上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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白馬三山 3

【2日目 後編】

太陽がほぼ真上に昇りました。
気持ちいい風と、どこで温められたものなのか時々熱風。
今日もかなり気温が上がっています。
雲がどんどん湧きあがっては、景色を変えていきます。

砂礫に近い足場は、疲れていなければジャリジャリとリズミカルに、疲れていれば不規則に音が響きます。
杓子岳から緩やかに下り、コルをすぎ小さい鑓を過ぎていきます。
危険と言うほどの場所はなく、様々な花がミックスされたお花畑を眺めながらゆっくりゆっくり進んでいきます。

鑓ヶ岳(2903m)の山頂が見えてきました。
瓦を割ったような石が敷き詰められてように広がっています。
ザクザクザク…ジグザグに登りきったら、山頂です。
人が数名いて、三脚を立てて変わっていく景色のシャッターチャンスを狙っている人がいました。

ここでも気持ちのいい風が吹きぬけていきました。
お弁当を広げて食べている方がいました。
最高の景色の、最高のお弁当です。
時計を見ると11時半でした。
私もここで食べようかと思ったのですが、お腹がそれほど空いていなくて、もう少し先でお昼を食べることにしました。

Mt.Shirouma July,2010 346
鑓ヶ岳山頂から唐松岳を望む。
雲が湧いて、クリアな景色ではないけれど夏らしい景色です。
天狗の頭あたりまでは気持ちのよい登山道が続いているのが見えました。

ふわっと時々温かい上昇気流が上がってきます。
その気流に乗ってやってきたのは、キアゲハでした。
目の前をひらりひらりと舞う姿は、まるで空中散歩しているようでした。
そして、ふと目の前の石に止まって休憩中。
Mt.Shirouma July,2010 349

風に乗ってこんなに高い山にまで飛び越えてしまうのです。
こうして長い距離を移動していきます。
キアゲハだけでなくアサギマダラも途中で飛んでいる姿を見ました。

Mt.Shirouma July,2010 352
鑓ヶ岳から杓子岳と白馬岳を望む。
さっき歩いてきた山があんなに遠くなっています。
こちらも雲が湧いていましが、とてもきれいな景色でした。

鑓ヶ岳からは下りが始まります。
途中で分岐点があり、ここで稜線歩きは終わりです。
いきなり急斜面の下りになり、踏ん張りが利かず半ば小走り調に下りて行きます。
足を滑らせないように必死です(苦笑)

なんとか止まって上を見上げると、下ることにいっぱいいっぱいできれいな花を見過ごしていてガックリ…。
周りに人がいなかったのでその場にザックを置いて見に戻りました。
急斜面を下るのは制御するのが大変だけど、一気に下っていけます。

Mt.Shirouma July,2010 368
途中で見つけたミヤマキンポウゲのお花畑です。
太陽を見つめ、同じ方向を向いた花たちは、ピカピカに光っていました。
今がシーズンで一番輝いている時です。

Mt.Shirouma July,2010 372
稜線からの下りが落ち着いたところで、お昼ご飯を食べることにしました。
比較的景色のいい場所を選んでザックを置きます。
周りにはチングルマ。
雪渓が目の前にあるので、少しは涼しい風が吹いてくるかなと思っていたら、大違いでした。
稜線で富山県側から吹いていたあの風は全く無く、地熱のみが立ち込めている感じです。

座っていると余計に暑く、それだけで逆に体力を消耗してしまうんじゃないかと思うくらいでした。
持っていた水をガブリと飲み、お昼を食べたら再び歩き始めます。

少し下ると、ナナカマドの木が出てきて背の低い樹林帯になりましたが、日陰で休むというほどの木立ではありませんでした。
時々、寝そべるように木陰で休憩している人に出くわしてびっくりしました。
風が無く、標高が下がったせいか暑さを痛感します。

今日の宿泊場所では温泉が待ってる!
ただそれだけの気力で、頑張って下った気がします。
温泉、ビール、温泉、ビール…。
おつまみにと白馬山荘の売店で買っておいたスナック菓子もザックの中でスタンバイ中です。

標高が下がると共に、雲に覆われてきました。
日差しが遮られたおかげで少しはラクになった気がします。

数年前に同じ道を歩いたはずなのに、全く記憶がありません(汗)
ひたすら長いトラバース状態に沢と尾根を横切った記憶があるのみなのですが、いつまでたってもその道は現れません。
(後で翌日に歩く道だと分かりました)

Mt.Shirouma July,2010 385
こんなに急な下りだったっけ?こんなんだったっけ??
頭に大量の疑問符を並べながらの下り道。
途中から、鎖場とハシゴが現れます。

沢からは雪解け水が大量に流れ出ており、そこを横切った後の岩場では足元が滑りやすく、かなり慎重に歩きました。
しかし水があるお陰で、手を洗ったり水を飲んだりできます。
昼食を食べた場所の前後でかなりの人を抜いていたこともあって、静かな下り道でした。
あまりにも急な下りの連続で靴の中ではつま先が当たって痛く、早く靴を脱ぎたい一心でした。

何度目かの沢で喉を潤したら、ふと目の前に黒いホースが下流へ向かって伸びているのが分かりました。
このホースは飲料水のもの…ということは。
沢伝いに下って、ふと視線を横に移せば、小屋の屋根が飛び込んできました。

Mt.Shirouma July,2010 387
あった!!小屋だ。
立ち込めたもやの中に、今日のゴールの白馬鑓温泉小屋が見えました。
嬉しい瞬間です。
自然とペースが上がり、嬉々として歩く自分がいました(笑)

雪が多い場所なので、ここの小屋は組み立て式です。
シーズンごとに組み立てと解体を繰り返すのだそうです。
広いテラスにザックを置いて、小屋の中に入ります。
テントの受付を済ませて、今日の寝床を設営します。

小屋から少し下がったところが、テント場です。
白い砂地をうろうろし、最適な場所を探します。
一見きれいなテント場ですが、斜面に作られているせいで少しずつ傾いています。

テントの出入口は…雪渓側に即決しました。
反対側(小屋側)は小屋のすぐ下に露天風呂があって、大解放!
丸見えなのです。

Mt.Shirouma July,2010 402
テント場から、天狗の頭と白馬鑓温泉小屋を望む。
左隅にあるのが今日の寝床、小屋の右少し下の部分が露天風呂です。

テント場から丸見えなので、いつも目線を下にして歩いていました。
それでも視界の隅に男性の裸が…ちらちらしていました(苦笑)
露天風呂は男性用で、夜の1時間だけ女性専用になります。(混浴ではありませんでした)

私にとって、登山後の一番のご褒美は温泉です。
あ、ビールも捨てがたいですが…(笑)
やっぱり『温泉』>『ビール』になります。

Mt.Shirouma July,2010 392
女性用には囲いのある内湯がありました。
早速お風呂をいただきます。
トプンと浸かって、天井を仰ぎ見ます。
屋根は梁だけで、空が見えました。
少しぬるめのお湯は、火照った体に心地よく染みます。
疲れがどっと出てきました。

お風呂上りにやっぱりビール…買ってしまいました。
テントでビールで乾杯です。
気持ちよくて、この日も昼寝をしてしまいました。

日が落ちて、曇っていた空に星が出てきました。
湧き出る雲に月が見え隠れしながら、露天風呂を照らしていました。
お風呂の照明は月と星。
そして時々瞬く稲光。

女性専用の時間には、お風呂好きの女性が次々と入ってきていました。
星空を眺め、人工衛星や飛行機の光を追いかけ、温泉にじっくり浸かることが出来ました。
歩いてしか入れない、山の中の温泉を思い切り堪能することが出来ました。



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白馬三山 2

【2日目 前編】

夜中に、テントのフライがバサバサする音で目が覚めました。
「風が出てきたなぁ…」
うとうとしながらも、不規則に強く吹きぬける風と『バサッ』とテントが押し付けられる音で目を無理矢理覚まさせられる状態でした。
以前、この場所にテントを張った時あまりの強風にテントから出られなかったことが頭をよぎります。(自分の体の重さでテントがかろうじて飛ばされないという状態でした)

朝になっても時折強く吹く風に不安がよぎります。
悪天候だったらどうしよう。
ドキドキしながらテントの入り口のジッパーを下ろし頭を出すと…雨は降っていませんが、真っ白というよりはグレーの世界でした。
「はぁ…何?この天気…」ため息が出てしまいました。

それでもテントから出て、朝日が見られるかもしれない淡い期待で稜線まで散歩をすることにしました。
灰色の雲の中を歩くいていくと、ちょうど日の出の時間でした。
それまで灰色だった雲がだんだんピンク色になってきます。
「ひょっとして!?」
丸山まで一気に駆け上がり東の空を見ると、雲が太陽の熱でどんどん昇華していくのが分かります。

Mt.Shirouma July,2010 205
ピンク色の雲はやがて無くなり、雲の切れ間から朝日が昇ってくるのが見えました。
白馬岳の横から顔を出しています。
きれい。
朝焼けした空は、オレンジから青のグラデーションになっていました。

