上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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ただいま、涸沢

数日前、休暇が終わり涸沢に帰ってきました。
秋風を感じながら早速働いています。
慌しさも今日でひと段落…と思っていたら、もう8月が終わりに。


帰ってくる時、パノラマ新道を通って涸沢に戻りました。

分岐にあたる新村橋で荷物整理をしていたら、「パノラマを歩くの?」と男性に声を掛けられました。
「せっかくいい天気だし、パノラマ行きましょう!」そう言い残して、その男性はスタスタと先に行ってしまいました。
どうしようか少し悩んでいたのですが、結局後押しされた気分になって、パノラマ新道を歩くことにしました。

歩き始めて数分もしないうちに、私の前をオコジョが小走りで去っていきました。
茶色いボディに小さな足と小さくて長くて細いシッポ(先っぽは黒!)しか見えませんでしたが。
それでも「カワイイっ!!」と充分すぎるくらいテンションが上がりました。

曇っていたように思えた空は、日差しが高くなるとともに青く澄んできました。
風は無く、照り返しが強く感じます。
秋の空気の中で歩けると思っていたけれど、この日ばかりは夏に逆戻りした感じでした。

パノラマ2
ズンズン歩き、奥又白池への分岐点まで来るとすでに大汗が全身から吹き出ていました。
「今日はバテるかも…」不安が頭をよぎります。
けれど、景色はきれいで鮮やかです。
ちゃんと前を向いて、周りを見て歩こう…一歩ずつ。

けれど、体は重く足はなかなか前に出ません。
ため息とも深呼吸とも取れる大きな息をしながら、空を仰ぎます。
木陰でひと休み、ふた休み。
たまにはこんなこともあるでしょうと開き直りながら、とにかく屏風のコルを目指して歩きます。

遠くに見えるコル。
視界に入ってしまってからがやたら長く感じました。

パノラマ3
急斜面で細かい砂利を踏みしめジグザグのつづら折りの道をひとつづつ曲がっていきます。
登山道は急で滑りやすいけれど、斜面いっぱいに背高のっぽのお花畑がずっと続いていました。
お花畑に囲まれて、下りてくる人は(きっと私も)胸から上しか見えません。
しんどくて顔がゆがみそうだけど、なんだか同時に笑いも出てきそうでした。

パノラマ4
やっとやっと、屏風のコルに到着です。
新村橋から4km…もっと長く感じました。

パノラマ5
そして、コルの木陰でまたまたまた(?)休憩。
槍を含む稜線がとてもきれいに見えました。

パノラマ6
そして、涸沢カールも緑がいっぱいです。
きっと視界に人がいなかったら、「ただいまぁ!!!」と叫んでやまびこを試していたに違いありません(笑)
心の中で「ただいま、帰ってきたよ」しっかりと唱えました。

ずいぶん久しぶりに感じる涸沢。
小屋に戻ったら、小屋番復帰したナオキや帳場で出迎えてくれたテンちゃんの笑顔が一番に目に入りました。
休暇の間に新しく小屋に入った新人さんのフレッシュな笑顔に恥ずかしながらも笑顔で挨拶しました。


駆け足で過ぎていく季節の移ろいを見落とさないように、秋本番から下山まで元気に過ごしていこうと思います。

休暇中に色んな場所でお世話になったみんなには心から感謝しています。
ありがとう。



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小屋番1年生 | コメント:0 | トラックバック:0 |

夏と秋の間で

八ヶ岳のお気に入りの場所は、八ヶ岳農業実践大学校です。
必ず寄り道する場所です。

農業学校1
夏休み中だったので、気球の試乗体験会が行われていました。
キレイに整備された芝生の上では、寝そべったり走ったり、チェアを広げてくつろいだりする人々の姿が見えました。
時間があったら昼寝をしたいくらいのフカフカの緑のじゅうたんです。

農業学校2
農業学校の牛たち。
ムシャムシャムシャムシャ…呼びかけても、熱い視線を送っても食べることに夢中で反応してくれませんでした(苦笑)
のびのびと飼育されているのがよく分かります。
目がまん丸で、とてもかわいくて優しい顔立ちをした2頭でした。

農業学校3
花壇いっぱいに咲いていたダリア。
色とりどりの大輪です。
その大きさを現したくて、フレームいっぱいに撮ってみました。

ここでは花や野菜、学校で作られた乳製品が販売されています。
地産地消はもとより、観光に訪れた方々がたくさん購入していました。
「美味しい」をみんなにおすそ分けしている、そんなステキな場所です。


♪おまけ♪
なぜか心惹かれる花、ワレモコウです。
この花のイメージは、『高原』『秋』そして『大学時代』
学生の頃、合唱団にいた時に歌った曲にワレモコウの歌詞があったのです。
今でもワレモコウを見るたびに、優しい流れるようなメロディーを思い出します。
ワレモコウ



