上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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焼岳植物紀行

焼岳登山道もすっかり夏道に。
植物もたくさん顔を出し、すっかり夏山シーズンに入っていました。


Mt.Yake June.2010 031
ゴゼンタチバナが見頃になっていました。
登山道沿いにずっと生えています。

Mt.Yake June.2010 035
雪が融けてすぐの春先にはフキノトウとして生えていたフキの芽は、グングン背が伸びて花が咲き種が出来ていました。
ふわふわの種子はもうすぐにでも風に乗って飛び立ちそうです。

Mt.Yake June.2010 038
オオバミゾホオズキが元気に群生していました。
ハシゴ場下の小さな木陰で、鮮やかな緑の葉と黄色の花が疲れてきた自分に元気をくれます。


Mt.Yake June.2010 032
登山道の下のほうで見つけていたイワカガミ。
花をたくさんつけて、頭を垂れています。
あまりにも重たそうなその姿に、覗き込んで写真を撮って、花を数えてみたら…なんと10個も鈴なりについていました。
「そりゃ重いわ…」思わず独り言(笑)
それでも一生懸命咲いている、健気な姿がとても印象的でした。

Mt.Yake June.2010 051
ハシゴを登り終え、ササの広がる斜面に出たところで、またイワカガミに出会いました。
あれ?ここのイワカガミも花がたくさん付いてるなぁ…。
じっと見ていると、どれもこれも花いっぱい!
イワカガミってこんなに鈴なりだったっけ?
帰って調べてみると、3~6個の花をつけること、まれに10個ほどつけることもあるとのこと。

しかも斜面の大部分でピンク色になっていることに気付いたのです。
あっちこっちにイワカガミの群生がたくさん!!

Mt.Yake June.2010 078
小屋直下のササ斜面だけではなく、展望台から先の焼岳へ続く登山道周辺にも、あっちの崖っぷちにも、目の前の岩肌にも。
イワカガミだらけでした。
焼岳ならぬ、イワカガミ山にしたほうがいいんじゃないかと思ったくらいです(お相撲さんの名前のように聞こえます)
こんなにイワカガミが見られるとは思っていなかったので、びっくりしました。
この季節の焼岳はこれだけで圧巻です。


Mt.Yake June.2010 070
小さく煙が吹き上がっているところをそぉっと覗いてみると…。
スチームが出て、カメラはあっと言う間に曇ってしまいます。
さすがに顔を突っ込む勇気はありません。
そんな煙を吐くそばで見つけた小さな葉っぱたち。
水滴をたくさんたくさん付けていました。

Mt.Yake June.2010 114
オトギリソウです。
いつも花を中心に接写してしまいます。
オトギリソウにも何種類かあって、断定するのに決め手となるはずの葉が写っていなくて(しかもちゃんと見ていない)肝心な花の名前が分からずじまいのことも多々あります。
花だけでなく葉もしっかり観察しなければ…そう思っても、やっぱり花しか撮ってないのです(汗)

Mt.Yake June.2010 119
焼岳小屋の周りは、春でした。
ミネザクラがちょうど見頃になっていました。
まだまだお花見が出来る場所があるのです。
今年の花は小さくて、ちょっぴり遠慮がちな咲き方をしていましたが、サクラってやっぱりいいなと思います。

Mt.Yake June.2010 062
トゲトゲです。
まるでハリネズミのような、タラノメ。
これでは、さすがに天ぷらには出来ないですね(苦笑)
でも触ってみるとまだ硬いトゲではありませんでした。


Mt.Yake June.2010 128
焼岳の登山道は、大木が大きく枝を広げています。
大きな幹、大きな枝、それにたくさん茂った葉。
上を見上げると緑のひさしがあるみたいです。
木漏れ日がキラキラ光る中、気持ちよく歩くことが出来ます。

Mt.Yake June.2010 127
焼岳登山道に入って、15分ほどの場所にはたくさんのトチノキの大木があります。
ちょうど花が終わったところで、足元にたくさんの花びらが落ちていました。
その花びらに気が付き、ふと足を止めて見上げると、大きな枝を広げています。
大木の持つ生命力とそこからもらうエネルギーはすごいです。
安心出来て、気持ちが開放される気がします。

また時間があったら登りたい、密かに野望を抱いています(笑)



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梅雨の晴れ間に焼岳へ

降って、晴れて、また降って…。
そんな気まぐれな天気の上高地です。

九州の方はかなりの降水量だとテレビで言っていましたが、こちらは例年よりまだまだ少ないような気がします。
最後に帳尻あわせでドカンと降らないか心配ではありますが、こればかりは見守るしかありません。

そんな梅雨の晴れ間を見計らって、焼岳に行ってきました。
朝方はもやが掛かり晴れたかどうかも分からない天気でしたが、次第にスッキリ快晴に。
そして灼熱でした。

日がそれなりに高くなった10時頃に、上高地を出発しました。
遊歩道から西穂の登山口の前を通って治山林道を歩き、上高地側の焼岳登山口から足を踏み入れます。
登山口に入ってすぐの場所は大きなぬかるみがあるので、その泥沼に足を踏み入れないよう警戒して歩いたのですが、問題なく歩けました。
雨上がりなのに、やはりそれほど雨量は無かったようです。

登山道を歩き始めてすぐには、たくさんの大木があります。
それを見上げながら、歩きます。
森の中は、ひんやりしていてとても気持ちよく歩けます。

涼しい場所で時間稼ぎ。
緩やかな上りは快適に登れました。

Mt.Yake June.2010 036
今までは大きくえぐられた沢に出て、足元が崩れそうな場所を歩いていたのですが、沢から少し奥に入った場所に新たに登山道が作られていました。
ササを狩り、足場を組み、歩きやすいように配慮された登山道。
安全に登ることが出来る、そんな気配りが嬉しいです。

Mt.Yake June.2010 042
少しずつ傾斜が強くなり、汗がぽつりと流れ落ちてきます。
木立の中を抜けると、眩しい日差しと共に、視界が開けます。
大正池と霞沢岳です。
焼岳の麓を覆うカラマツは随分と葉が大きく長くなり、緑いっぱいになりました。

ここから先はずっと日にさらされ、ますます汗が出てきます。
「今日は本当に暑い…」
バテないように気を付けなければ…。

Mt.Yake June.2010 045
焼岳の山頂が随分近づいてきました。
大きくえぐられた沢は、年々崩れて流されて、深く大きくなっています。
沢と沢の間の細い山肌にかろうじて立っているカラマツは、ミニチュアのように見えました。

Mt.Yake June.2010 048
一番長いハシゴです。
既成のものを重ねて作られたこのハシゴは、滑りやすく一部踏み潰れている箇所があり注意が必要です。
上部の落石にも要注意です。
でもこのハシゴを登った先に広がる景色が楽しみで、いつも一気に登ってしまいます。

Mt.Yake June.2010 121
ハシゴを登りきった先に広がるのは、一面ササの景色です。
暑い太陽。
吹きぬける風。
風に揺れるササ。
風が見える…。
とても暑いけれど「夏山を歩いてる!」と実感できる場所です。
この景色こそが、私にとっての夏山の象徴なんだといつも思います。

焼岳小屋の営業が始まっていました。
まだまだ静かな小屋。
以前来た時には無かった、『VOLCANO』Tシャツを見つけました。
焼岳は現在も元気に煙を出している活火山ですが、英語で書かれると、なぜか改めて「おぉー、volcanoかぁ」と見入ってしまいました。

小屋の横で少し休憩し、山頂を目指します。
5分も歩けば見通しのいい、展望台に出ます。
天気がいいので360度のパノラマが広がっていました。
眼下では、梅雨の晴れ間の物資輸送中。
ヘリが気持ちのいいエンジン音を響かせながら、何度も何度も荷物を持ち上げ飛んでいました。

途中で、小さい煙を吐く穴を何個か発見しました。
今、自分が歩いている真下でも、山は生きているのです。

中尾峠の分岐から先は、ゴツゴツした岩だらけの道になります。
生えている植物も少しずつ少なくなり、やがてなくなります。
火山が活動している証拠です。
山頂を見上げるたびに、白い蒸気が元気良く吐き出されています。

余計な踏み跡をつけないよう、石を落とさないよう、注意しながら歩きます。
足元は細かい石で滑りやすくなっています。

Mt.Yake June.2010 087
稜線へと続く最後の斜面で、雪渓にぶつかりました。
避けて歩くことも出来るのですが、あえて言うなら「3歩雪の上を歩いた」というくらいの残雪です。
今はもう融けが進んで、雪の上を歩かずに行くことが出来ます。
火照った体に、雪の上をなでて吹いてくる風が心地よかったです。

ここから北峰を目指します。
現在、南峰は立ち入り禁止になっています。

Mt.Yake June.2010 094
硫黄の臭いが立ち込め、蒸気が吹き上がっているすぐ横を歩きます。
頭のすぐ上を煙が流れていくたびに、太陽を遮って影が出来ます。

岩を掴んで登ったら、広い山頂(北峰・2393m)に到着です。
山頂には、数人が展望を楽しみながらお昼ご飯を食べていました。
後で考えたら、焼岳登山中に今までで一番たくさんの人に会った日でした。

山頂からの眺めです。

Mt.Yake June.2010 097
火口の池と、遠くに白山を望む。
エメナルドグリーンの水面がとてもきれいで神秘的でした。

Mt.Yake June.2010 099
焼岳から焼岳小屋、西穂高岳への尾根を中心にして、穂高と槍ヶ岳の稜線を望む。
尖っているのが分かりにくいのですが、写真真ん中辺りのちょっと高い山が槍ヶ岳です。
雪融けが進んでいます。

