上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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雨上がりの日課

降ったり止んだり、降ったり降ったり…。
本当に、夏は来ているのかなぁと心配になるくらいよく降ります。

そんな雨が上がったら、必ずすること。
外に出る!
時間が少しでも出来たら、外に出て歩くことにしています。

今朝はテント場から分岐まで。
午後にはザイテングラートの取り付きまで歩いてきました。
やっぱり、外で体を動かすのは気持ち良いです。

雨上がりの朝は、水滴をいっぱいつけた植物を見かけます。

09073003.jpg
コロコロしたしずくは、そっと触ると弾かれ落ちていきます。
なんだか宝石みたいで、貴重なもののように思えてしまいます。

09073004.jpg
露をたくさんつけたニッコウキスゲもとてもキレイでした。


09073002.jpg
シナノキンバイが見頃になってきました。
パノラマコースやザイテングラート周辺の斜面は、黄色いお花畑が広がっています。

09073001.jpg
雨上がりのもやが掛かった涸沢槍。
そして目の前に広がるハクサンイチゲとシナノキンバイのお花畑。
この組み合わせはまるで合成写真のようで、そして幻想的でした。

こうして歩いてみると、しっかりしっかり夏になっています。
次はどこを歩こうか。
散歩が出来る時間が楽しみです。


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朝日を浴びる

天気予報に反して、朝起きて雨が降っていると気分が滅入ります。

しかし、今日は、分厚い雲の隙間から朝日が射して、その瞬間に立ちあうことが出来ました。
どんどん雲が晴れていきます。
更に、虹もザイテングラートの低い位置に出現しました。
まるで、そこまで歩いて行けそうなくらいに近い場所でした。
朝日 006

朝日を浴びながら、歩く登山者たち。
今日は素敵な山行になったでしょうか。

朝日 008
幻想的なこんな景色を見られるのも、小屋番ならではかもしれません。
もちろん、虹を見る一瞬、逆光に照らされる一瞬はタイミングの問題でもあります。
その瞬間に立ち会えたことに喜びを忘れないでいたいと思います。

朝日 011
今日1日が、涸沢にいる人々全てにとって幸せな一日になりますように…。
朝が眩しくてステキであればあるほど、そう思ってしまいます。


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ジョッキで!

最近とても気になっているもの…。


それは。

ジョッキで!パフェ!!
ジョッキパフェ

いつもは、生ビールがナミナミと注がれる中ジョッキ。
それがパフェになるのです。

今日は常連さんがパフェを注文していたので、食べようとしていたところを中断させてしまって、激写しました(苦笑)
名物のソフトクリームがいっぱいに詰まったジョッキは、ビール色じゃなくてクリーム色です(当たり前な話ですが)
そして、フルーツとベリーのソースがうまい具合に乗っかって…一度ひとりで全部食べてみたいと思っています。

小屋での生活は、ケーキなどの生菓子から遠のいてしまいます。
差し入れで頂いたり、誰かの誕生日に合わせて作ったり…その時々に幸せを運んでくれるスウィーツがとにかく恋しくなります。
人の食べているソフトクリームでも羨ましく感じてしまうのに、気持ちのいいテラスでジョッキパフェを食べているお客さんを見かけてしまったら…目がケモノ化してしまうかもしれません。

今年もジョッキパフェ作ってます!
ぜひ、テラスで穂高を眺めながら食べてって~♪


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今、旬の花

晴れている時間よりも曇っている時間の方が長く、天気の行方にドキドキハラハラしています。
そして今日もやっぱり雨が降ってきました。

今日は、標高1500mを越える高原や北アルプスの山々で今見られる花を紹介します。


サワギク
サワギクです。
すっと背を伸ばした茎の先に、黄色い小さな花をいくつもつけます。
決して、キレイとか美人顔ではない花ですが、どこかかわいらしさがあります。
塩尻にある高ボッチ高原で撮影しました。
上高地~本谷橋でも見ることが出来ます。

シシウド
シシウド。
白くて大きくて、いつも色んな虫が集まってきます。
花火みたいに咲いている姿に、私もいつも惹きつけられます(笑)

シナノキンバイ
シナノキンバイです。
咲き始めたばかりで、まだ後ろのほうには赤みが差していました。

コマクサ
燕岳で出会ったコマクサです。
礫地の斜面で見かけやすいです。
燕岳の他、八ヶ岳や乗鞍岳でも群生しているのが見られます。

アオノツガザクラ
アオノツガザクラです。
岩の多い登山道沿いでよく見かけます。
小さくて薄いクリーム色の花をたくさん付けて咲いています。
涸沢でも今、見られる花のひとつです。

イワウメ
イワウメです。
こちらは燕山荘~燕岳の稜線で見つけました。
小さくて丸い葉っぱをぎっしりと敷き詰めて、そこからラッパのように白い花を広げていました。

ハクサンイチゲ
燕岳の山頂近くで見かけた、ハクサンイチゲです。
夏山の代表的な花です。

コメバツガザクラ
コメバツガザクラ。
【米葉】と漢字で書くように、お米のような小さい葉がかわいらしい植物です。
コーヒー好きにとっては、コーヒー豆に見えるかもしれません(苦笑)
岩が多く、水はけのいい場所で見かけられます。
涸沢ではテント場や小屋の上の登山道でも見られます。

オニシモツケ
オニシモツケ。
白くて細かい花がたくさん集まっている姿がふわふわしていて、とても柔らかそうに見えます。
湿った場所に生えていて、小屋の周りの水場近くや、本谷橋までの登山道沿いでも見頃を迎えています。


まだまだこれから色んな植物が花を咲かせます。
見逃さないように、なるべく時間が出来たら散歩に出掛けようと思っています。


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いよいよ夏!?