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不完全燃焼

八ヶ岳を満喫している最中にもたくさんの動植物に出会いました。

八ヶ岳の稜線でやたらお目にかかったのが、ホシガラス。
実は間近で見たのは初めてで、「これがホシガラスなんだ!」と最初は興奮気味に飛ぶ姿を追いかけていました。
しかし、その後もあちこちでホシガラスを見かけ、人の眼を気にせず、稜線の岩の上でひと休みしていました。
夏休み 2 100

稜線に出て羽を休めて、そして飛び立った先はハイマツの中。
モゾモゾモゾ…そしてまた飛び立っていきます。
よくよく観察していると、ハイマツの実をくわえていました。

夏休み 2 104
実をくわえては運んで行き、戻ってきて稜線でひと休み。
これをずっと繰り返していました。
巣を作っているのでしょうか。
冬へのたくわえでしょうか。
そんなホシガラスの姿を歩く先、歩く先で見かけました。


今年は梅雨明けが遅く、しかも秋の訪れが早く感じます。
そんな季節の狂いが、植物にも影響しているように感じました。

夏休み 2 086
八ヶ岳縦走中にはイワギキョウを見かけました。
けれど、どれも蕾を閉じたまま。
ひどいものは、蕾のまま花びらに穴が開いているものもありました。
あれ?おかしいな…と思ってから注意しながら歩いていたのですが、綺麗に咲いているのは1輪も見かけることが出来ませんでした。


夏休み 2 070
八ヶ岳のチングルマの花は咲き終わり、綿毛状の種子をつける準備をしていました。
まるでスマートなソフトクリームみたいに渦巻いています。
よくよく見ると、なんだか少しおかしい気がします。
背丈がどれも低いのです。
背が伸びないうちに、慌てて花をつけ、咲き終わってしまったのかもしれません。


夏休み 2 120
白駒池の青苔荘の前に咲いていたヤナギランです。
ヤナギランはすっと背丈をまっすぐに伸ばし、1.5mくらいまで高くなります。
葉がヤナギに似ていて、上部3分の1ほどに多数の花をつけます。
けれど、このヤナギランは伸び切らないうちに咲ける花だけが咲いてしまったようでした。


植物は健気で強い一面と、デリケートな一面があります。
気候の変調は植物の成長も狂わせます。
いつもと違う花の様子を見て、植物が成長しきれなかったことを感じました。

不完全燃焼の植物たち。
来年は同じ場所でもっと強く成長しキレイな花を咲かせてくれるといいです。



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麦草峠散策

八ヶ岳に滞在中、ドライブと軽いハイキングに出掛けました。
初夏に自転車で土砂降りに見舞われた麦草峠です。

今回は、車で麦草峠まで登りました。
峠で車を置いて、おにぎりを持って散歩です。
風がすっかり秋になっていて、木陰に入ると寒いくらいです。

峠から白駒池を目指します。
細い木が所狭しと生えている樹林帯。
根元はモコモコと波打っています。
そして、コケがびっしり。
夏休み 2 123

樹にとって、いい状態とは決して言えないこの場所で、こんなにも根を張って生きています。
コケが生え根を守って共存しているのです。
夏休み 2 149

池のほとりにある青苔荘を経てぐるっと池を約半周し、そこから高見石小屋に向かって歩いてみました。
小屋までの道は、静かな登山道が伸びています。
緑がとても綺麗な、原生林。
フィトンチッド効果も充分に得られそうな、気持ちのいい空間でした。

30分も歩くと、ふっと視界に建物が飛び込んできます。
高見石小屋です。

夏休み 2 130
小屋の横には大きな大きな石が積み重なって出来た場所がありました。

石を掴んでよじ登ったり、飛び越えたり。
そして一番高いところまで登ったら、先ほど歩いた白駒池が眼下に見えました。
夏休み 2 131

本当はこの石の上でおにぎりを食べたかったのですが、ゴミを落とすと回収が困難なために飲食禁止とのお触書があったので、我慢することにしました。
太陽熱を抱えた石の温かさが座っていて気持ちいい。
しばらくぼんやり周りを眺めていました。

夏休み 2 141
そして小屋まで戻って、お昼を食べました。

小屋の中を覗かせてもらったら、天井にはランプが。

夏休み 2 145
ここはランプの小屋なのです。
ランプの明かりで、夜をゆっくり過ごす…考えるだけで心にもほんわかした明かりが灯りそうです。
通年営業なので、冬に雪遊びをしながら訪れてもいいなと思いました。

帰り道は広くなだらかな登山道を通り、白駒池まで下りました。

ガッツリと時間と体力勝負の山歩きもいいけれど、こんなゆったりお散歩気分で歩ける山もいいものです。



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雲の生まれる場所

八ヶ岳山麓にいると、いつも広い空を感じることが出来ます。

昼間は青空を眺め、夜は星空を眺める。
いつも視界には空があるのです。

八ヶ岳の山々を眺めると、天気のいい午後には(早ければ午前中にも)雲がモクモクと湧いていることがあります。
夏休み 2 155

あぁ、今日も入道雲が出てきたなぁ。
夕立や雷雨があるのかなぁ。

積乱雲を見つけては、そんな思いがふと頭をよぎります。
夏の天気はそんなものだとずっと思っていたからです。

稜線を覆い、どんどんと高さを増す、雲。
モコモコと形を変え、大きくなっていきます。
ずっと雲の行方を見ていると、その雲がふっと稜線から離れていく時がやってきます。

空に浮かんだ!

