上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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涸沢2010 秋 その1

9月もあっと言う間に終わりに近づいてきました。
そろそろ涸沢の紅葉も色づき始めた頃かな…と、頻繁に小屋やヒュッテのHPをチェックしていました。

去年は冷夏だった影響で秋の訪れが早く、紅葉は終わった後に「9月終わりが一番見頃だったね」ということに気付いた感じでした。
涸沢に居ると日々変わっていく葉の色が観察できますが、下で暮らす人にとってはそういうわけにはいきません。
出来れば今シーズンのベストな紅葉を見たいと、タイミングを伺っているのです。

今年は、今までに無い猛暑だったので見頃がずれ込むかなことは予測が出来ました。
けれど、いきなり冷え込んだらどうなるんだろう…やはり気になってしまいます。


どうしても自分の目で色づき具合を確かめたかったのもあり、休暇消化とお手伝いを兼ねて、涸沢へ上がってきました。
登っていても休憩していても寒くなく、まだまだ秋の入り口と言った体感温度です。
涸沢までの色づく樹々たちもまだまだ黄色くはなっておらず、生い茂っていました。

気になるのは茶色く色づいているもの。
日差しが強かったのと雨が少なかったのが影響しているようです。
紅葉に悪い影響が無ければいいけど…そう思うばかりでした。

涸沢に上がっていた9月下旬は、天気が良かったり悪かったり。
天候の変化が激しかったです。

Karasawa Sep.2010 018
青空へ昇華していく雲。
稜線が見えそうな瞬間です。
緑がまだまだ多いけれど、草紅葉が始まっているのが分かりました。
山肌を覆うタデ科の植物が、黄色から茶色になって色を染めています。

Karasawa Sep.2010 034
休憩中にカールの中をひと回りしました。
涸沢小屋から奥穂へ続く登山道沿いには、ナナカマドがたくさん生えています。
これから色づくのが楽しみです。

Karasawa Sep.2010 051
北穂から小屋の下までが色づいてきました。
雨が上がって景色が見えるたびに、姿を変えています。
この季節ならではの大変化です。
紅葉が遅れているせいか、平日にテントを張っている人はまばらです。

Karasawa Sep.2010 068
パノラマコースは上級者に限られています。
けれどほんの少しパノラマコースを歩いて振り返ると、ステキな景色が広がります。
これから色づくヒュッテ下の樹。
緑からどんな色に変わっていくのでしょうか。

Karasawa Sep.2010 081
空もすっかり秋らしくなりました。
青く澄んで、雲が形を変えては広がっていきます。
こちらの変化も見逃せません。


♪おまけ♪
10月最初の週末と3連休に向けて、荷揚げがありました。
天気が回復したこの日は、待ってましたと言わんばかりにあっちこっちにヘリが飛び回ります。

Karasawa Sep.2010 056
食材を下ろそうとしているラマです。
その向こうの稜線(屏風の耳)付近にもう1台!
スーパーピューマが後ろで待機しています。
この時、ヘリ3機が同時に集中したヒュッテでは、男衆がヘリの誘導に追われていました。

Karasawa Sep.2010 058
荷物を置いて離脱。
そして、次の荷は売店の後ろへ。
荷揚げラッシュでした。



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秋を食べる

9月22日は中秋の名月でした。
大きな月が上高地を照らす…そんなお月見を楽しみにしていました。

少し外を歩けば、ススキが穂を揺らしています。
秋の風情バッチリの、ここならではのお月見が出来るといいなと思っていました。

なのに。
その日の朝、窓の外は雨。
いつまでたっても、雨が止む気配はありませんでした。

天気が相手では仕方がありません。
準備していた月見団子とお茶で、秋の夜長を部屋でまったりと過ごしました。

September 2010 394
月より団子。
この兎の団子は作ったものではなく、コンビニで入手したものです(笑)
とてもかわいい。
コンビニスウィーツの進化には、すごいなぁと感心するばかりです。
来年は自分で兎団子を作ってみようかと思いました。


23日は秋分の日でした。
春分の日にはぼた餅、秋分の日にはおはぎを食べる風習があります。
それぞれボタンとハギの花が見頃になる季節だから、そう呼ばれるようになったと最近知りました。
おはぎとぼた餅は同じものだったのです。

September 2010 395
ご飯にほんの少し工夫を加えて作った簡単おはぎ。
つぶあん、きな粉、黒ゴマ、青ノリの4種類でカラフルおはぎです。
みんなに配って季節感をほんの少しおすそ分けしました。


秋はやはり食欲が増します。
色んなものが美味しく感じる季節になりました。



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燕岳へ行ってきました 3

中房温泉から燕岳への往復では、たくさんの生き物に出会いました。
ざっと紹介したいと思います。


Later Summer Holiday 070
こげ茶と水色の羽がとても印象的できれいです。
チョウの中で一番好きです。
上昇気流に乗って大移動をする、アサギマダラ。
上高地でも、もっと標高の高い稜線でも出会うことが出来ます。

Later Summer Holiday 089
もう少ししたら真っ赤に色づくはず。
今年は猛暑でしたが、どんな赤に染まるのでしょう。
ナナカマドは、朱の実をたくさんつけていました。
合戦小屋のトイレを覆うように生えていて、トイレがおしゃれに変身しているようでした。

Later Summer Holiday 090
キク科の植物、ゴマナです。
すらっと1mくらいの背丈になります。
上高地でもよく見かけるこの花は、そろそろ終わりに近づいていました。

Later Summer Holiday 094
真っ赤なつやつやの実を付けているのは、タケシマランです。
葉の下に、まん丸の実をつけている姿がとてもかわいい。
見つけるたびに、美人に撮ってやろうと思ってしまいます。

Later Summer Holiday 093
掘り切り状態になっている登山道の脇で見つけた花。
なんだろうと図鑑で探していたけれど、花と葉の様子からツルリンドウかな…と思っています。
地面などに絡んで生えていたかどうかは確認しておらず(オイオイ…)確信はないですが、そうなのじゃないかなと自己満足の納得状態(苦笑)