今日は朝日が射し込んでくる眩しさで目が覚めました。
とても綺麗な青空が広がって、朝食後にはヒュッテまで散歩に出掛けました。

夏到来1
例年に比べ残雪は多いものの、本当に夏らしい緑いっぱいの景色になってきました。
常駐隊の詰め所前には旗がなびき、夏山シーズン到来を示しているようです。

ほんの少し時間が出来たので、涸沢内のパノラマコースを歩いてきました。
3日前に歩いた時には、緑しかなかったのに今日はもう花が咲いていました。

キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲです。
小屋から少し上がった登山道の脇に咲いています。

夏到来2
パノラマコースの見晴台近くではハクサンイチゲが開花していました。
他にもシナノキンバイも小さな蕾をたくさんつけてスタンバイ中。

来週くらいには、もっとたくさんの花が咲いて、お花畑が広がることと思います。


たった今、外で星を見てきました。
天の川がはっきり見えて、満天の星が瞬いていました。
いよいよ、夏到来です。


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今世紀最大の天体ショー!

かなり前から話題になっていた『今世紀最大の皆既日食』当日を迎えました。
皆既日食が見られるのは奄美大島周辺に限られており、日本列島の大部分は、部分日食の観測となりました。

部分でもいい!日食が見たい!!
そう願って迎えた当日…視界に広がるのは大雨と真っ白な霧に覆われた世界だけでした。
あぁ…太陽の影すら拝めない(泣)

やっぱりTVで見るしかないのかと、朝の時点で諦めていました。
けれど、8時を回った頃から日が時折射し始めたのです。

ソワソワ…掃除も落ち着いてやっていられません。
「日食っていつからだっけ?」周りを巻き込んで、ソワソワしっぱなしです。

運良く午前中に休憩をもらったので、外に出て曇り空にサングラスをかざします。
「あ゛ぁ!!!欠けてるぅ!」
その私のひと言に、みんなが外に走って出てきました(苦笑)
サングラスを3枚重ねて(この観測の仕方はNGです)薄曇りの空を見上げます。
「わぁ、本当だ。欠けてる!!」

そうして、3枚越しのサングラスから撮った太陽は…。
10時24分
pohoto by T.Takeshi at 10 : 24 a.m.

確かに、右上が欠けているのが分かります。


その後、秘密兵器が登場しました。
普段は、火花やその明るさから目を守るための道具だったはず…?
けれどびっくりするくらい、クリアに太陽が見えるのです。
10時32分

10時39分
こんな感じに緑色に見えます。
10:39 ずいぶん欠けてきました。

ちょうど小屋に到着された登山客の女性ふたりにも、天体ショーに参加していただきました。
「あらぁ~、キレイだわぁ!!」
と率直な感想が聞け、なんだかとても嬉しくなりました。

10時48分
10:48 右上が欠けていたのがほぼ真横の欠けになりました。
ずっと上を向いて、カメラのピント合わせと格闘していたので首がどんどん痛くなります(苦笑)

薄曇の空をずっと見ていると、なんだか肌寒くなったきました。
そして心なしか薄暗い。
「また曇ってきた?」と話しながら気付いたことは、日食が要因だということ。

太陽が月の陰に隠れることで、地球に届く光の量も減り、寒かったり薄暗かったり感じるのも錯覚ではないのです。

11時18分
薄雲のお陰で、ここで見られる最大の欠けを直接カメラで収めることが出来ました。
11:18 右下が欠けています。
                      
11時45分
11:45 欠けが左下に移り、そして日食は終わりを迎えます。

天体の不思議とすごさを短時間で観測することが出来て、良かったです。
こんなにずっと太陽を眺めたのは初めてでした。

世界各国から人が集まるってそんなにすごいものなの?と思っていた皆既日食。
部分日食を観測した後、「ダイヤモンドリングを見てみたい」そう思った私は、やっと皆既日食の魅力にとりつかれてしまう人たちの理由が分かりました。


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みんなで散歩

3連休の最終日、天気が良かったのでみんなでテラスでお茶をした後、散歩に行きました。


電話の応対をしているうちに、散歩に行くことに決まっていたようです。
「あれ?行かないの?」と留守番組に言われ、訳も分からず後を追う感じに。

さらに先に行っていた仲間に「早く!」と急かされ、気持ちもスッキリしないまま、「何なんだよ!?」と。
ちょっぴり腹を立てながら歩いていましたが、やっぱりそんな歩き方をしても全然楽しくないのものです。
そんな自分がとても悲しくなって、とてもじゃないけどみんなが待っているところまで走っていくことが出来ませんでした。
「自分、小さいなぁ…」山を見ながらボソボソッと、その後本音がどんどん出てきます。
感情が溢れて止まらなくなりそうでした。
ちょっと頑張りすぎて、心も体も疲れていたのかもしれません。