夏休み 2 154
まるで、山頂から煙を吐いたみたいに見える雲。

やがて、雲は青空の中にぽっかり浮かび上がって、柔らかい綿菓子のようになります。

ここは雲が生まれる場所。
大きな青いキャンバスに、白い雲が重なって伸びて、自然の芸術を生み出していく場所なのです。

雨を降らせ、雷を鳴らすと思っていた雲は、キャンバスいっぱいに自由に形を変えそして消えていきました。

気持ちのいい芝生の上で寝そべって空を眺めていたら、きっと自分も雲と一緒になれる、そんな気がしました。



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八ヶ岳日帰り縦走

ここ最近、天気がやっと安定してきたような気がします。
八ヶ岳の稜線を歩いてきました。

早朝、明るくなってすぐ、美濃戸まで車を走らせます。
去年八ヶ岳を歩いた時には、美濃戸口に車を置いたのですが、今回は美濃戸まで車を入れました。
美濃戸口から美濃戸までは未舗装の山道。
しかも凸凹…車高のある車じゃなかったら、私は絶対に走りたくない道です。(実際はたくさん車が入ってほぼ満車状態でした)

美濃戸山荘に車を置いて、北沢を歩きます。
まずは、赤岳鉱泉へ向かいます。

夏休み 2 017
途中までは林道を、途中からは川のせせらぎを聞きながら歩きます。

赤岳鉱泉の小屋の横にはクライミングウォールがありました。
小屋スタッフの休憩時間の楽しみなのでしょう。

赤岳鉱泉を出ると、ずっと森の中をひたすら登ることになります。
ちょっぴり薄暗い登山道。
急斜面。
でも、たくさんの登山者を見かけました。
挨拶をしてすれ違うたびに、「今日はひとり?」と聞かれます。
いつもほぼひとりですね…(苦笑)
確かに、八ヶ岳は単独行をしている人は、北アルプス南部に比べたら少ないように感じました。

色々考え事をしながら歩いていたら、思いのほか早く稜線に出ました。
真っ青な空に薄くたなびく雲が、はっきりと秋を示しているかのようでした。
夏休み 2 032

そして、寒い。
風がビュービューと吹き上げてきます。
合羽を着て歩いたのですが、手がどんどんかじかんでくるのです。
「夏、終わっちゃったなぁ…」と思わざるを得ない状況でした。

夏休み 2 037
硫黄岳の山頂は、細かい石が敷き詰められた、丘のようです。
空がとても近く感じました。

夏休み 2 041
そして、硫黄岳の山頂から見える、人によって積み重ね作られたように見える壁。
火口壁です。
その火口のそばに立って、風に吹き飛ばされないように慎重に覗き込みました。
大きな口がパックリ開いていました。
自然の力はすごいです。

夏休み 2 046
稜線を見ながら、横風を猛烈に浴びて歩きます。
大きなケルンがいくつも建ち、稜線にはたくさんの人影が見えました。

夏休み 2 057
遠くを見ると、穂高~キレット~槍…その先までずっとずっと北アルプスが連なっているのが見えます。
近いようで遠い、けれど遠いように見えても同じ長野県なのです。

硫黄岳から横岳までは、まだ咲き残っているコマクサや咲き終わったウルップソウを見ることが出来ました。

夏休み 2 065
横岳山頂です。
富士山がだんだん近くに見えてくるようになりました。
『頭を雲の 上に出し♪』その詞がピッタリの景色です。
もちろん、歌いました。
3回も(笑)

横岳から赤岳を目指します。
強風は少しおさまりましたが、合羽を着たままでちょうどいい気温でした。

夏休み 2 082
赤岳展望荘を目の前に、そしてさらにその奥にある急斜面に気合が入ります。
この日、一番しんどい登りでした。

赤岳頂上小屋に着いたら、またしてもビュービュー風に体当たり状態になりました。

夏休み 2 091
山頂ではたくさんの人がいて、写真を撮っていました。
景色が良かったので、私も何枚も撮ってしまいキリがなくなりそうでした。

山頂からその先の稜線は、一瞬見えなくなってかなり下に平らなコルが見えます。
ということは、その分急斜面を下るということ。
鎖場とハシゴ場は登る人と下る人で大渋滞でした。

細かい砂状の登山道。
何度足を取られたか分かりません。
いっそグリセード?なんてアホなことを考えましたが、絶対に無理なので小走りで下りました。
コルで振り返ったら、ジグザグの登山道がはっきりついていて、恐る恐る下りてくる後続の登山者が小さく見えました。
夏休み 2 101