山肌もピンク色に染まります。
朝日と夕日は同じ太陽なのに、ひとことでオレンジ色ピンク色といっても違いがあります。

Mt.Shirouma July,2010 208
太陽に温められ、立ち込めていた雲がどんどん流れ始めます。
杓子岳の上を西から東へ(写真だと右から左へ)流れていくのがはっきりと見えました。

朝日は、あっと言う間に真夏の太陽に変身します。
キラキラピカピカの太陽になったところで、暑くなって退散です。

2度寝してもいいかと、グウタラな性格丸出しでテントまで戻ってきて、とりあえず朝食にしました。
今日の朝ごはんは、焼いて持ってきたスコーンとグリーンカレーのスープ、そしてコーヒーです。
Mt.Shirouma July,2010 213

さすがに2度寝はダメだろうと思い直し、テントの中を整理してから白馬岳の山頂へ出掛けました(苦笑)
白馬山荘を通り抜け、山頂まではおよそ20分。
早朝に見えていた山頂は、再び雲に覆われて見えなくなっていました。
それでも少し待てばきっと顔を出すだろうという確信がナゼかあったので、気にせず登ります。

Mt.Shirouma July,2010 221
小さな石で出来た登山道。
ジャリジャリと踏みしめながらジグザグに登っていきます。
ふと澄んだ青空が見えました。
風が強く、雲が吹き飛んでいくようです。

Mt.Shirouma July,2010 250
白馬岳山頂(2932m)で出会った人たちとおしゃべりをしながら待つこと30分。
雲海が切れて、遠くの山々が見えてきました。
劔岳、立山、槍ヶ岳から穂高連峰まで山が連なっているのが分かります。
おしゃべりしながらも、みんなカメラを片手にシャッターを切ります。

Mt.Shirouma July,2010 253
切り立った山頂から下をのぞくと、昨日登ってきた大雪渓が見えました。
今日もたくさんの人が連なって、登っているのが小さく小さく見えます。
角度を変えて見ると、改めて雪渓の大きさ(距離の長さ)と急斜面なのが分かります。
画像は若干右に傾いていて、斜度がゆるくなって見えますが…(汗)

およそ1時間程じっくりと、山頂で雲が切れるのを眺めながら景色を堪能しました。
夏の山だからこそ、体が冷えることなく、こんなにもゆっくり眺められるのです。
下る時には、雲の中だった白馬山荘もきれいに見え、さらに眼下に大パノラマが広がっていました。
所々に残った雲が、これまたいい味を出しています。
Mt.Shirouma July,2010 265

テント場に帰り、テントを片付けます。
うまく荷造りしたつもりでしたが、ザックがすごく偏っていて凸凹していました。
かなり気にはなりましたが、入れ直すのは面倒でこのまま背負って出発です。

今日はこの後、白馬三山と言われる、杓子岳と鑓ヶ岳の山頂を通って、白馬鑓温泉まで下ります。
まずは、目の前にある杓子岳に行きます。
こちら側から見ると台形になっていて、のっぺりとした山です。
反値側は切れ落ちています。

稜線歩きは、緩やかに登ってそして下っていました。
登山道脇には、小さな花が咲いていて風に揺れていました。
さっき見た花なのに、こっちの方がきれいだと何度も何度も同じ花を撮ってしまいました。
Mt.Shirouma July,2010 279

遠くから見ていた杓子岳。
台形をしていて軽く登れてしまいそうな山ですが、実際には、山頂直下の登りは足場が悪く何度も立ち止まりながら歩きました。
踏んだら砂利を滑り落としてしまいそうなもろい足場です。
崩さないように注意して、登山者とすれ違う時にはさらに注意して登りました。

登った先には、まっすぐに伸びた稜線がありその端っこに杓子岳の山頂(2812m)がありました。
台形の天辺には、私だけ。
ザックを下ろして、大きく背伸びをします。
暑いけれど、優しい風が吹きぬけて気持ちいい。

Mt.Shirouma July,2010 314
杓子岳の天辺から富山県側を望む。
まだまだ至るところに残雪がありますが、それが涼しげに見えました。
きれいな夏の景色が広がっていました。

日差しが強いので、日焼け止めを塗り直してから再び歩き始めます。
鑓ヶ岳へ向かう山頂からの下りは、登りと同じように細かい石の上を歩きます。
けれど緩やかだったので、多少石車に乗って滑ってしまいますが歩きやすくザクザクと進みました。

Mt.Shirouma July,2010 338
砂利だらけの杓子岳を下り、なだらかな稜線歩きが続きます。
左側(長野県側)は険しい崖、右側(富山県側)は緩やかな斜面に草地が広がっていました。
白馬岳と杓子岳を望んでハクサンイチゲのお花畑です。
気持ちのいい山歩きが続いていきます。


撮った写真の枚数があまりにも多いので、この日の山行記は2つに分けて載せることにします。



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白馬三山 1

梅雨が明けてから天気の雰囲気がガラッと変わり、本当に暑く、夏の雰囲気ムンムンの毎日です。
3連休が終わって夏休み本番の忙しさの前に、ほんの少し時間が出来ました。
すごく暑いけど、天気が比較的安定しているなら、やっぱり山に登らなきゃ…と思ってしまうのです。

ということで、今回選んだ場所は、白馬岳。
初めて行った時に少しバテた記憶があるので、少々トラウマが残りますが、花と山の魅力が自分の中で大きかったので行ってくることにしました。
2泊3日の行程、テント泊です。
相変わらず準備万端ということにはならず、当日の朝にかなり早起きをして荷造りしました。


【1日目】

前日に登山口近くまで行ってしまおうかと思ったのですが、荷造りがはかどらず当日の早朝に上高地から白馬村の猿倉まで移動することにしました。
2泊3日の行程だと1日5時間ほどの行動になり、とても余裕が出来ます。
それでも、駐車場に車が止められなくなったり夕立の心配があるので、なるべく早めに出発したいということが頭にあり、駐車場に着くまでは気分的には焦っていました(苦笑)

梅雨が明ける海の日あたりからが夏山シーズン本番ということで、猿倉の駐車場はかなり大入りでした。
なんとか空いている場所を見つけ車を止めます。
もう一度荷物をチェックして、登山靴を履き、車にしっかり鍵をかけたら、いよいよ出発です。

テントが入っている大きめのザックを背負うと、いつもちょっぴり緊張します。
気分がピリッと引き締まる感じ。
「よし、行くか」そんな気合の入った重さが、背中にあります。

猿倉荘では登山計画書を出すよう呼びかけています。
計画書を書きながら、気になっていたルートの状況確認をしました。
親切に教えてくれるので参考になります。

8時半に猿倉荘を出発し歩き始めました。
感じのいい登山道を歩くとすぐに林道に出ます。
そこからは林道をしばらく登ります。
眼下へ落ちる滝や駐車場を見下ろしながら、眩しい太陽と濃い緑に少々興奮気味に歩いていました。

…が、とにかく暑い。
今日の最高気温は松本で35℃を超えるって言ってたっけ。
太陽光線が痛く、照り返しも刺してくるような感覚です。
時計と腕の隙間から汗が流れ、指先まで伝ってポツリと落ちます。
こんなところから汗が吹き出てくるなんて、初めてのことです。

Mt.Shirouma July,2010 019
全身の水分がこうして全部出ていってしまうのではないかと、なんだか心配になりながらも歩いていきます。
白馬尻小屋に着いた時には1時間も歩いていないのに、すでに汗でグッタリです。
「これで登れるのかな…」まだまだ先は長いだけに、ここで止めたほうがいいんじゃないかと思うくらいでした。

それでも、豊富に流れ出る水で体を潤し休憩をして、気合を入れ直して歩き始めました。
ここ数日の温度の上昇により、雪解けが随分進んでいるようで、小屋の周りはニリンソウやキヌガサソウが咲いていました。
春に戻ったようでした。

Mt.Shirouma July,2010 028
小屋から少し上がったところで、雪が出てきます。
白馬大雪渓です。
あれほど暑かったのに、ここまで来るとひんやりとした風が上部から流れてきます。

長い長い雪道の始まりです。
左右には、迫ってきそうなくらいの近さで尾根と沢が波打つように形作っていて、沢の中を歩いていることが実感できます。
今にも落ちてくるんじゃないかと思う岩場だったり、キンポウゲが風に揺れている穏やかなお花畑だったり、山の優しさと厳しさを交互に見られる気がしました。

足を滑らせて余計な体力を失わないよう、バランスに気を遣って登っていきます。
途中、常駐隊の方とすれ違い、「少し登ったところにアイスバーンがあるから気をつけて」とアドバイスしていただきました。
その方はすれ違う人全員に声を掛けていらっしゃいました。

雪渓の影響で、上空の空気との温度差が大きく、目指す先は雲がもくもくと湧き上がっていました。
火照った体はすっかり冷やされ、1枚何か着たほうがいいんじゃないかと思うくらいの体感温度です。
けれど着ようかどうか悩んでいると、ふと吹いてくる風がやたら熱風のようだったりするので、結局そのまま登りました。