Later Summer Holiday 096
秋になってくると、山で見かけるのはリンドウの仲間が多くなります。
オヤマリンドウです。
全てが星型に開花しそうなイメージですが、大きくは開かない花なのだそうです。

Later Summer Holiday 097
登山道では、たくさんのキノコに出会いました。
キノコの種類にはとても疎いので、どれが食べられるのか、なんと言う名前なのか分かりません。
間違って毒キノコを食べてしまったらと思うと、そちらの方が怖くて中途半端に手を出せない気がするのです。
オレンジ色の発色のきれいなキノコです。
私にとってキノコは観賞するだけで充分満足します。

Later Summer Holiday 253
稜線のハイマツの中で見つけた、かわいい実を付けた植物です。
丸い葉なので、『コメバツガザクラ』の実かしら?と思っていたのですが、図鑑を見ているとちょっと違うみたい。
あれ?これがコケモモ!?
コケモモジャムやコケモモ酒はとても美味しいので、知っていたら絶対に味見したのに(涙)
次に見つけたら、ひと粒いただきたいものです。

Later Summer Holiday 254
クリーム色に黒い斑点がついた様子が、筆先のようです。
トウヤクリンドウです。
この花も大きく開花はしないようですが、固い蕾を開いているのを今だかつて見たことがありません。

Later Summer Holiday 258
こちらのキノコ、間違って回転させたように見えますが、そうじゃないのです。
木の根が大きく張り出した状態の下部(裏側)にコケが生えていて、そこから下に向かってキノコが顔を出していたのです。
傘の部分は手触りが良いビロードをかぶせたような感じ。
かわいいキノコちゃんでした。


これから秋、冬に向かっていく山はどんどん植物は冬を越す準備に取り掛かります。
花は無くなり、多くの樹は紅葉し落葉していきます。
季節が移ろい行く山を少しでも見ていきたいと思います。



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燕岳へ行ってきました 2

【9月のある日 2日目】

朝5時過ぎ。
外が明るくなってきたのに気付いて、飛び起きました。
寝過ごしたかと思った…(汗)
隣のテントで寝ていたMちゃんに声を掛け、外に出ます。

空はスッキリ晴れ渡っていましたが、眼下には雲海が広がっていました。
耳が少し冷たくなるような、澄んだ空気。
標高の高い場所独特の凛とした空間があります。

Later Summer Holiday 197
5時半頃、雲海の向こう側から太陽が昇ってきました。
眩しい朝日ではなく、ちょっぴり優しい朝日でした。
周りをピンク色に染め、全てを包んでいるようです。

Later Summer Holiday 199
槍ヶ岳にも朝日が当たります。
山肌はピンク色。
空を見ると、青とほんのりピンクのグラデーション。
優しくて不思議な色合いを創りだしていました。

Later Summer Holiday 201
昨日はなかなか姿を見せてくれなかった燕岳の稜線がはっきりと見えました。
岩と砂礫が作り出す、独特の稜線です。

Later Summer Holiday 221
昨日揚げ切れなかった荷物を朝一番に運ぶラマ。
朝ご飯を食べながら、テントの中から見守ります。
有明山を背に朝日を浴びての作業です。

朝食が終わったらテントはそのままにして、燕岳山頂を目指します。
燕までの稜線は、風化して粉々になった砂礫の上を歩きます。
白くてきれいな登山道です。
咲き終わったコマクサの群生が見られました。

Later Summer Holiday 228
イルカ岩から槍ヶ岳を望む。
今まで顎だと思っていた部分が今日は波に見えました。
これをみた人はどちらに見えるのでしょうか。

思ったより雲が湧くのが早く、山頂に着くまでには東側からどんどん雲が出てきて真っ白になりました。
何度も見てはいますが、やっぱり山頂からの景色が見られないのは残念です。

Later Summer Holiday 240
2763mの燕岳山頂です。
山頂の真上だけが青空で、あとは雲の中でした。
私たちが雲に囲まれているのは、それだけ標高が高いから。
そう思うとすごいことです。

しばらく雲の中で写真を撮ったりしながら山頂で過ごした後、名残惜しいですが下ることにしました。
ひょっとしたら晴れるかな…その願いは叶いませんでしたが、満足です。

Later Summer Holiday 246
稜線にはイルカ岩の他に、眼鏡岩と呼ばれる岩があります。
ふたつ穴の開いた花崗岩。
視界が良ければ、燕山荘も槍も穴越しに見ることが出来ます。

Later Summer Holiday 250
イルカや眼鏡以外にも、何か似たものが見つかるかも!?
そんな不思議な花崗岩の集まりです。

テント場まで戻ってきて、テントを片付けます。
ザックに全てまとめたら、テントの宿泊証明の手形を燕山荘に返しに行きました。
燕山荘前にいた石の像。
私は勝手に『のほほん』と呼んでいます(笑)
ヘリが来る時には地面に下ろしてありましたが、台座にきちんと戻されていました。
Later Summer Holiday 257

帰りは、ほとんど休憩無しで下りました。
稜線は相変わらず真っ白でしたが、アカトンボがたくさん飛び交っていました。
手を向けると、指先に止まるトンボもいました。

Later Summer Holiday 263
第1ベンチを通り抜けようとしたら、水場へ続く場所近くに道祖神を見つけました。
今まで気付かなかった…思わず手を合わせます。
これからもたくさんの山に出会えますように。
安全に歩けますように。

中房温泉で汗を流し、きれいさっぱりになって帰りました。
今回も楽しい山行になりました。
一緒に行った、Mちゃんありがとう。



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燕岳へ行ってきました 1

乗鞍で働いている友人Mちゃんから「山に行かない?出来れば1泊で」とのお誘いと提案をもらいました。
今年、本格的に山デビューをしたMちゃんですが、もっと歩いて経験を積めばかなりのツワモノになるのでは…と密かに思っています。
泊りがけの山行きを残雪期に決行し、テントデビューまで果たしてしまったのです。