阿弥陀岳まで足を伸ばそうと考えていたのですが、上空の雲の色が怪しい。
遠くの富士山の上には笠雲が掛かっているのも見えました。
赤岳と阿弥陀岳の間の分岐点で、持ってきていたおにぎりを食べて、下ることにしました。

花を見ながら、ゆっくりと下ります。
アキノキリンソウの黄色、ウメバチソウの白、トリカブトの紫などなど…夏の終わりに咲く花がたくさん見られました。

夏休み 2 111
無事に行者小屋に到着です。
ここでもたくさんの人が、小屋前のベンチでくつろいでいました。

八ヶ岳は人気がある山なんだと、改めて実感しました。
行者小屋から下の南沢を下っている最中も、10人くらいのパーティと何組もすれ違いました。
小屋がたくさんあって、エスケープルートもある。
様々な体力や技術に応じたコース設定が出来ることが人気のひとつなのだと思います。

南沢を下り終え、車に戻って空を見上げると、あれだけ降りそうに思えた空は青く、太陽が照り輝いていました。
そしておっかなびっくりの下り道をなんとか下り終え、美濃戸口に帰ることが出来ました。

そしてその後はもちろん温泉。
汗を流して、冷えた体を温めて、有意義な八ヶ岳の1日を過ごす事が出来ました。

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高原暮らし

八ヶ岳山麓に来ています。

実家に居る時は、暑くていっぱい汗をかいて、ほんの少しだけスリムになりました(苦笑)

まだまだ暑い夏が続くと思っていたのに、標高1,500mを越えるともう秋の気配が漂っています。
そして、時々隣に夏が同居している…そんな感じです。
夏休み 2 152

朝晩の冷たい空気。
稲穂の頭を垂れている姿。
ずっと長く伸びる夕暮れの自分の影。
夏休み 2 009

ゆったりとした時間の中に四季を感じながら、過ごそうと思います。


夏休み 2 157
畑で採れたばかりの新鮮な野菜をそのままで、そして美味しく料理して。
美味しいお酒と一緒にたくさん食べています。

自然の優しさが体にいっぱい染み渡る、そんな八ヶ岳は来るたびに好きになる場所です。
山に囲まれて、大空に包まれています。
夏休み 2 010




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俳句を詠む日

8月19日…『俳句(8.19)の日』なのだそうです。

普段、俳句を考えることなど無い私にとっては、初耳の『日』でした。
こういった当て字の記念日が多くなって、きっと365日『何かの日』なのでしょうね。

たまたま地元にいて、地元の新聞に目を通して知った『俳句の日』。
昔から伊予の国は、多くの文学者ゆかりの地でもあり、『俳句王国』としても知られています。
俳句は、こちらに居るとふとした拍子に目に飛び込んできます。

例えば、よく行く温泉施設。
休憩室には投稿された俳句の入賞作品が短冊に綺麗に手書きされ、壁一面に飾られています。

松山は、正岡子規でも知られた街です。
街を歩いていると、俳句ボックスが設置してあり、思い立ったらその場で投函出来るようになっています。

俳句甲子園という大会もあり、毎年8月に高校生によって白熱戦が繰り広げられます。


写真と一緒に俳句を考えたり、お題を元に俳句を詠んだり。
五・七・五の短い言葉が、簡単なようで難しい。
「せっかくだから、ここで一句」と思ってみても、何もひらめきません。
季語も案外難しくてよく知らないと「今」を詠んだつもりでも、季節がズレていたりするのです。

普段ブログを書いていても、言葉の難しさに頭を悩ませたり、文章の単調さに行き詰まることがよくあります。
俳句は言葉遊びのようであり、それでいて言葉ひとつひとつの大切さがより分かるのかもしれません。
短い句に込めた願いや想いが、短いからこそ生きてくるのかもしれませんね。

時々、写真を撮って、俳句を考える…頭の刺激にもいいかもしれません。
また違った写真の撮り方が出来るかもしれないと思いました。

緩んだ脳みそを絞りに絞って…。

夏休み 076
  キラキラと 夏がはじける 水しぶき


夏休み 2 027
  筋雲と 貫く風で 秋を知る


やっぱり、難しい!
勉強が足りません…ハイ。



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故郷の出来事 | コメント:0 | トラックバック:0 |

石鎚山

自宅に戻ると、グダグダ病が出てきます(苦笑)
とにかく、よく寝てよく寝て、また寝て…。
なので、ひとつ絶対にやろうと心に決めていたことを実行してきました。

それは、西日本最高峰の石鎚山に登ることです。
前回帰った時は天候不良で登れず、今回こそは!と意気込んでいました。

今回のルートは、石鎚スカイライン途中の土小屋と呼ばれるところからの片道4.6kmの登山道です。
土小屋の標高は1,492m。
「伊予の国」いよのくに(1492)なんだそうです。
「へぇ~」と思わず声に出してしまいました。

登り始めから、たくさんの草木が生い茂り、花の香りが漂っていました。
暑いけれど、やはり標高1,500mまで登ると、空気はカラっとさっぱりしています。
夏休み 008