Mt.Shirouma July,2010 037
雪渓の表面には、気温と表面温度の差で出来たもやがふわっと綿のように層を作って漂っていました。
話し声はするけれど、人の姿は見えず…と思っていたら急に人がそのもやの中からぬぅっと出てきたりします。
自分の足元でもやが出来ると、ひと昔前の歌謡曲のステージ効果のようで、『ひとりオンステージ』だと笑ってしまいました。

大雪渓の中盤に差し掛かると、足元には頭より大きいくらいの石が点在するようになります。
『雪渓上にある石は全部落ちてきた石です 早く大雪渓を通過してください』
道しるべとなる紅ガラのそばにあった石のひとつに掛けられていた、看板に書かれた言葉。
落石のリアルさと危険さを示しているのがよく分かります。

けれど、早く登りきってしまいたい気持ちとは裏腹に、慣れない雪渓の歩きに体力を奪われ、この辺りから人々のペースはぐんと落ちてきます。
ペースを巻くことが出来ないならば、下がりがちな視線をもっと上げて、足が止まったときには周りを見渡すよう気を配らなければいけません。
実際、左右の沢の至るところから、小さな石が転がる音が頻繁に響いていました。
不気味…。
あまりいい感じがしなかったので、出来るだけペースを落とさないように一気に登りました。
この日は大雪渓で落石事故が起こり、懸命な救助活動もむなしく、ひとり亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈りします。

Mt.Shirouma July,2010 043
大雪渓の最上部は葱平(ねぶかっぴら)になります。
ここでアイゼンを外しゆっくり休憩が出来る場所です。
ザックを下ろし、しばらく休憩しました。
辺りを見渡すと空全体に雲が広がっていて、天気が心配です。

葱平からはかなり急な登り道です。
体力回復したと思っていたのに、なんだかペースが上がりません。
でもここからはいろんな花が咲いていたので、花を覗き込み写真を撮っては歩を進め、息が切れないようにごまかしながら歩きました。

小雪渓の手前で昼食の時間を取りました。
おにぎりでエネルギー補給です。
日が当たらず少し肌寒い中、おにぎりを半ば強引に口の中に押し込み、ひと息つきました。

きれいに切り取られた小雪渓を横切り避難小屋まで登ると、空が幾分明るくなってきました。
青空が時折顔を出し、日差しも時々届くようになりました。
避難小屋横を勢いよく流れるそばにもたくさんの花が咲いています。

Mt.Shirouma July,2010 100
お花畑に到着です。
目の前はガスと雲のミックスで、真っ白でした。
それが、時々スカッと晴れ渡るのです。
晴れた瞬間の景色は本当にきれいで、その場で一緒になった登山者の方と「ここまで頑張った、報われる瞬間ですよね」と笑顔で挨拶を交わしました。

Mt.Shirouma July,2010 104
空の青、雲と雪渓の白、草の緑にキンポウゲの黄色。
お花畑は、花真っ盛りでした。
黄色のミヤマキンポウゲやシナノキンバイ。
白色のオオカサモチやハクサンイチゲ。
色々な花が見渡す限りの緑の中に咲き誇っていました。

お花畑から先は、最後の急登。
空に続いていそうな登山道。
立ち止まっている人に道を譲ってもらって登りました。
あまり記憶に無いけれど(苦笑)、思い返してみると結構サクッと登ってしまったような気がします。

稜線よりほんの少しだけ下に位置する、白馬岳頂上宿舎にあるテント場が今日の寝床になります。
頂上宿舎で幕営の手続きを済ませてからテント場に行くと、すでに何張りかのテントが端のほうから出来上がっていました。
真ん中が空いていたので、あえて真ん中の程よいフラットな場所を選んで設営することにします。

Mt.Shirouma July,2010 136
今日のこだわりは、風向きなどよりも景色。
稜線へ続く登山道と斜面に広がるお花畑がテントの中からでも見えるように、入り口を決めました。
こんなに自由の利くテントって素晴らしい。

テントの中でお花畑を眺めながらゴロゴロしているうちに、心地よい疲労感と太陽のぬくもりでうとうと昼寝をしてしまいました。
随分たくさん寝た気がして一瞬寝坊したような錯覚に襲われ、ガバッと飛び起きるも、まだまだ夕方になろうとしている時間帯でした。
最高のお昼寝でした。

Mt.Shirouma July,2010 145
テント場から稜線へ出て、散歩をします。
雲はすっかり抜けていて、澄んだ青空と白馬岳がきれいに見えていました。
ゆっくりのんびり、展望の利く丸山まで歩きます。
登ってくる時はたくさんの人が居たのに、今はほとんど居なくて独占状態でした。
歌を歌うとなんだかうまくなったようで気持ちいい。

稜線にあるベンチに寝転んだりしながら景色をじっくり堪能したら、少し早いけれど夕飯を食べることにしました。
頂上宿舎で缶ビールを買ってテント場に戻り、お湯を沸かします。
今日の夕飯はアルファ米のドライカレーとスープ。
山での行動中は、なぜかエコな低燃費モードになります(苦笑)
ビールで乾杯して、いただきます。

今日の1日の終わりを見守ろうと、日没時間に合わせて再び丸山へ散歩に行きました。
太陽は傾き、西にそびえる清水岳【しょうずだけ】の向こうへ沈んでいこうとしていました。
さっき来た時よりも人が居ました。
太陽と反対側をみんなが見ているのでそちらを見てみると…。
Mt.Shirouma July,2010 167

大雪渓方面から湧き出た雲に、私たちの影が出来ていました。
ブロッケン現象です。
手を振ると、雲に写った私が手を振っていました。
影の私は、後光が射していて大きい。
山ならではの自然現象です。
この後、ブロッケン現象は雲が湧くたびに現れました。

Mt.Shirouma July,2010 184
明日歩く予定の杓子岳と、鑓ヶ岳を丸山から望む。
太陽と雲の織り成す夕暮れの姿は、壮大で美しかったです。
山を眺める人たちはみんな、ピンク色に染まった山と沈む夕日を交互に見ながら、息を潜めるように静かにたたずんでいました。

Mt.Shirouma July,2010 189
沈む太陽。
今日も1日が終わろうとしている。
当たり前のことで、毎日が過ぎていくけれど、これって本当はすごいことなんだと、山に来るたびに夕日を見るたびに思います。
太陽は高さによって様々な光を私たちに与えてくれます。
きれいな空のグラデーションに見とれていました。

そして「今日の日は さようなら~」とひと昔前の名曲が頭の中をよぎるのです。
明日のために、テントでゆっくり就寝です。



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夕暮れ時

昼間の喧騒が嘘のように静かになる夕暮れ時。
黄昏…そんな言葉がぴったりの空間が辺りを包み、ゆったりとした時間が流れていきます。

夏到来 001
澄んだ青空がやがて夕暮れ色に染まる時、なぜだか懐かしいような寂しいような、そんな気分になります。
柔らかいふんわりとした雲が、大空を自由に描いている情景です。

夏到来 003
河童橋は、夕方にはまた違った顔を見せてくれます。
静かで涼しい風が吹きぬける頃になると、お泊りのお客さんが近くの宿泊施設から夕暮れを見るために出てきます。
昼間は行きかう人でよく揺れる橋は、心地よいゆったりとした揺れでお客さんを守ってくれているようです。
そんな心地のよい橋の上で、写真を撮ったり景色を眺めたり思い思いに楽しんでいました。

夏到来 006
穂高も梓川も夕暮れ色に染まります。
あの山にも、この同じ時間をゆったり楽しんでいる人が居るのでしょうね。

夏到来 008
空がピンク色になり、澄んだ梓川もロゼワインのようにほんのりと色づきました。
今日も1日が終わろうとしている。
夕暮れ色に心の中まで染まっていました。



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かっぱ通信

ぼく、かっぱ。
河童橋の下に住んでるんだ。

上高地には『河童の涙』っていうものがあるんだけど、知ってる?
その河童の涙を作るために、時々橋の下からこっそり出てくるんだよ。

夏の上高地 004
涙の原料はこれ。
とってもキラキラしていてキレイでしょ。

でもね。
キレイだからって手でさわったらケガしちゃうよ。
これは、みんなが上高地で楽しんでいった後の忘れ物から出来てるんだ。
お酒などのビン…捨てられてしまったものなんだ。
せっかくきれいな景色を楽しむ場所なのに、そのそばにゴミが落ちていたら悲しいよね。
ぼくは思わず泣いちゃった。

みんなが置いていったゴミは、たくさん集められてくるんだ。
この現実を少しでも知ってもらって、ゴミで処分するんじゃなくリサイクル出来ないかなって思ってたんだ。
この悲しみがこうしてキラキラに変わったんだ。
思い出にもなるし、ゴミについても少しでも考えてもらえるように。
ぼくの涙はみんなへの願いでもあるんだよ。

この涙は、少しずつスプーンですくって袋詰めしていくんだ。
みんながケガをしないように、ひとつひとつきちんと密封するんだよ。
涙の色の混ざり具合で、とっても雰囲気が変わるんだ。
夏の上高地 006