なのでテント泊をすることにしました。
行き先は、燕岳【つばくろだけ】に決定です。


【9月のある日 1日目】

早朝に上高地を出発して市街地まで車で移動し、途中でMちゃんと合流しました。
私の持っているテントが2人用なのでテント1つでも大丈夫なのですが、せっかく持ってきたからとそれぞれテントを背負うことにしました。
う~ん、やっぱりMちゃんはツワモノになる、間違いない(笑)

中房温泉に車を止め、ザックを背負って出発します。
中房温泉から燕岳への登山道は、程よい間隔で休憩できるベンチがあり、歩きやすい登山道です。
片道4時間ちょっとのコースタイムなので、時間はたっぷりあります。

Later Summer Holiday 076
なかなかいい調子で歩いていくMちゃん。
しっかりと地に足がついて初心者にには思えないくらい、歩く姿が様になっています。

ベンチでの休憩は、いろんなおしゃべりをしました。
ずっと賑やかな私たちです(笑)
「『山ガール』って歳じゃないよね」
「『ガール』って英語だと10代のことなんだけど」
「じゃあ、『山レディ』!?」
そんなイマドキな話題でも大盛り上がりです。

Later Summer Holiday 074
第2ベンチから先の尾根沿いの登山道は、樹の根っこがびっしり張り巡らされていました。
木漏れ日が射しこんでいて、とてもいい雰囲気です。
思ったより暑く水分を欲しながらも、頑張って上を目指します。

早朝はとてもいい天気だったのですが、だんだん霧に覆われてきました。

Later Summer Holiday 083
合戦小屋でお昼にしました。
お昼ごはんは、Mちゃん持参のトルティーヤ。
ちょっと珍しいランチです。
美味しくて食べ過ぎ、少々お腹が重たくなってしまいました。

小屋を後にし、燕山荘を目指します。
合戦小屋から先は、合戦尾根と呼ばれる急な登りになっています。
雲に覆われた真っ白い景色。
晴れていたら見えるはずの大天井岳へと続く稜線は何も見えません。

足元の植物を写真を撮りながら歩いていきました。
曇りのほうが影が出来ないので、花はキレイに写すことが出来ます。

Later Summer Holiday 112
そろそろ最後の登りに差し掛かってきました。
時々青空が顔を出してきました。

Later Summer Holiday 123
燕山荘の真下は、お花畑が広がっていました。
草と花の匂いがほんのり漂ってきます。
見上げては、花と小屋を撮ります。

小屋に到着したら、テント泊の手続きをとります。
テントを張って着替えたら、ほっとひと息です。
ちょうど3時のおやつ時だったので、燕山荘に行ってケーキセットを食べることにしました。
「おいしい~!!」眉間にしわを寄せ、美味しさと幸せ感を顔いっぱいで表現するMちゃん。
血糖値が正常値に戻るのを感じつつ、ほっぺたが落ちそうなくらい美味しいケーキとコーヒーに舌鼓を打ちました。

Later Summer Holiday 137
燕山荘の食堂でゆっくりほっくりケーキセットを頂いている間、空が晴れたり曇ったりとどんどん表情を変えていきます。
穂高町が時々見え、雲は積乱雲が夏らしく筋雲が秋らしく、季節が混在しているように見えました。

青空が出てくると、外がなんだか騒がしくなってきました。
どうやら天気の回復の隙を見て、ヘリで荷揚げが行われるようです。
小屋の出入り口付近に荷を下ろすので、ヘリが上がってくる頃になると出入り禁止になります。
ヘリが来るなら外で見たいと、テント場近くで見守ることにしました。
上高地周辺の山と同じ、東邦航空さんによって物資輸送が行われています。

Later Summer Holiday 154
再びガスが湧いて真っ白になってきました。
少し先はもう雲の中です。
ギリギリまで頑張る荷揚げの様子に、見入ってしまいます。
この日最後の1便は、中房温泉から燕山荘までを結ぶ沢を遡上し荷を置き、再び沢を横滑りしていくような姿勢で降りて行きました。
その高度な技術に、「すごい!」と興奮せずにはいられませんでした。

Later Summer Holiday 168
日が暮れて真っ暗になってしまう前に、夕飯の準備をします。
この日のメニューはチキンカレー。
最近、カレーの中では一番のお気に入りです。
タマネギと手羽元をカレー粉で炒めトマト缶で煮込んだものを、それをそのままジップ付きの袋に入れ冷凍し持ってきました。
食べる前に温めるだけだけれど、レトルトじゃないのが気分的に豪華な感じです。
ビールとじゃがりこを添えていただきます。

気の合う友達とおしゃべりしながら、賑やかでゆったりとした時間が流れていきます。
ひとりテントの静かな楽しさと、ふたりテントの賑やかな楽しさ。
どっちもステキな時間の過ごし方です。

Later Summer Holiday 173
太陽が山の向こうに沈む頃、また違った空がありました。
乗っかれそうなくらいのモコモコした布団のような雲。
ほんのりピンクに色づいた柔らかい綿菓子のような雲。

夜は、街の明かりが見えるくらい天気は回復し、すっきり晴れ渡っていました。
一度トイレに出てそのまましばらく空を見上げていると、天の川と流星が見えました。
デジカメで夜景を撮ろうと思いましたが撮れませんでした。
案外温かく、星空観察の後も体が冷えることなく眠りにつくことが出来ました。



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水の都・郡上八幡

水の都と言われる郡上八幡に行ってきました。
帰省の際にはよく通る郡上八幡ですが、いつも通り過ぎるだけでした。
気にはなっていたのですが、なかなか行けない場所でした。

郡上八幡にお城があったことを、今回行くことになって初めて知りました。
お城の駐車場に車を止めることにしたのですが、小高い場所にあるために狭くて急なカーブを登るハメに。
車は一生懸命登ってくれました(苦笑)

お城は最後に行くことにし、先に町並みを見て廻ることにしました。
城山から下ってくる間、上高地では聞くことの出来ないセミの大合唱を聞くことが出来ました。

Later Summer Holiday 011
道の脇に水路が流れている、柳町通りを歩きます。
ちょうど郡上踊りの真っ最中で、通りの民家の軒下にはかわいい提灯がぶら下がっていました。