少しずつ登っていく登山道。
歩きやすく整備されていて、どんどん歩けます。

夏休み 016
時々見える石鎚山の主峰、天狗岳。

夏休み 030
クマザサに囲まれた登山道は、空まで続いていそうで歩いて行けそうな雰囲気でした。

途中で、40人ひとクラス分くらいの中学生のグループを追い越しました。
引率の先生が「おーい、道開けろやぁ」と言ったら、みんな一斉に開けてくれ、花道みたいになりました。
「こんにちは!」と元気のいい挨拶がガンガン飛び交います。
私も「こんにちは」「こんにちは」と恥ずかしいながらも声を掛けました。
その元気の良さが嬉しくて、気持ちが良くて、鳥肌が立ったほどです。
挨拶は人付き合いの基本だと分かっているけれど、改めて『挨拶ってすごい!!』と思わせてくれる出来事でした。

夏休み 032
分岐点となる二ノ鎖小屋(跡)の鳥居です。
ここまでは平らな道の登りでしたが、いきなり急登になります。
昔から、石鎚山は修験道が伸びる山岳信仰の聖地でした。
今も山頂には神社が祭られ、開山日には男性のみが白装束に身を包み、駆け上がる伝統行事が行われます。

急登と言っても、ほぼ垂直な崖に大きな鎖が垂れているのです。(もちろん普通の登山道が横にあります)
これまでの登山道とは全く違う、厳しさが目の前にそびえ立っているようです。
山で出会う鎖場では、ほとんど鎖を頼らず岩のひとつひとつを確認しながら上り下りしますが、ここではそうはいきませんでした。
本当に垂直!足場が無い!!
そんな箇所がいくつもあるのです。

夏休み 038
大きな大きな、犬のおやつの骨のような鎖をガッツリと掴み、丸いつなぎ目に足を入れて登っていきます。
登山靴のつま先の丸さが、つなぎ目に掛かりにくかったり…汗で手が滑りそうな感じがしたり。
『あぁ…、鎖が切れませんように…落ちませんように』
小心者です(苦笑)

夏休み 037
これは…天狗様のトライアングル?
いえいえ、ここに足を掛けて登るのです。
ぐらぐらして不安定でした。

二ノ鎖、三ノ鎖を登り切って振り返ってみると、いくつもいくつも山が連なり、きれいな景色が眼下に広がっていました。
夏休み 047

そして正面には、天狗岳がそびえています。
石鎚神社頂上社が奉られている弥山に到着です。
夏休み 048

まだ小学生の時の夏休み、家族みんなでここに来たことがあります。
「危ないからここにいなさい」と親に止められ、父と兄が山頂まで登りました。
どんどん小さくなっていく、兄の姿が羨ましくて悔しくて仕方がありませんでした。
私は石鎚山の頂上山荘と神社までは登ったことがあるけれど、山頂までは登ったことが無かったのです。(両親には登っていないという記憶が無かったのですが)

あの時の気持ちを思い出しました。
あの時登れなかった天狗岳の切り落ちた尾根を今、歩いている。
夏休み 063

登頂間際、80歳過ぎだというおじいちゃんが、私を見て握手を求めてきました。
「やっと登れました」という感激の気持ちがたくさん溢れていました。
汗と涙がきらりと光る笑顔での握手でした。

やり残した宿題をやっとやり終えたような、安堵感と達成感。
初めて本格的な登山を覚えた場所にこうして立っている事が、原点に戻れたようですごく感慨深かったです。
夏休み 059

たった一度の人との出会い…一期一会。
かけがえの無いずっと心に残る思い出。

山にはそんな数々の出会いがある。
だから登っているのです。(きっと)

これからもステキな出会いがたくさんたくさんありますように。
たくさんたくさん色んな山に登れますように。
山頂から戻って、神社でそんなお願いをしっかりとしてきました。

そして、今日はしっかりお弁当を準備して持ってきていたので、お腹いっぱいいただきました!
山のごはんは最高でした。


夏休み 068
土小屋まで戻って、スカイラインを下り、面河渓に寄り道しました。
澄んだ水と滑らかな石、とても綺麗で気持ちよかったです。
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送り火

突然ですが休暇に入りました。

2ヶ月前に免許更新で帰省したばかりだったのですが、お盆のこの時期に実家で過ごす事がしばらく無かったので、帰省することにしました。
ETCの特別割引制度がありがたかったです。

西に向かえば向かうほど、暑さだけでなく蒸し蒸し感が増えてくる気がします。
本当に夏ですね。
暑いです。

15日には、県内に住む兄と3歳の甥っ子が日帰りで帰ってきました。
私が戻っていることを知らなかった兄はびっくり。
私の存在を知らない甥っ子は(零歳の時に会ったきりでした)不審者を見るような扱いで硬直していました(苦笑)