青が多いと、空のいろ。
青の濃さによっては、川のいろ。
緑が多ければ、山のいろ。
茶色が多ければ、大地のいろ。
透明なものが多ければ、おいしい空気と雲のいろ。

それらが全部集まって、上高地のいろになるんだよ。

夏の上高地 009
涙の集まりは、説明書きが付いた台紙と一緒に袋に入れちゃうんだ。
ゴミがなくなりますように。
みんなが上高地をもっともっと大好きになって、大切に思ってくれますように。
そんな願いも一緒に袋に入れるんだよ。

夏の上高地 007
そうして出来上がったものが『河童の涙』として、ビジターセンターで売られるんだ。
たくさんの人が手に取ってくれるのを見ると、ちょっと嬉しくて、ちょっと切ない。
いつかゴミが無くなって、河童の涙が造れなくなった時は、本当に本当に嬉しいと思うんだ。

時代は変わって、今はビンよりもペットボトルのゴミが多くなってきたよ。
お弁当も何でも使い捨ての時代になったんだね。
ゴミは楽しい思い出と一緒に持って帰って欲しいな。
それがぼくの本当の気持ち。
そうすれば、ぼくは橋の下でゆっくりみんなの笑顔を見て楽しんでいられるから。



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夏を彩る 2

上高地はまだまだ花がいっぱいです。
昆虫類もたくさん見られます。
気を抜いて無防備になっていると、夕方にはあっと言う間に蚊に刺されてしまいます。


夏の上高地 041
クガイソウ。
梅雨明けと同時に開花し、目に付くようになりました。
ネコのシッポのような形をしていて、紫色の花が下から順に咲いていきます。

夏の上高地 042
キンミズヒキです。
こちらもネコのシッポとまではいきませんが、5枚の花弁を持つ花が穂状に咲いています。
黄色い花は、やっぱり夏に似合う気がします。(個人的なイメージですが…)

夏の上高地 044
オニシモツケです。
背丈は高いもので2mにもなるそうです。
『鬼シモツケ』と呼ばれるのはこのように大きくなるからなのだそうです。
実際、下から覗き込んで見上げることが出来ます。
上高地では今、白い花がたくさん咲いていて、何がなにやら…よく分からなくなります(苦笑)

夏の上高地 049
ビジターセンターの前で見つけた、トモエソウです。
日当たりのよい場所で咲きます。
花弁は5枚で、ねじれる様に咲く花です。

夏の上高地 050
ヤチトリカブト。
実際は、もっと鮮やかで濃い青紫色をしています。
清水川のほとりで見られます。
背丈がすっと伸びて高く、川からの風で花がよく揺れているのが見られ涼しげです。


じっくり歩けばもっともっと色んな花を見つけられます。
日差しは強いけれど、湿気があまり無いのでさっぱり過ごせる上高地です。
日よけと朝夕の防寒対策(そして虫除け)に羽織ものがあれば、より快適に過ごせます。



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夏を彩る 1

梅雨が明け、下界は連日の猛暑。
上高地も例外ではありません。
30℃を越えることはありませんが、最高気温が28℃まで上がる日もあります。
真上からの日差しと照り返しがかなりきつく感じます。

標高1500mの場所でこれだもの、下界はさぞかし…想像を超える暑さなのでしょう。
時々松本市街地まで下りると、暑さに湿度が加わって汗が噴き出し、溶けてしまいそうで逃げるように戻ってきます(苦笑)

そんな暑い中、夏の花が彩って、私たちの目を楽しませてくれます。


夏の上高地 027
ウツボグサ。
すでに咲き終わりに近くなっています。
日当たりのよい遊歩道で見ることが出来ます。
鮮やかな紫色が足元を彩っています。

夏の上高地 030
ヤグルマソウです。
クリーム色のフサフサした花に、チョウが蜜を吸いに来ていました。
チョウは今が一番よく見られます。

夏の上高地 033
コバノイチヤクソウ。
帝国ホテルのロータリー脇の木陰に生えていました。
6月に見頃になる『ベニバナイチヤクソウ』と同じ仲間です。
小さくて丸い鈴のような花を下向きに付けます。

夏の上高地 036
エゾスズラン。
バスターミナルから帝国ホテルへ続く歩道のそばで見つけました。
花が緑色で周りと同化して見えますが、50cmくらいの背丈になります。

夏の上高地 037
バイカウツギです。
梅の花に似ていることから、この名があります。
写真を撮るのが遅くなったので、すでに散り始めていました。
しかし蕾のまま茶色に変色している花も多く、気候の変化についていけなかったのかなと思いました。


草木は生い茂り、緑いっぱいの上高地です。



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海の日、そして夏本番

海の日の3連休突入と同時に、タイミングを合わせたかのように晴れの日が続きました。
そしてピッタリのタイミングで梅雨明けしました。

まさに行楽日和!
上高地はたくさんの人が訪れ、いよいよ夏シーズンの到来です。
河童橋の上は、人だらけ…大賑わいです。
久しぶりに渡りにくいなぁと感じました。
夏の上高地 038

昨年辺りから、「山ガール」や「女子登山」などといった言葉が出回り、山のファッションはかわいくておしゃれなものが多くなりました。
山スカートが雑誌で多く取り上げられ、流行っているそうです。
そんなファッションをした女性がよく見られたのも、この3連休でした。

下界の格好そのままでヒールのあるサンダルなどで歩くよりはよっぽど似合っています。
けれど、一緒に歩いている男性がTシャツに短パンにビーチサンダルだと、服装が違いすぎて違和感が…(苦笑)


連日、猛暑が続いていますが、上高地もそれなりに気温が上がります。
しかも太陽に近い分だけ、日差しは強烈です。
夏バテには気を付けなければと思う今日この頃です。



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郷土のおやつ

6月から7月中旬にかけて、信州の木曽地域では『ほうば巻』という地元ならではのお菓子が出回ります。
柏餅の代わりにほうば巻で、ひと月遅れの端午の節句を祝うために家庭で作られたのが初めだという説があります。
端午の節句のお祝いや農耕期のおやつとして、地元の人に今も親しまれているそうです。

夏の上高地 010
木曽のとある施設の前に置いてあった鉢植えのホオノキです。
成長すると、20m~30mほどにもなって大きく枝を広げ、5~7枚ほどに集まって葉をつけます。


初めてほうば巻を見たとき、「なんじゃこりゃ!?」と思いました。
バナナの房みたいに連なっていて、ずっしりとした独特な姿をしています。
夏の上高地 021

ほうば巻は、ホオノキの新葉がそれなりの大きさに成長した時に刈り取られ、お餅を葉に包んで束のまま蒸されます。
お餅の中身は、つぶあんやこしあん、味噌くるみあんなどがあって、バリエーションが豊富です。
熱を通すことで、葉はとてもよい香りがします。
紙袋に入れられたほうば巻は、開けたらふわんと香りが広がりました。

夏の上高地 026
食べるときは、バナナのようにひとつずつちぎって葉を開いて食べます。
ちぎるのも、開けるのも、楽しいです。
そして、葉を開いてびっくりします。
葉の長さはなんと40cmを越えているものもあります。

2010y07m26d_052350150.jpg
葉にお餅をつけたまま、直接食べようとした同僚Rちゃん。
顔が見えてません(笑)
季節と郷土ならではのおいしいおやつです。



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夏空へ

週間天気予報に雨マークから晴れマークが増えてくると、そろそろ梅雨が明けるのかなと思います。
梅雨空から夏空へ変わっていく時期です。

大気の状態が不安定だった日に、ドライブをしてきました。
峠を越えるとそれまでは日が射していたのに、目の前にはどす黒い雲が立ち込め大粒の雨が落ちてきました。
車を止めて、少し歩いていたらスコールのような雨になって…止みそうにないかなと諦めかけたら雲が割れて太陽が顔を出してきました。

そんな降ったり止んだりの、笑っちゃうくらいコロコロ変わる天気。
空の様子は見上げるたびに変わります。

夏の上高地 014
青空に、いく層にも重なる様々な雲。
遠くの山には分厚い積乱雲、真上には薄いヴェールのような筋雲。
梅雨の最後にやってきた土砂降りだった毎日を一掃するかのような、きれいな空が広がりました。

夏の上高地 019
水田の稲は大きく成長し、その中を走る電車の模様は虹色です。
そろそろ夏本番がやってきます。



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梅雨の休暇は上京します 3

【上京 3日目】
3日間の旅というのは、あっと言う間です。
もう今日は帰る日。
たくさんおしゃべりして、おいしい物をたくさん食べて、元気いっぱいになりました。

この日は、東京で買い物をしました。
恵比寿へ行って、大好きなキャラクターのショップでどれを買おうか散々悩んでみたり。
新宿では、百貨店のフロア全体が手芸店になっていて、そこでこれから夏になるのに毛糸を買ってみたり。
夏到来 013

帰ってから買ったものを見てみると、手作りのための道具や材料ばかり。
きちんと作って使ってあげなければと思います。


3日間、半ば私の勢いについてきてくれた友人に感謝です。
お陰でとても楽しい時間が過ごせました。
本当にありがとう。


♪おまけ♪
道具問屋街の合羽橋で買った、シリコン製のお菓子型で夏らしいものを作ってみました。
シャービックです。
ブタの形だけにピンク色、イチゴ味です。
夏の上高地 046

何年ぶりの味だろう。
1個食べ、2個食べ…止まらなくなりました。
食べ過ぎると太るぶぅ!?