写真を撮ったり、植物を探したり。
下ってきた方に挨拶したり。

何とか気持ちを落ち着けて、みんなと合流し、涸沢内をグルッとひとまわりしました。
山を見たり、残雪の中を走ったり…しゃべったり。
そしてやっと、笑うことが出来た気がします。

小屋に戻ったら、テラスは賑やかでした。
そんな中に、懐かしい顔が。
去年一緒に上高地で働いていたSちゃんが日帰りで涸沢まで遊びに来てくれたのです。
Sちゃんの顔を見た時、本当に嬉しくて飛びつきそうになりました(苦笑)
短い時間でしたが、色々とおしゃべりをして元気をしっかりともらうことが出来ました。
来てくれてありがとう。
勝手にだけど、元気をくれてありがとう。

人と付き合うことは、時に傷ついたり、ひょっとしたら私も知らず知らずのうちに傷つけていることがあるかもしれません。
でも、落ち込んだ自分を元気にしてくれるキッカケをくれるのも人です。
そんな浮き沈みを繰り返すことがあるのもまた、人だからこそかも知れませんね。

自然と対峙している、こんな場所だからこそ、心がピリピリしたり、ほんわか温かくなったり、怒ったり、笑ったり…敏感に反応できるのかもしれません。

今度はもっともっと楽しい散歩が出来ますように。
またひとつ何かを学ぶことが出来た気がします。

散歩1

散歩2
小屋上部~ザイテングラートまでの様子です(7月20日現在)


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爽快な朝

昨日は、3連休最終日。
最後の最後で、いい天気に恵まれました。

ピンクに空が染まりやがて日が射し穂高が明るく照らされていきました。
テラスではたくさんの人が写真を撮ったり穂高を眺めたりしていました。

とても気持ちのいい、さわやかな朝でした。

小屋の上の崖に群生するニッコウキスゲは今が真っ盛り。
他で見るものよりも、色が濃くて綺麗だと言ってもらいました。
朝の涸沢1

太陽に向かって一斉に開いた花は、とても気持ちがいい。
そんな花を見ていると、自分も元気になれそうな気がします。

朝の涸沢3
クルマユリも小屋の周りで見られます。
こちらも色鮮やかで、とてもきれいです。
雨上がりの水滴をいっぱいにつけて、つやつやしていました。

朝の涸沢2
小屋併設のヘリポートからの眺めです。
緑がずいぶん濃くなってきました。

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夏の3連休

昨日から3連休ですね。
いかがお過ごしでしょうか。

梅雨明け宣言から一転し、まだ前線は上空に停滞し続けているようで、一昨日から大荒れの天気が続いています。
そんな悪天候の中、涸沢までお越しくださった皆さん、ありがとうございました。

「こんな天気じゃねぇ…」と(失礼ながら)やる気無しの連休始めでしたが、皆さんの山に対する熱意をたくさん感じ、昨日は精一杯頑張ることが出来ました。
右のひとさし指に“キャベツの千切りダコ”が出来ました。
これもまた勲章ですね(笑)

そして、残念ながら今回の3連休の山行を断念し、小屋の宿泊をキャンセルされた方、「せっかくなら晴れた日に」という気持ちは痛いほどよく分かります。
連休前に大雪山の方での遭難事故もあって、慎重に検討された方も多く見られました。
今度は、お天気に恵まれますように。
ぜひ涸沢に登りに来てください。


小屋番はこの3連休に間に合わせるために色々準備をし、そして連休当日を迎えました。
今年は、新しいTシャツを作りました。

newT 1
ちょっと暗い場所で撮影したのであまり発色が現物通りにいってませんが、左からパープル、ライトグリーン、レッド、ブルーの4色展開です。
パープルはもっとはっきりとした紫色で、ライトグリーンは蛍光とまでいきませんが明るい綺麗な黄緑色をしています。

newT 2
後ろ見頃の右下にもプリントがあってかっこいいですよ。
サイズはS、M、L、LLです。
小屋にお越しの際は、手にとって見てみてください。

モデルさんに来ていただきました。
これに勝る着こなしをしてくださいね!

newT 4
芝田社長が着たらこんな感じです。
社長はブルーをチョイスしました。

newT 3
真っ先にTシャツに袖を通した、もっさん。
撮影場所は横尾大橋です。
まだ出来上がりを知らない、休暇明けの私の前で嬉しそうに披露してくれました。
もっさんはライトグリーンを着ていました。


小屋の階段上の壁に、MAMMUT さんの商品をディスプレイしました。

ディスプレイ1
ディスプレイ途中の状態です。
ジャケットの色がとてもキレイで、小屋番みんなで「いいなぁ…」と見上げていました。

ディスプレイ2
ハシゴを立てかけて作業をしているのは、おのっちです。
彼が着ているTシャツも、涸沢小屋newTシャツです。


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休日の過ごし方~燕岳編~

梅雨の晴れ間を狙って、燕岳【つばくろだけ】へ行ってきました。

早朝に中房温泉を目指すも、雨がパラついていました。
運転しながら、「行くべきかやめるべきか」悩みます。
駐車場に着いたら雨はさらに強くなったけれど、空は明るい。
勢いで準備をして登ることにしました。

燕は、北アルプス三大急登と呼ばれる『合戦尾根』で有名です。
けれど、第一ベンチ、第二ベンチ…と休憩するスペースが広くあり、山登り初心者でも歩きやすい山だと思います。
夏前の休暇など 083

樹林帯の中をひたすら登ります。
この日は日曜日ということもあり、前日に燕山荘【えんざんそう】で泊まっていた方とよくすれ違いました。
心配していた雨も上がって、道はぬかるみもなく快適に、絶好調で登ることが出来ました。

夏前の休暇など 090
合戦小屋の様子です。
ここはスイカが食べられることで有名なんだそうです。
この日も、天然水に冷やされたスイカが出番を待っていました。

夏前の休暇など 102
合戦小屋の横から、再び登山道を歩きます。
これが合戦尾根。
燕山荘は目の前…と言うより真上??