Mt.Yake June.2010 100
南峰の奥に乗鞍岳を望む。
今月上旬に滑ったのが、もう遠い昔のような、でも昨日のような…気がします。
乗鞍も夏山になってきているのがよく分かります。

Mt.Yake June.2010 102
そして、明神岳、蝶ヶ岳、梓川の流れを望む。
帝国ホテルの赤い屋根がとても目立っていました。
上高地はすっかり夏模様です。


山頂で、熱いコーヒーを入れて飲みました。
ほっとひと息入れて、来た道を戻ります。

Mt.Yake June.2010 116
展望台手前まで戻ってきたら、笠ヶ岳上空に雲が出ていました。
その雲の出方がなんだか面白い。
そんな景色に癒されます。


暑い暑いと言いながら、登って下って。
顔は火照って、目は日焼けして真っ赤になっていました。
夏山シーズンの到来です。



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ピンクに染まる

Mt.Yake June.2010 012
レンゲツツジが満開になりました。
岳沢湿原では緑の中にレンゲツツジがポツポツと咲いていて、とてもきれいです。

Mt.Yake June.2010 016
ひとつの花がいくつもまとまると、より存在感を増します。
こってり濃厚なピンク色が、貴婦人な感じがします。
大きな花びらは薄くて繊細です。

Mt.Yake June.2010 017
上高地ではレンゲツツジが咲く場所に、田代湿原もあります。
穂高をバックに、湿原にピンクのアクセント。
その画が撮りたいと思いながら、見に行くタイミングがなかなか無くて見頃を逃してしまいそうです。

Mt.Yake June.2010 018
ベニバナイチヤクソウも、そろそろ終わりに近づいてきました。
今年は本当にたくさんの花をつけ、写真を熱心に撮っている方の姿をよく見かけました。

Mt.Yake June.2010 019
優しいピンク色で、薄紫のグラデーションがほんのり入っています。
今年の花の色は『ベニバナ』と言うよりは『ピンクバナ』です(笑)
アップで撮ると、おしべの色が濃いあずき色をしています。

Mt.Yake June.2010 020
夕方に空が染まる日が続きました。
…と言っても、仕事をしていて全く気付かず、「なんだかいつもと違うなぁ」と思って外を見たときには夕焼けショーはすでに終わっていました。
そんな1日の終わりの空の色です。

ひとことでピンクといっても、ピンクのニュアンスは様々です。
うまく表現できない、ボキャブラリーの少なさによく頭を悩ませます。



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親子愛

近くのホテルの従業員さんや同僚が木立で上を見ていました。
それに気付いて「どうしたの?」と声を掛けたら、「あれ」とそっと教えてくれました。

見上げてみると…。

サルの親子でした。
しっかりと抱きかかえる母ザル。
安心し胸の中で眠る赤ちゃんザル。
Mt.Yake June.2010 132

母性本能を見られるこのほほえましい姿に、思わずこちらも笑顔がこぼれます。
みんなで顔を見合わせてにっこりします。

…が、同時に張り詰めた空気も流れていました。
周りを見渡すと、少し離れた場所で大きなサルがこちらをじっと見ています。
きっと父親サル。
『親子のサルに何かしたら、ただじゃ済まないぞ』と示している雰囲気でした。
いつでも牙をむきそうな、戦闘体制でした。

サルの親子愛を目の当たりにし、邪魔をしないようにその場を離れました。
こんな姿を見られる環境を大切にしていきたいと思います。



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上高地now 6月下旬

Mt.Yake June.2010 002
イチゴの花が咲きました。

本当の名前はシロバナノヘビイチゴ。
ヘビと名前がつくと、爬虫類が嫌いな人には構えてしまいそうです。

Mt.Yake June.2010 004
でも葉っぱも花もとてもかわいい。
春によく食べるイチゴそのものです。

小さなお花畑を見ていると、おいしいイチゴジャムが食べたくなるのはどうしてなんだろう。
ただ食い意地が張っているだけ?


Mt.Yake June.2010 010
ニッコウキスゲも咲き始めています。
上高地では群生はほとんど見られませんが、1株2株と成長し、ひとつひとつ咲いていく姿が長く見られそうです。

Mt.Yake June.2010 134
オレンジというよりどちらかというと黄色っぽい。
今年は優しい色をしています。



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湯俣で出会った動植物

湯俣温泉までは、ダム湖に流れる高瀬川沿いに歩きます。
沢沿いは、緑がとても豊富でした。
森と川のマイナスイオンもたくさん浴びることが出来たはずです。

標高は歩き始めた七倉山荘前が1060m、湯俣温泉晴嵐荘辺りで1420mになります。
森の植生の違いはありますが、上高地周辺とほぼ同じ季節感でした。


2010Early Summer 102
高瀬ダムで見つけた、ヤマツツジ。
少し小降りな花で、優しいピンク色をしていました。
生えている場所は、岩と岩の隙間から。
花の色からは想像できない、たくましいツツジです。

2010Early Summer 139
避難小屋近くの少し薄暗い、湿った場所で見つけました。
ギンリョウソウです。
落ち葉などが積もったふかふかの土でよく見られます。
自分で光合成が出来ないので寄生しています。

2010Early Summer 153
背丈30cmくらいのカラマツの幼木を見つけました。
朝日を浴びてキラキラしていたのは、カラマツの葉についた水滴でした。
まるでビー玉かビーズのようです。
宝物を抱きかかえているようにも見える小さなカラマツを、かがみこんでしばらく見ていました。

2010Early Summer 170
森の中で見つけたゴゼンタチバナ。
これが咲き始めたら、山に登る季節になったなぁと感じます。
薄っすら緑がかっていました。

2010Early Summer 154
「ジブリの世界」と同行したKちゃんが例えた風景。
日が射した森の中に、小さい白いものがたくさん写っています。
日陰などのコントラストのある場所だともっとキレイに見えます。
ふわりふわり漂う“まっしろしろすけ”。
初夏に見られる現象です。

2010Early Summer 174
まっしろしろすけの正体は、ヤナギです。
春に花を咲かせた様々な種類のヤナギは、やがて種子をつけます。
ヤナギの種はふわふわの綿毛に覆われています。
天気がよく風のあるこの季節に、枝から離れ旅立ちます。
この浮遊現象を『柳絮』(りゅうじょ)と言います。

2010Early Summer 187
ベニウツギでしょうか。
湯俣温泉の水門近くで自生していました。
今にも咲きそう…ひょっとしたら数時間後には蕾が開くのかなと思いながら撮りました。
満開になったらとてもきれいだろうな。

2010Early Summer 191
水門の横の水たまりでオタマジャクシを見つけました。
水が澄んでいて、まるでオタマジャクシ専用のプールみたい。
ただこの日は気温が上がったので、温水プールになってしまったらオタマたちはどうなるんだろうと一瞬頭をよぎりました。


遠くを見たり近くを覗き込んだり。
足元に息を殺したように停止しているヘビに早めに気付いて、回避し胸をなでおろしたり。
今回もたくさんの生物に出会いました。


♪おまけ♪
帰り道に、葛温泉に寄りました。
温泉三昧です(笑)
汗を流したら、疲れがどっと出てきました。
それがまた心地よく、ゆるい気分になります。

2010Early Summer 247
そんな私の気分を表しているようなニャンを温泉から出たところで見つけました。
まったり、ゆったり。



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温泉探し【湯俣温泉】

天気になりました!
まさに梅雨の晴れ間で、前日までの雨模様が嘘のように晴れ渡りました。
休みの日が晴れだと、本当に嬉しいです。
ただかなり蒸し暑く、今年一番気温が上がって真夏日になっていたことを後になって知りました。


この日は、少し前から気になっていた大町市から湯俣温泉を見に行こうと計画していました。
前日から歩いてテントを張ってみてもいいかと考えていたのですが、天気の関係で日帰りで行くことにしました。

大町まで移動していた後仮眠をとり、日の出と共に行動を開始しました。
コンビニで食料を調達し、七倉ダムの中腹にある七倉山荘まで車を入れます。
ここから先は、歩きになります。
高瀬ダムの上部までタクシーで行くことが出来るのですが、あえて歩くことを選択しました。

歩き始めていきなりトンネルの連続です。
照明がついているので灯りは必要がありません。
ものすごく音が響くので、手を叩いてみたり舌打ちしてみたり、エコーを楽しみながら歩きました(笑)
緩やかな上り道ですが、しんどいというほどではありませんでした。

2010Early Summer 099
高瀬ダムの下部に到着です。
目の前にある壁は、大きな石(岩)を積み上げられているものです。
その間を縫ってトラバースするように横に道が出来ているので、右から左へ、左から右へジグザグに歩いていきます。
直登出来たら早いし距離もかなり短いのに…そう思うと、ゆるい傾斜のジグザグ道に閉口してしまいそうでした。

七倉ダムと高瀬ダムは東京電力が管理、運営をしています。
なのでこの道は、一般道ではなく『東京電力管理通路』なのだそうです。

ジグザグ道を登りきったら、標高1270m。
ダム湖が目の前に広がります。
烏帽子岳への登山道と湯俣方面へ行く道と分かれます。

2010Early Summer 106
ダムにはたくさんの流木が浮かんでいて、ダムの水は緑色に見えました。
小さな公衆トイレで身支度を整え、ダム湖の横を上流に向かって歩きます。

