)はフキの花だらけ。
もう少し早く気付いて収穫できたら…天ぷらをお腹いっぱい食べられたかもと、良からぬことを考えてしまいます(本当は食べちゃダメです)

もっともっと歩き回って、植物を見つけていきたいと思います。
どんどん紹介していきたいのですが、先月の出来事も紹介しきれておらず、少々頑張って急ピッチでアップしていこうと思います。

気が付けば、ブログも今月始めに4年目に突入していました。
記事もなんだかんだと600件に突入しようとしています。
気まぐれな更新をいつも気長に待って読んでくださる方々、本当にありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。



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濁!濁!!

バケツをひっくり返したような大雨の日、切羽詰った仕事も無く休暇をもらって温泉に行ってきました。
これだけ激しく降っていれば、さすがに露天風呂に人は居ないだろう。
そんな思惑からでした。

お目当ての温泉を何箇所かピックアップし、車で巡っていったのですが…。
行く先々の駐車場には予想以上に車があって、すでに思惑が外れてしまっていました。

この日入った温泉は、新穂高温泉でした。
深山荘の露天風呂です。
深山荘は新穂高温泉の登山口にあります。

登山者用の駐車場に車を止めました。
登山している人のものらしき車は…さすがにありませんでした。

Muddy Stream 1
どしゃ降りの中、吊り橋を走って渡ります。
つるつる滑りやすい足元に、グラグラ揺れる橋。
その下は、激しく荒れ狂った川。

Muddy Stream 2
いつもは澄んだ水が爽やかに流れているこの川も、この日は激流かつ、濁流。
槍ヶ岳(飛騨側)などを源流とする蒲田川は、普段とは全く違う激しさがありました。
この川のむこう岸に温泉があるのです。

玄関で迎えてくださった深山荘の方は「こんな日に!?」といった顔でした(苦笑)
ええ、こんな日だからこそ、温泉なのです!

温泉はちょうどいい温度で、いつまでも入っていられそうでした。(雨のおかげだとは思いますが)
ただ、温泉に浸かりながらシャワーをガンガンに浴びている感じでした。
変な感じでしたが、たまにはいいかも。
屋根の付いている場所で浸かっては、どっぷりと雨に濡れてみて。
そしてBGMは激しい川の流れ。

今度はやっぱり晴れの日に、景色を堪能しながら温泉に浸かりたいです。



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大雨の後

今週は低気圧と前線の影響で、雨の日が続きました。
風も強く、河童橋の上では傘が飛ばされそうになりました。
合羽が無ければ、傘をさしていてもあっと言う間にびしょ濡れになってしまいました。

連続降水量が80mmを超えると、県道上高地線は通行止めになります。
火曜日は夕方に、翌日の水曜日には夜になって通行止めになりました。

沢からは水が溢れ、いつもは澄んできれいな梓川は濁流が渦巻き、激しくぶつかり合って流れていました。
風が強く、木立はざわざわと音を立て大きく揺れていました。

昨日になってようやく雨が上がりました。
風は依然強かったけれど、ちょっと黄砂で霞んでいたけれど、久しぶりに顔を出した青空に気分まですっきりしたようでした。

そして、雨によってずいぶん山の雪解けが進みました。
稜線に乗っていた真っ白な雪は姿を消し、きりっとした山肌が見えてきました。

After rain
今日のお昼過ぎの河童橋からの眺めです。
天気予報は『晴れ』だったのですが、思ったほどよくならず、冷たく強い風が吹いています。
時々空から落ちてくるのは、小さな氷の塊だったり…。

写真を撮ろうと橋の真ん中でカメラを構えた瞬間、強風が吹きぬけグラリと揺れました。
揺れの強さにびっくりしてしまいました。

昨日まではコーヒー牛乳色だった川も少しずつ色が戻ってきています。
雨の後には、新緑がぐんと増えた気がします。
新緑萌える季節まであと少しです。



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かっぱからのお願い

ぼく、かっぱ。
河童橋の下に住んでいるんだ。

前にもこうして、ブログにお邪魔したことがあるのを知ってるかな?
今日はお願いがあってこうしてまた顔を出したんだよ。

河童橋のたもとにある公衆トイレが新しく生まれ変わって、しばらく経つんだ。
『かっぱトイレ』として、みんなに利用されているよ。
いつもきれいに使ってくれてありがとう。

今シーズンからちょっと変わったところがあるよ。
それは…、『チップ制』になったこと。


Spring of Kamikochi 002
トイレ前のかっぱボードにも『チップ制』という案内をいれさせてもらったよ。
これまで、上高地でチップ制トイレを導入しているのは、バスターミナルの公衆トイレだけだったんだ。

「なぜ今さら?」って言われてしまうかもしれないけれど、トイレを管理している人たちがずっと悩んで考えて出した結論なんだ。
短いシーズンに、何万人も訪れる観光地であり、その人たちが利用するトイレの管理にはたくさんの費用がかかるんだ。

