上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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ゲレンデ脱出 その1

とてもとても天気が良かったので、ゲレンデを飛び出してバックカントリーで滑ってきました。
今シーズン初のバックカントリー。
今回は、ホームゲレンデの乗鞍高原温泉スキー場からさらに上を目指します。
ひとりで行けるところまで…と思っていたら、かもしか平(ツアーコースの入り口)で友達ふたりと一緒になって、ひと安心。

午後から仕事なのに、快晴に誘われて「今日はマジ歩きだから」と登りにやってきた、テレマーカーのKちゃん。
いつも、にこにこ笑顔が絶えなくて、天気が良ければ夜勤上がりでも麓から朝一番で乗鞍まで上がってくる、アルペンスキーヤーSくん。

体力は底なしのふたりとともに、スキーツアーコースを歩いていきます。
出発していきなり、壁のような急登。
これが越えられないなら、バックカントリーは止めたほうがいいよ…と暗に訴えているかのような急斜面です。
気合が入っているせいなのか、よく分かりませんが、あっさり登りきってしまいました。
それに気をよくし、どんどん歩きます。
位ヶ原に出る最後の急登も一気に登りました。
遠くの山々まできれいに見渡せました。
1月乗鞍BC 007

空は雲ひとつない快晴。
けれど、標高が上がるにつれて頬をなでていく風が強くなります。
位ヶ原は森林限界とほぼ同じ位置にあり、背の高い樹木がなくなります。
目の前が開けて、樹がなくなったとたん、風は刺すように直接当たってきます。
足元を見ると雪の風紋が波打ち、風の強さを物語っています。
露出した頬や耳はピリピリと痛みがあって、思わずジャケットのフードを被っていました。
風はフードの中を通り抜け、ビュービューともボォボォとも取れる音が耳元で唸っています。
それでも、稜線を目指して、一歩一歩足を前に進めていきます。

これから目指すのは、富士見岳(2,817m)。
摩利支天岳と富士見岳の間にある、緩やかな尾根を登っていきます。

1月乗鞍BC 018
ペースを崩さず歩いても、男性ふたりにはついていけません。
背の高いふたりの歩幅が、私とはあまりにも違うのです。
それ以上に、体力が桁違いなのですけれど。
尾根を歩いていると、こんなに差がつきます。
写真を撮っていると、もっともっと差が出ます(苦笑)
そして、こんな私をいつも先で待っていてくれます。

稜線に到着です。
ここでKちゃんと別れ、Sくんと稜線をぐるっと乗越して富士見岳へ。
Kちゃんは摩利支天岳(2,872m)の急斜面を一気に滑り降りたようで、後でよく見たら滑った跡が残っていました。

1月乗鞍BC 022
雪が少ないので、ゴツゴツした岩や小石が見えています。
風が強い。
今日はあの一番高いところから滑り降ります。

1月乗鞍BC 030
振り返れば、乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰(3,026m)やコロナ観測所が青白く光って、空と共に輝いていました。
浮き出ているように見えて、雄大で厳しくそして美しい。

いつも富士見岳から滑る時は、途中で風が吹いても、稜線に出ると風は比較的穏やかになるのですが、今日は違っていました。
あまり人を寄せ付けたくないような、そんな冷たい風が、岐阜県側から容赦なく吹き付けます。
風の吹く方を向けば高山の街が望めました。
けれど。
息が出来ません。
しかも寒いっ!

背中を向ければ、下が切り立って落ちている斜面へどんどん押されていきます。
横を向けば…やっぱり息が出来ませんでした。
一生懸命息をしていたら、何だか気持ち悪くなってきました(苦笑)

2009y01m30d_073549484.jpg
そんな稜線で穂高と槍をバックに写真を撮ってもらいました。
笑っていますが…、よ~く見てみると手がグゥ。
寒さと息苦しさにけっこう堪えています(焦)
慌ててスノーシューとストックをバックパックに取り付け、下る準備をします。
けれど、寒くて息苦しくて…背中をグイグイ押す強風に耐えながらの作業は、焦るばかりで空回り。
手先もどんどんかじかんできます。

なんとか準備が出来たら板を履いて、いよいよ滑ります。
いざ、滑り始める位置に立ったら…。
「急だね…」Sくんと苦笑い。
横から見た斜面と上から見下ろした斜面、思った以上に感じ方が違うのです。
いつもだと、ポールポジションは斜面の雪質などの様子見のために人に譲るのですが、今日は「先に滑るよ!」と真っ白いキャンバスに真っ先に飛び出しました。
とにかく、あの稜線から一刻も早く立ち去って、凍りそうな体をどうにかしたかったのです。