Later Summer Holiday 005
水場を見つけました。
豊富に流れ続ける水は、誰もが楽しめるようにと湯のみが置いてあります。
お地蔵さんにはホオズキのお供えがして、丁寧に手入れしてありました。
水と共に生活し大切にしている、町の人たちの気持ちがありました。
水は柔らかくて飲みやすくて美味しかったです。

Later Summer Holiday 022
鍛冶屋町通りで見つけた、陶器を扱っているお店です。
ヘチマが植えられ、その前に風鈴が飾られ売られていました。
夏っぽくて涼しげでいい雰囲気でした。
昔ながらの郵便ポストもまたいい味出しています。

こだわりのお店や個性豊かなお店を見て廻りながら散策することが出来ました。

Later Summer Holiday 032
日本名水百選の第1号に指定された、宗祇水。
史跡でもあるこの場所は静かに水を満たしていました。
たくさんの観光客が立ち寄り、水を口にしていきます。
入れ替わり立ち代り…それでも厳かな雰囲気がありました。

Later Summer Holiday 035
宗祇水の目の前にある小駄良川。
橋の影で水遊び。
水面がキラキラ光って、水しぶきと歓声が上がっていました。

Later Summer Holiday 041
「暑い夏は、やっぱりビールよねぇ~」
この美味しそうな泡立ち!
実はこれ、飲食店のショーケースで見られるサンプルなのです。
郡上八幡はサンプル工場があり、たくさんのリアルなサンプルが作られています。
しかし本当に飲めそうです(笑)

Later Summer Holiday 047
吉田川に掛かる、新橋からの眺めです。
水が本当にきれいで澄んでいます。
昔からここにあって変わらない景色です。

Later Summer Holiday 051
町の散策を終え、郡上八幡城に戻ってきました。
お城の中を見学しました。
城からの眺めはとても良く、城下町をぐるっと見渡すことが出来ます。
城壁は真っ白で、スマートな形をしています。
作家の司馬遼太郎さんが「日本で一番優美な城」と評したそうですが、確かに美人顔です。

ゆっくりと時間が流れているような郡上八幡。
また遊びに訪れたい場所になりました。

帰り道の高速道路での空は、モクモク湧いた雲がとても印象的でした。
その雲に西日が当たって、さらに味わいのある立体的な空になっていました。
Later Summer Holiday 066



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残暑のひまわり

9月に入りすぐに秋めいてくるかと思っていたものの、まだまだ夏の名残りが続きます。

September 2010 002
国道158号線の新村交差点近くの田んぼでは、この時期の名物にもなったヒマワリが太陽をたくさん浴びて咲いていました。
背丈が1mくらいにそろったヒマワリ。
田んぼいっぱいに植えられたヒマワリを眺めていると、緑と黄色で織り込まれた絨毯みたいに見えてきます。

夏の忙しさで疲れた体に、元気なビタミンカラーをたくさんもらった気がします。

残暑が続くのももう少し。
夏の名残りを楽しみながら、秋を探してみようと思います。
September 2010 001



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サル社会の中へ

のんびりとした昼下がりに遊歩道から外れ林道を歩いていると、サルの群れに遭遇しました。
赤ちゃんザルは母親の背中にしっかりとしがみついている姿が、とてもほほえましい。
Mt.Nishiho 130

サルの行動をぼんやり眺めながら歩いていたら、サルの群れの中に入ってしまっていました。

Mt.Nishiho 134
6月に花を咲かせたウワミズザクラは5mmくらいの小さな赤い実を実らせていました。
その実を食べようと、沿道の樹にはサルも鈴なりに。
細い樹によじ登り、手を伸ばし実を口にします。

樹はサルの重みでしなり、アクロバティックな体勢になります。
ガサガサ樹を揺らし、時にキィキィと会話をしています。

Mt.Nishiho 139
母ザルから離れて行動を始める頃の子ザルもたくさんいました。
そのサルたちの、独り立ちしようとする慣れない行動が、とてもかわいいのです。
跳ねたり、転げ落ちたり…一生懸命な姿をずっと目で追っていました。


Mt.Nishiho 145
ふと足元に目を向けると、サルが2匹やってきて座りました。
「こんな近くで?」と言うくらいの至近距離です。

Mt.Nishiho 148
何をするのかと思って見守っていると、おもむろに小さいほうのサルがゴロンと寝転びます。
そして…。
毛づくろい。
だんだん無防備になっていくサルのくたっとした姿。

こんなそばでこんな姿を見せてくれるとは、私を人間だとは思っていないのでしょうか。
すっかり仲間だと思われているのかな。

ふっと我に返ると、30分ばかりが過ぎていました。
あぁ、サルになってしまうところだった。
のんびりムードを壊したくなかったので、そっとその場を離れました。
サルの時間を共有したような、出来事でした。
Mt.Nishiho 149



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西穂高岳へ行ってきました

『休日』+『快晴』=『山登り』
私にとって、間違いのない公式です(笑)

とある休日、若干仕事疲れが無くもない、テンションもあまり上がらない…それでも寝坊せずに起きてしまったので、山に向かって歩き始めました。
こんな気持ちの自分が情けなく、山に対して申し訳ないなと思いながら。

この日は、西穂高岳に向かうことにしました。
残暑が厳しく、最高気温がかなり上がる予想だったので、途中でバテてしまいそうなら、山荘でも丸山でも独標でも引き返せるきっかけがあるからです。
もうひとつ候補に挙げたのは、前穂高岳。
しかしハシゴ場や鎖場がある重太郎新道で混雑したら大変だろうなと思ったので今回はやめることにしました。

西穂の登山口に向かって歩いていると、後ろに誰かが迫ってくるのに気が付きました。
振り返ると、涸沢小屋の谷くんとイツジでした。
早朝のホテルの前で「あ゛~!!なんで!?」とすっとんきょうなでかい声を上げてしまいました。
ちょうど休暇で山から下りてきた2人でした。

