上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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年末不調整

1日1日があっと言う間に過ぎていき、時々『このままではダメだ』『どうにかしなければ』と思うものの、時間にただただ流されているように感じます。
もう少し踏ん張らないといけません。

2010年を振り返ると、やっぱりいろんなことがありました。
おなかを抱えて笑ったこと。
とても悲しくて涙が止まらなかったこと。
納得がいかず怒りが収まらなかったこと。

以前誰かが「『忙しい』という言葉は、『人(己)』を『亡くす』と言う意味だから使わないようにしています」とおっしゃっていたのを聞いて、なるほどなと思ったことがあります。
それを聞いてから、自分自身に対しても人を気遣うときも『忙しい』という言葉を使うのは避けるようになりました。
日々あわただしく過ぎていく中で、自分を見失いたくないからです。
大げさなと思う方もいるかもしれませんが、そういうところで踏みとどまりたい自分がいます。
言葉を大切に使いたいと思っています。

仕事に追われ、時間に追われている中でも、しっかり山に登ったり、いろんな人やいろんなものと出会ったりすることが出来ました。
たくさんの人に助けてもらいました。
笑いも楽しさも嬉しさもたくさんの人に分けてもらいました。
ありがとうございます。


いろいろ反省することはありますが、一番反省すべきところはこのブログです。
アップが遅れてきたなぁと思いながら、少々日付をごまかしながら書いては更新していました。
しかしそれ以上に溜まっていく写真たち。
最初は、毎月末にどうにか調整したら間に合うかなと思っていたのが、結局年末までにどうにかしようと思い…。
どうにもなりませんでした(汗)

年末不調整のまま、あっと言う間に年が変わっていってしまいました。
それでもまだ2010年分のブログを、無理に(おいおい…)調整しながら書いています。
年をまたいで、まだ書けていない地元での出来事をアップします。
出来事が前後しますが、読んでいただければ嬉しいです。


2010年の締めくくりに、North Starさんのカウントダウンパーティに行ってきました。
小さな子ども達がいるので、カウントダウンは2時間前倒しという、N☆の特別時差で行われました。
今年もとてもお世話になった、乗鞍が大好きな仲間たちと、おいしいお酒を飲みながらたくさんおしゃべりをしてきました。
最後まで、たくさんたくさん笑わせてくれました。

スタッフも大人もおちびちゃんも。
ノンアルコールのシャンメリーをグラスに注ぎ、みんなで乾杯です。
Christmas  New Year 052

Happy New Year!!
新しい年が、みんなにとって楽しく笑いの絶えない1年になりますように。



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パウダーと戯れる

2010年もあと数日で終わろうとしている、年末。
乗鞍に来てずっと降り続いている、パウダースノー。

時間が出来たら外に出て滑っています。
他の事はそっちのけです。
年賀状はあわてて書いてポストに投函。
部屋の掃除は…ずっと後回しのまま(苦笑)


まだまだ雪は不足しているけれど、全然問題ナシ。
思い切り滑ることが出来ました。

今シーズンからスキー場は『Mt.乗鞍』と名前を変え色々な試みをしています。
そのひとつに「どこでも滑っていいよ」ということで、今まで厳しく仕切ったりしていたネットやロープを最小限に設置するだけになりました。
ちょっとしたギャップで飛んでみたり、はじっこパウダーを探して滑ってみたりすることが出来ます。

けれど、今まで以上に周りを気遣いながら滑る、各々のマナーが試されることにもなります。
そして自分の滑れる能力を判断した上で、滑らなければなりません。
怪我をした場合、それは全て自分の責任です。
パトロールに救助要請をしたら有料になる場合もあるという、ローカルルールが定められました。
山の一部を滑っているという自覚を持ってもらいたい、そんな想いが込められています。


Christmas  New Year 036
こんな吹き溜まった場所は、パフパフパウダーです。
ターンをするたび顔まで雪が舞い上がります。
浮き上がる爽快感は、寒さを吹き飛ばしてくれます。

Christmas  New Year 034
この人(マスター)もパウダー中毒者です(笑)
去年までは滑れなかったリフトの真下を雪を巻き上げながら滑っていきます。
まだササが顔を出しているのに…怖くないのでしょうか?
それどころかとても楽しそうでした。

Christmas  New Year 041
スキーツアーコースは白さを増しながら本格的な冬山へ向かって準備中です。
今シーズンもたくさんの人が板を持って山頂を目指して登り、シュプールを描いて帰ってくることでしょう。
穏やかな天気に恵まれた日と休暇が重なることを祈りながら、気持ちを高ぶらせタイミングを待つことにしようと思います。


♪おまけ♪
お昼時に寄り道をしたら、運よく豚まんをいただきました。
これが本当の豚・まんじゅうです。
ピザ味と餃子味でした。

Christmas  New Year 044
つぶらな黒ゴマお目々がとてもかわいい!
おいしくガブリと平らげました。
ごちそうさまでした。



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アコーディオンコンサート

クリスマスイブは、パーティをしてにぎやかに。
クリスマスの夜は、しっとりとした大人の時間を過ごさせてもらいました。

ペンションアルムで行われた、アコーディオンのミニコンサートのお誘いを受けました。
アコーディオン奏者は、乗鞍在住のKAZUさんです。
1年くらい前にKAZUさんのアコーディオン演奏を初めて聴いて、音色の奥深さや音域の多彩さに、ものすごくびっくりし感動しました。
その演奏がまた聴ける。
とても嬉しくて楽しみで、雪の深々と降るホワイトクリスマスの夜にうきうきして出掛けました。

演奏の始まる少し前に到着し、遅刻せずに済んでほっと一息。
席に案内され、ミニコンサートが始まります。
ペンションアルムの看板娘Mちゃんの挨拶と、「クリスマスだけど全く関係ない曲をやります」というKAZUさんの挨拶に、笑いと和みが広がります。

Christmas  New Year 018
演奏が始まると、あっと言う間にアコーディオンの音色と世界観に引き込まれていきました。
大きなチャペルにある大きなパイプオルガンのような荘厳な音。
カーニバル会場に来てしまったかのように錯覚してしまうほどの多彩で軽やかな音。
思わずリズムを取って踊ってしまいそうになるワルツ。
こんな沢山の音色をアコーディオンひとつで、表現するのです。

曲の間には、KAZUさんのMCが入ります。
アコーディオンの構造についての説明もあり、とても参考になりました。

音をボタンひとつで変えることが出来るのは、巧みに動く手をじっくりと見て聴いていれば分かります。
さらにそれだけではなく、アコーディオン上部(ちょうど顎の位置)にもボタンがあって、演奏中に顎で押して音色を変えることも出来るのだそうです。
左手の位置に沢山あるボタンは、押しながら空気を送り込むと様々なコードの和音が鳴るようになっているのだそうです。
多彩な音は、色々な場所に付いているボタンと右手で奏でる鍵盤と、強く弱くデリケートに操られる空気の送り具合によって出来上がっているのです。
アコーディオンを知れば知るほど、そのすごさに感嘆のため息が漏れてしまいます。