そしてまたトンネルを歩いていきます。
途中で、硫黄の匂いがして水が側溝を流れていると「温泉かな!?」とやたらテンションが上がって水に手を浸してみます。
もちろん、人肌のお湯なんてそう簡単に流れているわけも無く、「違った…」とちょっぴりガッカリしますが、またすぐ気を取り直します。

高瀬ダムからは車がきちんと通れる、気持ちのよい幅のある林道でした。
もちろんここも、管理通路になります。

2010Early Summer 110
時々見かける、この看板。
『落石注意』
鬼か雷神か…ヤリを両手に持つこのお方は一体何者なのだろう?
いつものガッツリ登山と違い、そんなどうでもいいことを悩み想像し、ダム湖の景色を眺めながら歩けるのです。

2010Early Summer 243
ダムの中で立ち枯れている樹がまるでオブジェのように見えました。

2010Early Summer 123
ダム湖の先まで歩くと、林道の終点になります。
その先からは、遊歩道のような道が始まります。
とてもキレイに整備されていて歩きやすい道です。
途中の木道もとてもきれいでしっかりとしたものでした。

2010Early Summer 127
きれいな緑を眺め、川の音を遠くで近くで聞きながら、朝の散歩をしているような気分になります。
太陽が昇ってくると、さらに緑の深みが増し、森の中は木漏れ日でいっぱいになります。

2010Early Summer 129
森の中に突如現れる建物。
『名無避難小屋』です。
小屋の名前が無いわけではなく、名無沢という沢の傍にあることからこの小屋名前があるようです。

小さな小屋の中をそっと開けて覗いてみると、薪ストーブが置いてある土間があり、畳一間がありました。
一晩暖が取れるように薪が積み上げられ小奇麗にしてあり、しっかりと避難小屋の役割を果たしていました。

2010Early Summer 147
森から抜けると、高瀬川沿いにさらに上流に向かって歩いていきます。
下流を時々振り返っては景色を楽しみます。
川の向こうに見えるのは、おそらく七倉岳(右側)と船窪岳(左側)です。
前日のまとまった降水量を心配していたのですが、少し増水して白く濁っているもののひどくはないようです。

2010Early Summer 165
朝、薄っすら雲が掛かっていた空は時間が経つと共に晴れ渡り、きれいな青空になりました。
そしてグングン気温が上がっていくのが分かります。
東側の肩斜面の谷間を歩くので午前中の早い時間はほぼ日陰で気持ちいいのですが、歩いているとやっぱり暑い。
薄っすら汗が額ににじみます。
それでも川のある風景に、「いいねぇ」の連発でした。

もうそろそろかな?
そう思っていた時、目の前に建物が見えました。
現在は休業中の湯俣山荘です。
そしてすぐそばに吊り橋が見えました。

2010Early Summer 175
ちょっぴり傾いてちょっぴり頼りない気のする、赤い小さな吊り橋です。
その先に見えるのが、晴嵐荘。
左側、上流に見えるのが水門です。

勢いよく流れていく川の上を、ゆらゆら揺られながら橋を渡るとそこらじゅうから硫黄の匂いが立ち込めていました。
晴嵐荘周辺はだだっ広い河原といった感じで、石がゴツゴツとしていていました。
日当たりもよく、温泉の地熱で暑いのか、気温が上昇して暑いのか分からないくらいです。
汗が一気に吹き出るくらい、暑い(熱い?)場所でした(笑)
けれど、山荘は7月からの営業なのでまだひっそりと静かでした。

飲み水用の給水パイプから水が流れ出ていたので、喉を潤しました。
湯気が出ている水溜りを発見。
覗き込むと、硫黄温泉の特徴の湯の花っぽいものが見えました。
温度が予測できないので、恐る恐る手を入れるとほんのり温かでした。
「おぉ!温泉だ!!」
テンションも急上昇です。

再び橋を渡り、水門の方へ足を向けます。
雪解けと梅雨の影響か水の勢いはかなりあるように見えます。

水門の奥へ進むと、再び吊り橋がありました。
現在破損中で、一応通行止めになっています。
でもここで引き返すわけもなく、自己責任と言い聞かせ壊れた場所を用心しながら吊り橋をそろりと渡りました。

ここで、高瀬川上流は湯俣川と水俣川と別れ、川はさらに細く急流になります。
吊り橋を渡りきった足元には、道標がありました。
『槍ヶ岳北鎌尾根⇔伊藤新道・三俣山荘方面』
どちらも一般ルートではありません。

2010Early Summer 201
地図上の槍ヶ岳のさらに北側に『湯俣』とあったのはここなんだと、改めて知りました。
この川の源流は槍ヶ岳だと思うと不思議な気がします。
さすがにこの場所から槍ヶ岳は見えませんでした。

小さな鳥居とほこらがあり、山歩きの安全祈願をしました。
その先を降りると河原に出ます。

2010Early Summer 207
豊富な水量と、両側の切り立った谷間が魅せる景色は、まるで海外に居るような気分になりました。
「日本じゃないみたい!」
ダイナミックな大自然の景色に大興奮です。

興奮しながらも、温泉探しです。
温泉に入らないと今日の目的は達成しないのです(笑)

硫黄などの温泉成分で黄色や黒く変色している場所からは、熱いお湯が出ていることが多く、川に沿いながら足元に注意して歩きます。
硫黄の匂いはしないかと鼻をヒクヒク。
地熱でそこらだけ熱くなっていないかと神経を集中。
河原の色の変化はないかとキョロキョロ。

2010Early Summer 214
少し歩くと、噴湯丘(球状石灰石)が現れます。
真っ白くて、丸くて、大きくて…見事な造形美です。
一緒に行ったKちゃんは「タージマハールみたいな…」と後からやって来て温泉を探していた人に説明していました。
確かに分かりやすい例えです(笑)

もっと奥にも温泉はあるようですが、水量が多いため噴湯丘のある対岸には渡れず、戻りながら温泉候補を絞ることにしました。

いつも誰かしら入って行くのだろう形跡のある場所に狙いを定め、とりあえず靴を脱いで足を突っ込んでみます。
熱っ!…冷たっ!?
源泉は温度がかなり高く、お湯が流れ出ている場所はとてもじゃないけれど手をつけることが出来ません。
地熱も高く、石は焼けたように熱くなっていて裸足で歩くのも火傷しそうでした。
でも雪解けの川の流れが入ってくるところは、刺すように冷たいのです。

川の水を流し込み温度調整をするのですが、これがまた難しい。
うまく混ざり合っていい湯加減にするために大きな石でせき止めたり、ゆったりのした広さで入るために底の石を取り除いたり…。
あれこれ、川遊びをすること10分余り…。
そろそろ入れるかなぁと膝まで入ったら、やっぱり入れませんでした(泣)

2010Early Summer 218
流れ込むだけでなく、底からポコポコとお湯が湧いて出ているので、その場所が熱くて湯船の中で立つことが出来ないのです。
下から加熱する五右衛門風呂状態。
その五右衛門風呂のすのこ板が無い状態といえば分かってもらえるでしょうか。

仕方なく、次の候補の湯船に移動しました。
その湯船はかなり浅く寝そべって入ります。
再び、石を動かし底ならし。
真っ黒い泥のような物質が沈殿していたため、綺麗なお湯とは言えなかったけれど、きっとミネラルなどの成分でお肌にはいいだろうと勝手に決めこんでいました。

いよいよ温泉タイムです。
真上に昇った太陽は、容赦なく私たちを照らします。
温泉はいい湯加減でしたが、肌がチリチリと焼けているのを感じました。
夏だ!海じゃなく温泉だ!!
河原で日光浴兼温泉を楽しみます。
自然の熱(パワー)をたくさんたくさんもらいました。

かなり満足したところで、下流に後からやってきた人たちの姿が見えました。
お湯から上がります。

服を着て靴を履いて下流へ少し戻ってみると、女の子グループ4人とわんこが、私たちが最初に手直しした湯船に浸かっていました。
こんなマニアックな場所に、女子の方が多いなんて。
やっぱり山ガールってブームなのでしょうか。(ちなみに自分は山ガール対象外だと思っています)

「熱くないですか?」と尋ねたら「熱いです!!」と返ってきました。
でも何でみんな入れるんだろう…?
そう思って見ていたら、足元にはしっかりビーチサンダルを履いていました。

あぁ…そうか、あれで足の裏が熱くないんだ。
簡単な答えに私はかなりガックリしました。
次に来ることがあれば、サンダルは絶対持って来よう。
そしてビールも忘れないようにザックに入れて、川で冷やして湯上りに飲もう。

少し前にはあれだけ満足していたのに、なんだかちょっぴりやり残してしまった感がありました。
リベンジを誓って…帰路につきます。
同じ道の往復です。

帰り道は、温泉パワーと日焼けで体は火照り気味。
汗を流しながら、半ばバテそうなりながらひたすら歩きました。
林道まで戻ってきたところで、コーヒーを沸かしてお菓子を食べながらゆっくり休憩しました。
日陰にいる間は心地いいけれど、汗だくです。
とにかく暑い。

そんな暑い日に歩く長いトンネルは涼しくてとても助かりました。
…が、高瀬ダムから下で堆積土砂を運ぶダンプカー36台と一緒になり、すれ違うたびにすくみあがりました。
トンネルの中でもすれ違い、響く爆音と排気ガスでクラクラでした。

無事に車に戻ったらちょうど16時になっていました。
本当によく歩いた…。

ザックの中に入れていた携帯電話の万歩計機能を見てみたら、49000歩を越えていました。
地図で距離を測ったら、往復で40km近くありました。
こんなに遠かったことに改めてびっくりし、次はテント泊で行こうと思いました。

当たり前に温泉に入れるありがたさ、自分で探す温泉の楽しさを知ることが出来ました。
暑くて、熱くて、本当に楽しく疲れた1日でした。



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同じ?違う??