汗だくになりながらギャーギャーと走りまわる甥っ子は、元気そのものでとても無邪気。
「ワンワンは?ニャーニャーは??」と恐る恐る犬の頭をなでてみたり、猫を追いかけたりしていました。
ちょっと迷惑そうな顔をしながらも、相手を受け入れるワンとニャー。
2匹はとても大人でしたね(笑)
夏休み 079

夕方には祖母が住んでいた家に行き、送り火を焚いてきました。
今は誰も住んでいない、傷みが激しいこの家。
遠くからはヒグラシ、足元の草むらからはコオロギの鳴き声が聞こえました。
傷み具合がとても寂しく感じられるけれど、きっとたくさんのご先祖様が戻ってきて、昔のように賑やかにお盆を過ごしたに違いないと心から願うばかりでした。


休暇中もなぜか小屋と同じ時間に目が覚めます。
もっと寝坊したらいいのに…そう思えば思うほど目が冴えてしまいます。

盛り盛りの夏 090
朝焼けがとてもきれいでした。
故郷で見る朝焼け。
こんなにも空を優しく染めるんだと、気が付いた日でした。



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北穂から奥穂へ稜線歩き

前日に続き天気が良さそうなので、半日の休みを図々しくも頂いて、稜線へ行ってきました。
気持ちよく休暇をくれた、社長始め小屋のみんなには本当に感謝です。
ありがとうございます。


5時過ぎ。
朝食を終えた人、これから朝食を食べる人で賑わう小屋を出発し、まずは北穂を目指します。
小屋横の登山道から上がるため、小屋はすぐに見えなくなってしまいます。
テント場もどんどん小さくなり、その分空が近くなります。

盛り盛りの夏 010
北穂へ続く鎖場とハシゴ。
矢印と○印がはっきりと、進む道を示してくれます。
体全部を使って登るハシゴや鎖場は緊張しますが、一気に高度を上げてふと空気が変わる感じが私は好きです。

この日もハシゴを上り切ると、ガラッと景色が変わり、体に受ける風が変わった気がしました。

盛り盛りの夏 012
太陽があんなに近い。
そして遠くに広がる雲海がとてもきれいでした。

さらにどんどん高度を上げ、北穂のテント場を過ぎ、そして北穂へ。
稜線は飛騨側から吹き上げる風が強く肌寒かったです。
けれど、見渡す限りの絶景が待っていてくれました。

盛り盛りの夏 032
北穂から続く、大キレットから槍ヶ岳。
時間があるならこのまま歩いていきたい…そう思ってしまうほど、空は澄んで稜線は鮮やかでした。

盛り盛りの夏 034
ちょうど北穂では、NHK長野放送局さんの撮影が行われていました。
アナウンサーの方とお話していらっしゃったのは、登山家の田部井淳子さんでした。
昨年の秋の涸沢でも、たまたま撮影現場を目撃しました。
とっても朗らかで、優しそうに笑う田部井さん。
あんなふうにステキな女性になれたらいいなぁと思います。
一度お話してみたい方です。


ステキな現場を目撃した後は、分岐まで戻って涸沢岳を目指します。
久しぶりの稜線歩き。
ドキドキとワクワク…ありがちな言葉ですが、そんな気持ちで歩き始めました。
涸沢を見下ろしながら、涸沢を取り巻くようにぐるっと歩きます。

盛り盛りの夏 049
上って、下って…一歩一歩、じっくりと確実に足元を見ながら歩きます。
岩を掴む手にも力がこもります。
振り返ると北穂があんなに遠くになっていました。

盛り盛りの夏 052
正面にはいつも見る北尾根が同じ目線にあり、その遠い向こうには雲海から富士山がぽっかりと顔を出していました。
写真の富士山はちょっと斜めに傾いていますね…(汗)

盛り盛りの夏 065
涸沢岳へ最後の登り。
森林限界を越え厳しい気候と思える場所でも、精一杯生き輝いている植物や生物に出会いました。
登山道は、花に囲まれていました。
そう思えば、涸沢近辺で大量発生しているハエも愛おしい…わけは無いです、やっぱり(苦笑)

涸沢岳の山頂では、大きなカメラを抱えた人に出会いました。
そのうちのひとりは、一昨日は小屋で、昨日はパノラマコースのお花畑で見かけた方でした。

盛り盛りの夏 069
穂高岳山荘を眼下に、目の前には奥穂へ続く登山道、吊尾根、前穂…気持ちのいい眺めでした。


まだ少し時間があったので、奥穂までピストンすることにしました。
山荘から奥穂へ続く道は、たくさんの登山客で賑わっていました。
写真を撮りながら、息が切れて空を仰ぎながら…それぞれのペースで山の楽しさしんどさを味わっているようでした。
盛り盛りの夏 075

山頂では記念写真撮ったり報告電話をしている方を多く見かけました。
空が太陽があんなに近くて、上高地があんなに小さい!
何度来ても感動する奥穂の山頂です。
盛り盛りの夏 085