確かに急登かもしれませんが、この辺りからは視界が開けて遠くの山々を見ながら歩けます。

夏前の休暇など 104
手前には大天井岳や常念岳が、奥には槍ヶ岳や穂高の峰々が並んで見えます。
青空は見えなかったものの、稜線がどこまでも続いて壮大なパノラマが見渡せました。

テント場直下にまだ雪が残っていたため、登山道は小屋の裏に続くようになっていました。
そして、最後の登りを一気に登り切ろうと足元をふと見たら。

夏前の休暇など 107
女王様が待っていてくれました。
コマクサです。

今回の山行に燕岳を選んだ理由のひとつに、“コマクサ”がありました。
梅雨の真っ只中に咲く、健気な花です。
他の植物が生息できない砂礫の急斜面に、一株一株育っているのです。
夏前の休暇など 145

その強さと、美しさからでしょうか…『高山植物の女王』と呼ばれています。
儚いのに、健気。
そんな花に会いたくて、登ってきたのです。

燕山荘を過ぎ、山頂を目指します。
斜面にコマクサを見つけ遠くから見守ります。

山頂までは風が強く、7月とは思えないくらい寒かったです。
けれど、ずっとずっと続く稜線を見ては、いつかは縦走したいと、新たな野望を企んでいました。
夏前の休暇など 132

山頂までは面白い岩がいくつもあります。
花崗岩の性質状風化しやすいようです。
夏前の休暇など 143
めがね岩です。
向こう側が岩の間から覗けます。
燕山荘が見えました。

夏前の休暇など 144
イルカ岩です。
そしてその奥には槍ヶ岳。
見る角度によって、イルカの顔に見えるんです。
しかも、口にはミヤマキンポウゲをくわえていました(笑)

自然の力ってすごくて面白い。
岩を見ながらそう思いました。


夏前の休暇など 148
稜線歩きですっかり体が冷えてしまったので、燕山荘の中に入らせてもらいました。
売店にはたくさんのオリジナルグッズが置いてありました。
艶々に光った廊下に歴史を感じました。


もっとゆっくりしたかったけれど、今にも崩れそうな空を見て、下ることにしました。
登山口まで下り終えたところで、土砂降りに。
でも、雨具を着ずにすみました。
登ってよかった。
今回もそう思える、山歩きになりました。


あれだけ寒かった山頂から一転、下ったその日はチーム涸沢でビアガーデンに行きました。
ビールがとても美味しくて、たくさん飲みました!
夏前の休暇など 159


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休日の過ごし方~高原編~

この時期、休暇中に涸沢から下って真っ先に思うこと…『暑い』。
結局、涼しい場所を求めて標高を上げてしまいます。


下った翌日に行った場所は、蓼科高原から麦草峠。
全国第2位の標高を持つこの国道。
自転車で走ろうと企画した、H兄弟と共に蓼科へ向かいます。

天気予報は、曇り時々雨。
「本当に漕ぐの?」何度心の中で唱えたか…。
それでも「せっかくここまで来たんだから」という気持ちがそれぞれにあったようで、急いで準備をして漕ぎ始めます。

漕ぎ始めた瞬間から降り始めた雨。
しとしと体を濡らしていきます。

『メルヘン街道』と呼ばれるその国道は、思っていたより緩やかなカーブと上り坂でした。
最初のカーブでズブ濡れになったキツネを発見しました。
目がクリクリっとして、違う動物に見えたくらいです。
しばらくお互い見つめ合い、弾かれたように逃げていきました。

そんな楽しい出来事は束の間で、標高が2000mを過ぎた頃から、雨と風が激しくなりました。
後ろから吹き付ける暴風雨。
登りなのに背中を押されて、どんどんスピードが出るのです。

あまりの悪天候に、峠の上で引き返すことにしました。
さっきまで追い風だったのに、今度は向かい風に。
下りなのに自転車が前に進まない…。

そのエリアを何とか抜け、冷えた体をガタガタ震わせながら下って駐車場まで戻ってきました。
そうしたら、上空は晴れ。
周りは真っ黒い雲。
私たちは濡れネズミ…。
今度は青空の下で駆け抜けたいと思いました。
夏前の休暇など 027


松本平でふと空を見上げると、雲の一部が虹色に染まっていました。
彩雲です。
濃くなったり、淡くなったり…20分くらいでしょうか。
静かに消えていきました。
夏前の休暇など 039


北アルプスの山々は雲に覆われ登山は今日は止めたほうがいい。
「さぁ、どうするかな」と考えました。
やっぱり、暑さから逃げたくて、美ヶ原から車山までドライブに行ってきました。
ちょうどニッコウキスゲが見頃のはず…そんな期待を込めて。