Christmas  New Year 030
アコーディオンを製作している会社は世界で数社しか無いそうです。
それぞれ独特の音色を持ち、曲に合わせてアコーディオンを持ち替え演奏していました。
鍵盤がキラキラして、宝石箱みたいな輝きを放つアコーディオン。
とても弾きこなせそうには無いけれど、ちょっと弾いてみたい憧れがあります。

Christmas  New Year 028
コンサートの途中でワンドリンクサービスがあり、休憩が取られました。
丸太で出来た立派なカウンターテーブルには、キャンドルや松ぼっくりのオーナメントが飾られ、クリスマス気分を盛り上げてくれているようでした。
松ぼっくりライオンはつぶらな目がとてもかわいい。
今度真似して作ってみようと思います。

Christmas  New Year 029
ワンドリンクの他にも、デザートと軽いおつまみも用意してありました。
クリスマスらしい、クッキーのモミの木。
食べるのがもったいないと思いながらも、てっぺんから美味しくいただきました。

美味しい休憩を挟んで、後半は超絶技巧が炸裂の渾身の演奏が続きます。
15kgほどにもなるアコーディオンを抱き、左手を巧みに動かして右手は鍵盤の端から端まで跳ね回ります。
心のこもった演奏を最後まで弾ききりました。
アンコールにも応えてくれたKAZUさんは、演奏後にはさすがに疲れた表情を見せていましたが、それだけ素敵な時間をいただくことが出来ました。

とても心温まる素敵なクリスマスになりました。
声を掛けてくれた、アルムのMちゃん、Kちゃんありがとう。
アコーディオンの魅力を沢山教えてくれたKAZUさんありがとうございました。
ぜひまた、魅力的な音楽の世界へ連れて行ってください。



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クリスマスパーティとサンタクロース

クリスマスイブの前日から乗鞍高原に来ています。
ふんわりとした雪が空から舞い落ちてきます。
まだまだ雪が少ないけれど、一面銀世界です。


プライベートや英会話でいつもお世話になっているNorth Starさん(N☆)から、クリスマスパーティに招待してもらいました。
N☆のスタッフはインターナショナルなので、英語で会話するのが当たり前の空間です。
いろんな国の友達が出来て文化交流が出来る、日本に居ながら外国に居る気分になれる、不思議で大好きな場所です。
ただ、夏の間に全く英語を使っていなかったので、うまくコミュニケーションが出来るのか心配しながらN☆に行きました。

部屋に入ると、クリスマスソングをみんなで歌っている真っ最中でした。
歌いながら、気付いたスタッフが笑顔で招き入れてくれます。
フルートと電子ピアノの伴奏つきで、ゴージャス感がいっぱいです。
子どもから大人まで元気いっぱいの歌声が響きます。

Christmas  New Year 001
歌い終わった後は、ビンゴゲームです。
当たるかな?当たればいいな。
あまり欲が出ると、こういうゲームはめっぽうダメなのです。

カードにある数字が読み上げられることがほとんどないまま、ゲームは進んでいきます。
あちこちから「リーチ!」のコールが上がり、どんどん盛り上がっていきます。
そしてついに「ビンゴ!!」と子どもの大きな声が。
拍手喝采でした。
ビンゴした人にはクリスマスツリーの下に置いてあるプレゼントをひとつもらえるとあって、さらに白熱します。

私は後半に追い上げを始め、ついにリーチになりました。
そして!ビンゴ!!
嬉しくて立ち上がって、ビンゴをアピールしてしまいました(苦笑)
もらったプレゼントは、かわいいクマの形をしたグミキャンディーでした。

クリスマスソングを再びみんなで歌い、アメリカの家庭でのクリスマスの過ごし方を教えてもらったり、キリストが生まれた時のお話を聞いたりしました。
お話の後に、N☆スタッフのダンの親戚という紹介で部屋に入ってきたのは…。
なんとなんと、サンタクロース!
2011y01m06d_181534476.jpg

椅子に座ったサンタさんは、貫禄がありました。
子どもと一緒に記念撮影をしていましたが、見知らぬ赤い服を着た人に硬直してしまう子もいました(苦笑)
そして「他にも行く場所があるから」と足早に去っていきました。

Christmas  New Year 009
そして、おしゃべりの時間。
カウンターには、お菓子やケーキなどのデザートが並びました。
色とりどりのお菓子は、どれもおいしそうです。

Christmas  New Year 013
クリスマス仕様のお皿とペーパーナプキンをもらって、お菓子を取っていきます。
いい香りのするフレーバーコーヒーもいただいて。
久しぶりに会った友達とたくさんおしゃべりをしました。
心配していた英語ですが、ほとんど日本語でしゃべっていました(苦笑)

あっという間に時間は過ぎ、お開きになりました。
今シーズンも楽しく過ごせそうです。
いつもいつも素敵な時間をありがとう。


クリスマス当日、レストランにサプライズが!
目の前に現れたのは「Merry Christmas!」と挨拶をする赤い服の…。
サンタさん!
Christmas  New Year 015

昨日は忙しいからと早々と帰ってしまったサンタさんもやっぱり真っ白いゲレンデが好きみたいです。
スノーボードを持って、トカナイではなくリフトに乗って消えていきました(笑)



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イルミネーションに染まる

寒い季節になると、小さな灯りひとつ見るだけでも暖かく感じる気がします。
12月からお正月過ぎる頃まではイルミネーションのイベントが各地でたくさんあります。
実家に帰っている間は、夕方のテレビのニュースで連日イルミネーションを紹介していました。

近所で一番賑やかなイルミネーションを施しているのはパチンコ屋さんです。
景気や世間のことなど色々と考えてしまいます(苦笑)


ここ数年で有名になってきた、県内のとあるお宅のイルミネーションを見に行ってきました。
国道沿いにある民家なのですが、とにかく凝っていて感心してしまいます。
周りに民家があまりないため、このお家だけがきらびやかで浮き上がって見えます。

Long Holiday 2010 173
賑やかなイルミネーションが出迎えてくれます。
入り口には『ご自由にご覧ください』との看板が置いてあったので、恐る恐る足を踏み入れます。
夕飯時のお宅の庭に入っていくのは、いくら『ご自由に』と書いてあっても少々気が引けるものです。
「お邪魔します…」心の中でつぶやきながら、入らせてもらいました。

Long Holiday 2010 170
庭木にも、倉庫にもイルミネーションされ、本当にこの季節が好きなんだなぁと思いました。
しかも一般開放までしてくれていてとても寛大な方だと、会ったことのないこの家の住民に思いを馳せます。
バンビちゃん似のかわいいトナカイさんもお出迎えしてくれました。

その時、庭の裏の畑の合間をJRのワンマン列車がゴトゴトと走っていきました。
真っ暗な闇の中に消えていった汽車。(いまだに電車ではなくディーゼル車です)
あの汽車の中からもきっとここのイルミネーションは輝いて見えることでしょう。