上高地を歩いていると、同じようで違う植物がたくさん生えています。
同じ仲間で違う名前と言えば分かり易いでしょうか。

名前を憶えたての頃は、違いは分かるものの、名前が混乱してしまうことがよくあります。

次の写真の植物。
同じようで、違います。
何が違うか分かりますか。

2010Early Summer 083


Mt.Yake June.2010 008
花の背丈の違い…葉の上に花があるか、下に花があるか。
葉の枚数の違い…1株に1枚の葉、もしくは2枚の葉。

上の写真は、ヒロハテンナンショウです。
葉は大きく丈夫に伸び、1枚だけつきます。

下の写真は、マムシグサです。
花の方が葉よりも背が高くなり、葉は2枚以上つきます。
そしてこの植物の特徴は、茎にまだらの模様が出来ます。
その模様が、蛇のマムシに似ていることから『マムシグサ』と名前がついたそうです。

他にも、この仲間はたくさんいます。
突然変異種と呼ばれる、カミコウチテンナンショウもその仲間です。
何年上高地にいても出会えない植物や、知らない植物がたくさんあります。
いつまでたっても勉強中です。



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晴れの予感

前日の夕方から、かなりまとまった雨が降りました。
午前中はひたすら降り続き、連休で出掛けようと考えていた計画は中止になり、部屋でのんびり過ごすことになってしまいました。

たまにはそんなのんびりもいいのですが、あれこれ気になって中途半端に部屋を片付けてみたり、パソコンを触ってみたり、本を読んでみたり…じっくりゆっくり過ごした感じはしませんでした(苦笑)

午後の遅い時間にやっと雨が上がりました。
それからの天気の回復は以外に早く、夕方にはすっきりと晴れ間が出ました。

2010Early Summer 089
夕方の大正池からの眺め。
とても静かできれいです。
翌日は気持ちのいい天気になりそうです。

その後、上高地から松本へ下りました。

松本市街地から見た夕暮れもまた、翌日の晴天を思わせるような、きれいなきれいな空の色をしていました。
北アルプスの稜線に残った雲と空高く昇った三日月、一番星がとてもきれいで、歩道橋の上から暗くなるまで眺めていました。
2010Early Summer 092



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山開拓計画

穂高の雪解けも進み、そろそろ夏山に思いを馳せる季節になってきました。
しかし梅雨の間は計画倒れすることも多く、本を見たり地図を広げたりして山に対してひたすら妄想します(苦笑)

色んな場所を登っているように思われがちですが、実は登る山にはかなりの偏りがあります。
上高地を基点に登れる山、北アルプス南部がメインです。

毎回違った風景に出会え、そしていつ来ても変わらぬものがある。
何度も何度も同じ山に足を運びますが、飽きることなく歩くことを楽しんでいます。

2010.June 001
でも、今年は少し方向を変えて…。
北アルプス北部の地図を2冊買ってみました。

白馬岳や立山、雨飾…全く行ったことがないわけではないけれど、知らない山もまだまだたくさんあります。
テントを背負って歩くのもよし、日帰り山行もよし。
今シーズンはほんの少し足を延ばして出発点を変えてみようと思っています。
もちろん、穂高周辺も登ろうと思っています。

山から下りたら温泉!ですよね、やっぱり。
まずは山と温泉を目指して、地図で色々気になる山を探してみようと思います。



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梅雨の晴れ間に

梅雨の晴れ間がたびたび訪れます。
雨ばかりで嫌だなぁ…と思い過ぎることも無く、タイミングよくたびたび晴れになる上高地です。


2010Early Summer 051
そんな雨上がりの朝は、穂高がスッキリと鮮やかに見えます。
ずいぶん雪が融け、緑が深くなって、コントラストがよりきれいに映るようになりました。

この日、晴れているのは午前中だけと天気予報で言っていたので、早い時間に明神まで歩いてきました。

2010Early Summer 060
朝日をさんさんと浴びて、サル達も気持ち良さそうにゆったり過ごしていました。
ふかふかの産毛をまとった赤ちゃんザルと少し大きくなった子ザル。
兄弟なのでしょうか…とても仲良くじゃれ合っていました。

2010Early Summer 063
今、一番鮮やかな花はレンゲツツジです。
岳沢湿原では濃いサーモンピンクの蕾がたくさん見られ、大きく開花しているものも見られるようになりました。
太陽を透かして見える花びらがとてもきれいです。

2010Early Summer 067
雨の雫か朝露か…緑濃くなったカエデの先に水滴が大きく丸く集まっていました。
とても気持ちのいいしっとりとした空気が、辺りを包んでいました。

2010Early Summer 069
花の上にコロンとした水滴を乗せた、オオバミゾホオズキ。
とてもみずみずしく、生き生きして見えます。
黄色い花がとても鮮やかで目に付きます。

2010Early Summer 071
オオバユキザサにも花が咲きました。
花の咲いている時間は短く儚いのですが、少し薄暗い林の中ではよく目立ちます。


早い時間の散歩は、まだ人はまばらで静かです。
そんな森の中は、鳥達のさえずりの時間。
突然、そばでウグイスが鳴きました。
とても響く美声でした。
そんなディーバなウグイス、どこにいるか分かりますか?
後姿もキュートです(本当はこんな姿しか撮れなかったのです…)
2010Early Summer 076

片道1時間の散歩道、花を見つけたり写真を撮ったりしながら歩いているとあっと言う間です。
太陽は日に日に強く眩しくなって、夏らしくなってきました。

明神館に到着しました。
建物前に1本すっと立っているコナシは、もう散り始めていました。

2010Early Summer 082
近くで眺めてみると、これでもか!と言わんばかりに開花していました。
今年はひとつひとつの花が大きい気がします。

2010Early Summer 081
散っているコナシを初めて見ました。
ふうわり風に吹かれては、ハラハラと散り落ちていきます。
地面は、コナシの花びらで真っ白でした。

帰り道は、明神に向かうたくさんの人たちとすれ違いました。
賑やかなのもいいけれど、静かな遊歩道がやっぱり私は好きです。

ちょっと小梨平に寄り道したら、数時間前にはきれいに見えていた穂高は雲に覆われてしまっていました。
キャンプ場のテントは数張り。
静かな今の時期に、ゆっくりテントを張って過ごすのもいいかもしれません。
雨に降られたら、雨音を聞きながらテントの中で読書をするのもオツなものです。

2010Early Summer 087
小梨平で見つけたヒロハヘビノボラズ。
黄緑色の花がとても優しく調和し溶け込んでいました。
枝にはトゲがあり、そこから『蛇登らず』という名がついたのだと思います。


どうしても籠もりがちのこの季節ですが、やっぱり外に出るのが気持ちいいと思いました。



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白の花、花、花…

涸沢から帰ってきて、風邪を引いたのはどうやら私だけではなかったようです。
一緒に行っていた他の施設の数人も、風邪を派手に引いていたことが後に判明しました。
汗をかいて冷えて、さらにビールで冷えたせいなのかな…?

気を付けていたつもりだったのですが、健康管理の甘さに反省です。
熱とセキと…あらゆる風邪の症状が出て、職場にも迷惑を掛けてしまいました。
そして、きっと移してしまいました。
みんなでゴホゴホ言っています。
ゴメンなさい。


そんな風邪を早く治そうと戦いながらも、外が気になります。
用事があって外に出たついでに、ほんの少し花を見に行ってしまいました(苦笑)

三分咲きも七分咲きも見られなかった、イッキ咲きした上高地のサクラたち。
このままだと勢いで散ってしまいそうな気がしてならなかったのです。

樹以外にも、目線を下げればまた違う、新しい花の見ごろがやってきていました。


2010Early Summer 003
テングクワガタです。
『天狗』に『鍬形』!?なんて強そうな名前なんだろう…初めて名前を知った時に思ってしまいました。
けれど、小さな薄紫がとてもキレイな花です。
そんな強そうなイメージの花ですが、マガモが大好物なのだそうです。

2010Early Summer 048
タガソデソウ。
今年はたくさん見ることが出来ました。
遊歩道に沿って、ずっと咲いています。
香りがあるそうですが、風邪で鼻をやられてしまった私には分かりません。

2010Early Summer 035
マイヅルソウ。
小さな小さな蕾をつけていた姿は見ていたのですが、こんなに一斉に花開くとは…。
葉の形が飛んでいるツルに似ているからこの名がついたそうですが、葉っぱのじゅうたんは見事です。
真っ白い突起が特徴の花をつけています。

2010Early Summer 037
ツマトリソウ。
7~8つに深裂した花弁が特徴です。
花の形がスマートで、カッコイイ花だと思います。
こちらも気が付いたら咲いていました。

2010Early Summer 019
河童橋近くのズミ(コナシ)の樹。
背が高く伸びて、花のトンネルを作ってくれています。
案の定、早くも花びらが散り始めていました。
咲き急がずもう少し楽しませて…と願うばかりです。

2010Early Summer 015
ウワミズザクラの全容です。
今年は当たり年だったのでしょうか。
一気に咲いた割りに、どの樹もたくさんの花をつけていました。
ひとまとまりの房がとてもかわいく人を惹き付けていました。