夏前の休暇など 045
美ヶ原は、緑の牧草が広がっていました。
馬がたてがみをなびかせながら走っていきます。
とても気持ちよさそうです。

夏前の休暇など 046
牛も寝そべったり、牧草を食べたり。
ゆったりした時間が流れているようでした。

レンゲツツジもまだ残っていて、緑とサーモンピンクがとても鮮やかでした。


夏前の休暇など 063
霧が峰では、グライダーを飛ばしていました。
エンジンの無い飛行機。
ワイヤーで引っ張り、最高地点に達したところで切り離され、後は遊覧飛行です。
大きな翼を空に広げて、気持ちよさそうにクルクル旋回しながら浮遊感を楽しんでいるようでした。
その余裕さは、大きな鳥が上昇気流に乗って遊んでいるように見えました。


夏前の休暇など 067
お目当ての…ニッコウキスゲです!
少しだけ早かったようですが、大きなつぼみをつけ、優しい黄色の花が所々で咲いていて、とても綺麗でした。
見頃は今週末になるでしょうか。

夏前の休暇など 072
ヴィーナスライン沿いのニッコウキスゲの群生です。
駐車場はどこも満車で賑わっていました。
今週末はとても混み合いそうです。

体がひたすら高度化しているように感じる(ただ暑いのが嫌なだけ?)今日この頃です。


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下界の出来事 | コメント:0 | トラックバック:0 |

夏が来た!

夏が来た! 001
今朝は、ピーカン!
真っ青な空が広がり、日差しが朝から照り輝いていました。

「夏が来た!!」

きっと、多くの人がそう感じることの出来る、そんな天気でした。

夏が来た! 004
久しぶりにみんなでラジオ体操をしました。
テラスの上で、開放感いっぱいでした。

夏が来た! 005
そして、布団干し。
やっとしっとり湿ったような感じがする布団を干すことが出来ました。
ほんの少しだけ、屋根に干した布団の上でゴロゴロと横になったのですが、お日様の匂いとふっくらふかふか感がとても気持ちいい!


そして夏といえば…。

夏が来た! 013
ソフトクリームです。
クリーミーで優しい甘さのソフトクリーム。
暑い日は、ソフトがさらに美味しく感じます。
この先、テラスでは、ビールジョッキやソフトクリームを持った人で賑わうことと思います。
「ビールとソフトどっちにする?」と聞かれたら…決められないかもしれません(苦笑)

夏が来た! 029
そして、みんなでヒュッテ直下にある分岐からテント場、小屋に向かって雪切りをしました。
硬い氷と格闘しながらも、楽しくステップを切ることができました。


夏が来た! 039
夜は、小屋番・おのっちの誕生会。
ロールケーキを作りました。
生クリームが無かったので、カスタードクリームを作りました。
ちょっとクリームがゆるく、巻くのにひと苦労し、冷やすことでなんとかカバーしました。
小屋にある全ての種類のフルーツをトッピングしました。
みんなで一緒に食べて、喜んでもらえてよかったです。

夏が来た! 047

みんなの着ている服が薄手になって、たくさんの日差しを浴びて、冷たい食べ物が恋しくなって…。
夏をたくさん感じた1日でした。

いよいよ夏本番です。



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大雨の後

気が付けば、梅雨明けしたとかしないとか…。
今年は例年より早い梅雨明けになりましたね。
それでも、まだ前線の動きが活発なようで、天気予報から目が離せない毎日です。

先週の涸沢は、『梅雨本番!』と言わんばかりの豪雨が襲いました。
小屋の中に居る間はいいのですが、その次の日に下ることになっていたので、早く雨が上がることを願うばかりでした。

土砂降りの次の日。
休暇で小屋番仲間2人と一緒に上高地まで下ります。
幸い、朝までひどかった雨も、私たちが小屋を出る頃にはほとんど上がっていました。
道直しをしながらの下りになりました。
沢から溢れた水が流れやすいように、登山道に出来た水溜りが流れていくように、出来る範囲で手直ししては下っていきます。

夏前の休暇など 003
本谷橋の水の流れ。
こんなにすごい流れは初めてです。
轟々と音を立て、水しぶきが霧になって立ち込めてあたりを包んでいました。

夏前の休暇など 009
登山道の横から溢れた水。
伏流水が溢れたようで、とても透明で綺麗でした。
柔らかくて冷たくておいしい水でした。

夏前の休暇など 011
植物の緑の中に、川の水しぶきの白が浮かび上がっていました。
水流の音が響き渡っていました。

夏前の休暇など 013
雨が降った後は緑がキラキラしています。
曇っていて時々雨が降っているはずなのに、なんだか明るく感じる背高のっぽの緑のトンネルを歩きます。
これから待っている、温泉と休暇のせいかどうか分かりませんが、雨と汗でぐっしょり濡れてしまってもなんだかとても楽しい時間でした。


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花探し

ここ数日、忙しさと天気の悪さで散歩に行けず、ちょっぴり物足りない気がします。

散歩…と言うほどではないのですが、時間が出来たら小屋の周りを探検するのが最近の楽しみです。
なぜなら、色んな植物が見つけられるから。
こんな所に花が咲くんだ!といった発見もたくさんあって、一瞬だけれど現実逃避出来る気がするのです。