Long Holiday 2010 172
こんな電飾もあるのですね。
スティッチが今にも動き出しそうな、かわいいイルミネーションです。
他にもサンタさんとスティッチが並んで飾られていました。

庭から出ると、イルミネーションを見に人がどんどん集まってきました。
みんなこのイルミネーションを楽しみにしている。
そう思うと、この季節に庭を灯りでいっぱいにすることが楽しいのかもしれません。
素敵な時間と空間をありがとうございました。


場所は変わって、クリスマス直前に京都市内を走っていたときのこと。
ふと視界にとてもきらびやかな世界が飛び込んできました。
街路樹全体が電気でピカピカになっています。

Long Holiday in Dec 2010 051
思わずそのイルミネーションの中に入っていました。
この日はあいにくどしゃ降りだったので、車で電飾された街路樹の通りをぐるっと1周しました。
信号はすぐに赤に変わるので、ゆっくり進んでじっくり見ることが出来ました。

後で友達に、半導体を作る会社のROHM京都本社のイルミネーションだと教えてもらいました。
色づいた葉がまだ落ちきっていないケヤキなどの街路樹がキラキラピカピカしていて、なんだか違う世界に来たみたいでした。
しかも車の中からじっくり見られる、ドライブスルーイルミネーション(笑)
もちろん歩いて鑑賞している人もたくさんいました。
Long Holiday in Dec 2010 047

とても楽しい気持ちになるイルミネーション。
ちょっぴりエコのことが気になるけれど、やっぱりこの季節はピカピカする方が気分が盛り上がります。



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晩秋の嵐山観光

愛宕山から下ってきて、登山口の清滝に戻ってきたのが午後2時。
京都の街をぶらりとするには、まだ充分に時間があります。
そして寄り道欲が出てくるのです(笑)

清滝から観光名所の嵐山方面へ移動することにしました。
移動手段はやっぱり徒歩です。
清滝トンネルはとても暗くて狭いので、トンネル上部へ迂回しました。

トンネルを過ぎると景色はガラリと変わって、かやぶき屋根のお土産屋さんなどが並ぶ通りになります。
建物も道も、何もかもが和風で京都らしく見えます。
店先からは、お香の匂いがしてきます。
側溝に落ちているモミジの葉が、さらに秋らしく京都らしさを引き立ているようです。

Long Holiday 2010 057
民家の玄関で出会った、小さなかわいい招き猫ならぬ拝み猫。
くり抜かれた庭石にも、猫にも趣を感じてしまいます。
こんな何気ないような計算されたような演出をふと見つけるのも、街歩きの楽しみです。

登山の時とは全く違うスピードで、観光客に混ざってゆっくりと歩いていきます。
そしてこの道沿いで出くわしたお寺は、あだし野念仏寺でした。
引き込まれるように拝観料を払い、中に入っていました。

あだし野【仏野】と呼ばれていた地域は古来より葬送の地で、弘法大師がこの地にお寺を建立し、野ざらしになっていた遺骸を埋葬したのが始まりだと伝えられています。
後に法然上人の修行の場となり、現在のお寺となったそうです。
境内の八千体ほどある石仏、石塔はあだし野一帯に葬られていた人々のお墓なのだそうです。
長い年月を経て無縁仏となり、あちこちに散乱していた石仏は集められ安直されたそうです。

Long Holiday 2010 064
境内に点在する石仏。
コケで覆われた緑のキャンバスには、モミジの赤で染められていました。

Long Holiday 2010 065
念仏寺のモミジは、どこよりも真っ赤に染まって見えました。
「これが求めているモミジの色!」と言える燃えるような鮮やかな赤色です。

Long Holiday 2010 075
真っ赤なモミジを見たあとの、竹林の緑はとても新鮮に映ります。
丁寧に手入れされた竹林は、等間隔でまっすぐに伸びていました。
鮮やかな秋の景色とはまた違う、凛とした日本の風情がありました。

Long Holiday 2010 079
念仏寺入り口の石段では、モミジゲートがお出迎えしてくれます。
たくさんの人がここで写真を撮っていました。
京都観光のお土産と思い出に…と、きれいな落ち葉を拾っていらっしゃる方もいました。

あだし野念仏寺をあとにして、渡月橋を目指して歩きます。
とても狭い路地に車が進入して立ち往生してしまう光景も目撃しました。
しかし、どこを歩いても人、人、人。
小さなお寺へもたくさんの人が歩いていき、きれいなモミジの周辺にもカメラを構えた人でいっぱいです。
おしゃれなカフェももちろん店内は人でギッシリでした。

少しお腹が空いて休憩したかったけれど、どこも人があふれているので、どうにもならない気分になってしまいます。
ストイックに歩き続け、嵐山公園に到着です。
広い敷地内にある、建物の玄関にいた兎さん。
2011年を待っているかのような、そんな出で立ちです。
Long Holiday 2010 082

公園を抜けると、保津川に出ました。
嵐山の一番名所、渡月橋はたくさんの人と車で大混雑でした。

Long Holiday 2010 087
渡月橋を望む景色。
モミジは猛暑で日焼けしすぎたようです。
赤色というよりは茶色に見えました。

ボートに乗ったり人力車に乗ったり、歩いたりとみんなそれぞれの嵐山観光を楽しんでいました。
私ももちろんよく歩き、久しぶりの京都観光を満喫しました。



♪おまけ♪
お腹が空いていたので、思わず屋台に飛びつきました。
割り箸に刺さった大きな団子3兄弟。
Long Holiday 2010 089

この大きいみたらし団子を頬張りながら、JR嵐山駅まで歩いて帰路につき、京都観光を終えたのでした♪



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愛宕山、初登頂

京都の人が『あたごさん』と呼び親しんでいる、愛宕山に登ってきました。
嵐山から奥に入った清滝の表参道からは登らずに、保津峡から歩き始めて柚子の里・水尾から登ることにしました。


ちょうど秋の行楽シーズンだったのに便乗し、亀岡駅からトロッコ列車に乗ってみました。
便乗したのはいいのですが、ものすごい人です。
トロッコ列車は全席指定。
窓口で立ち席の乗車券を購入し、一番最後に乗車しました。

Long Holiday 2010 014
列車はゴトゴト走り始め、車窓からは保津峡の景色が見えました。
秋色に染まった峡谷に、みんな歓声を上げます。
保津川下りの船が見えました。
船の上から手を振ってくれるお客さんに、私たちも列車の中から手を振りました。

トロッコ保津峡駅に到着し、下車しました。
まだ日の当たっていない、静かな渓谷の隅っこにに降りたのは私だけ。

Long Holiday 2010 017
おもむろに下車した私に「もう乗らないの?」と車掌さんは確認してくれました。
「ここから山に登るんです」そう伝えると、列車は発車しました。

Long Holiday 2010 018
他の観光客は、嵐山まで移動するようです。
トロッコの各駅では、信楽焼きの大小たくさんのぽんたくんがお出迎えしてくれていました。