この季節は白い花がとてもたくさん見られます。
上高地の花シーズンが始まっています。



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イッキに

スキー大会で涸沢から戻った次の日、河童橋を渡ってバスターミナルまで行きました。

たった2日上高地に居なかった間に、花が満開になっていたことにビックリ!
え?なんで??
こんなに花が咲いてんの!?
本当にそう思いました。

例年よりも遅れている植物の成長が、ここにきてまるで帳尻合わせをするかのように一気に咲いているのです。
しかも1種類じゃありません。

2010.June 160
ミヤマザクラ。
こちらは、上高地のサクラの仲間の中では一番最後に咲くといわれています。
ほんの少し遅いくらいでしょうか。

2010.June 162
ズミ。
信州ではコナシと呼ばれ、上高地の小梨平の地名は、この樹からきているといわれています。
つぼみがピンク色をしていています。
河童橋たもとでは数本が成長していて、毎年満開になると本当にきれいです。

2010.June 173
ウワミズザクラ。
ネコのシッポのような、手のような?形で花をつけます。

この3種類が、なぜか同時に咲いていました。
上高地は花が真っ盛りです。

あちこちで花が咲き乱れ、この日上高地に居た人にとってはとても幸運だったかもしれません。
けれど私は、順番に咲くのを密かに楽しみにしていたので、「そんなに咲き急がなくても…」と思ってしまいました。
序盤がなく、いきなりメインイベントに遭遇したかのような、そんな変な気分になりました。

ここ数日、日中の気温がかなり高くなっています。
初夏を通り越して、まるで盛夏のようです。
景色は、新緑から深緑に変わり、爽やかというよりはワサワサして見えるようになってきました。



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涸沢スキー大会2010 3

歩いている途中、どうしても植物の写真を撮ってしまいます。
今回の涸沢スキー大会の往路では、そんな写真撮影したい組と一緒に、どんどん遅れをとって歩いていました。
夕方までに涸沢に着けばいいやという開き直りはかえって気分をラクにさせ、初めて歩く同僚も楽しんで登っているようでした。

本谷橋から先はまだまだ雪多い場所。
本谷橋より下で、色んな植物が顔を出しています。
そんな植物をざっと紹介します。

2010.June 049
タケシマラン。
ササ藪のようになって小さな群生を作っていました。
葉がふたつに分かれる元からぶら下がった花が、風に吹かれて時々揺れていました。

2010.June 050
ものすごく真剣に植物を撮影する一緒に歩いたふたり。
植物の名前を言い合ったりしながら、楽しく歩いては写真を撮っていました。


2010.June 055
ツバメオモトが花を咲かせそうです。
短い茎に蕾をいっぱいに抱えています。

2010.June 054
花を開くとこんな感じになります。
可憐で繊細なイメージがピッタリな気がします。

2010.June 048
こちらもツバメオモトです。
さっきの花と同じなの!?と思えるくらい、様子が違って見えます。
花が咲くと、すぅっと茎が伸びて背高のっぽになります。


2010.June 058
本谷橋までは、サンカヨウが見頃を迎えていました。
一度見つけれると、あっちにもこっちにも、サンカヨウがたくさん咲いていました。
この季節は、白い花がたくさん見られます。

2010.June 060
木陰では、コイワカガミも咲き始めていました。
花びらの先がギザギザで、鮮やかなピンク色をしています。


本谷から先は花がほとんど無いと先に書きましたが、ミネザクラがかすかにピンクに染めている場所もありました。
涸沢、さらにはその上は、雪が融けるこれからが春本番となり一気に夏に向かいます。

涸沢でたくさん遊んだ帰り道、ふと気付いたこと。
行きより、雪融けてるよね?
だって地面見えてなかったよね?
と思うことがたくさんありました。

天気が回復して、気温がぐんと上がって、硬く閉ざしていた蕾も一気に緩んできたようです。

2010.June 159
アカヤシオが鮮やかな花を咲かせていました。
本谷と涸沢の真ん中ほどの日当たりのよい登山道で出会いました。

たった1日で景色が変わってしまうのは、冬だけでなく一斉に芽吹くこの季節でもあることなんですね。
梅雨に入り、雨が降ったり蒸し蒸ししたりする毎日ですが、植物にとってはこの梅雨は大切な時間です。
知らないうちに成長していく植物を、なるべくたくさん見つけていこうと思います。



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涸沢スキー大会2010 2

【スキー大会 2日目】

目が覚めると、外はどんよりしています。
屋根やテラスは濡れているので、雨は夜通し降ったようです。

外に出てみると、山は見えていました。
曇り空の下なのでなんとなくダークな景色ですが、…ん!?稜線が白くなっている事に気が付きました。
穂高岳一帯だけでなく、常念方面も薄っすら白くなっているのが分かります。
6月に入っての積雪は珍しいそうです。
2010.June 123

みんなで朝食を済ませたら、早速スキー大会が始まります。
二日酔いの人も、滑らない人もとりあえず会場へ集合しました。
「どんどん試走して~」と下のほうから叫ばれますが、滑走距離が長いせいで登り返すことに消極的になり、スタート地点でたたずむ人が多数いました。

今年は、記念大会ということで、第1回大会のときのルールにのっとって行われました。
コース途中で一度止まって、飲み物を飲んでから再び滑走するというものです。
障害物競争みたいな感じと言ったら分かりやすいでしょうか。

飲み物を飲むシュミレーションを含め、一度コースを滑ってみて、その時間を参考に本番のタイムを予想し自己申告します。
そして本番を滑ってみて、自己申告タイムとの誤差を競います。

昨日、コースをならした後雨が降ったのでいい感じにはなっていましたが、やはり少し難しいようです。
コースアウトや転倒者が続出していました。

2010.June 128
10年以上ぶりにスキー板を履いたという、涸沢小屋のユッティも参加しました。
ナチュラルかつポールバーンなのでかなり難しいと思います。
「やっぱり無理だ~」と叫びながら、独特なスタイルの滑りを披露してくれました。
そんなユッティをみんな心配そうに見守ります。
ケガが無くて何よりです。

2010.June 132
さて、タイムを計測しながらの1本目の試走をなんとか全員終え、本番が始まりました。
トップバッターは実行委員のボス、若さん。
飲み物はもちろん、燃料のビールです。
ただ滑るだけじゃないのが、予測が難しくて面白いところです。

2010.June 137
飲み物は、ビールの他にお茶とスポーツ飲料がありました。
スタート前に上から飲み物を指定します。
「お茶で!」「ビール、少なめで!!」と言った具合です。
次に誰が滑るかを見て、先に準備されている場合もありました(笑)
そして、だんだんと「涸沢の麦茶!」とか「本日のお勧めで!」「おいしいカクテル!」とか気の利いた(?)申告が増えていきました。

2010.June 140
そして、最後の大トリを飾ったのが、小屋のイツジ。
ヘルメットにデカゾリ。
もちろん曲がることなく直滑降でした。
こんな参加も有りなのが、このスキー大会の特徴です。

スキー大会が終わったら、今度はカールのど真ん中でソフトボールが始まります。
こちらもユルイ感じの独特のルールで行われます。

赤と黒でカラーリングされたソフトボールが時々快音を響かせ飛んで行きます。
ダイビングキャッチなど好プレイがあり、まさかの凡ミスあり、女の子への好待遇あり。
守備では、ボールが転がらないのでボールの落下点まで走るのが大変です。
塁に出たら、走るのが大変でその都度息切れしていました。
楽しく白熱したゲーム展開でした。

2010.June 146
スキー大会が始まって空は青空を覗かせ、とてもいいコンディションに恵まれました。
穂高をバックにソフトボールをする…とても贅沢な遊びです。


スキーとソフトボールが終わったら、準備してもらっていた昼食をいただきます。
みんなお腹が空いていたようで、あっと言う間に食べてしまいました。

その後、表彰式がありました。
私はドリンクサービスの時間を多めに加え自己申告したために、論外な順位でした。
でも楽しかったから、それでよし!なのです。

新村橋に15時半に集合と言われ、解散になりました。
さっさと下りる人、ゆっくりテラスで過ごしてから下りる人…あっと言う間に皆散っていきます。
私は途中まで滑り降りました。
デコボコ斜面に苦労しながら滑ります。

2010.June 156
おわんのふちから底を見下ろすようなルートを取り、沢の下を足早に下っていく人を見ながら追いつくように滑りました。
下りはみんな早いです。
ほどほどの場所で板を背負い、合流して歩いて下りました。

あっと言う間の2日間でした。
友達の輪がまた少し広がり、楽しい思い出が出来ました。

そして下山後、見事に風邪を引いてしまい寝込んでしまいました。
飲みすぎと遊びすぎ…そんな気がします。

2010.June 150
最後にみんなで小屋で撮った写真です。
いい顔してます。
本当にお疲れさまでした。
小屋のみんなありがとう。



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涸沢スキー大会2010 1

今年も涸沢スキー大会当日がやってきました。
第30回という記念すべき大会、果たしてどんな記念すべき出来事が待っているのでしょうか。

私は職場の相方の協力で参加することが出来ました。
小屋のみんなに会うたびに「スキー大会は来るの?」と言われたら、そりゃもう参加するしかないですもんね。


【スキー大会 1日目】

上高地の山研ゲート前に8時集合。

…その前に、私は時間と戦っていました。
涸沢に行くまでの途中で食べる豪華ランチを作るために奮闘していました。
こちらも恒例となった行事です。
パンを切り、マスタードマーガリンを塗って、野菜をはさんで、ポテトサラダをはさみラップで包む。
この一連の作業を、乗鞍から今年4度目の参加となるMちゃんとひたすら行っていたのです。

朝ごはんを食べるつもりだったのに、この作業に阻まれ、出来上がったばかりのサンドイッチのひとつを無理矢理口に詰め込みながら、最後のパッキングをし外に飛び出します。
軽トラの荷台に、ザックと板とブーツと、忘れてはいけないビール(私たちの燃料!)を投げ入れ、自分も一緒にもぐりこみました。