今、小屋の周りで見られる花を紹介します。

怒涛の7月! 013
イワベンケイです。
『小屋まであと数歩!』の石段の脇に咲いています。
盛夏に日当たりのいい岩場に咲いている姿しか見たことが無く、こんなに身近に咲くんだとびっくりしました。
ちょっと早い開花です。

クロユリ
チョコレートを連想させる色をしたこの花は、ミヤマクロユリです。
見つけた辺りの草を掻き分けたら、まだまだたくさん生えていました。
野草の本を読んでいたら、北地に生息する仲間のクロユリには「悪臭がある」と書いてあってびっくり。
ミヤマクロユリにも悪臭があるのか…今度匂いをかいでみたいと思います。

怒涛の7月! 018
ミヤマカラマツです。
白い花火がぱっと開いたように見えます。
樹木のカラマツの葉に花びらが似ていることからこの名がついたそうです。

ハクサンチドリ
ハクサンチドリです。
色合いがとても綺麗な花です。

ツガザクラ
岩に張り付くように咲いていた、ツガザクラ。
小さい鐘状の花が可憐ですが、岩に咲く様子を見ていると、結構ど根性な植物だと思ってしまいます。

怒涛の7月! 019
そして、一番楽しみでもあり、不安でもあるこの花…ゼンテイカ。
ニッコウキスゲです。
いつになったら黄色いお花畑を見せてくれるのか、楽しみでドキドキします。
けれど、最近の悪天候で日が射さず、花が開きません。
このまま咲き時を知らないまま終わってしまうんじゃないかと、不安でドキドキしています。

小屋の周りは緑がワサワサしてきました。
日に日に緑が多くなってきました。
夏はもうすぐそこです。

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星に願いを

今日は七夕ですね。
地元の方では、旧暦なので1ヶ月遅れになります。

しかし、ここ数日曇りや雨の日が多く、しばらく星空を見ていないような気がします。


涸沢では、ヒュッテと小屋の明かりがあるのみ。
消灯後に空を見ていると、漆黒の空と星の明るさがとてもよく分かります。
時々、満天の星空に出会うこともあって、その時は『息を呑む』ってこういうことか…と変に頭の隅っこで考えてしまうくらい、息をするのも忘れて空を見上げることもあります。

月明かりが綺麗な夜空もまた格別です。
北尾根がやけに明るいなぁと思ったら、そこから月が顔を出すのです。
どこか冷たく感じる光ですが、月の光を見ていると心が落ち着きます。
月明かり


七夕だから…と言う訳ではないけれど、夜空を見ながら色んな事を考えたり、願い事を言ってみたり。
毎日があっと言う間に過ぎていく中で、ふと立ち止まる、そんな時間があっていいと思います。

願い事ではないですが、日々溢れる小さな喜びを忘れない心のゆとりを持っていたいと思います。

自分が作って出した夕食を、携帯カメラで一生懸命撮っている男性のお客さんをコッソリ目撃した時。
「ブログ、ずっと前から読んでました。これからも頑張って」と言ってくださったお客さんとお会いした時。
その時の嬉しさと自分の笑顔を忘れないでいたい。
願い事じゃなく、目標ですね(笑)

願い事は、七夕に限らずいつだって空に向かって投げかけています。
多すぎて叶わないとは思いますが…(苦笑)

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朝日岳開山記念登山会 その4

開山記念登山会 106
朝日小屋の周りに咲いていた、シナノキンバイ。
黄色くて、大きい花びらが特徴です。
艶やかな花びらが風に吹かれるたびに、ゆりかごのように揺れていました。

開山記念登山会 108
ミヤマキンポウゲ。
いつもシナノキンバイとミヤマキンポウゲ…どっちがどっち?と混乱し、必ず本で間違っていないか確認してしまう花たちです。
ミヤマキンポウゲはシナノキンバイに比べ、花の大きさが小さいのです。

この2種類、例年より若干早く咲き始めていました。

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朝日岳開山記念登山会 その3

朝日小屋に行った際、たくさんの花に出会いました。
まだ残雪もあるので、あまり咲いていないだろうなと思っていました。

しかし、いい意味で見事に裏切られました。

山と渓谷社さんの本を読んでいると『朝日岳は花の山』とよく分類されていて、それを読んだ時に、出来れば花の季節に訪れられればいいなぁ…と思っていました。

今年はもう見逃してしまったと思っていた春先に咲く花も、これから夏になったら出会うだろう花も、今回の山行で見つけることが出来ました。
花の咲く時期を棒グラフのように示した、花カレンダーがここには存在しないんじゃないの?花カレンダー凝縮しすぎじゃない??というくらい、色んな種類の花に出会え、嬉しかったです。
花を楽しみながら歩きたい、これから色んな花を知りたいという方にはぜひお勧めしたい山です。

北又小屋から朝日岳までの往復で出会った花を、一部ですが紹介します。
一部と言っても多いので、分割して…アップします。


開山記念登山会 054
ミズバショウです。
ある程度、湿地や植物を保護するために人の手が加えられた木道端でしか見たことが無かったのですが、登山道脇の湿地(沼地?)にいきなり大きく成長した葉っぱが目に飛び込んできました。
しかも、いい匂いがそこらじゅうに漂っていました。
「ミズバショウっていい香りがするんだ」
大発見でした。