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梅雨の休暇は上京します 2

【上京 2日目】
ゆっくりと目覚めた2日目は、鎌倉に行きました。
外は太陽がすっかり昇って、梅雨の晴れ間になったようです。

電車に揺られて鎌倉へ向かいます。
北鎌倉駅で下車し向かった先は…明月院というお寺です。

今回、遊びのプランを伝える際にリクエストしたのは、『和』を感じたいということ。
そして、その時たまたまテレビにアジサイが見頃と出ていたので「アジサイが見たいんだけど」ということ。

鎌倉のアジサイは6月下旬が一番見頃を迎えるそうで、「ちょっと遅いかも…」との返事でしたが、とりあえず行ってみようかと『あじさい寺』としても有名な明月院に行くことになったのです。

北鎌倉の駅から線路沿いに歩き、小さな川のそばを歩いていきます。
お寺に続く道沿いにもアジサイが咲いていて、とても雰囲気のいい道でした。
アジサイを見ようと訪れた観光客がたくさん歩いているのに、なんだか静かに感じられます。

休暇 July.2010 041
拝観料を払い入り口をくぐると、小さな橋にはうさぎさんがいました。
『明月』と名のつくお寺なので、月とウサギを連想させているようです。
すっかり景観に溶け込んだうさぎは、何を見ているのでしょう。

休暇 July.2010 045
正面に伸びる石段。
両側にはアジサイで埋め尽くされています。
少し咲き終わりになっていたけれど、それでも充分に見ごたえがありました。

休暇 July.2010 047
門の柱に、中庭の途中に生けられていた野草。
とてもすてきなおもてなしの心が伝わってきます。

休暇 July.2010 060
明月院のアジサイは青がメインなのだそうです。
咲き始めは薄かった青色からだんだんと濃くなるそうです。
大輪のアジサイはとても存在感があり、青色がとてもきれいでした。

アジサイでしっとりとした和を愉しんだら、ぶらりと散歩です。
鎌倉駅へと続くメイン通りは車が行きかい、修学旅行生や観光客で賑わっていました。
次に向かうのは、建長寺です。
緩い坂道を登りきったところにお寺はありました。

しかし時間はお昼をまわっていて、入って見学するにはほんの少しエネルギー切れのようです。
周辺には腹ごしらえ出来そうな、私たちに合う手軽なお店がなかったので、甘味処に入ってしまいました。
そして注文したのが、クリーム宇治金時。
カキ氷を久しぶりに食べました。
休暇 July.2010 065

アイスクリームも氷もおいしくて、頭がキンキンしているのにどんどん食べました。
水分と糖分を補給して、もう少し炎天下の中歩くことが出来そうです。

建長寺には初めて訪れます。
鎌倉幕府5代執権・北条時頼によって創建された禅宗のお寺です。
門の大きさに圧倒され、きらびやかさは無いものの、しっかりとした造りに見入ってしまいます。

お寺の中に入ると、暑かった空気が少し引き締まったような感じがします。
暑い中にも、お寺独特の凛とした空気が張り詰めているような気がするのです。

法堂の中は開け放たれていました。
湿気対策でしょうか。

休暇 July.2010 071
最近チベットより奉納されたという、修行僧の像。
やせ細ってあばら骨が浮き上がり、修行の苦を表現しているそうです。
こんな像は初めてです。
そしてなぜか惹きつけられました。

建長寺を後にし、さらに歩いていきます。
鶴岡八幡宮の境内に入りました。

シンボルともいえる大銀杏が倒れてしまったのはまだ記憶に新しい出来事です。
1月に来た時は元気に大枝を広げていただけにかなりショッキングでした。

休暇 July.2010 076
そんな大銀杏が生えていた場所には、移植された枝たちがたくさん葉をつけていました。
この中から元気な枝が選ばれ、次世代の大銀杏が育っていくのです。

休暇 July.2010 077
倒れた幹は、階段の下に移され、ここからもたくさんの小さな命が芽吹いていました。
大銀杏が無くなってしまったのは悲しいけれど、こうして命が繋がっていってるんだなぁと生命の輪廻を感じました。

鎌倉駅の裏に回り、商店街を歩きます。
雰囲気のいいカフェを見つけて遅めのランチをいただきました。
もっともっと時間をかけて、色々まわれたらいいのにと思いながらも、もう日は傾き始めています。

最後の目的地は、鎌倉の大仏様。
高徳院へ向かいます。
胎内拝観も出来るのですが、時間が遅くもう終わっていました。

休暇 July.2010 089
建てられた当時は大仏殿があったそうで、その跡の礎石に腰かけながらしばらく鎌倉大仏を眺めていました。
とても気持ちのいい風が海の方向から吹いてきます。
ゆっくり日が落ちていき、大仏様の影も濃くなっていきます。
拝観終了間際の時間なのに、次々と人がやってきて写真に収めていました。

高徳院から海に向かって歩きます。
今日は本当によく歩いたね、そんな話をしながら。

帰りは江ノ電に乗ることにしました。
その前に、由比ガ浜海岸に行ってみました。

休暇 July.2010 099
海岸が人でごった返すのはもうすぐそこ…と思っていたら、びっくりするくらいたくさんのサーファーが海に出ていました。
波待ちの人がたくさん浮いています。
人が多すぎて、波に乗れるのかなと心配になるくらいですが、ここではこれが日常の風景なのでしょうか。

休暇 July.2010 125
すっかり夕暮れになり、電車に乗ります。
夏になったら本当にすごい人が利用するらしいのですが…。
この日は静かな1日の終わりをゴトゴト揺られながらしばし時間を楽しむことが出来ました。

鎌倉を歩いて歩いて、13km以上。
それでもまだ歩き足りないと思うのは、魅力的な場所がいっぱいあるから。
また遊びに来たいと思います。


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梅雨の休暇は上京します 1

少し前のことですが、東京と鎌倉に遊びに行ってきました。
梅雨の間は、さすがに山へ…というわけにはいかず、かと言って休みを貯めておくことも出来ず、下界(というより都会)で過ごしてみることにしたのです。

ベースは川崎にある友人Tの家。
いきなりの計画を気持ちよく受け入れてくれたお陰で、とても充実した3日を過ごす事が出来ました。


【上京 1日目】
早朝に上高地を出発し、松本から高速バスに乗って新宿へ向かいます。
バスに揺られて3時間で着いてしまうなんて、近くて驚きます。

バス降り場で待ってくれていたTと合流し、さて!
「どこにいこうか?」
から始まる…私たち。
だいたいいつもこんな感じの流れで、どこで会ってもまずは本屋でガイドブックをちょっと立ち読みして行き先を決めることが多いです。
会っておしゃべりするのが一番の目的なので、それが満たされればもうあとは楽しければいい、としか私は考えていなかったりして(苦笑)

いくつか候補を挙げてくれたので、そこから私が選んだ場所は浅草でした。
立ち読みで見つけた合羽橋も行ってみたいと、リクエストに加えました。

浅草の雷門からさらに先に行ったところに合羽橋はあります。
食材や調理器具などを扱う道具専門の問屋街です。
『合羽』橋なのにキャラクターには河童がいっぱい居て、上高地の河童橋と同じ漢字だったっけと分からなくなってしまいそうです。

休暇 July.2010 005
ひと昔前には喫茶店などのショーウィンドウでよく目にした、食品サンプル。
サンプルばかりがずらっと並んでいるお店があることを初めて知りました。
冷麺、スパゲッティナポリタン、ペペロンチーノ。
どれもそっくりでおいしそうです。
もちろんフォークは宙で浮いてる(笑)

この日は暑かったので、パフェとかアイスクリームのスウィーツサンプルにどうしても目が行ってしまう私たち。
お寿司もいろんなネタが並んでいて新鮮そのもののように輝いていました。
サンプルは思った以上にいい値段がして、値札を見るたびに「おぉぉ…」と唸ってしまいました。
外国人観光客にも人気があるようで、和食やスウィーツの小さいサイズのサンプルをお土産にたくさん買っている姿が見られました。

休暇 July.2010 006
製菓器具を扱っているお店では、いろんな形をした型抜きがずらり!
恐竜やクリスマスなどの季節のもの、立体になるものがあったりして、見ているだけで楽しい。
天井近くまで所狭しと並べられたケーキ型を見ているだけで、お菓子のことを色々考えてしまいます。
マガモともアヒルともとれる、可愛いクッキーの型抜きを思わず買ってしまいました。