時間ギリギリに集合時間に着くと、例年のことで分かっているのか、ほとんど人がいない…。
みんな時間ピッタリにゾロゾロと集まってきました。

点呼を取り、新村橋まで大移動です。
初めてさんもぼちぼちいますが、リピーターさんが多くみんなだいたい顔見知りのようです。
それぞれが慣れた感じで挨拶をし、移動はかなりスムーズでした。

板を背負っているのは参加者の4分の1くらい。
レンタルしてもらえるので、身軽な人も多いです。
横尾までゾロゾロと移動し、最初の休憩をします。
早速最初の燃料補給…缶ビールが開いてました(笑)

2010.June 047
横尾からさらにみんなで涸沢を目指します。
空はどんより曇り空ですが、なんとか降らずに済みそう…そんなよく言えば絶妙(?)な天気でした。
本谷橋までもほぼ全員で歩いていたようですが、私を含む数人は別行動。
ゆっくり花の写真を撮りながら、先を目指すことにしました。

2010.June 063
本谷までは沢を横切る以外には雪はなく、緑がたくさん増えていました。
オオカメノキが白い花をたくさんつけて迎えてくれました。
小さい花を見つけ、花の名前を確認しながら歩けば、あっと言う間に歩けてしまいます。

本谷橋に着いたら、すでに腰をかけてお昼ご飯を食べていました。
おすそ分けの浅漬けなどがどんどんまわってきます。

2010.June 065

2010.June 066
それにしても雪が多いです。
2週間少し前に来た時よりもかなり融けていると言っても、例年よりもはるかに多い残雪です。
いつもは橋を渡った場所での休憩ですが、まだまだ雪が多くて橋の手前での休憩でした。

2010.June 064
ここでフライパンとカセットコンロを出してきて、うちのボスの若さんは焼肉を始めます。
前日に急いで準備したホルモン類をジュージューと焼き、振舞ってくれます。
これもイベントの大切なひとつなのです。
もちろんビールは進みます。
お腹もはち切れそうなくらいに満杯になります。

そんな宴会をして楽しんでいる人たちを数名残し、体が冷え切ってしまう前に出発します。
ここから先はほぼ雪の上です。
雪歩きになれない人は足を取られ悪戦苦闘していました。
初めて涸沢を目指す子もいたので、ペースはゆっくりめにしバテないように気をつけて歩くことにしました。

2010.June 073
雪がたくさんあると言っても雪解けは当然進んでいて、冬の間、雪の中に押しつぶされていた樹々は少しずつ顔を出し起き上がろうとしていました。
そんな樹を跨いだり、避けたりしながら登っていきます。
連なって歩いていたのですが、途中で前方が立ち止まったりすると、私のボードの先は前の人にゴツンとぶつかりそうになり、とうとう先に行かせてもらいました。

ヒュッテに到着し、置いてきてしまった友達を待ちます。
最後のひと踏ん張りを声を掛けながら出迎えました。
デッキで、ビールとおでんをいただきます。
消化を待たず次々と燃料が入るので、相変わらずお腹はパンパンです(笑)

燃料補給が完了したら、大会会場の小屋へ向かいます。
会長が出迎えてくれました!
久しぶりの再会に、来てよかったと思いました。
「今晩は会長とおいしいお酒を飲みますが、お酒には飲まれません!」そう宣言し、笑いを誘っておきました。
お酒におぼれたら大変ですから…。

ソフトクリームをいただいた後、ゆっくりまったりしてしまいそうになる気持ちを抑え、小屋の上まで板を持って登ることにしました。
スキー板を借りてきたMちゃんと一緒に上がります。
少し厚い雲に覆われていましたが、ここまで来てしまえばあまり天気は気になりません。
もし降り始めたら、滑って降りてしまえばいいのですから。

2010.June 084
目指すはザイテングラートの取り付きか獅子岩直下まで。
滑るのにいい場所を選びながら登ります。
他にも元気な人は、3・4のコル下や5・6のコルの取り付きまで滑りに行っていました。

2010.June 087
6月に入っているのに、まだまだこんなに雪がある。
もう少しの間、滑れそうです。

時間があまり無かったので、行けるところまで行ってから滑り降りました。
山は全部見渡せたけれど、ポツポツ降り始めていました。

小屋に戻ってきたら、テラスにいた子に「若さんが呼んでるよ~」と言われました。
明日のスキー大会のコースの斜面馴らしに借り出されたようです。
「はいよ~」なんて軽く返事してしまったら、そこからが大変でした。
コースまで苦労してトラバースし、波打ったポールバーンを登り返しながら馴らしていきます。
やっと終わったと思ったら…「さぁ、滑ってみようか」と。
…もう燃料切れです(泣)

それでも降り始めた雨の中、登って滑って再び小屋まで登り、戻ってきました。
ため息は出ますが、休む間もなく夕食の時間に突入です。

慌てて着替えて、食堂へ向かいます。
食堂はすごい人口密度です。
どうやら、過去最高の参加人数らしいです。
挨拶と乾杯が済んだら、あとはヒートアップするのみです。

2010.June 104
隣の人との会話がままならないくらいの盛り上がり。
入り乱れる(?)お酒の数々。
そしてみんなで肩を組んで大合唱。
曲はかの有名な『乾杯』だったのですが…、知らない人もいてジェネレーションギャップを肩を組みながら感じてしまいました(苦笑)

そうして、涸沢小屋での夜は賑やかに過ぎていき、私はお酒に飲まれてしまう前に睡魔に襲われ、自ら布団に入っていったのでした。



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焼岳と大正池を眺めながら

雲が一気に広がる午後が多いのですが、比較的穏やかな天気が続いています。
とても気温が上がった天気のいい日は、なぜか焼岳登山口方面に散歩に行ってしまうことが多いです。

西穂高岳への登山口からまっすぐ治山林道を進むと焼岳の登山口があります。
その間、小さな水溜りや小川が横を流れています。

梓川を挟んで向こう側は、大正池と河童橋を結ぶ自然研究路。
たくさんの人が歩いているのに、こちらはいつも静かな道です。

2010.June 012
水の流れがほとんどない、澄んだ水溜りで水面が小刻みに揺れているのが分かります。
そぉ~っと近づいてみると…、黒いものがうようよ。
オタマジャクシです。
あまりにたくさんいて、真っ黒になって見えました。
このオタマジャクシたち、いったいどれだけが大人へなるのでしょう。

2010.June 016
焼岳登山口で見つけた、ノビネチドリ。
小川のほとりでささやかな存在感を示しながら咲いていました。
毎年ここで出会う花です。

2010.June 017
もう咲き終わりに近づいていましたが、焼岳の登山道脇にはたくさんのニリンソウが迎えてくれます。
この景色に出会うために、この季節に焼岳に登ってみてもいいなと思ってしまいます。

2010.June 019
ラショウモンカズラ。
羅生門で切り落とされた鬼女の腕に似ていることからの名前の由来とありますが、この花を見るたびにたくましい腕(筋肉)だったんだなぁと思ってしまいます。
もう、花を観察しているのに植物を見る目ではないです(笑)

2010.June 026
太陽は西に傾いてきました。
大正池へ集まってくる水は、西日を受けてキラキラしていました。
木道の上からは、澄んだ水に薄っすらと焼岳が映っていました。
それを低い位置から撮ろうとしていたカメラマンさんのアングルをほんの少しお借りして…他の人の目線で色んなことに気付かされます。

2010.June 027
優雅に浮かんでエサを探しているマガモのオス。
最近、メスは出産の季節なのか見かけなくなり、いつも単独行動です。
これだけ水が澄んでいると、水面下の水かきの様子もはっきり見ることが出来ます。

2010.June 031
大正池からの焼岳です。
緑が多くなってきました。
植生や日当たり、標高などで緑色のグラデーションが生まれ、それがとてもキレイに見えます。
そして年々土砂の堆積により、小さくなる大正池。

2010.June 033
開花間近のマイヅルソウの群生。
西日を浴びて、葉の表面はよりツルンとしピカッと光っていました。

2010.June 039
ベニバナイチヤクソウです。
広く群生しているのは限られた場所だけだったのですが、最近増えてきてよく目にするようになりました。
ピンクの丸い花の房が下向きにつきます。

同じ散歩道でも時間帯によって、面白い発見があります。
しかし暑い昼下がりだったので、ほんの少しバテ気味で歩いて戻ってきました。



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6月の乗鞍岳

「乗鞍岳に滑りに行かない?」と誘われた日の前後は、大気の状態が不安定で雷が鳴ったり夕立があったりする日が続いていました。
相変わらず優柔不断な私は「天気が…」と言葉を濁し、“yes”とも“no”とも言わないまま当日を迎えてしまったのでした。
出来れば青空の下で滑りたいし、いつもベストコンディションなら文句なし!そんな気持ちを引きずってハッキリキッパリ返事が出来ないのです(苦笑)

天気があまり良くなくても何かをして遊べるよう、その他の準備もし、車に乗って待ち合わせの乗鞍へ。
上高地は予報よりもいいくらいの天気で、青空がいっぱいでした。
乗鞍高原は所々雲があるものの、青空。
しかし乗鞍岳の上だけ、分厚くドス黒い雲が浮かんでいました。
本当に「嘘でしょ?」と言いながらも笑うしかないくらいに、そこだけがドンっと雲に覆われているのです。