トロッコ保津峡駅からすぐ見える吊り橋を渡り、狭い車道を歩きます。
JR保津峡駅が見えてきました。
保津川ラフティングのゴールはこのすぐそばで、そんな川原を見下ろしながら歩いていきます。

途中『ゆずの里歩道』と名付けられた遊歩道を歩きました。
手入れのされたスギ林の合間を縫って歩いていくと、やがてユズ畑になりました。
水尾の集落に到着です。
坂道の多い集落でした。
道のそばには石垣が積み上げられ、その上には真っ赤になったモミジ。
とてもきれいでした。
Long Holiday 2010 024

源氏の先祖にあたる、清和天皇が愛した地、水尾。
山間のこの場所は、ユズやウメが盛んに栽培されていました。
冬至に『身を清め邪気を払う』とされる柚子風呂発祥の地でもあると言われています。

『愛宕神社』と記された道標に従いながら歩いていくと、ユズ畑に着きます。
ユズ畑の中を歩き、やがてその先から登山道になります。
手入れされた山林の中なので道幅は広めです。
Long Holiday 2010 028

途中、愛宕神社への参拝の由来を教えてくれる看板があり、「へぇ~」の連続です。
古くより火難除け、火伏せの神として親しまれてきたことや、子どもが小さいうちに連れて登ると健康に育つという言い伝えが残っているそうです。

ずっと一定の傾斜が続く山林を登っていくと、あずま屋が見えてきました。
水尾分岐です。
清滝からの表参道との合流点です。

幹がとても太い、大きな杉が両側に並ぶ神社への参道。
時々参拝者に出会うものの、静かな場所です。
参道のところどころにあるモミジはすっかり落ちてしまって、足元の落ち葉も乾いて色褪せていました。

Long Holiday 2010 030
杉の大樹を見上げながら歩いていくと、黒門が見えてきました。
門から先が、神社の境内になります。
神社の入り口には鳥居が建っているものですが、愛宕神社の場合は門なのです。

それは愛宕山は以前、お寺と神社が同居する神仏習合だったことにあります。
白雲寺という名の寺院が実権を握っていた時の名残のひとつが、この黒門なのだそうです。

境内に入り鳥居跡を過ぎると、たくさんのお手製ベンチの並んだ休憩所があります。
一息付きたいところですが、先に神社に参拝する事にします。

Long Holiday 2010 037
愛宕神社の本殿は、急な石段を登ったところにあります。
一歩一歩踏みしめるように登っていきます。

本殿まであと少しのところで、すごい石碑を発見しました。
そこには『参拝登山五千回記念』とありました。
5000回…1年365日休まず参拝したとしても、14年近く掛かります。
すごい!
5000回記念の石碑は1体だけでしたが、3000回記念、1000回記念の石碑はいくつか並んでいて、信仰心の強さを知ることが出来ました。

本殿が愛宕山の山頂になります。
標高は924m。
京都市内から見える最高峰の山です。

本殿で参拝を済ませると、休憩所まで下りました。
この日は冷え込んでいて、休憩していると体がすぐに冷えてしまいます。

日の射し込むベンチでランチです。
ひなたに居ても体が冷えてくるので、食べ終えるとすぐに歩くのを再開しました。

石段のすぐそばから裏へ回るように林道へ入ります。
道標を頼りに細い登山道へ。
ここからはひたすら下り道です。

30分も下れば、小さなお寺に辿り着きます。
月輪寺【つきのわでら】という名の歴史あるお寺でした。
お寺の中を横切るように登山道は続いています。

Long Holiday 2010 042
月輪寺のそばからは、京の街並みがうっすらと望むことが出来ました。
山並みと街並みがきれいでした。

Long Holiday 2010 047
お寺のそばにあったモミジは、はらりはらりと落葉中。
ずいぶん長い時間をかけて落ちているのでしょう。
下に積もった葉は色褪せています。
その上に落ちたばかりのモミジは、グラデーションが鮮やかで、苔むした石とのコラボレーションもまたステキでした。

再び、下り続きます。
ガサガサ落ち葉を踏み、ジグザグ道を小走りに、楽しい下り道。
気付けば、清滝川が近くに流れる分岐点に付きます。
分岐点から北東へ向かえば、東海自然歩道を歩いて高雄へ行けるようです。
今回は、登山口のある清滝へまっすぐ下りました。

初めての愛宕山でしたが、京都の人々の熱心な参拝登山をする姿がとても印象的でした。
歩きやすい、山登り初心者さんにはお勧めの山です。



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森の警鐘

京都の街の東側にそびえる山。
京都トレイルを歩いた時に入った森。
世界的文化遺産のそばに歩ける森があったことを知ったと同時に、この森が抱える問題も知ることになりました。


Nov.2010 etc 256
森の中を歩いているときに、枯れた木が多くあることに気が付きました。
最初は秋なので落葉したのだと思っていました。
空がところどころ見え、森の中は比較的明るい状態でした。

Nov.2010 etc 219
足元に転がる木。
森の中に倒木があるのは当たり前の景色ですが、『危険』と記された倒木があるのは当たり前の景色では無いはずです。
台風などの被害で自然に倒れたわけではなく、切り倒されたものもたくさんありました。

Nov.2010 etc 254
ナラの樹は、完全に葉を落としてしまっています。
秋だからではありません。
枯れているのです。
こんな姿になった木がいくつもいくつもありました。
歩いている途中には、『倒木の恐れがあります』と危険を知らせる看板も設置されていました。
ちょっぴり物々しい雰囲気です。

一緒に歩いていた友人が「今年の夏に、虫が原因で2万本のナラの樹が枯れたらしい」と教えてくれました。
京都だけで2万本!?
耳を疑う数字です。

この虫というのは、『カシノナガキクイムシ』という全長5mm程度の甲虫です。
ブナ科のナラやシイ、カシなどに住み着き、自分たちが持ち込んだナラ菌の菌糸や酵母を餌とするのだそうです。
1本の木にカシノナガキクイムシが大量に集まることで、持ち込まれたナラ菌は樹木全体に広がってしまいます。
ナラ菌の影響で、木自体の水分供給機能が止まってしまい、最終的には木が枯れてしまうのだそうです。

京都でカシノナガキクイムシによる枯れ木が最初に確認されたのは、2004年に北山エリアにおいてでした。
その時の枯死したとされる木は50本。
2006年には東山でも確認され、500本に増えていました。
市など自治体が対策を取る努力をしても、今年の8月には枯れ木は2万本に増えてしまい、とても深刻な問題になってしまいました。


Nov.2010 etc 249
大文字山に行く途中のトレイルで見た光景です。
カシノナガキクイムシがたくさん確認された樹は切り倒され、ビニールで覆って繁殖を防ぎ死滅させるのだそうです。
まるで枯れたナラの樹の屍のようです。
痛々しい森の姿がそこにありました。

Nov.2010 etc 253
一見、普通の姿に見える登山道です。
しかし、切り倒された跡に切り株が残り、秋にしてはあまりにも少ない足元の落ち葉に、森全体に大きな影響を与えているのは間違いないと思いました。
「ドングリ、落ちてないかなぁ」と歩いている時に何気なく発した言葉。
カシノナガキクイムシが好むブナ科の木々はドングリをつけるものばかり。
このままの勢いだと、ドングリが見られない森になってしまうかもしれないのです。