気が付けばお昼はとっくに過ぎていて、ちょっと休憩がてら目の前にあった雰囲気のいいカフェに入って遅い昼食を取りました。
元気を補給したら、再び観光再開です。

休暇 July.2010 010
浅草寺へ歩いて戻ります。
雷門でとりあえず1枚、パチリ。
ちょうちんはやっぱり大きいです。
そして人も多いです。

両側にお店が並ぶ境内にキョロキョロしながら本堂まで歩きます。
雨が時々降ってくるけれど、気にしません。
お線香の煙をたくさん浴びて、それからお水でお清めします。
休暇 July.2010 016

しっかり手をあわせたら、気になっていたおみくじを引きます。
どうやらこの浅草寺おみくじは、結構普通に“凶”が出るらしいのです。
今だかつて凶を引いたことがないので、出てほしくない反面、引いてみたい好奇心がありました。
結果は…“吉”でした。
いいことばかり書いてあって、一安心です。

浅草からお台場へ行きます。
初めて水上バスで移動します。
切符を買ってのんびり待ちます。
どんどん人がやってきて、あっと言う間に列になりました。

休暇 July.2010 023
きっと日本人よりも外国人が多いと思われる桟橋の様子です。
インターナショナルな景色です。

休暇 July.2010 019
乗り場からは、建設中のスカイツリーが見えました。
大きい…まだまだ成長中です。
現在建設している部分は雲の中で霞んで見えました。
その横の金色に輝くビルはビールのモチーフなのだと、水上バスの中でガイドのお姉さんが教えてくれました。

水上バスを途中で一度乗り換え、お台場へ向かいます。
けっこう揺れるかと思っていたら、思ったほどではなく程よい眠りを誘ってくれました。

休暇 July.2010 026
水上から見える東京タワー。
そろそろ世代交代なのですね…。
寂しい気がします。

お台場ではブラブラ歩いて、夕飯を食べることにしました。
「あれが食べたい」という決定打がお互いになく「なんでもいいよ」の精神がお互いに溢れていたため、お店を決めるまでに随分と時間がかかりました。
やっぱり私たちはいつだってこんな調子(苦笑)

そんな調子ですが大満足の1日でした。



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梅雨の中休み

梅雨明けまではなかなか思うように散歩が出来ず、7月に入ってほとんど歩いていないことに気が付きました。
なんとなく行く気になったら…と思っていると、あっと言う間に時間が過ぎていってしまいます。

梅雨の間の静かな上高地を楽しもうと、ちょっと強引に散歩の時間を作って行ってきました。


梅雨の休息 110
上高地をゆったりと流れる梓川は、山の雪解け水や雨水や伏流水を集めて流れていきます。
水量が豊富でとてもきれいな川の色。
太陽の光を反射してとてもキラキラしていました。
あぁ…夏がやってくる。
そんな気分にさせてくれる景色でした。

梅雨の休息 112
カラマツソウの花が満開です。
花火のようにも、傘の骨のようにも見えます。
傘を差して歩く人の目にも留まるくらい、ぐんと背を伸ばして咲いていました。

梅雨の休息 118
大正池へ向かう遊歩道の林間コースで見つけたキノコ。
次々と水分がキノコ全体から出てきて、滴り落ちていました。
大汗キノコ(笑)
サルノコシカケと同じ仲間でしょうか。

梅雨の休息 121
ショウキランです。
大きな株がいくつか見られました。
とてもきれいで立派です。
足元のササの陰で、こんな目立つ花が咲いています。
折ったり採られたりしていないことが本当に嬉しく思います。

梅雨の休息 125
こちらはイチヨウラン。
【一葉】と漢字で書きます。
まあるい葉っぱが1枚ひょこっと生えています。
針のように細い茎に似合わない大きな花。
よく花を支えられているなぁと見ていて感心してしまいました。
緑色をしているのでなかなか見つけられず、いつもビジターセンターの同僚に場所を詳細に聞いてから探しに行きます(苦笑)

梅雨の休息 128
田代湿原から、穂高連峰を望む。
湿原にはサギスゲの花が綿状に開いて、ところどころが白くなっていました。
山の雪も随分融け、夏山になってきています。

梅雨の休息 132
湿原で折り返し、帰りは梓川コースを歩きます。
川の中でゆらゆらと揺れている、バイカモの草。
一緒になって揺れていたい…そんな束の間の現実逃避でリラックスします。

梅雨の休息 134
ウェストン碑のそばで見つけた、カンボクの花です。
とてもきれいでした。
虫たちも束の間の休息です。


知らないうちに、季節が変わっていきます。
ブログアップが滞ると、ちょっと載せていいかな…と悩むぐらいに花の季節が移っていることもあります。
もっともっと歩かなければ。
季節に置いていかれてしまいそうで、少し気持ちが焦る今日この頃です。



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親子愛 2

キラキラと朝日が強烈に照りつけ、眩しくて目を細めて歩いていた時のこと。
前方の草むらに何か動いているのを見つけました。

とにかく、眩しい先をじっと見つめます。
ゴソゴソ、モゾモゾ…あれはなんだ?

茶色くて黄色いもの。
梅雨の休息 096

あ!!小さく声を出して、そして次の瞬間息を飲んだのでした。


産毛がふかふかでふわふわのマガモのヒナでした。(この文の最後にハートマークを付けたい気分です)
春にカップルでエサを探す姿がよく見られ、その後オスだけで行動している姿も目にしていたので、そろそろとは思っていたのですが。
まさかこの時が突然やってくるとは。

梅雨の休息 097
小さな水辺にぷっかり浮かぶ姿はとてもとても可愛いのです。
あっちこっちウロウロしながら、お母さんマガモの後ろを一生懸命についていく姿は、健気でいじらしい。

一羽連れて帰りたい。
いやいや、私も一緒について行きたい。
そんな私の邪険な(?)気持ちを母親の中の女の勘が察知したのか、カメラを片手ににじり寄る私から遠ざかろうとします。

梅雨の休息 102
子どもたちに召集をかけ、草むらから道をみんなで横断し、移動を始めました。
この姿がまた可愛いすぎる。
母親に遅れまいと必死に走る姿に…やっぱりにじり寄らずにいられませんでした(苦笑)

梅雨の休息 104
「早く!あなたたちっ!!ちゃんとついてくるのよっ」
きっと、お母さんはそう言っているに違いない。

あまりにも早い動きにカメラのシャッタースピードがついていけませんでした。
マガモ一家は隣の草むらの奥の水辺に入って行きました。
再びすぅーっと水の中を浮かび、羽を上下に大きく振って水遊びしていました。

びっくりさせちゃってゴメンね。
元気に大きくなってほしいです。



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山文化の架け橋へ

上空に不安定な寒気が流れ込んだ梅雨のある日、夜な夜な…とある集まりがありました。

激しい夕立がやんで、仕事上がりに向かった先は上高地内の某施設。
ここで働いているYさんの提案で、ハングル語講座が行われたのです。


ここ数年、上高地にはアジア諸国からの観光客がたくさん訪れるようになりました。
河童橋でたくさんの人が記念写真を撮っている、一見よくある光景。
橋を渡りきった後に、私ひとりが日本人だったことに気付き、かなりびっくりしたこともあります。
そのときはおそらく全員中国人(台湾人?)でした。

山を歩いていると、韓国の方が声を掛けてくることが多くなりました。
韓国の方は思った以上に気さくです。
でも共通の言葉を持っていないことで、挨拶の次に続くコミュニケーションをすることが難しかったりします。
簡単な英語で返すこともありますが、どれくらい通じたかよく分からないこともあります。

もう少し何か意思疎通できることがあれば…昨年山小屋にいた時の方が今よりはるかに真剣に考えていました。
上高地までの観光は台湾人、さらに奥の山を目指すのは韓国人という傾向にあります。
小屋に寄った韓国人に言いたいことがあってもうまく伝えられなくて、やきもきしたことがよくありました。
韓国語をどうにかしようと本屋さんに行っても、どれがいいのかさっぱり分からない。

何とかしたいと思いながら過ぎていった山小屋生活。
せめて「ここから先は危ないから気をつけて」とか「天気が悪くなるから」「時間が遅いから」…そんなひとことだけでも言えたらいいのにと思っていました。

Yさんが上高地で働き始めた時から知り合っていたのに、韓国に精通していることを知ったのは本当に最近のことです。
小屋にいた時には、Yさんを頼るということは頭の隅っこにもなく、今になってどうして思いつかなかったのかと後悔します。

Yさんは山小屋で働いていた経験があり、韓国で発行している山の雑誌を通して、日本の山の情報を伝える特派員もしているそうです。
朝鮮半島に山はあっても、3000mを越える山は存在しないこと。
日帰りで行ける山でなおかつ登山道が整っていて、日本人の山に対する意識や考えとは全く違うこと。
そんな話を今回聞いて、韓国と日本の山事情の違いを初めて知ることが出来ました。
日本の山の魅力を、そして安全な登山を伝えるために情報を発信し、何かあったときには通訳をしたりして尽力されています。


夕立が上がったと思っていたのに、講座を受けている間中、雷が遠くで鳴り響き近くで落ちる音がし、雨もすごい勢いで降っていました。
時々、雷の落ちる音にビクッと肩が揺れますが、それでもみんなはYさんの講習に聞き入っていました。