山荘まで戻ってきたら、あれだけ澄んでいた空からポツリポツリとしずくが落ちてきました。
『山の天気は変わりやすい』
前兆の雲は遠くから湧いているのが見えたけれど、こんなに早く崩れるのかと改めて感じました。
ザイテングラートの下りを慎重に下って、みんなが居る小屋へ無事に到着し、楽しかった山行を報告することが出来ました。

こんな素晴らしい山が目の前にあること。
歩ける環境に自分が居ること。
もっともっと大切に毎日を過ごせそうな、そんな気がしました。



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晴れの予感

久しぶりに晴れそうな、穂高がスッキリ顔を出している、そんな朝でした。
思い返せば、久しぶり…と言うほどでもないのですが、とにかく周期的に天気がコロコロと変わるので、気持ちよく晴れた日があまり記憶にないのです。
印象に残るのは、雨の涸沢ばかりなのです。

盛夏。 001
朝日に反射し、染められた雲。
きれい…と言うよりはむしろ怖いくらいの迫力ある朝焼けでした。

何か悪いことが起こらなければいいけど…なんて、あの真っ赤な雲を見て勝手に想像して見ましたが、快晴になりました。
こんな朝は散歩に限ります!
仕事前の朝の散歩に出掛けてきました。

今日は、テント場からパノラマコースをぐるっと1周しました。
真っ青な空は爽やかで、ゴツゴツした岩肌はクールに、そして植物は生き生きしていました。

「わぁ…」
盛夏。 020

今日が1番キレイに見える。

パノラマコースのお花畑は、今が真っ盛り。
途中で一緒になった、これから奥穂まで登るというご夫婦も足を止めて眺めていました。
「山の雑誌の表紙がここにあるみたい!そのままの風景ですね」と感動していらっしゃいました。
お花畑と涸沢槍をバックにし、ご夫婦の写真を撮ってあげたら、「すごい!」と心から感激しているのが分かって、私もとても嬉しくなりました。

「ずっとここで見ていたい」
そんな感想をいただいたので、「せっかくのこんないい天気に歩けるなんて、私からすると羨ましいです。ぜひ稜線を歩いてきてください」そう言って見送りました。
きっとおふたりは、たくさんの楽しい山歩きの思い出が出来たことと思います。
盛夏。 021


午後にまた時間が出来たので、またしても散歩へ。
ウズウズが止まりません(苦笑)

ヒュッテさんのヘリポート近くに、なにやらモワン…としたガスが掛かっていました。
雪が融けて、やっと池が現れたのです。
水の流れがあり、冷却された空気が小さなガスとなって、足元を駆け抜けていきました。
まるでドライアイスのようです。
ひとりオンステージといったところでしょうか(笑)
その池の近くでは、休憩中のチームヒュッテがフリスビーで遊んでいました。
よし、今度は仲間に入れてもらおう。
盛夏。 028

そして、パノラマ新道を少しだけ歩いてみました。
ワサワサと草が生い茂り、虫も元気に飛び回っていました。

盛夏。 032
振り返ると、涸沢が一望できます。
小さくてカラフルなテントが立ち並び、小屋とヒュッテがそれを守るように建っています。
稜線と空と、時折山を覆う雲と、深緑。
夏だなぁと大パノラマを見ながら、つぶやいたのでした。



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残暑お見舞い申し上げます

一昨日(7日)に立秋を迎え、もう暦の上では『残暑』となってしまいました。
まだ、梅雨のまま…日々を過ごしているような、そんな気分が抜け切れません。

今週末もあいにくの天気となり、空からは大粒の雨が落ちて、沢の下からは霧が湧き上がって視界不良、さらに昨日は夕立をさらにひどくしたようなゲリラ雷雨にも見舞われてしまいました。

そんな中、多くの方が小屋を利用してくださり、賑やかな週末となりました。
今シーズンMAXの小屋の利用者数となりました。
ありがとうございました。

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昨日はヘリ日と重なり、怒涛の仕事日になりました。
揚げ荷を運ぶ、夕食の準備をする…もうある意味、お祭騒ぎです(苦笑)
ノリと勢い、そして気合。
きっと、小屋番の結束もMAXだったはず…いえいえ、これを機にさらに結束力は増す予定です。

そんな私たちのオアシス。
トウモロコシです。
お腹とやる気を満たしてくれました。
茹でたてを頂きました。
かぶりつきながら働きました(笑)
ご馳走様です!!
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今日はやっと散歩に行く時間が出来ました。
空と睨めっこしながらの散歩になりました。

けれど、たくさんの花を見かけ、元気に雪渓の上をはしゃぎ回って走っているちびザルを見かけ、お向かいのヒュッテの友達と出会っておしゃべりし、たくさんのエネルギーを蓄えることが出来ました。

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登山道の石段で、こんなに大きなキノコが落ちていました(置いてあった?)
雨が多いのでこんなにビックに育つのでしょうか。
カメラにおさめた後、登山道脇の土にそっと還してあげました。