彼らに登山道のそばで「いってらっしゃい」と見送られ歩き始めた頃には、さっきまでのやる気の無さはすっかり消えていました。
ほんの少し話しただけなのに、たくさんの元気を分けてもらった、そんな気分になっていました。
これから登る山を想いながら登っていきます。

思ったよりいいペースで歩いている自分が嬉しくて、ますますパワーアップしていく感じです。
朝日が横から射しこんで、森の中を照らしています。
まだ誰も歩いていないのか、クモが登山道を横切って銀の糸を張っているのがキラリと光って見えました。

Mt.Nishiho 004
大きな根が大地を這うように伸びていました。
岩をも包み込む樹の生命力です。
根のお陰で歩きやすくなっている場所でした。

Mt.Nishiho 017
迷い沢と呼ばれる沢を抜け、ますます急な登りになります。
樹の高さが少しずつ低くなってきて、見える空の面積が大きくなってきました。

Mt.Nishiho 025
森林限界を越える頃、斜面に広がるお花畑に出会いました。
ミヤマトリカブト、オオバセンキュウ、サラシナショウマ…1mを越える背丈になった背高のっぽのお花畑です。

お花畑の中を通って登り詰めると、西穂山荘の横にふっと顔を出すように到着します。
山荘の周りには静かで人があまりいませんでした。
宿泊された方はすでに上を目指して出発しているようでした。

お手洗いを借り、少し休憩した後、再び歩き始めます。
やっぱり来てよかったと思える、晴れ渡った空と眺めがとても気持ちがいい。
酷暑だと覚悟していた稜線は、思ったより暑くなくさっぱり爽やかでした。

山荘から登り始めてすぐ、大きな岩がゴロゴロしています。
なぜかここだけ地質が違っていて、角のない岩を避けたりよじ登ったりしながら歩くことになります。

Mt.Nishiho 033
岩を登って振り返れば、あっと言う間に山荘が真下になり、赤い屋根が見えます。
山荘の向こうの山は焼岳。
そして遠くには乗鞍岳が見えました。

Mt.Nishiho 038
ハイマツの隙間を縫って、さらに上へ。
遠くに西穂の山頂が見えてきました。
遠目にはキレイに見える登山道。
でも、こぶし大の石がゴロゴロして石車に乗りやすく、歩きにくい登り道です。

ひたすら上を目指し、最後は手で岩を掴んで登り、独標に到着です。
向こうに見えるのは、笠ヶ岳。
雲が出る前に登れてひと安心です。
以前、ここに訪れた時には無かった、『11峰』という白ペンキが道標の横にありました。
Mt.Nishiho 042

独標でしばらく景色を眺めてから、山頂に向かいます。
『西穂独標』どうしてそんな名前を付けたのだろう…?
いつも思うのですが、独標から山頂までが遠すぎます(苦笑)
ひとつひとつ名前をつけてもいいくらい、登って下ってしっかり離れています。

Mt.Nishiho 044
目の前にそびえるピークは西穂の山頂ではなく、ピラミッドピーク。
こちらも、どうしてひとつの山頂として名前を付けられなかったのでしょう…。

ピラミッドピークに行く途中で、すれ違った男性に「ピラミッドピークにライチョウがいましたよ」と教えていただきました。
『登るまで待っていてくれるかな』そう期待しながら登ったのですが、すでに姿はありませんでした。
少し残念だったけれど、こんな険しい場所でしっかり生きていることを知ることが出来ました。

独標に書いてあった『11峰』はその後小さなピークに達するたびにカウントダウンされていきました。

Mt.Nishiho 053
山頂への最後の登りは、ほとんど絶壁でした。
空へ達してしまいそうな岩と、励ましてくれているかのような白い矢印。
しっかりと岩を掴み、足を掛け登り詰めました。

Mt.Nishiho 054
西穂高岳【2909m】に到着です。
夏らしい雲があちこちに湧き、気持ちのいい山頂でした。
槍ヶ岳がはっきりと見えました。

Mt.Nishiho 061
今登ってきた道、山頂を経て、そしてその先には奥穂や前穂に続く登山道が伸びています。
険しい稜線ですが、斬れ落ちた形が厳しくも美しく見えます。

Mt.Nishiho 062
独標まで続く稜線はあんなに下になっていました。
焼岳を真ん中に、左側には湾曲した梓川の流れが見えました。

Mt.Nishiho 064
上高地方面を望む。
河童橋は小さく小さく見えました。
今日もたくさんの人が河童橋を渡り、今私が立っている西穂を始めとする穂高連峰を眺めているのでしょう。

暑くなく、寒くなく、さらに独占状態。
山頂は限りなく快適で360度の大パノラマをのんびり眺めることが出来ました。

スッキリした気分で同じ道を帰ります。
ゆっくり確実に気をつけて歩くことが出来ました。

ピラミッドピーク近くまで戻ってきたら、ピークで記念撮影しているパーティが見えました。
道標を挟んで、なんとY字開脚!すごい!!
そのパーティがピークでお昼を食べていたので、「見事なポーズでしたね」と思わず声を掛けてしまいました。
「見てました!?」と恥ずかしそうでしたが、すごくステキな笑顔が印象的でした。

行きは良い良い、帰りは…独標は人がいっぱいでした。
ロープウェイを使って登ってきた人がほとんどのようでした。
初心者らしき人も多く、たどたどしい足取りにちょっぴり心配になってしまいました。

想像以上の賑わいに戸惑いながらも、西穂をしっかり満喫して下ることが出来ました。
上高地まで下ったら、やっぱり暑くてヘトヘトでした。



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涸沢フェスティバル in 徳沢

今年も涸沢フェスティバルが行われました。
早いもので今年で3回目になります。
気にはなっていたのですが、仕事の都合で涸沢まで足を運ぶことが出来ませんでした。

それでもやっぱり気になるので、徳沢会場まで行ってくることにしました。
半ば無理矢理時間を確保し、急ぎ足で6km強の道のりを歩きます。
軽やかに走れたらもっと早いのですが、暑すぎるのと体力がないのとでさすがに走っていくことは不可能でした(苦笑)