朝早いうちなら何とかなるだろうという、この日の遊び相手のマスターの予想。
そして、来るまでの天気の良さにすっかり滑るモードだった私の気分。
ふたりの勢いで、結局滑りに行くことにしたのです。

三本滝まで車を走らせます。
乗鞍はコナシが咲きこぼれ、緑がいっぱいでした。

三本滝からは春山バスで位ヶ原山荘まで上がります。
山に近づけば近づくほど、雲に覆われていくのがよく分かります。
すっかり雪が解けたゲレンデはリフトが外され休息状態です。
終わったばかりなのに、すでに次のシーズンを心待ちにしているように見えました。
2010.June Norikura 001

発車時刻に近づくと、同じようなスキーヤーが何人かバス停に集まりました。
10人近くがバスに揺られ、細い曲がりくねった山岳路線を上っていきます。
上へ行けば行くほど、空は暗くなっていく…そして車内は無言。
景色は新緑の季節から雪の世界へ。

山荘で登山届けを出してから歩き始めます。
しかし気が付けば見上げてばかり…どうしても空が気になってしまいます。
山荘から少し先に行ったところから、道からそれて斜面の雪を踏み始めます。
茶色と白と筋になったデコボコの雪面が目の前に広がります。

森林限界はすぐに過ぎ、ハイマツが顔を出します。
「傾斜は関係なく長く滑れたらいいな」と言ったら、長野県と岐阜県の県境を目指して歩くことになりました。
4月から乗鞍エコーラインは除雪作業が続いていて、雪の斜面から道を掘り起こすため、滑る斜面が断裂されてしまうのです。
もちろん、そのお陰で位ヶ原山荘までバスで上がることが出来るのです。

2010.June Norikura 016
ハイマツを横切って登っていたら、ライチョウカップルに遭遇しました。
大部分がまだ雪の中なのに、すでに夏毛に覆われていました。
春ですね…なんてしばらくのどかに眺めていました。
しかし『ライチョウが出没する』=『天気が崩れる』そんな気分に襲われ、再び上を急いで目指すことにします。

2010.June Norikura 022
振り返って見えるふもとの高原エリアはまだあんなに明るく日が射しているのに…。
暗い、暗すぎる。
そして、時々空からパラパラと粒が落ちてきます。

2010.June Norikura 035
歩き始めて1時間と少し。
稜線に到着です。
目の前に見えるのは大黒岳、県境あたりは雪がすっかり融けていました。
大黒岳からさらに奥にほんの少しだけ見えるのが、穂高岳。
日は当たっているようですが、雲が湧いているのが見えました。

2010.June Norikura 042
とにかくまず1本。
すぐに板を履いて滑り降ります。
斜度は比較的緩やかで幅もしっかりあるので、怖さは全く無いまま滑り始めることが出来ました。
先に滑り降りて、マスターを撮ってみようとカメラで追いかけます。
やっぱりうまく撮れず…焦って早くシャッターを切ってしまうみたいです。

2010.June Norikura 041
除雪はぐんぐん進んでいて、滑っている間に県境まで切れてしまいました。
掻いた雪がゴロゴロと斜面を転がり落ちていきます。

再び、板を背負って登り返します。
今度は、富士見岳の南西の斜面にまわって雪の壁を見に行きます。
県境から畳平を見ながら移動している頃には、ガスが辺りを覆っていました。

1本目の時にも、パラパラと粒が落ちてきていたのですが、それがますますひどくなってきました。
雨じゃない。
かと言って、雪でも無さそうだ。
まるで発泡スチロールを削ったような、大粒のアラレ(?)がバラバラと降ってきます。
後で調べたら、5mm以下の氷の塊をアラレ、5mm以上の氷の塊をヒョウと分類するんだそうです。
だから、この日はヒョウだったのかなと思います。
2010.June Norikura 062

粒がデカいだけに、痛いかと思っていたのですが結構軽めの塊で、帽子を被っていたのでそこまで気にせず歩けました。
私はこの不思議な現象に、ひとりハイテンションです。
「発泡スチロールみたいだ~」
「パチンコ玉がフィーバーしてるみたいに岩に当たって跳ねてる!」
「ぷよぷよの連鎖みたいにくっついてる!!」
ひとりで思いついたことを次々に喋って大盛り上がりです(苦笑)

2010.June Norikura 056
写真を撮ったり、塊を手に取ったりしている間にマスターはどんどん先に進んでいきます。

2010.June Norikura 065
再び、ライチョウカップルに遭遇しました。
通りかかった他の人もカメラを構えてソロソロと近寄っています。
目の上の赤い模様がカッコイイ。
さっき会ったカップルとは違うカップルかな?
そんなことを思いながら先を急ぎます。

2010.June Norikura 070
バチバチと塊を全身に受けながら、雪壁を見に滑り降ります。
勢いを付けすぎると絶壁に行き当たり落ちてしまうので、コース選びは慎重に行います。
斜めにトラバース気味に滑り降りました。

2010.June Norikura 080
ヒョウはますます勢いを増して落ちてきます。
除雪され顔を出していたアスファルトは、本当に発泡スチロールを敷き詰めたように一瞬で真っ白になってしまいました。
そんな中、雪壁の傍に歩いていきます。
雪壁の高さにびっくりします。
雪はまだこんなにも残っているのです。

写真を撮ったら、早々に引き上げます。
道路のガードロープをまたいで、再び板を履き山荘に向かって滑り降ります。
途中からは、激しく波打った雪面に半ば身を任せ滑りきりました。
どうにかなるものです(汗)

位ヶ原山荘前の道路は、逃げ場を失った水が小川のようになって勢いよく流れていました。
散々降られたヒョウの塊が融けないまま浮かんで連なって流れていきます。
やっぱりめったに無い現象です。

降られたけど、天気は決して良くなかったけど、なんか面白かった。
なんだかんだとちゃんと滑れたし、楽しかった。
しっかり満足して山荘に戻ってくることが出来ました。

2010.June Norikura 093
山荘ではコーヒーをいただいて、バスの時間を待ちます。
どこからた現れたの?と思うくらいの人が雨宿りしながらバスを待っていました。
お腹を満たしてバスに乗ったら、一瞬にして睡魔が襲います。
うとうとしながら下ったら、高原は雨上がりできれいに晴れていました。

夢のような、不思議な出来事だったような…そんな珍気象に遭遇した短くも充実した時間でした。



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サルと上高地の日常

生まれたばかりの赤ちゃんザルは、いつも母ザルと一緒です。
背中にしがみついていたり、お腹にぶら下がっていたり、片時も離れようとしません。

そんな小さな赤ちゃんが少しずつ成長し、外の世界に好奇心旺盛になってきたら…お母さんの周りでひとり遊びを始めます。

母ザルは、のんびりと仲間のサルと毛づくろい。
その傍で、あっちこっち動き回る子ザルの姿を見かけました。
flowers spring of 2010 047

とにかくじっとしていない。
なので、なかなか写真にうまく収まらない(苦笑)

flowers spring of 2010 048
子ザルは、ふんわりした毛に包まれ目の色もまだ薄く見えます。
親指をくわえているのは、人間と共通する点でしょうか。

人が立ち止まり写真を撮る人が多くなると、母ザルが子ザルのそばに行き、抱きかかえて連れていきました。
あまり近寄りすぎると、サルは警戒心をむき出しにします。
本来は、もっと警戒するべき距離が必要なのですが…。
子ザルにとって、しかるべきサル社会、自然界で生きて成長していけますように。


flowers spring of 2010 057
焼岳は毎日、煙を吐き出しています。
この日は噴出した煙がそのまま雲になっていました。


♪おまけ♪
メロンパン好きを公言していたら、焼き立てメロンパンをたくさんいただきました。
カリカリサクサクの表面がとてもおいしくって、もうメロメロ♪です。
ごちそうさまでした。
flowers spring of 2010 058



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明神まで

少し時間が出来ると、休憩時間にほんの少し急ぎ足で奥のほうまで歩くことがあります。
この日は、明神までの往復。
右岸から歩き始めて明神橋を渡り、左岸を歩いて戻るコースです。

随分と緑が増えてきました。
森の中で木漏れ日を浴びながら歩くのが気持ちのいい季節です。

flowers spring of 2010 005
樹に巻きついたツル科の植物は、うまく光合成をするために葉をまんべんなく広げていました。
まるでフリルのワンピースかスカートを履いているようです。

flowers spring of 2010 009
途中でくの字に曲がった木道。
足元にはニリンソウが咲いていて、とても気持ちのいい場所になっていました。

flowers spring of 2010 011
たまには目線を変えて…イナバウワー状態で枝の下からパチリ。
腹筋を鍛えながらの、お気に入りのショットが撮れました。
葉の繊細な透け感がいい感じに写っています。

flowers spring of 2010 012
綺麗な色をした薄ピンク色の花びら。
エンレイソウです。
明神近くの右岸で群生していたので座り込んで写真を撮っていたら、「この花なんですか?」と女性の方に声を掛けられました。
そんな小さなコミュニケーションが散歩の途中ではよくあります。

flowers spring of 2010 015
エゾムラサキ。
小さな小さな丸い花びらが印象的です。
優しい淡い紫色をしています。

flowers spring of 2010 023
咲き始めからもう随分経った気がしますが、まだまだ見頃が続くニリンソウ。
太陽の向きに合わせて、花を開きます。
なのでだいたい同じ方向を見ています。

flowers spring of 2010 025
この花を見つけたらハッピーだと思ってしまいます。
ニリンソウに混じって時々見かけられる、ミドリニリンソウ。
葉と同色なだけに見落としがちです。

flowers spring of 2010 030
大きな葉っぱが目印の、サンカヨウ。
明神までの左岸ではよく見かけることが出来ます。
小さく硬く閉じていた葉が広がったら、花も咲き始めます。

flowers spring of 2010 031
オオカメノキです。
こちらは樹で、清水橋のすぐそばに生えています。
涸沢までの登山道でもよく見かけられます。

flowers spring of 2010 040
クルマバツクバネソウ。
これもまた写真を撮っていたら、後ろから「これ何ていうの?」と尋ねられました。
答えるのに噛んでしまいそうな名前で、たどたどしく答えたら、「ツクバネソウね!」とはしょられてしまいました(苦笑)
6~8枚程つく、葉の輪生がとてもきれいな形をしています。