Nov.2010 etc 263
大文字から見下ろした京都の街の隅っこでは、紅葉した樹に混じって茶色くなった樹が目立ちました。
水を吸い上げられず枯れていく、ナラの樹の悲鳴が聞こえてくるようでした。

今後、この問題とどう向き合い、解決していくのか…とても気になります。
再びブナ科の樹が元気に育つ環境が戻って来てほしいと願うばかりです。



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西のイチョウ、東のイチョウ

京都に行って、ほんの少しでも時間が出来ると西本願寺に寄ります。
最近、大掛かりな修復工事がやっと終わって、立派な姿がよみがえりました。

Early Winter 2010 by Kiss 012
境内に入ると、大イチョウが見事に色付いていました。
大きくてまあるくて、黄色い…見たまんまの感想になってしまいました(苦笑)
歴史ある建物の中にあるだけに、このイチョウにも長い歴史を感じられます。

Nov.2010 etc 290
ちょうど夕暮れ時だったので、西からの日差しがまるで後光を射しているように見えます。
イチョウの濃い黄色をよりいっそう引き立てていました。
落葉し、敷き詰められた砂利を少しずつ黄色に染め始めていました。

Nov.2010 etc 293
この景色を全く予想していなかったので、サプライズなプレゼントでした。
記念撮影をしている人たちに混じって、遠くから近くから、見事な色付きを眺めていました。


西本願寺からそのまま七条通りを東へ歩き、京都駅前に移動しました。
まだ閉門までに時間があったので、東本願寺にも行ってみました。
こちらは現在、お堂が改修工事中。
お堂を囲う大きな足場の大きさに、改めてお堂の大きさも実感することが出来ました。

東本願寺前の烏丸通りにもイチョウ並木があります。
西本願寺のイチョウが見事だったので、こっちもきれいに色付いているのかなと思っていたら、完全に落葉し終わっていました。
ほとんどの樹は枝だけになっていました。
西本願寺と東本願寺は1kmくらいしか離れていないのに、イチョウの姿の差には驚かされました。

Early Winter 2010 by Kiss 020
けれど足元を見てみると…夏は芝生が広がる広場は黄色く染まっています。
サクラの赤い落ち葉がいい感じにアクセントになって、とてもきれい。
やさしい干し草のような落ち葉の匂いもしてきます。

Early Winter 2010 by Kiss 024
車道の間に南北に細長く伸びる広場は、うまく敷き詰めたかのように落ち葉がびっしり。
これが本当の落ち葉絨毯です。
鮮やかでフカフカのナチュラル度100%の絨毯。
ゴロゴロしたい気持ちがありましたが、落ち葉の間に見え隠れするギンナンの実が気になって寝転がるのを止めました(笑)

Nov.2010 etc 299
広場から南を見ると、京都駅と京都タワーが見えました。
都会の喧騒と歴史的建造物の間の不思議な空間で、イチョウの黄色に心まで染まることが出来た気がします。



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雪の便りと初滑り

12月9日、日本列島に寒波がやってきました。
愛媛県も寒波の影響を受け、各地に初雪をもたらしました。
地元に帰ってからずっと小春日和のような暖かい毎日が続いていたせいか、急に寒くなってブルッと身震いが…。
寒さについていけません。

それでもやっぱり、ニュースで『県内各地で初雪のたより』と見ると落ち着かなくなってしまいます。
次の日には、県内で一番早くオープンしたスキー場に足を運んでいました。

久万高原にある、久万スキー場までは家から高速を利用して2時間かかります。
前日の積雪が20cmあったとニュースになっているだけあって、松山市内から久万高原に続く三坂峠は、真っ白になっていました。
スキー場までの急な上り坂は、解けた雪がスケートリンクのように固まってツルンツルン。
無理のない運転をしていても車の後部が滑ってズレる感覚に、苦笑いするしかありませんでした。


Long Holiday 2010 144
スキー場に着いて最初に目に付いたのは、ゲレンデの端にある、すっかり葉の落ちた樹。
うっすらと樹氷が出来ていました。
寂しいはずの裸の枝には真っ白で繊細な氷の花が咲いて、儚く美しい冬の樹に変わっていました。
快晴になった青空と、凍った枝先の白さがとてもきれいでした。

ゲレンデは、人工降雪し圧雪されたバーン上に、天然の雪が積もった状態です。
足元からは歩くたびに、キュッキュッと雪の締まる音がします。

Long Holiday 2010 148
ゲレンデ上部からの眺めです。
緩斜面に見えますが、ほどほどの斜度があり滑りやすいバーンです。

ここ数年は、いつもこのゲレンデで初滑りをするようになりました。
信州のように、滑走距離が長いわけでもパウダーに出会えるわけでもありません。
それでも、温暖なイメージのあるこの場所で12月入ってすぐにオープンしてしまう、気合いの入ったゲレンデを応援したくて来てしまうのです。
その気合いを分けてもらいたいのもあります。

この日のゲレンデは、滑りやすくて気持ちが良く、とても上々のコンディションでした。

Long Holiday 2010 150
日が高くなるにつれ、気温はぐんぐん上昇してきます。
暖かくなるのはいいのですが、雪が緩むのも早くなってきます。
空にはだんだんと薄雲が出てきて、面白い形を作っては流れていきました。

Long Holiday 2010 155
リフト山頂の眺めです。
おだやかな、気持ちのいい景色でした。

初滑りを無事に終え、冬へ向かってまっしぐらです。



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京都トレイル

11月下旬に私用で本州に戻ったついでに、京都に行ってきました。
『京都一周トレイル』と呼ばれる登山ルートがあるというので、友達に案内してもらい一部分を歩いてきました。

学生時代に住んでいて、多少の土地勘はある東山エリア。
清水寺や銀閣寺などの有名な観光地がたくさんあるエリアです。
その東山にあるトレイルを歩くらしいのですが、『トレイル』と言われるほどのものがどこにあるのかさっぱり分かりません。


待ち合わせ場所は、伏見稲荷大社。
久しぶりに訪れた稲荷大社は、改修工事が行われていたものの、参道の雰囲気は変わっていなくて懐かしい。
修学旅行生などが入れ替わりお参りしていてとても賑やかでした。
私もトレイルの安全を祈願してお参りをしました。

キツネさんに見送られ、参道から奥を目指し歩き始めます。
トレイルのスタートです。

Nov.2010 etc 195
朱色に塗られた鳥居がずらっと並んで、まるで異次元のような不思議な雰囲気を作っていました。
一体どこまで続いていくのだろう…抜け出せなくなるんじゃないかと錯覚してしまうくらいすごい数の鳥居です。