梅雨空 008
この日参加したのは、上高地内のいろんな施設から10数名。
サービス業という仕事柄、韓国人と接する機会もあるそうです。
新聞社の方が取材に来ていましたが、その記者さんまで一緒になって真剣に勉強していました。

反切表という日本で言えば50音の表のような、ハングルの表の読み方や、ハングルの仕組みをまず教わりました。
挨拶の後に続く簡単な会話や上高地でよく使うだろう単語を学びました。
隣の人と韓国語で自己紹介をやってみます。
即実践です。

あっと言う間に時間は過ぎ、お開きとなってしまいました。
これだけの時間で話せるようになったとは決して思いません。

それでも。
昨日よりも韓国が身近になった。
もっともっとハングルも韓国も知りたくなった。
今度韓国の方に会ったら、自分から「アンニョンハセヨ!」って挨拶してみよう。
そんな次に繋がる、言葉や文化の架け橋へのきっかけが出来たと思います。

まずはもらったプリントを見直して、ひとつでも多くのハングル語を覚えてみよう。
そして、去年使えなかった言葉を覚えて、山で出会うことがあったら「気をつけてね」と伝えてみようと思います。



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雨上がりに…

雨が降った後の夕暮れ時には、なぜか景色が違って見える気がします。
雨粒をたくさん付けた植物は、夕日を浴びてキラキラしています。


梅雨の休息 077
マタタビの花が咲いているよと教えてもらいました。
初めて見るマタタビの花は白くてとてもかわいい姿をしていました。
蕾の先には、雨のしずくがキラリと光っていました。
葉の一部が白くなっているのがマタタビだとは知っていたけれど、花が咲く季節に白くなるのだということは今回初めて知りました。
今度帰る時には、家に居る猫のお土産にしてみよう…酔っ払いの姿が見られるかな。

梅雨の休息 089
キバナノヤマオダマキです。
すっと伸びた茎の先に花が付きます。
写真を撮っていると、「何の花ですか?」と尋ねられましたが、最後の『オダマキ』しか出てこず、前の部分を思いつきで言ってしまいました。
忘れたと素直に言えればいいのですが、見栄っ張りの大嘘つきです…(汗)


梅雨の休息 092
上高地は地形上は谷間にあるので、日が出るのが遅く落ちるのが早くなります。
太陽が山の向こうに沈んでいった後も空は長く明るいままです。
雨上がりの夕方には、目の前にある梓川や焼岳が陰になり、雲が様々な表情を作って切り絵のような世界が広がります。



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白川郷観光

高山から高速道路を利用すれば、1時間ほどで白川郷に行くことが出来ます。
久しぶりの白川郷は、「こんなに近かったっけ?」という印象です。

最初に向かったのは、荻町城跡展望台。
田植えの時期が過ぎて、水田は稲がすくすくと育ち、緑いっぱいの合掌造りの集落が眼下に広がっていました。
白川郷のビュースポットとあって、狭い場所ながら次から次へと観光客がやってきます。
梅雨の休息 043

そう言えば、朝、あんなに心配していた天気はすっかり回復傾向。
蒸し暑さがついて回りますが、やっぱり雨降りよりもずっといいです。

白川郷の全景をたっぷり満喫したあとは、集落内をぶらりと散策。
集落の中心部を走る通り沿いの有料駐車場に車を置いて歩きます。
車から出ると、風に乗ってシャボン玉がふんわり飛んできました。
「あ、懐かしい」見上げると、道向こうの家の2階のベランダにある、自動シャボン玉製造機が小さなシャボン玉をいくつもいくつも吐き出していました(笑)

梅雨の休息 050
わら葺の屋根を新調したばかりのお宿を見つけました。
ワラがビシッと切り揃えられ、角がはっきりと分かります。
屋根の色もちょっぴり明るい、干し草色でした。
月日が経つにつれて、落ち着きのある色に変わってくるのです。

少し屋根が低くて、わら葺屋根に手が届く合掌造りを1軒見つけました。
ワラの断面はこんな感じ。
間近で観察できます。
梅雨の休息 055

どうやらこの合掌造りは喫茶店のようです。
自然と入り口の方向に足が向かいます。

梅雨の休息 058
入り口近くに毛むくじゃらくんを発見。
看板犬の『バロン』くんでした。(ひょっとしたらメスだったかも…)

建物の中に入ると、ふっと時間の流れが変わった感じがします。
気さくなご主人が「お好きな席へどうぞ」と声を掛けてくれます。
風鈴の心地よい音がする窓のそばの席に座ります。

「ここは、人力で涼んでもらってますから」とお水と一緒に持ってきてくれたのはうちわ。
建物の中は開け放ってあって、気持ちのいい風が通り抜けていきます。
外よりほんの少しひんやりしている屋内にいるうちに、汗ばんでいた体もスッキリし、うちわは必要ありませんでした。
お客さんとおしゃべりするのが大好きなのであろう、ご夫婦が切り盛りするこの喫茶店は、囲炉裏があって鉄鍋が掛かっていました。
夏の暑い季節には窓から入る風で火照った体を休ませ、冬の寒い季節には囲炉裏で芯まで冷えた体を暖めることが出来ます。

囲炉裏の鉄鍋の中身は、ぜんざいでした。
いただいたぜんざいは、甘すぎず優しい味でした。

ご主人と奥様とおしゃべりがどんどんと弾んで、あっと言う間に時間が過ぎていきます。
旅先で出会った人と、こんなに会話が盛り上がることはかなり珍しい気がします。

そうして、ふっとご主人が見せてくれた木の額。
ラフなスケッチは、合掌造りと…チョッパー!?
「知ってる?」と尋ねるご主人。
漫画やアニメのストーリーはよく知らないのですが、有名な漫画『ONE PIECE』に出てくる人気キャラクターです。
もちろん知っています。

お店に置いてある、お客さんが感想などを書き残すノートの中にあったのだそうです。
何も知らないご主人に、とある若いお客さんが「ちゃんと取って置いたほうがいいですよ」と言ってきたそうです。
それでも、ファンの人が真似た落書きだろうくらいにしか思っていなかったら、後日雑誌に巻頭カラーで合掌造りのイラストが掲載されていたそうです。
梅雨の休息 061

合掌造りの前の水路で、涼む登場人物たち。
夏になったら、わら葺屋根にぐんぐん伸びていくヘチマのツルも、見事に再現されていたそうです。
作者の尾田先生が白川郷で過ごしたひと時の思い出や気持ちを、そのままキャラクターが表現しているかのような、とてもほのぼのとした楽しい絵でした。

梅雨の休息 067
この日の白川郷の思い出のほとんどがこの喫茶店だったというくらいの濃厚な時間を過ごし、お店を後にします。
「秋にはどぶろく祭りがあるから、またおいで」と初対面の私たちに、どうしてこんなに優しく親切にしてくれるのだろうと不思議に思うくらいのすてきなご夫婦でした。
すてきな時間をありがとうございました。

梅雨の休息 073
集落をぐるっと廻って、駐車場まで戻る途中の空き地で見つけた植物です。
花が3分の1しかないように見えます。
帰ってから調べてみると、『ミゾカクシ』という名の植物だと知りました。
あぜでよく生えていることから、『アゼムシロ』という別名もあるそうです。
みぞやあぜを覆うように生えるのが特徴のようです。

梅雨の休息 074
改築中の家屋がありました。
世界遺産ゆえ保存していかなければならない立場からしても、屋根を守りながらのリフォームはなかなか大変なことだと思います。

1日かけての観光は、とても贅沢な時間になりました。
また季節が変わった頃に訪れることが出来るといいなと思います。



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高山散策

降ったり止んだり…同僚Sちゃんと企てていた登山計画は雨と共に流れ、今回はドライブがてら観光に出かけることにしました。
高速道路無料化の社会実験で、安房トンネルも無料に。
ちょうど無料化当日にトンネルを抜け、高山に行ってきました。

朝早くに通ったトンネル前では長野県のTV局が取材中。
しっかりカメラを向けられていて、「この車、テレビに映るかなぁ」なんて楽しくおしゃべり。
信号がほとんど無く、快適に車を走らせます。
高山までは降ったり止んだりの繰り返しで、フロントガラス越しの空を見てはため息が出てしまいそうでした。

駐車場に車を止めて、街の中を散策します。
お目当ては朝市です。
8時過ぎに歩き始めると、雲間から太陽が顔を出してきました。

梅雨の休息 006
露店のひさしに溜まった水をザバッと払っているお店のおばさん。
挨拶をしながら通り過ぎる地元の人。
「本当に朝市やってるの?」というくらい静かだった通りは、時間と共に賑やかになりました。

梅雨の休息 002
漬物、野菜を扱っているお店が多い中で、野草の鉢植えやさるぼぼ人形を扱っているお店もありました。
そんな中で見つけた、一位一刀彫といわれ、飛騨で古くから伝わるイチイの木の彫刻を扱っているお店。
バターナイフや置物、キーホルダーがずらりと並びます。
木目がとても滑らかできれい。
つやつやした作品を手に取り、この日最初のお買い物です。
お店のおじさんとおしゃべりも楽しい時間でした。