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朝日岳開山記念登山会 その2

テントでぐっすり眠って、翌朝の目覚めは…寝すぎてちょっと寝ぼけた状態でした(苦笑)
気持ちを整えて、頭をしっかり起こしてお勝手に入っていきます。
すでに、小屋のスタッフはバリバリ働いていて、その姿にシャッキリ目が覚めました。

開山記念登山会 121
丁寧に盛り付けられた朝食。
あとはお客さんが座って食べるのを待つばかり。

朝食が終わって、帰る準備が出来たら、外に集合し班ごとに記念写真を撮っていました。
そして、小屋を後にします。

開山記念登山会 123
雪渓の上を歩いている先頭グループの居る場所が、『万歳の丘』と言われるところです。
大切なお客さんが帰る時、あの丘まで見送って万歳三唱を叫びます。

開山記念登山会 127
バンザイ!バンザイ!!バンザイ!!!
「気をつけて~!」「また来てね~!!」みんなの無事を祈りながら、見送るのです。
ステキなお見送りです。


登山隊を見送ってひと息ついたら、エプロン隊の有志と朝日岳の山頂まで行ってきました。
『朝日山岳会』の結成です。
開山記念登山会 133

山頂までの往復は、雪あり花ありおしゃべりあり。
とても楽しい登山になりました。
随分と歩き慣れていらっしゃる方ばかり、気心の知れた方ばかりのようで、写真を撮ったり、本当に楽しそうでした。
Around還暦…「アラ還だから!」とおっしゃっていましたが、そうとは思えないくらいはつらつとしてとても健脚でした。
楽しい山行にご一緒出来て良かったです。
ありがとうございました。

開山記念登山会 136
山頂からは霞んでいたけれど、剣岳、立山、白馬、毛勝山などが見えました。

開山記念登山会 154
下りは、雪の上を慎重に歩きます。

開山記念登山会 158
滑り降りて先回りして、みんなを待っていました。
大したことはしていないのですが、グリセードもどきに拍手喝采で、恐縮でした(苦笑)

開山記念登山会 163
今回お世話になった人たちです。
いつも記念写真は、赤い屋根に登るようです。


あっと言う間の、小屋の滞在を終え、帰路につきます。
急斜面を、駆け足で下ります。
膝に疲労がきそうで踏ん張れないので、ゆっくり歩こうにも、小走り気味になってしまっていました(苦笑)
そして何より、標高が下がるごとに滴る汗…暑かったです。

開山記念登山会 170
ハクサンコザクラの群生と立山連峰。
こんな綺麗な場所がたくさんありました。


開山記念登山会 174
無事に北又小屋まで下りたら、そうめんとおにぎりを頂きました。
火照った体に、冷たいそうめんが染み渡ります。
本当に美味しかった。
幸せと達成感をかみ締めていただきました。
ごちそうさまでした。

小川温泉まで戻り、温泉を頂いてさっぱりして、朝日岳の山行を終えました。
たまにはこんなふうに、遠征するのもいいものです。
同じ北アルプスなのに、北と南でこんなに違うものかと思いました。
小屋もそれぞれ個性があって、ステキな技は参考にさせてもらおうと思いました。(決して盗むわけではありませんよ)

もっともっと、山に登りたい!
夏山に向けてエンジン始動です。


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朝日岳開山記念登山会 その1

休暇を利用して、朝日岳に行ってきました!

実は…恥ずかしいことに、最近までどこにあるのかよく分かっていなかったのです。
まだまだ勉強不足です。

ちょうど『朝日岳開山記念登山会』という行事があり、お手伝いのエプロン隊の皆さんと一緒に登らせていただきました。

富山県朝日町にある、小川温泉元湯に早朝に集合でした。
そこから、許可車両に乗せていただいて、北又小屋まで移動しました。
歩くと3時間40分です。
タクシーで行くことも可能です。

開山記念登山会 019
北又小屋で、身支度を整え、みんなでストレッチと気合入れ(決起会)をしました。
「エイ、エイ、オー!!」といった感じです(笑)
そして出発です。

開山記念登山会 024
歩き始めてすぐ、コンクリの急な石段(100段)を下りたら、ダムのつり橋を渡ります。
1合目から3合目までは、総勢25名のパーティで歩きました。
3合目からは、歩くスピードに合わせ、それぞれ分かれて歩きました。

開山記念登山会 041
5合目のブナ平です。
太い幹の樹、背の高い樹…とにかく「わぁ~」っと声を出して見上げてしまうほどの、大きい木がたくさんあり、緑のトンネルが続きます。
そして、足元にはブナの落ち葉。
ガサガサ足音のする、茶色の絨毯が敷き詰められていました。
開山際記念登山会 043

やがて、背の高い樹がだんだん少なくなり、尾根沿いを歩き始めると視界が開けてきます。

開山記念登山会 071
日本海が見えるかと思ったら…霞んでいて町と海と空が溶けてしまっていました。

開山記念登山会 078
そして、10合目のイブリ山(1791m)です。
気が付けば、すっかり木陰が無くなり、炎天下での休憩になりました。
この日はとても暑く、今までで一番汗をかきながら登った気がするくらい、大量の汗をかきました。