鳥居をくぐり始めた時にはたくさんいた観光客は、登って行くほどにだんだんまばらになってきます。
ずっと上りが続き、体はすぐに温まりました。

Nov.2010 etc 196
途中、小さなお社が奉られている場所は、イチョウが散って周りを黄色く染めていました。
朱色の鳥居とイチョウの黄色がとても鮮やかでした。

行き着くところまで登ってしまうのかと思っていたら、参道の途中から横道にそれます。
その道の角には『京都トレイル』を示す道標が立てられていました。
この道標を探しながら歩いていくそうです。

上っていた道はいつしか急な細い路地を下っていきます。
すぐ隣には民家があって、金網やコンクリートの壁で隔たれていました。
人の畑のあぜ道をお邪魔するような形で通らせてもらったり、狭い町内の中を歩いたり。
山道ばかりのトレイルではないところが京都らしくもあります。

稲荷大社から北に向かって歩いていきます。
けれど、どの辺りを歩いているのか分からない…。
そんな状態で歩いて出た場所は、泉湧寺でした。

泉湧寺は皇室ゆかりのお寺です。
楊貴妃観音像があり、女性に人気のスポットです。
学生時代に住んでいた場所から徒歩数分のお寺だったので、今の場所がどこなのか理解出来ました。
この日の目的はトレイルなので、お寺の前をそのまま通り過ぎます。

泉湧寺を過ぎると、住宅街の中を歩いていきます。
民家の壁にトレイルの案内が手作りして設置してあり、人のぬくもりを感じることが出来ました。
京都市民の協力があってこそのルートです。
石壁の生垣にも道標。
この簡素な看板が本当に分かりやすいのです。
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住宅街から再び森の中へ。
このギャップがとても新鮮で楽しくなります。
森の中は落ち葉が積もり、落ち葉の上を歩いていきます。

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森の中を歩いたかと思えばまた下りになって、滋賀県の大津市と京都市内を結んだ国道に出ました。
車がひっきりなしに通ります。
「こんなところに出るんだ!?」驚いてばかりです。
「この場所を知ってるから歩いていて面白いんやろうな」と、友達は私の反応を見て楽しんでいるようでした。

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国道の下をくぐり、また上り道です。
今度は少し頑張った上りが続きます。
着いた場所は将軍塚。
平安京を造営する際、桓武天皇が都を鎮める意味で将軍像を作り埋めた場所とされています。

将軍塚は秋には紅葉が美しく、夜景のスポットとしても知られています。
ここで、休憩してお昼を食べました。
天気がよかったので、私たちと同じように外でお弁当を食べている人の姿がたくさんありました。

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将軍塚から少し歩けば、尊勝院というお寺に着きました。
静かな趣のあるお寺です。
元三大師という、法然上人や親鸞聖人の師であった源信のさらに師だった人により建立されました。
お地蔵さんが並んだそばのイチョウが立派でとてもきれいでした。

Nov.2010 etc 230
尊勝院からさらに進むと、小学校がありました。
学校の塀の横にあった道標は、サクラの落ち葉といい感じに馴染んでいました。
道標を見つけるたびに、オリエンテーリングみたいな気分になります。

東山を北上し続け、三条まで上がってきました。
蹴上の大通りに出ると、車と人の多さにびっくりします。
蹴上は、琵琶湖から引かれた水が流れる疎水の集まる場所です。
レンガ造りの疎水に関する建物が今も残されています。

とても雰囲気のいいレンガのトンネルをくぐります。
道標にはネジリマンボと書かれていたトンネルです。
…と思ったら、『マンボ』ではなく『まんぽ』でした。

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なぜこのネーミングなのか気になっていたのですが、ズバリ!ねじれてるんだそうです(画像からでも分かると思います)
レンガを斜めに積み上げることによって、強度を増しているのだそうです。
『まんぽ』(間歩)とは鉄道の線路の下にあるトンネルのことで、ねじれたまんぽで『ネジリマンポ』。
ねじれてマンボを踊るのかと、変に解釈した私の頭のほうがよっぽどねじれています(苦笑)

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ネジリマンポの上には、こんな線路跡が残されています。
インクラインと呼ばれる、物資を運搬するためのケーブルカーが以前使われていたのだそうです。
昔の線路は今は素敵な散歩道になっていました。

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今年の京都の紅葉はこんな感じ。
真っ赤に色づいているものもありますが、緑だったりオレンジだったり。
葉が赤くなる木は、猛暑の影響でどこもこんな色づきになっているようです。

ここから本日のメインイベント。
大文字山を目指します。
この日一番の上りでもありました。

「もうそろそろ?」
どこが山頂なのかよく分からない着きそうで着かない感覚に、こればかり言っていました。
山頂の標高は466m。
高くはないけれど、けっこうな上り道です。

山頂を横目で見ながら通り過ぎ、大文字と呼ばれる、その名の通り『大』の送り火の焚かれる場所まで一気に歩きました。
大文字に着くと、京都の街が眼下に広がります。
今日歩いたトレイルも視界にありました。

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『大』のちょうど真ん中の部分です。
熱に強い大谷石で火床が作られていました。
保存会の方でしょうか、送り火について詳しい方がいらっしゃって、大文字から見える山や街並みを説明してくださいました。
五山の送り火は一度しか見たことがなかったのですが、また機会があれば見たいと思いました。

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『大』の1画目の部分です。
横に伸びる火床は、来年のお盆の後の送り火まで静かにここにあるのでしょう。
少しかすんだ空模様がとてもきれいでした。

登った分だけ一気に下ります。
紅葉を見上げながら小走りに下って、下りた場所は銀閣寺でした。

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銀閣寺の裏側にあった紅葉。
真っ赤なものあれば、オレンジ色のものもあります。
傾いた太陽を浴びて、とてもカラフルに輝いていました。

ごった返す人ごみの中に出てかなり戸惑ってしまいましたが、京都は秋のフルシーズン中。
銀閣寺も本当にすごい人でした。
ここから歩いて、道標を探します。
比叡山のふもと、バプテスト病院のそばでトレイルの道標を見つけました。
今日はここまで。

次回はここから続きを歩くことになります。
目の前には比叡山が待っています。
今度はいつになるのでしょうか。
サクラが満開の春に歩けるといいなと思っています。

京都にこんなすごいトレイルがあったことを今まで知らなかったのが少し悔しく、それでもこうして歩けるのが嬉しい、そんな1日でした。



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黄金色のイチョウ

久しぶりに自転車に乗って出かけました。
季節は冬に移っているけれど、日中はまだまだ暖かく自転車で走るのは気持ちがいいです。

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公園のイチョウの大樹は色づき、キラキラと輝いていました。
今年は例年より色づきが早いようです。
あれだけ猛暑が続いていたので、イチョウやモミジの色づきは遅くなりそうな感覚があります。
しかし、植物は暑さが長引けば長引くほど、気温がほんの少し下がることに敏感になって反応するのでしょうか。

同じ樹を毎年眺めていても、葉の色が濃かったり薄かったり。
とても不思議です。

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幹のそばから見上げてみると、枝は大空を覆うように四方に広がっていました。
今年の色は鮮やかなレモンイエロー。
短くなり、傾き掛けた午後の日差しをたくさん浴びて揺れていました。