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パノラマコースもまだまだ見頃です。
ハクサンイチゲが真っ盛りでした。
青空だったらな…もっと残暑見舞いらしい画像を次はアップ出来たらいいなと思います。

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パノラマコースの見晴台から見た、涸沢カール内の様子です。
まだまだ雪渓が残っています。
そして雪渓が途切れた先にはテント村が出現しています。

涸沢は夏、真っ盛り。
短い夏を惜しむように、そして限られた時間を存分に楽しめるように、精一杯頑張ろうと改めて思うのです。


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ラジオ体操部

天気のいい日は外でラジオ体操をしてから、掃除が始まります。
さすがにひとりで真面目に体操をする勇気がないので、誰かを誘ってやっています(苦笑)

小学生の頃は、ラジオ体操のカードに判子が埋まっていくのが楽しくて皆勤賞を狙って毎朝参加していました。
自由参加というよりは、日記のような、夏休みの宿題のひとつといった感じでした。


今、自主的にラジオ体操をやって思うこと。

体を前後左右、そしてグリッと回すのが気持ちいいということ。
思いのほか体が硬くなっているということ。
そして何より、自主的だからこそ気持ちいいし、運動してる!と感じられること。


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ラジオ体操の音楽を流すと、テラスで休憩していた人が一緒にやってくださることがあります。
そんな時は、全国共通ってすごいなぁ…と思います。
教えなくても、何も言わなくても、みんなが一緒にそろって体操しているのを見て、とても嬉しくなります。

ラジオ体操に積極的に参加しているのは、実は数人です(苦笑)
自称、ラジオ体操部なのです。
けれど、天気のいい日に時々召集が掛かると、仕事開始時間まで休憩している小屋番たちも出てきて、盛り上げてくれます。

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この日は、2階の屋根の上でラジオ体操を披露してくれました。

第一と第二の体操がそれぞれ終わった後の深呼吸。
とても満足で気持ちのいい深呼吸になります。
「さあ、今日も頑張ろう」そう思えるのです。

ラジオ体操の中継を涸沢で出来ないでしょうか。
本気で思ってしまいます。
(そもそも、TV中継って今も夏休み期間にやっているのでしょうか)


ラジオ体操で始まった1日を終える…その前にもうひと運動。
散歩がてらについて行った先で、ナイトクライミングを楽しんでいました。
あいにくその日に指を負傷した私は、ひたすら見守るだけ。

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朧月夜のほのかで優しい明かりに照らされた稜線をバックに、岩と向かい合う小屋番たち。
中身の濃い1日が今日も終わろうとしています。


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朝日を見に行こう

最近の小屋の発電始動は4時30分。
電気が灯ると、その日の1日が始まります。

少しでも早く準備を整えるために、それより早く起きていらっしゃる方もいます。
私も、早起き派です。
早く起きて、何かをやってから朝食を食べる…そんなライフサイクル、学生の頃は考えらませんでした。
それだけ大人になってしまったということなのかもしれません(苦笑)

朝食の準備のために朝早く起きることはもちろん、そうじゃなくても目が覚めてしまうので、天気がいいと朝の散歩に出掛けます。
少し早起きするだけで、朝の空気と太陽の日差し、そして涸沢の景色を独占した気分に浸れます。


今日は5時15分頃、ちょうど奥穂の登山道途中の展望が利くところまで上がった頃に、屏風の頭の少し北側から朝日が顔を出しました。
涸沢では日の出は見られないと思っていただけに、ちょっと新鮮でした。
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そして、穂高が一瞬ピンク色に染まるのです。

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登山道の足元には、チングルマとアオノツガザクラが咲いています。

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毎日毎日、パノラマコースを歩いています。
今日は小屋の上から。
その前はテント場のほうから。
飽きもせず、ぐるりぐるりと歩いては景色を眺め、そして写真を撮ります。

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そんなお気に入りの場所で、サルの群れと遭遇しました。
大きな岩の上でのんびり気持ちよさそうにくつろいでいました。
サルも涸沢の空気が好きなようです。


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8月です

いよいよ、8月になりました。
しかも最初の週末。
あいにくのお天気でしたが、たくさんの方が小屋を利用してくださいました。
ありがとうございます。

まだまだテント場から小屋周辺は残雪がありますが、パノラマコース上部とザイテングラート左右の斜面はお花畑がそろそろ見頃になりそうです。
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そして今年は、コバイケイソウが(きっと)当たり年。
登山道からほんの少し離れているので遠目からの観察になりますが、見事な群生を見ることが出来ます。

山の夏は本当に短い。
もう2週間もすると、今度は秋の気配が感じられてくるはずなのです。
駆け足で走り抜ける時間の流れの、一瞬一瞬を出来るだけ感じて、忙しい毎日を元気に乗り切ることが出来ればいいなぁと思うのです。


今朝の朝焼け。
ほんの一瞬の出来事でした。
部屋に差し込む朝日が赤く染まったと思って外に出た時には、もうすでにピークを過ぎてしまっていました。
それでもキレイで、何度もシャッターを切っていました。
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