ところで…、朝日小屋はどこ?
教えてもらっても、目標の建物は見えません。
とにかく目の前にそびえる山に向かって歩いていくしかないようです。

開山記念登山会 097
休憩後、再び歩き始め、やがて残雪の上を歩くことになりました。
しっかりと階段状に雪が切ってあります。
この日のために、登山道を整備し準備をしてくれた朝日小屋の人たちに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
同じ仕事をしているので余計身に沁みたのかもしれません。

雪で覆われた夕日ヶ原を過ぎ、山の斜面をぐるっとトラバースするように歩きます。

開山記念登山会 104
見えてきました!
赤い屋根が可愛らしい朝日小屋です。
テント場では大きいテントを設営しているところでした。
このテントが私たちの寝床になりました。

朝日岳や白馬岳をぐるっと見渡せる、優しい風の吹く場所でした。
足元には黄色い花がたくさん咲いています。


開山記念登山会 116
少し休憩した後、お勝手でお手伝いをさせてもらいました。
天ぷらや肉じゃがなどの手作りの料理をひとつひとつ丁寧に盛り付けます。
小屋の厨房を覗かせてもらえる機会に恵まれ、とても勉強になりました。

朝日小屋は、女性の社長さんが切り盛りしています。
女性ならではアイデアやこだわりがいたるところで見ることが出来ました。

開山記念登山会 114
お勝手で手伝っている間に、続々と登山隊の皆さんが到着し、外では開山記念の神事が始まりました。
今回の参加者は130名。
とても賑やかです。

開山記念登山会 119
慌しくも無事にお客さんの夕食が終わり、私たちも夕食の時間です。
みんなで乾杯です。
小屋のスタッフの紹介などをしていたら、あっと言う間に時間は過ぎていきました。
片付けの後は、テントに移動し、夜遅くまで大いに盛り上がりました。
私は連日の大移動の疲れが出てしまい、盛り上がっている横でぐっすりと眠りに落ちていました。


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休日の過ごし方~帰省・京都編~

休暇中、帰省してきました。
免許証の更新が一番の目的でした。

家に帰った日は、かなり暑い日でした。
何もしていなくても汗をかきます。
顔も体もペットリ潤い状態でした。

開山際記念登山会 001
にゃんもグッタリ…。
動く気持ちにもならないのか、家の中で一番風通しのいい場所を探してはゴロリと倒れこんで寝ていました。


涸沢から実家まで短期間での往復…やっぱり大変でした。
あれもこれも。
やらなければならないこと、やっておきたいことが洪水のように押し寄せて、本当に溺れてしまいそうでした。
家に居た数日間はそんな感じでした。

涸沢に帰る途中、友人と会うことになり京都に寄ってきました。
京都の夏はやっぱり暑い!
ジリジリと下から暑さが立ち昇ってくる感じがしました。

今回は、二条城へ行ってきました。
世界遺産にも登録されている二条城の前には、たくさんのバスが止まっていて、修学旅行の小、中、高校生でごった返していました。

二条城を訪れるのは初めてです。
1603年に徳川家康によって京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として造営し、三代将軍家光が伏見城の遺構を移すなどして完成させたものです。
世界遺産には1994年に登録されました。

開山際記念登山会 006
唐門です。
門をくぐると、ふっと歴史を感じさせる空気がそこにあるような気がします。

国宝・二の丸御殿の中に入ってきました。
御殿内は撮影禁止なので、画像はありません。
うぐいす張りの廊下で有名なこの建物。
ちょうど小学生と一緒になり、床がなる音は…足音にかき消されてしまっていました。

狩野派による、襖絵は大きくて立派でした。
天井の塗装も、欄間の彫刻も、全てが手の込んでいるものでした。
桃山文化がぎっしり詰まった建物です。

そして、広い!
坪や平方メートル単位で言われても、いまいちピンとこなかったのですが、使用されている畳が800枚以上、廊下が450mあると聞いてびっくりしました。
建物の中は高床なので、涼しかったです。
昔の人の知恵はすごいですね。

開山際記念登山会 007
御殿から出て、今度はその周りの庭園を歩きました。
池にはハスの花が咲いていました。

開山際記念登山会 010
本丸の中の様子です。
急な階段を登ったら、本丸をぐるっと囲ってある堀が見えました。
天守閣は残っていませんが、やっぱりここだけ喧騒から隔離された不思議な空間があるように思えてなりませんでした。


二条城の見学が終わったら、京都の街中をブラブラしました。
ランチを食べて、ブラブラ…。
そして、やっぱり甘味処へ。
祇園の『小石』、いつもの場所です。
そしていつもの!抹茶パフェを!!食べませんでした(苦笑)
今回は、夏限定の『夏柑氷』というカキ氷をいただきました。

開山際記念登山会 015
お麩や葛餅が底に入っていて、アイスクリームそしてその上にはさくさくで柔らかいカキ氷がのっていました。
シロップは甘酸っぱい夏みかん味。
夏みかんの皮の砂糖煮ものっかっていました。
さっぱりしていて、美味しくて、あっと言う間に食べ終えてしまい、「もう1個いけそうだねぇ」と思わず口にしてしまいました。

夏の京都は本当に久しぶりだったので、暑かったけれどわざわざ立ち寄って良かったなぁと思いました。
7月に入ると祇園祭が始まり、河原町では祭のお囃子を耳にします。
四季を感じられる京都は、私の大好きな場所です。


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