Mt.Nishiho 109
週末と晴天と夏休みと涸フェス…全てが重なって、徳沢までの道はたくさんの人が歩いていました。
涸フェス参加者と一見ですぐに分かるカラフルな服装が目に付きました。
そして何より、いつもより歩いている人の年齢が若い。

ズンズン歩いていく私にも、すれ違う時には気持ちのいい挨拶をしてくれる若い方がたくさんいました。
『山ガール』という言葉が流行って空前の登山ブームと言われる反面、否定的な意見も時々耳にしますが、こんな風に気持ちよく山を歩ける人が増えたらいいなと素直に思いました。


Mt.Nishiho 112
汗だくになりながら徳沢に着きました。
芝生の緑がとても清々しい。
木陰でお弁当を広げたり、ごろんと寝転がったり。
スローな時間が流れているようでした。

Mt.Nishiho 115
涸沢会場ほど大きなイベントはありませんが、イベント開催中アウトドアメーカーさんの協力によりテントがたくさん展示してありました。
中を覗きこんで、テントの色や快適さを確認したり、大きさや重さや値段を比べたりすることが出来ます。
テントもどんどん進化していって、軽量化や高性能化しているのがよく分かります。
新しいテント欲しいなぁ…と思ってしまうほど、よりどりみどりでした(笑)

Mt.Nishiho 116
トレッキングポールで建てたツェルトも展示してあり、コンパクトさと機能性に「へぇぇ~」と感心してしまいました。
想像していた以上に小さく収納できることを知りました。

Mt.Nishiho 123
帰り道は、右岸から帰りました。
梓川の上流は、雲が湧きまだまだ夏の顔をしています。
暑い…少しバテ気味ですが、帰らなければ…。
行きの勢いはどこへやら、ずるずると重たい足をなんとか前に出しながら帰りました。

Mt.Nishiho 152
相変わらず汗が吹き出て暑いけれど、ハリギリの葉が黄色く色づいて落ちているのを見つけました。
この空間だけ秋になってるのかな、そんなことを思いながらひたすら歩いたのでした。



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台風一過

台風一過。
気持ちよくカラッと晴れること。
またひとつ秋に近づいていくこと。

台風の勢力は時に大きな爪痕を残しますが、通過した後の晴れの天気は本当に気持ちがいいです。

Later Summer Holiday 269
青空に浮かぶ、白い模様。
あれはいわし雲?ひつじ雲?

Later Summer Holiday 272
天気が急速に回復し、穂高に掛かっていたガスが一気に抜けていきます。
とてもきれいで秋らしい雲アートです。

Later Summer Holiday 275
河童橋を渡りふと後ろを振り返ると、明神岳まで雲が広がっていました。
はっきりと秋が近づいていることを感じた、1日の始まりでした。



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一瞬の輝き

こんにちは。
白い花の国の妖精よ。

Mt.Nishiho 102
いつもはこんな正面から捉えられることは無いのだけれど、美味しいお花の蜜に夢中になっていたらしっかり写真に撮られちゃった。

Mt.Nishiho 103
ちょっぴり横顔も見せてあげる。
私の名前は、イチモンジセセリよ。
よろしくね。


白い花の国の正体は、サラシナショウマ。
白い花が集まって咲いている様子は、まるでネコのシッポのようです。
とてもいいにおいがします。
Mt.Nishiho 104

この香りにつられてやってくるのは、チョウのイチモンジセセリだけではありません。
たくさんの虫たちが白い花に止まっては、一生懸命蜜を集めていました。


Mt.Nishiho 105
夏前によく見られるヤマホタルブクロ。
なぜか夏の終わりに咲いていました。
木漏れ日の光がちょうど花の膨らみ部分に当たっていて、なんだかヤマホタルブクロが光を放っているように見えました。

こんな一瞬の出来事が重なると、すごい1日のように思える、日常です。



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季節外れの贈り物

今年は猛烈な残暑が続きます。
夏バテして食欲がなくなってしまった人もいるのではないでしょうか。

お中元には季節外れですが、採れたてのおいしい巨峰をお世話になっている人たちに配りました。
バテていても、果物なら食べやすいかなと思ったからです。
巨峰は、上高地で知り合った農家の方にお願いして送ってもらいました。
Mt.Nishiho 159

「今年はこの異常気象で、例年より甘みが無くって粒も小さめで、ごめんね~」とおっしゃっていましたが、いえいえそんなことはありません。
大きくてひと房がずっしり重たい上物です。
大きな粒は長さ4cm近くあり、胴回り(って言っていいのでしょうか…)は11cmにもなっていました。
種無しブドウなのでがぶっと口に入れて、頬張ります。

みずみずしくて充分甘くて濃厚です。
これで「ごめんね」なんて言われたら、来年の巨峰はさらに美味しい出来になるってこと?
ほっぺたが落ちることを期待してしまいます(笑)

昨年お世話になった山小屋にも、夏シーズンを労って差し入れしようと決めていました。
しかし、巨峰が届いたタイミングがほんの少し悪くて、自分でどうしても持って上がることが出来ませんでした。
「差し入れしたいものがあるから取りに来て」そんな無茶振りを、快く引き受けてくれた涸沢小屋の谷くんと涸沢ヒュッテの浩一くん、本当にありがとう。
今度は、自分の手で差し入れを持って涸沢まで上がります。

新鮮な巨峰を送ってくださった、果物王国の山梨県Kさん本当にありがとうございました。
ごちそうさまでした。
またよろしくお願いします。



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夏の景色・大正池

午後の大正池への散歩が気に入っています。

観光バスで上がってくる人たちの多くは大正池でバスを降り、河童橋方面へ向かって歩きます。
そのためお昼過ぎくらいまでは大正池から歩く人で遊歩道は賑わっています。
けれど、その時間を少し過ぎてしまえば、比較的静かで、緩やかな時間が流れているような散策路になります。