梅雨の休息 035
朝市から離れ、古い町並みの残る通りへ移動します。
黒塗りされた家の壁、側溝を流れる澄んだ水、統一された風景が簡素できれいな町並みを作っていました。

梅雨の休息 008
入り口周辺やのれんの雰囲気がとても良くて、思わず足を店内に運んでしまう、古い町並みのお店。
とてもシンプルだけど、鉢植えが置いてあったりして温かい感じがします。

古くなった臼を再利用し鉢植えにしてあった植物。
様々な色に染まった葉っぱがカラフルで、不思議な植物です。
「これ、なんだろうね」と覗き込んでいたら、道行く人が「それ、多分ツボサンゴよ」と教えてくれました。
かなり急いでいる風で、ほとんど言いながら通りすぎるくらい慌てていたのに…わざわざです(苦笑)
梅雨の休息 010

ツボサンゴ?
“壷”に“珊瑚”??
なんだかピンと来ないのです。
「ほんとかなぁ」と半ば疑って後日調べてみたら、本当でした。
観葉植物らしく様々な色に葉が染まるようです。
しかしパソコンで見た画像は色とりどりですがどれも単色でした。
ちゃんと確認しなかったのですが、数種類の色を寄せ植えしているのかもしれません。
教えてくださった、急ぎ足の女性の方ありがとうございました。(疑ってしまってスミマセン)

梅雨の休息 034
軒先で見つけた鉢植えです。
よく見てみると、プランター代わりになっている木枠は、水車のようです。
斬新なリサイクルのアイディアがとてもステキです。
古い町並みにピッタリ溶け込んでいました。

梅雨の休息 024
ふと屋根のほうを見てみたら、ツバメが4羽並んでいました。
じっと動かない…動かない…。
微動だにしないのが気になってじっと見ていたら、突然激しく翼を振り猛烈アピール合戦が始まりました。
母親がエサを持ってきてくれたのに気付いて、口を大きく開けていました。

子ツバメだったようです。
母ツバメがくわえているエサはひとつ、子ツバメは4羽。
もらえるのは4分の1です。
1羽の子ツバメの口にエサを入れて、母親は忙しそうに飛び立って行きます。
母親が飛び去った後は、再びじっと動かずに待っていました。
この微妙な立ち位置が気になるところです(笑)

高山に来たら寄ってしまうお店があります。
羽根や木の皮などでリアルな形をした鳥が作ってたくさん展示してあります。
リアルだけど、メルヘンな世界の色柄が勢ぞろいです。
ひとつ100円という安さに、いつも何個も買ってしまいます。
梅雨の休息 030

お尻の部分にマグネットが付いているので、冷蔵庫に直接飾ったり壁に画びょうを刺して飾ることが出来ます。
さすがに、お店のように壁一面には飾れないですけれど(笑)

梅雨の休息 031
壁いっぱい、棚いっぱいの鳥達お店の中庭です。
ブリキのカエルやカメが溶け込んだ、苔むす灯篭がとても落ち着いたたたずまいです。
軽くお茶をしたりジェラートも食べられて、私たちの気持ちもお腹も満たしてくれるステキな空間でした。


「たくさん買い物したのに、安上がりで高山って本当にいいよね」とお財布に優しい観光を堪能した後は、お昼ご飯です。
今回は、ガイドブックを持参し完璧な観光客気分で歩いたので、ガイドブックに載っていたお店に行ってみることにしました。

飛騨牛と高山ラーメンの特集の中から探し出したお店は…カレー屋さん。
ここは飛騨牛の牛筋カレーが食べられるんだそうです。

高山駅に近い場所にあるこのお店。
ガイドブックには『弱尊』と書いてありましたが、看板には漢字と一緒に“JACKSON”とありました。
英語と漢字それぞれから受けるイメージには、ギャップが少しある気がしました(笑)
居酒屋さんのようなスナックのような店構えです。

Sちゃんは想像していたのと随分違ったようで、恐る恐るお店に入ります。
お店の奥は、ジャズっぽい音楽が流れていてこじゃれた隠れ家風、入り口に近い側は例えるならうどん屋さんっぽい。
これまたギャップがある(爆)
メニューを見ながらも、予定通りに牛筋カレーを注文しました。
(メニューには笑うツボあり)

梅雨の休息 038
出てきたカレーはガイドブック通りで、間違いなし!
量は想像していたよりも多かったです。
トッピングにラッキョウを頼み、ガッツリといただきました。
ちょっぴり和風でスパイシーとでも言っておきましょうか。
今まで食べたことのない味のカレーでした。
でも、おいしくて2人とも「苦しい」と言いながら完食しました。
また食べに来ます、きっと。
ごちそうさまでした。


食べすぎでお腹が苦しく、前かがみになりながらも午後は世界遺産の白川郷へ。
続きは近々アップします。



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河童日和

雨が多くなると、たくさんの水たまりが出来て歩きにくくなります。

傘をさして、水たまりを避けながら歩く観光客の姿。
下ばかり向いて、景色も見られず…せっかく遠出してきたのに、いくら梅雨だから仕方が無いと言っても少し切ない気がします。
しかし、こんな日だからこそ出会う景色もあります。

梅雨の休息 084
湿度と温度の関係で、この季節に出来やすい川の水面上のもや。
幻想的な雰囲気が辺り一帯に漂います。
このもやの白い帯が音まで吸い取ってしまっているのではないかと思うくらい、昼間なのに静かになった気がします。

河童橋にたたずむ人の姿も、いつもと違って見えます。
この中にひとりくらい河童が紛れ込んで…いたりして!?
そんな静かな妄想がちょっぴり楽しい、白い世界です。
梅雨空 019



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上高地のこと | コメント:0 | トラックバック:0 |

モヒカンの季節

食事中のサルたちに出会いました。
そのうちの1匹は機嫌が悪いのか「はぁ?何こっち見てんだよ!ケンカは買うぜ」と言いたそうな表情でギロっとこっちを何度も見るので、その迫力にひるんでしまいそうでした。

なのでターゲットは、まだあどけなさが残る若いサルです。
今はちょうど毛が抜け変わる時期。
ふわふわでフサフサな温かい冬毛から、過ごしやすい夏毛へと変わっている真っ最中です。

ちょっと前からサルを見かけるたびに気になっていた、頭の真ん中だけ濃い茶色の毛になっているのをじっくり観察したかったのです。
おサルのモヒカンヘア。
なんだかとってもユーモラスです。

梅雨空 029
一生懸命、沼の中に手を突っ込んで食べ物を探している姿。
やっぱり頭のてっぺんだけが茶色い。
耳の周辺のふわんふわんのカーリーヘアにまた見入ってしまう。

梅雨空 033
次のエサを探して…。
移動をするサルは、毛が随分と抜け落ち皮膚が見えていました。
そのせいで手足がずいぶん長く、違う種類のサルに見えそうでした。

サルはモヒカンの季節です。



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動植物 | コメント:0 | トラックバック:0 |

梅雨は食い気で

上高地は標高が1500mあるので、雨の日の蒸し暑さはないのですが、とにかくジメジメします。
周りに水が多いこと、職場の建物が後ろ半分埋まっていることから、湿気がこもりやすいようです。
今の季節には、雨が降ると内側の窓の結露以外にも廊下が濡れて滑りやすくなります。
木枠の窓やドアは膨張して…きしんで、スムーズに閉まらないのです。

そんな日に、閉め切った建物の中にいると、自分もカビてしまいそう(泣)
気分もじっとりしてしまいます。
そんな時には、気分転換。
食い気に走ります(笑)

少し前から気になっていた、巷で流行のものを作ってみることにしました。
レシピは携帯で探してみました。

梅雨空 013
材料は、ごま油、タマネギ、ニンニク、トウガラシ、ゴマ…。
どれも名脇役で引き立て役のものばかりです。

梅雨空 017
タマネギをみじん切りにし、ニンニクをスライスしたら、油の入った中華鍋へ。
あとはじっくりじっくり火を通し、いい感じに色づくのを待つだけ。

梅雨空 018
出来上がりはこんな感じです。
さて、なんだか分かりますか。

『食べるラー油』です。
作って気が付いたのですが、赤いのはトウガラシの色だけでなく、パプリカパウダーを入れているので赤くなっています。
ニンニクはざくざくして、ちょっぴり辛くでも辛すぎず、確かに餃子に入れたりするラー油と言うよりは食べる感じ。

張り切って作ったものの、どうやって食べるのがベストなのか分からず、とりあえず白ご飯にのっけて食べてみました。
美味しかったです。
食べるラー油で新しい食べ方を開拓したいと思います。


♪おまけ♪
同僚が蒸しパンを作ってくれました。
無造作にトッピングされたチョコレートが、パンダの顔に見える(笑)
とても美味しくいただきました。
梅雨空 021

ごちそうさまでした☆



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