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透き通った葉は、あと数日もすれば黒いアスファルトを黄色く染めてくれます。
優しい空の色と、イチョウの澄んだ黄色のコントラストがとてもきれいでした。



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城山ランチ

久しぶりに宇和島城に行ってきました。
あまりにも天気がいいので、ランチをしようと思い立ったのです。

ランチは、学生時代にいつも利用していたパン屋さんで買いました。
小さめサイズのパンの種類が豊富で、何個も食べられて、しかもリーズナブルなのが嬉しい。
いつも買っていた懐かしいパンをたくさん買ってしまいました。

飲み物とパンを持って城山へ。
平日なので静かでした。
車の走る音はひっきりなしに聞こえてきますが、城山を覆う森の中で遊ぶ鳥たちのさえずりがたくさん聞こえてきました。

苔むした石段には、長年そこにある歴史が刻まれているようです。
しっとりとした空気に包まれた森の中を一段一段登っていけば、お城はすぐそこ。

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二の門跡から見上げた宇和島城です。
石を丁寧に積み上げて造られた城壁の上に建つ天守閣は、大きくはないけれど美しい姿をしています。

二の門跡から最後の急な石段を登り詰めれば、天守閣に到着です。
天守閣の周りは広場になっていて、宇和島の街を一望出来る景色のいい場所です。
宇和海はとても穏やかで、遠くに九州が霞んで見えました。

ベンチに腰掛け、パンを頬張りながら景色を眺めたり、天守閣を見上げたり。
そうしている間に、何人かの方が天守閣まで登ってきて、同じようにランチをしたり、中を見学したりしていました。
ヨガをしている方もいらっしゃって、とても気持ちよさそうでした。


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真っ白い壁の天守閣。
見慣れているせいかもしれませんが、一番好きなお城です。

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そばにやってきたのはキセキレイ。
一緒にお城を見上げているみたいでした。



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ニャンとの生活

自宅には、家ニャン仲間が増えていました。
自分のテリトリーに、突然入ってきた私をかなり警戒しているようでした。

私を見ると、全力で鳴きます。
可愛い声ではなく、全力声です。
「にゃー」という鳴き声があるならば、それに鼻濁音を思い切りつけた感じ(笑)

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そんなニャンが鳴いている姿。
結構りりしく、くろまだらさんです。
ちなみに女の子です。

しばらくすると、ニャンは全力鳴きをやめました。
やっと敵じゃないと分かったらしいです。
そうなると次は、寄ってきて「なでてくれ」と合図します。
ゲンキンな猫だなと思いますが、なでてあげます。
全力で。


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先輩ニャンは、この場所だけは死守しようといつもここで過ごすようになりました。
もう少し運動したらいいのに…と思うくらい、よく眠ります。
時々窓際で日向ぼっこしている時もありますが、やっぱり眠っています。

自分に先輩ニャンが居たときには、態度が大きかったニャンも新たなニャンには弱いようです。
やられっぱなしです。


そんなニャンたちに囲まれています。



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夜明け

下山会の翌日、上高地の仲間たちと旅館で別れ、バラバラになりました。
これで本当に今シーズンが終わったという感じです。
これからまたプチ旅行に行く人もいましたが、ほとんどの人は家に帰ります。

相変わらずたくさんの荷物を積んだ車。
どんなに満載でも、いきなり長距離を走らせても、いつも元気に走ってくれてとても助かっています。

実家までの距離が距離だけに、あまりガツンと高速を走る気力が無く、道草を食いながら時間を潰して、その日の夕方になってやっと帰路につきました。
後は、休憩しながら無事に家まで帰るだけ。
とにかく走っては止まり、止まっては走り。
体力勝負の大移動です。

平日の深夜は、大型トラックばかりの高速道路。
自家用車らしき車はあまり見かけません。
トラックに挟まれ、追い越され、ヨタヨタしながら走りました。
パーキングに車を止めようとしてもトラックだらけで止められるスペースが無く、びっくりします。

それでもうまく休憩しながら走ることが出来、長めの休憩を瀬戸大橋の真ん中の早島PAで取ることにしました。
ここで少し寝て、夜明けの瀬戸大橋を見るつもりです。

コックピット状態の車の中で寝るのは大変ですが、飛行機のエコノミーで寝ていると思えば…結構大丈夫かもしれない。
寝起きは、あまり良くないですけど(苦笑)


目が覚めると、空は少しずつ明るくなっていました。
橋の向こう側から日が昇ってきましたが、橋の下から見上げるので日の出は見えませんでした。
それでも、山で見る夜明けとは違う、海辺の夜明け。
瀬戸内海の気候のせいか、穏やかな優しい夜明けでした。
Nov.2010 etc 127

海面はキラキラ光り、雲はほんのりピンク色に染まっていました。
潮風が優しく、船が浮かんでいるのが見えました。

今日も1日が始まる。
朝日を浴びて目が覚めたので、再び車での移動を開始します。
四国に入ってしまえば、なんだかもう帰ってきたような気がします。
距離はまだ3分の1ほど残っているのに…(苦笑)


車の移動はしんどいけれど、時々面白い景色に出会うことがあります。
綺麗な夕日や朝日に出会ったら、長距離ドライバーさんはこんな景色を見ながら運転するのかな、なんて考えてしまいます。

自宅に着いたら荷物を下ろし、安堵感が漂います。
長い長い旅から帰ってきた感じ。
これから少しの間、充電期間に入ります。
きっと…冬眠中のクマさんのようになることでしょう。



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下山会

上高地から下山した日、みんなで奈川へおそばを食べに行きました。
ちょうど新そばが美味しい季節です。

奈川の峠でいただいたおそばは『とうじそば』と呼ばれる、温かいおそば。
いつも『もりそば』を食べる私も、この日はみんなでお鍋を囲みます。

Nov.2010 etc 077
お鍋にはあらかじめ、キノコや野菜の具が入っただし汁が入っています。
グラグラ沸騰して、今か今かとおそばがやってくるのを待っています。
この鍋の中から漂う美味しそうな匂いで、もうたまりません。

Nov.2010 etc 082
おそばを小さな片手で持てるカゴみたいなザル(?)に入れ、それを鍋にそっと入れザルを揺すりながらしばらく待ちます。
そばが温まった頃合いで、お椀によそいお鍋のお汁をかけていただきます。

つるっとした喉越しと、しっかりとした歯ごたえ。
温かい醤油仕立ての汁が一緒になって、ますます食欲がわいてきます。
すぐにお代わりを追加オーダーし、みんなで順番におそばを温めて食べました。

この後夕飯はまた旅館で宴会なのに、入るのだろうかと思うくらいお腹いっぱいになりました。
とうじそば、また食べに行きたいです。
ごちそうさまでした。


夕方に浅間温泉の旅館にチェックインしました。
さっと温泉につかってから、宴会場で下山会が始まります。

Nov.2010 etc 099
どんどん出てくる料理。
お酒も入って、お箸も止まりがち。
もっともっと胃袋が大きかったら…なんてこんなときはどうしても思ってしまいます。
とても美味しい季節感溢れるお料理と、さらに大皿料理もあって、頑張って食べて飲みました。