Holiday of August 232
大正池へ続く森の中。
西に傾き始めた木漏れ日がとても眩しくてきれいでした。

Holiday of August 233
焼岳と大正池。
ここ数年で、大正池に流れ込む土砂の堆積物が随分増えたような気がします。
池の岸が広くなり、草も生えてきました。
大正時代に焼岳の噴火で出来た池も、年々その姿を変えていきます。
いずれこの池がなくなったとしても、時の流れと自然の摂理なのかもしれません。

Holiday of August 234
大正池には、貸しボートがあるのです。
観光客がぐっと増える夏のハイシーズンには、こうしてボートを漕ぐ様子が見られます。
誰かがボートを漕いでいると、どんどんボートが池に出てきます。
それ以外の季節にはなかなか見られない景色です。

Holiday of August 239
マガモも気持ち良さそうに泳いでいました。
ちょっと代わってもらいたい、そんな気分で羨ましく見ていました。
それを知ってか知らずか、優雅に目の前を泳いでいきます。

Holiday of August 243
背高のっぽのヤナギランは、風に吹かれて揺れていました。
ピンク色がとてもきれいです。

Holiday of August 246
夏の終わりになると上高地はノコンギクが咲き乱れます。
薄い紫色をした花が遊歩道脇にたくさん咲くようになると、秋が来るなぁと思うのです。
今年は特に花が多いです。

まだまだ週末にはたくさんの人が訪れます。
秋の気配がぐっと感じられるようになるまではもうすぐそこです。



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雨飾で出会った花たち

雨飾で出会った花たちを紹介します。
山行は少し前のことなので、ほとんどが夏の花です。

もう花のピークは終わっているのかなと思っていたのですが、たくさんの花に出会うことが出来ました。
酷暑の中、元気に咲く花にたくさんのパワーをもらいました。


Holiday of August 125
登り始めてすぐの斜面にはもう秋の気配がありました。
色とりどりに染まった葉っぱのグラデーションです。

Holiday of August 137
緑がうっそうと茂る、潤った森の中にはジャコウソウがたくさん咲いていました。
花は筒のような形をしていて、かわいいピンク色です。
麝香(じゃこう)の香りがすることからこの名がついたとも言われていますが、香りは強くなく何も気にならずに通り過ぎました。
麝香は、香水に使われるムスクのことです。

Holiday of August 154
大きいものは女性の握りこぶしにもなりそうな、フジアザミです。
トゲトゲした花。
触ってみると、付け根は固く先のほうは柔らかでした。
重たそうに頭を垂れているように見えます。

Holiday of August 164
登山道の真ん中でこんにちは。
ミヤマコゴメグサです。
踏み潰されてしまいそうな場所で、キレイに咲いていました。
みんなこの花を避けて歩いてくれているようです。

Holiday of August 169
とてもきれいな紫色をした、タテヤマウツボグサです。
上高地で見られるウツボグサよりも、花全体が大きいです。
たくさん群生しているのが見られました。

Holiday of August 170
ハクサンシャジンをアップで撮ってみました。
釣鐘型の花が茎の周りをくるっと巻くように咲いています。
このように輪生した花が2~3段付いています。
薄紫の花を日に透かして見ると、とても繊細に見えました。

Holiday of August 178
濃い黄色い花のアキノキリンソウです。
8月頃から見ることが出来るので『秋』と名が付いても、秋らしく無いと思っていました。
けれど最近は、この花を見ると『これから秋になっていくなぁ』と思うようになりました。

Holiday of August 193
雨飾山の山頂で1株咲いていたのは、マツムシソウでした。
「登頂おめでとう」と言ってくれているようでした。
山頂を吹き抜ける風に揺れて、気持ち良さそうでした。

Holiday of August 202
ウメバチソウです。
花弁は虫に食われて、小さな丸い穴が空いていましたが、それがまた模様のようでした。
真っ白い5枚の花弁を持ち、小さくてかわいいです。

Holiday of August 203
タカネナデシコです。
誰かが花びらを裂いたのではないかと思わせるような、深く切れ込んだ花弁が特徴です。
この細さはとても華奢で芸術的に見えます。

Holiday of August 210
オヤマリンドウです。
8月から9月にかけて見られる山のリンドウで、澄んだ青い花を咲かせます。
この花を見ると、秋なんだなぁと思います。

Holiday of August 219
帰り道に見つけたツルは蕾を付けていました。
なんだろう?と思ってツルをずっとたどっていくと、花がボンボンっと咲いていました。
帰って調べてみたら、ツルニンジンという名前の植物でした。
この日見つけた植物のNo.1です。


いつも見る花、初めて見る花、この日もたくさんの花に会うことが出来ました。
暑い…、でも楽しい山行でした。



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雨飾山へ行ってきました

夏山のシーズンとは、だいたい梅雨の明ける海の日頃から秋雨前線が活発になり始めるお盆くらいまでを指すそうです。
この頃が一番天気が安定しているからなのですが、実際今年はとても暑かったものの、晴れの日も多くてたくさんの方が山へ行かれたそうです。

一方、私にとっての山シーズンはお盆過ぎからが本番になります。
少し仕事が落ち着いて、休みがドンと取れるからです。
秋雨前線や台風に振り回されるリスクもありますが、夏と秋を感じながら歩くことが出来ます。


やっとやっと待望の休暇が取れました。
仕事ばかりでヘトヘトのはずなのに…山計画を立てて、登ってしまいました。
夏から秋に変わると、冬はあっと言う間にやってきます。
短い山シーズンを楽しむために、いつだって出動OKでなければ(笑)

久しぶりの山歩きに選んだ場所は、長野県と新潟県の県境にある、雨飾山です。
雨飾山は2度目になります。
まだまだ残暑が厳しい中、少しでも涼を求めていたのですが、やっぱり暑かった!