バスターミナルのトイレはチップ制だから…と、かっぱトイレを選んで利用してくれる方もいらっしゃるんだけれど、いつもかっぱトイレは大行列。
流す水の供給が追いつかなくなって、さらにみなさんにご迷惑をおかけして…そんな悪循環もハイシーズンにはよく見られる光景だったんだ。
梓川をはじめ、目の前に広がる自然を守るために、特殊な下水処理をしていて、それにもたくさんの費用が掛かっているんだ。


そんな様々な要因があって、今回かっぱトイレがチップ制になりました。
みなさまのご理解とご協力をお願いします。


Spring of Kamikochi 001
それぞれ入り口に、あおかっぱ、あかかっぱ、みどりかっぱが居るから、見つけてね。
みんなの気持ちを大事に大事に集めていきたいと思っているよ。

みんなの善意で、目の前のきれいな梓川があって、きれいな空気が胸いっぱい吸えるんだ。
本当にありがとう。



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山頂トリップ

GW後半は、比較的穏やかなお天気に恵まれました。
歩いていてもやっと暖かさを感じられるようになってきました。

天気のいい日の上高地。
何年居ても、毎日見ても、穂高の美しさには飽きることがありません。
今日はそんな稜線へ違う目線から招待したいと思います。

2011y05m08d_071443168.jpg
河童橋から見える穂高連峰。
この場所から、日本で3番目に高い奥穂高岳がどこにあるのか分かる方は、かなりの上高地通だと思います。
富士山や槍ヶ岳など、見る場所が変わってもすぐに分かる特徴のある山がある一方で、どこが何の山だか分からなくなってしまう山頂もあります。

奥穂は、画像中心部の真っ白く平らに雪が付いている部分です。(山頂は少し左寄りになります)
そして西穂高岳は画像の一番左側の尖っている山です。
平面的に見ると、標高3190mの奥穂より2908mの西穂のほうが高く見えます。
上高地から見ると西穂のほうが手前に、奥穂のほうが遠くに位置するためにそのように見えるのです。

GWや夏休みなど、パークボランティアさんが活動しているときには、ビジターセンター前の広場で望遠鏡を覗くことが出来ます。
その望遠鏡で山頂を見させていただきました。

2011y05m08d_071217651.jpg
奥穂高岳の山頂です。
まだまだ山頂は真っ白な雪に覆われているのが良く分かります。
雪原が広がっているように平らに見えますが、今の時期には冬山の装備と、かなりの技術を要します。
真ん中やや右よりの、盛り上がっている部分が山頂のお社です。

2011y05m08d_071148916.jpg
西穂高岳の山頂です。
こちらは斜度があり日当たりもいいので、かなり山肌が露出してきています。
しかしこちらも、まだ雪と氷に覆われた場所です。

望遠鏡を覗かせてもらったのが15時過ぎだったので、どちらの山頂にも人の姿が見られませんでした。
夏になれば、この季節よりもっとたくさんの人が立っている姿も見られます。

たくさんの人が望遠鏡を覗いていらっしゃいました。
山から下ってきて、ここで稜線を見上げて山の様子を教えてくださった方。
憧れの山頂に人の姿を見つけ、感動されていた方。
ほんの少しのやりとりの中で、多くの方の笑顔が見ることが出来ました。

視線を変えて見てみると、新たな発見があります。
自宅にある双眼鏡を手に上高地を散策すると、また違った見方が出来そうです。



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島々谷の春

信州にも遅い春がやってきました。

1ヶ月以上も前に西から動き始めた桜前線は、ゆっくりと東へ、北へと移っていきます。
(ちなみに宇和島市のソメイヨシノの開花宣言は3月20日でした)
例年よりちょっぴり遅めの開花となりましたが、どの樹も見事な花を咲かせてくれました。

現在は上高地への乗り換え駐車場のある沢渡周辺で、ヤマザクラやソメイヨシノの一部が見頃を迎えています。
しかし、冷え込みが残る場所や日当たりの悪い場所のソメイヨシノの開花はもう少し先になりそうです。

Spring! 004
少し前の島々谷の様子です。
まさに満開!
しかしこの日は風が強く、満開になった枝の先から花びらが飛ばされていました。

Spring! 005
枝は風が吹き抜けるたびに大きくしなり、道路には落ちた花びらがピンク色の渦を巻きながら風下に流されていきます。
春の嵐の荒々しさの中に、サクラの強さや美しさが見えるようでした。

上高地のサクラは主にヤマザクラになります。
ソメイヨシノとは違う、素朴な美しさがあります。
すぐそこまでサクラ前線がやって来ています。



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大空を泳ぐ

今日はこどもの日。
気がつけば、GWも折り返していました。
河童橋を渡る人たちの混雑ピークは、昨日のお昼くらいだったようです。


Spring! 018
河童橋のたもとでは青空の下、こいのぼりが泳いでいます。
今日は風はほとんどなく、ゆらりゆらりとしています。
時々子どもが尻尾をぎゅっと掴んでは、嬉しそうに笑っていました。