Nov.2010 etc 104
松茸尽くしのお料理は大人気。
お肉無しの特別料理です。
横からひと口食べさせてもらって、松茸に酔いしれていました。

大部屋でその後、再び飲み語っていたようですが、私はその後ろでさっさと寝てしまっていました。
下山前に忙しかったせい…とでも言っておきましょう(苦笑)


今シーズンも元気で終われたこと。
そんな中で山にもしっかり登れたこと。
充実したシーズンになりました。
お疲れ様でした。
ありがとうございました。
Nov.2010 etc 064



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フェルト部

今年の流行語大賞で受賞した“女子会”。
女性だけで集まって、お酒を飲むことなのだそうです。
流行語になっていたのは知りませんでしたが、私も上高地で女子会やってました。


秋が始まる少し前、同僚のSちゃんから「フェルトのもとを針で刺して作るマスコット知ってる?」と尋ねられました。

なんということでしょう!!(爆)

ちょうど、それをやってみようとキットを買ってきたところだったのです。
その旨を話すと、Sちゃんもキットを購入してきたので、一緒に作ってみることになりました。

上高地で働く人々は車で通える地元の人でない限り、みんな住み込みで働いています。
宿泊施設が多いので、朝早くから夜遅くまで働いています。
上高地に続く釜トンネルのゲートが19時(夏場は20時)に閉まってしまうことから、通うということがなかなか難しいのです。

私の職場では、住まいが何ヶ所かに分かれています。
仕事が早く終わった夜には、たまに他の宿舎にお邪魔して、なけなしのおかずやお酒をいただいたりしていました。


話が脱線してしまいましたが(汗)、『フェルト部』なるものを立ち上げ、時々集まっては、先に書いたフェルトを夜な夜な針でプスプスと刺しては楽しむのです。
生粋の女子会のようにお酒を飲んでしまうと針が手に刺さる確率が格段にアップしてしまう(!)ので、ノンアルコールでの集いになりました。
メンバーは、私のほかにSちゃんとRちゃん。

みんなで夕飯を食べるところから、お喋りは止まりません。
夕食時は同じ宿舎の男性同僚くんたちも一緒です。
まったりしすぎると、本来の活動を忘れてしまいそうになります(笑)
慌てて食器を片付けて、フェルト部の活動が始まります。

ひとりで作業を進めながら、またこうして時々見せあいっこしながら一緒に作る。
誰かが先に進んでいると、ちょっぴり頑張って行程を進めていくことが出来ました。
肩肘を張らなくていい、なんだかとっても楽しい時間でした。

キレイに色付けされたウールの固まりを、ほぐして丸めてニードルといわれる特殊な針で刺すとだんだん硬くなっていきます。
その特性をうまく利用して、動物などを作っていくことが出来るのです。
粘土遊びが好きな人なら、結構楽しんで色んなものを作ることが出来ると思います。

そうそう、女子会なのでデザートも忘れません。
時間に区切りを付け、必ずお茶を入れます。

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そんなこんなで何度か集まって、色んな話に大輪を咲かせることが出来ました。
こうして出来た作品たち。
Sちゃんはマガモ親子を、Rちゃんはオリジナルで犬を作っていました。
私は野菜とくまもちというキットを忠実に作ってみました。
いつかオリジナルを作りたいと思います。

この冬は、編み物と同時にこっちのフェルト遊びにもはまりそうです。



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空のおくりもの

長かったようで…でもやっぱりあっと言う間だった、夏山シーズン、上高地シーズンが終わりました。
シーズン最終日の朝は、貸与されていた制服や合羽を持って全員集まり、朝礼から始まりました。

いつもと変わらない調子の朝礼はサラッと流れるように終わり…と思ったら「最後にみんなで写真を撮りたい」と同僚の提案で外に出ることになりました。

まだ日が射してきていないので外はとても寒いです。
どこの施設も終了し、このタイミングで修理をしている業者さんだけが慌ただしく働いていました。

白い息をふぅーっと吐きながら空を見上げると、優しい青空にふわりとした白い雲が浮かんでいました。

「なんだか鳥に見える!」
そう独り言のように呟いて、カメラを構えました。
そんな私のすぐ横で同じように空を見ていたRちゃんは「鳳凰みたいですねぇ」とぽつり。

Nov.2010 etc 063
私の表現よりも、抜群のセンスです。
大きくて気高くて美しいこの雲の奇跡的な姿を、とてもうまく言った感じ。
しかもサラッと言ったのがカッコイイ!
雲が造った鳳凰は少しずつ形を変え、やがて空に溶けていきました。

みんなで写真を撮り終え、河童橋まで戻ってきました。
上流に穂高連峰、下流に焼岳。
今日も変わらずそこにあります。
すっかり冬の装いで、来年の春が終わるまで残る根雪になったようです。

橋の上から、今年最後になるだろう山々の姿を写そうと思いカメラを準備しました。
ふと、橋のワイヤー越しから見る空に釘付けに。
穂高から、橋の上をまたいで梓川に沿って、さらに焼岳のはるか向こうまで大きな幅の雲がアーチ状に伸びているのです。
その様子は規模が大きすぎて、写真1枚に納めることは無理でした。

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焼岳側は裾から雲が伸びていました。
飛行機雲ではなく、筋雲の集合体(?)が帯状に空いっぱいに広がっています。
橋に立っている私の頭の上を帯状のまま覆って…。

Nov.2010 etc 072
前穂高岳の方まで繋がっていました。
超特大アーチに、首が痛くなるのも忘れたように見上げて、右左そしてまた右…頭をキョロキョロ。
開いた口はふさがってなかったと思います(苦笑)

今日は不思議な空模様にたくさん出会う日だなぁと、なんだかホクホクした気分になって再び歩き始めました。
梓川沿いを歩きながら、さっき撮った不思議な雲たちをカメラで再確認しひとり満足していました。

ふとまた空へ目を向けました。
そこにはまさかの、息を飲む光景がありました。
さっき橋の上で見た雲に変化が起きていたのです。

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東側の空高くに横切る雲に出来た、いつも見るものとは違う反対に反り返った虹。
きれい!すごい!!とひとりで大興奮でした。
もっときれいに撮りたいとカメラを調整している間に、虹色に染まった雲は再び真っ白に戻っていました。

専門的なことは分かりませんが、時々見る“彩雲”と呼ばれる現象なのだと思っていました。
少し調べてみると彩雲と似た現象に“環水平アーク”と呼ばれる現象があるそうで、条件からすると私が見た雲の虹は、環水平アークだったの…かも?

立て続けに起こる現象を後で同僚に報告すると、「『お疲れさま』ってことなんだろうね」と言ってくれました。
そうだとしたらとても嬉しい。
シーズン最後に最高のプレゼント。

空からのおくりものでした。



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