まだまだたくさんの草花があります。
また時間を見つけては、散策に行かなくては…と思ってしまいます。



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朝日を浴びて

5月までの気温が低めだったせいか、上高地はまだまだ新緑の季節真っ只中です。
花の見頃も若干遅れ気味。
咲いてから見頃が長く続く種類もあります。


朝日を浴びると、新緑はより鮮やかに映ります。

朝日を浴びて
梓川に向かって随分と傾いた、ケショウヤナギの大枝。
川の水量が増えると、流されてきた色んなものが枝先についてしまうほど水面に近い場所で枝を広げています。
それでも毎年見事な葉をつけ、生命の強さを教えてくれているような気がします。

朝日を浴びて (2)
遊歩道も緑のトンネルになってきました。
ダケカンバの白い幹と、新緑がとてもキレイに映え、さらに青空が美しさを倍増してくれているようです。
朝一番は空気がひんやりしていて、歩いていてとても気持ちがいいです。



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そしてまた…

私事で大変恐縮ですが…。
またひとつ歳を重ねてしまいました(苦笑)
月日が流れるのは本当に早いものです。

新年や年度始め(今の生活だと、上高地の入山の時)、そして誕生日が過去を振り返ってみたりするきっかけになります。
いい意味でも悪い意味でも、あまり自分は変わっていないんじゃないかと思ってしまいます。

10年ぶりくらいに会った人から「変わってないね~!」と。
そんな時は素直に嬉しいです。
好きなことばかりやっているので、やつれていたらそれはそれで問題なのですけど(苦笑)

思考回路は全く成長していない気がします。
「歳を重ねるごとにステキな大人になれればいいね」と友達とは言いますが、果たして…ステキな大人どころか歳ばっかり取っただけの精神的には未熟児なんじゃないかと、凹んでしまうことも多々あります。

なにはともあれ、毎日を笑ったり、泣いたり、怒ったり、楽しんだり、山あり谷ありで生きています。
どこまでも低空飛行する時も、上昇気流に乗ってハイに飛ぶこともあります。
それでも、いつもいつも書くことですが、感謝の気持ちを忘れないでいたいと思っています。

「おめでとう」とお祝いのメッセージをくれた友達と家族に、ありがとう!!
なぜか誕生日に偶然久しぶりに連絡をくれた友達(しかも数人いました)、偶然上高地で会った小屋番仲間、この縁を大切にしていきたいと思います(笑)
カレーライスとビールで急遽お祝いをしてくれた、同僚たちにも感謝感謝です。


♪おまけ♪
誕生日に久しぶりに休暇を取りました。
乗鞍で滑ってきました。
この季節に、大粒のアラレ(…のようなヒョウ?)に降られ、祝福されました(爆)
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クラフトフェア 2010

5月29日、30日の2日間、松本市のあがたの森公園で『クラフトフェア』が行われていたので行ってきました。

昨年の秋にもクラフトのイベント開催日に偶然松本市街に下りていて、見に行ったのに続いて、2度目のクラフトです。
「『クラフトフェア』発祥の地・松本」とうたっているだけあって、想像していたよりもかなり大規模なものでした。

たくさんのテントが公園内いっぱいに立ち並んでしました。
開催日初日の早い時間帯に行ったので、まだ作品を並べたりと準備途中の出展者の姿がたくさんありました。
それでも、並べる端から作品を手に取って…と準備もままならないくらい人気のブースは、その人だかりを見てさらに人が押し寄せる光景もありました。

新・発見! 013
羊をモチーフにしたお店。
ストラップや置物がたくさん並べてあって、とても可愛い。

新・発見! 018
マントヒヒ発見!
ブタ、バク…お鍋のふたに動物がたくさんいました。
料理するのが楽しくなりそうです。

新・発見! 021
「あなたたち、優しい飼い主さんにもらわれるのよ!」
そんな母親の声が聞こえてきそうな空間。
芝生の上に直に置いてあると、さらにリアリティでかわいく、味が出ます。
全部まとめて連れて帰ってしまいたくなります。

新・発見! 022
ホットミルクを入れて飲みたい、カップ。
優しいタッチのイラストに思わず見入ってしまいます。

新・発見! 026
スツールも心奪われるアイテムです。
座り心地のいい椅子には、お客さんがいつでも座っていました(笑)
手作りと木の優しさのコラボレーションは、最高のタッグだと思います。

新・発見! 046
新緑の下でとてもキラキラしていたステンドグラス。
…出展者は?それらしき人は居ませんでした。
「散歩に出掛けています。すぐに戻ってきます」という置手紙がテーブルの上にありました。
スローな感じにクスッと笑っちゃいました。


気になるお店はたくさんあったのですが、人がどんどん増えてきて、どこのお店だったっけ?と分からなくなってしまったままお目当ての商品に戻れなくなったりしました。
やはりハンドメイドの1点もの…、お値段が「う~ん」と手に取ったものを戻すことも。
それでも、作り手さんとのおしゃべりが出来るのはとても魅力です。
時間が無くて参加できませんでしたが、ワークショップをしているお店もあって、列が出来ていました。

それにしても、人の多さに本当に驚きました。
これだけ人が多かったら、逆に知ってる人には会わないだろうと思っていたら、友達とバッタリ会っちゃいました。
クラフトに関心を持っている人は、エコバック持参だったり、ナチュラルな服装の人が多かったりと何か共通する姿が見られ…そんな人観察も面白かったです。


新・発見! 049
お腹が空いたら、フードコートへ。
移動可能な車のお店、民族家屋のお店もありました。
パンにクッキーにカレーにフォー。
様々なものが売られ、そこで食べられるようになっています。
自分で作ってきたランチを芝生の上で広げて食べている人の姿も見られました。
青空の下でのランチタイムは、とても楽しい時間です。

新・発見! 048
この日の朝の天気は曇りで少し肌寒く、雨が降らないか心配していました。
クラフト参加者の全員の祈りが効いたのでしょうか…。
お昼前には、絶好の天気になりました。


戦利品
この日の戦利品です。
kata kataさんのヤギさん手ぬぐいとクローバー手ぬぐい。
最近、気に入った手ぬぐいを見つけたら、すぐに買ってしまってどんどん増えているので、少し控えようと思っていたのに…。
この可愛さ!
染色の鮮やかさとキャラがとても気に入って、どツボにはまってしまい、2枚買い(大人買い?)してしまいました。
このブースは本当に大人気で、値札をつける時間が無いまま、とにかく飛ぶように売れている大混雑ぶりでした。
「クローバーには四葉があるんで探してみてくださいね」とお会計中のお客さんに言っていたのを聞きつけて、他の人がテーブルに戻したのを横から手に取り買ったものです(笑)

もうひとつはsatoさんのパンダの箸置きです。
こちらも、私の『可愛い!』ツボをしっかり刺激してくれました(笑)
公園の入り口近くのブースだったので最初にのぞいて、帰りに寄ってみたら…朝は5匹ほどいたパンダが1匹しか居なくなっていました。
買おうかどうしようかと悩むことなく、「これください!最後の1匹ですよね?」と声を掛けていました。
「ラストパンダです。ありがとう」そう言って手渡してくださいました。

作り手と買い手が見える、人柄やこだわりが直接見られる、ステキな催しでした。
時々手作りをする私にとって、とても参考に、とても刺激になる時間でした。
秋もまた見に行きたいと思います。



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トナカイに会う

トナカイに会ってきました。
…というのは偶然で、たまたま車を止めていた場所のすぐそばにトナカイさんが居たのです。
最初は全く気付かず、視線を感じてそちらを見たら、トナカイが柵の中からこっちを見ていました(笑)

そう言えば、トナカイ牧場って看板があったっけ。
まさか本当のトナカイがこんなにたくさん飼育されているとは、しかもこんなに近い場所に居るとは、思っていませんでした。

新・発見! 001
毛の生え変わる時期みたいで、毛並みは決して綺麗ではありませんでした。
つぶらな目が可愛いかったです。

新・発見! 002
こんなに近くに寄ってきました。
人懐っこいんですね。

本物の野生のトナカイを見に北欧へ行ってみたいと思ってしまいました。


新・発見! 008
松本平では、あちこちでニセアカシアが見頃を迎えています。
外来種で、日本には明治初期に渡来し、広く植えられたそうです。
ところがそれがどんどん野生化し、かなりの勢いで増殖し、問題にもなっています。

新・発見! 006
風に揺れるたびにほんのりとした香りを漂わせているニセアカシアの花。
フジの花が白くなったような形…といえば分かりやすいと思います。
同じマメ科の植物なので、色の違いはあれど、似ているのも納得です。
ハチなどの虫たちの憩いの場でもあります。

しかし、本当の名前は『ハリエンジュ』といいます。
先日、植物の本を読むまで、ハリエンジュとニセアカシアは別々の植物だと思っていました。
まだまだ勉強が足りません。



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