Spring! 021
今日の昼下がりの河童橋の様子です。
昨日までは曇り空と黄砂ですっきりとしなかった穂高の山々も、今日はとてもきれいに見えていました。
ポカポカ暖かく、春山を眺めながらの散策日和になりました。
雪解け水を含む、梓川の水量は例年より少なめで、河原で遊んでいる人の姿も見られました。



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開山祭の、その続き

開山祭には、スペシャルゲストがいらっしゃっていました。
今月7日にロードショーになる、映画『岳-ガク-』に主演されている小栗旬さんとヒロインの長澤まさみさんです。

この映画は漫画が原作なのですが、単行本の1巻が刊行されたときからのファンだったので、いろんな意味で楽しみです。
涸沢にいた頃に映画化の話を知り、実際に撮影場所を探しているスタッフの方と話をしたこともあり、ずっと気になっていました。
昨年は、北穂の山頂で空撮しているヘリを涸沢から見上げたり、ザイテングラートでの撮影をかなり遠くから見守っていたっけ。

この日は早朝から、プロモーションの撮影を河童橋周辺で行っていたようでした。
おふたりが会場に現れるのを待っていた人々は、そわそわ、そわそわ。
ついにおふたりが姿を見せた瞬間に色めき立ち、歓声が上がりました。

私は、カメラをふたりに向け一生懸命シャッターを切っていました。
周囲の歓声とは反して無言で…。
でもギリギリまでズームアップしたカメラのモニターは、雰囲気に感化したせいか震えていました(苦笑)

Go!Kamikochi 2011 081
そんな上気した雰囲気にも動じることなく、笑顔で挨拶する小栗さん。
山スタイルをさらっと着こなし、上高地にも馴染んでいるように見えました。

2011y05m04d_060601875.jpg
小栗さんのお話の後、長澤さんにマイクが渡されました。
やっぱり女優さんはすらっとしてスタイル抜群です。
カメラ越しにふたりとバッチリ目が合った気がして、思わず手を振ってしまいました。

映画は人のぬくもり、北アルプスを始めとする山の魅力がいっぱい詰まっていそうです。
松本市街地でもロケが行われているそうなので、ますます親近感が湧きそうです。
映画の詳細は、映画『岳-ガク-』オフィシャルサイトで要チェックです。

公開されたら、スクリーンで見たいと思っています。



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第43回上高地開山際

4月27日に、上高地開山祭が行われました。
今年で43回目を迎える開山祭。
当日は、前日まで寒くて吹雪いていた悪天候が嘘だったように回復し、暖かくなりました。
快晴とまではいかなかったけれど、神事が始まる頃には河童橋の向こうには穂高の稜線も顔を出し、お祭り日和になりました。

Kamikochi by Kiss4 007
河童橋のたもとに用意された祭壇と会場を取り巻くように、たくさんの人が式典が始まるのを待っていました。
残雪が盛り上げられた小高い場所にいた友達を見つけたので、その横に立つことが出来ました。
なかなかいい場所です。

Kamikochi by Kiss4 005
黙祷が終わって、オープニングを飾るのは乗鞍高原アルプホルンクラブさんです。
アルプホルンの長い筒の先から、繊細な音が生まれ共鳴し、上高地の景色に溶けていきます。
山岳地域にぴったりの、素朴な音が響いていました。
途中、アコーディオンが軽快なメロディを奏で、雰囲気を盛り上げていきます。

その後、穂高神社の神主さんに上高地と山の安全祈願をしていただきました。
関係者による玉串の奉納もあり、厳かな雰囲気になりました。

来賓の方の挨拶、河童橋の真ん中での鏡割り、梓川へのお神酒の献上。
そして、獅子が舞って祭りに華を添えました。

上高地に来て、清らかな梓川の流れと山々の景色を見て、胸いっぱいに新鮮な空気を吸って欲しい。
さらに上を目指す人には、安全な山歩きをして欲しい。
そんなことを祭事の間じゅう考えていました。


祭事が終われば、野宴が始まります。
天気が良ければ小梨平キャンプ場で行われるのですが、前日までの積雪などの影響でインフォメーションセンター周辺で行われました。

Go!Kamikochi 2011 106
ヒノキのマスにはお酒が並々と注がれます。
それを片手に、焼き鳥や焼きそばをもう片手に。
仲間たちとおしゃべりが弾みます。

ここでシーズン始めに会う方も多く、「今シーズンもお世話になります」と会う人会う人に挨拶をしました。
そうしてシーズン始まりを実感するのです。

Go!Kamikochi 2011 107
煙と格闘しながら、熱々の焼き鳥を振舞ってくれるお兄さんたち。
開山祭の定番メニューです。
ごちそうさまでした。

少しお神酒をいただいて、お昼を食べて、この場を後にしました。
日が傾く頃には、再び空は厚い雲に覆われ、雨粒が落ちてきました。
開山祭のための天気回復だったかのような、奇跡的で不思議な空模様でした。



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