まだ夜が明ける前に、松本市街地を出発して北へ向かいます。
そしてふと気付く…同じ長野県と言っても相当遠いことに(苦笑)
しかし、行くと決めたからには行くしかなく、とにかく歩き始めの雨飾高原キャンプ場を目指し、車を走らせます。

松本平から見る北アルプスの山並みは、雲に覆われていました。
大町を過ぎ、白馬に入ると、真っ白い朝霧が立ち込めています。
『きっと晴れる』そう信じるしかありませんが、同時に曇りだったらどうしようと不安もありました。

登山口に近づくにつれて、視界が開け晴れているのが分かりました。
気分も少しずつ高まってきます。
キャンプ場の駐車場に車を止めるのですが、すでに止まっている車の多さにびっくりしました。
小型のバスも数台止まっています。
さすが百名山、人気があるようです。

飲料水を調達し、日焼け止めを塗って準備を整えたら出発です。
ヒンヤリとした、草木が生い茂る遊歩道を歩いていきます。
草に付いた朝露が手足に当たって冷たい。

Holiday of August 122
雨飾山山頂への登山道はしっかりと整備されていて道標がたくさん設置されているので、とても歩きやすいです。
背の高い樹林に覆われた登山道は、木陰が出来ています。
しかし、木道の遊歩道から登山道に変わると、急な登りが連続して出てきます。
木陰を歩いているので暑くないつもりですが、尋常じゃないくらいの大粒の汗が額から落ちてきました。
あぁ…やっぱり暑いかも(苦笑)

Holiday of August 135
登りが少し落ち着くと、ブナ林になります。
何年もかけて成長し今もなお大きくなっているブナに囲まれた登山道は、緑がいっぱいで落ち着く場所でした。
そんなブナの根っこの上を歩かせてもらいます。

Holiday of August 136
汗をいっぱいかきながら、さらに歩き続けます。
ふっと目の前が開けました。
これから目指す雨飾山が見えます。
近くて遠い山頂です。
先行していたツアーパーティ2組に道を譲っていただきました。
女性の方が多くて、元気な挨拶を掛けていただきました。

Holiday of August 141
荒菅沢に到着です。
真っ青な空に、濃い緑が良く映えていました。

ここから再び登りが急になります。
雨が降ったら滑りそうな、赤土の急斜面です。
どろどろになったトラロープが張ってありました。
登り進めていくと、だんだん樹が少なくなっていき日差しが多くなってきました。

灼熱の太陽は容赦なく照らしてくれます。
時々見つける小さな木陰をうまく使って休憩します。
風があるので、木陰だと気持ちがいいのですが…日なたに出ると、チリチリと太陽熱が射してきます。

クマ鈴を付けて先を歩いていた人がいました。
つづら折の道で姿は見えないけれど、チリンチリン…鈴の音が聞こえてきます。
ふと、途中で途絶えました。
追いつくと、ササの小さな影に隠れるように避難していました。
顔は大粒の汗がいっぱいです。
「大丈夫ですか?この先、木陰が無いのでしっかり休んだほうがいいですよ」
声を掛けてみました。
「そうします。しかし暑いですねぇ」そう言いながら苦笑いしていました。

確かにこの暑さは、山を歩くには向いていないと思います。
フライパンの中にいる気分です。
いや、照り返しの暑さも考えると、オーブンの中にいる気分と言ったほうがいいかもしれません。
空はパキッとした青さでとてもきれいなのだけれど…。

Holiday of August 149
日照り続きのつづら折の道を終えると、まっすぐに伸びた登山道になります。
小さく見える岩場と丸太で作られたハシゴ。
まあるい山が見えてきました。

あれを登れば、気持ちのいい景色が待っている。
その気持ちだけで歩いていきます。

Holiday of August 158
ハシゴを登りきったら、待っていたのはこの景色。
まだ山頂ではありません(笑)
笹平と呼ばれるこの場所は、ササが一面を覆い、様々な花が咲いたお花畑です。

ここに来るまであれだけ暑かったのに、日差しは変わらず照りつけているのに、すぅっと吹きぬける風がとても気持ちいいのです。
とても不思議な感覚ですが、これもまた山歩きの醍醐味なのかもしれません。

そして、私の前にはイワヒバリが1羽。
笹平に抜ける手前のハシゴ場辺りから、ずっと先導してくれました。
写真を撮ろうとカメラを向ければ、すうっと飛んで道の先に姿をくらまします。
歩いていくと待っている、そんな感じでずっと歩いていました。
チョンチョンと両足で小走りしていくイワヒバリはとても可愛かったです。

笹平で花をたくさん見て、随分下で横切った荒菅沢を見下ろしながら歩き、最後の登りに差し掛かります。
また暑さが戻ってきました。
暑い、しんどい。

Holiday of August 182
息が切れ切れになりながら登りきったら、雨飾山の山頂になります。
稜線にある、小さいお地蔵さんが並ぶ小さい丘。
眼下には糸魚川の街が薄っすら見え、日本海は空と一緒になって見えました。

Holiday of August 187
そして、1963mの雨飾山山頂です。
ほんの少し霞んで見える遠くの山には雪渓が見えます。
頭の上には、アカトンボがスイスイ勢い良く飛んでいました。

Holiday of August 188
登ってきた方を見下ろせば、笹平と真ん中に登山道が見えました。
火打山と妙高山も見られました。
360度の大展望です。

Holiday of August 196
山頂でお弁当を食べる人の姿が多く見られましたが、入れ替わり立ち代りで人がどんどん上がってきます。
上空には雲も出てきていたので、人が溢れてしまう前に山頂を後にすることにしました。
譲りあいながら、山頂を下りました。

Holiday of August 206
再び笹平を気持ちよく歩きます。
途中で、下のほうで先を譲ってもらったパーティとすれ違いました。
「早いわね」と言っていただき、また挨拶を交わし、振り返って見送りました。
みんなの背中がとても嬉しそうで楽しそうでした。

登ってきた急斜面を、今度は下ります。
時々小走りになりながら…ひたすら下って下って、木陰に入ってため息が出ました。
沢を挟んでまだまだ遠い眼下に、駐車場が見えました。
遠いなぁ…と思いながら下り続けました。

登山道から降りた時の安堵感と気だるさ。
疲れたけれど、山を歩いてきたんだなぁと思えるこの感じが好きです。

太陽熱で熱々になった車が待っていました。
顔に日焼けを作って、向かった先は小谷温泉。
露天風呂に入って汗を流しました。
やはり、山登りと温泉はセットじゃなきゃと思いました。



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