1月乗鞍BC 036
無我夢中で滑り下りて、途中で振り返って、Sくんの滑りを見守ります。
この時には風は無く、もう体の寒さや震えは止まっていました。
ぴかぴかの真っ白い斜面に描かれるシュプール。
パフパフの極上パウダーではないけれど、程よく巻き上がるパウダーとその後ろに残るラインはとてもとてもきれいでした。
稜線で一緒になったテレマークの男性も、ターン弧を美しく描いて滑り降りていきました。
途中からは、本当に楽しく思うまま感じるままに滑るだけ。
笑いながら滑って止まって、振り返って滑った跡を眺める。
その繰り返しです。
1月乗鞍BC 048

位ヶ原山荘近くまで下って、お昼ご飯です。
真っ白い雪に囲まれ、ポカポカの太陽の下で、空腹を満たします。
そして再びスノーシューを履いて、ツアーコースまで登り返しました。

1月乗鞍BC 054
時々振り返っては、滑り降りた斜面を眺めます。
青い空と白い山が、稜線の強風が嘘だったかのように穏やかに背後にありました。
ツアーコースをまた楽しみながら滑って、ゲレンデの上部まで戻ってきました。
そして、ガクガクに足が震えながらもゲレンデを一気に滑り降り、スキー場で働いている友達に笑顔で「ただいま」と報告することが出来ました。

初バックカントリーは大満足で無事に終えることが出来ました。

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英会話

今月の中旬から、週に一度の英会話が始まりました。
以前にクリスマスパーティの内容でブログアップした時にも紹介した、North Star(N☆)さんで開催されています。

今回のレッスン内容は“job”、お仕事についてです。
自己紹介を兼ねて、自分の仕事を相手に伝える。
もしくは、相手にどんな仕事をしているのか尋ねる。
と言った内容でした。

“What is your job?”
“I'm a salesman.”
なんて具合に、会話をしていきます。

日常 004
職業が書かれたカードを配ってもらって、それに沿って自己紹介をしてみたり。
ちなみに私が受け取ったカードは、自転車パーツで有名な某会社の営業でした。

街中での仕事のインタビューの様子を見て、何と言ったか聞き取って、書き取るレッスン。
実際にやっている職業をそれぞれ紙に書いて見えないようにシャッフルし、受け取った紙に書いてある職業をジェスチャーして当てあいっこしてみたりしました。
少し前の私なら、「伝わらなかったらどうしよう」「どうやったら伝わるかな」と考えて悩んで…いつまでたってもジェスチャーや声が出てこなかったのですが。
今は、とにかく体を動かす、声や単語を出す意識をしています。
恥ずかしがったりしていると、みんなに凝視されちゃってますます何も出来なくなってしまうからです。
ただ、一生懸命やって伝わらなかったら、もっと恥ずかしいですけれど。
それでも、大げさなくらい伝える努力をしたら、何かしら伝わると思って英会話のレッスンの時はいつも積極的に元気に行動しています。


今シーズンは、外国人スタッフがとても多いので、小さなグループになってもスタッフと英語で会話できる機会が多く、恵まれた環境にあります。
ただ、一部分でも会話を理解出来ないと、一気に英語で説明されて「…う、うん、多分大丈夫…かな?」なんて困惑状態が時に起こってしまいますが(苦笑)

今年はスタッフも多いのですが、参加している人達も多く、賑やかです。
毎年顔を出す常連さんも多いので、初参加の人もすんなりとその場の雰囲気に溶け込んでいる気がします。

日常 005
英会話に来ていた子が、面白いパーカーを着ていました。
パーカーのフロントジップを上まで閉めると…なんと、ガイコツくんに!
ベランダから現れて、みんな絶叫!大爆笑!!
写真ではよく分かりませんが、彼の左胸には…ブロークンハート。
いじめないであげてください(笑)

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森を歩く

ネイチャースキーに行ってきました。
去年に続いて2度目の参加です。
今回は7人が集まりました。
「ネイチャースキーやるよ~」と声を掛けると、集まるこの結束力。
たまたま、休みを取りやすい環境にあるのが大前提なのですけれど(苦笑)

ネイチャースキー 004
国設クワッドリフトを降り、カモシカゲレンデを右手に見上げながら横切って森の中に入って行きます。
少し歩くだけで、静かで雪深い景色に変わります。
けれど、そんな静かな雰囲気を消してしまう、大きな大きな笑い声が響き渡ります。

ネイチャースキー 010
ネイチャースキーは、細くて軽い板です。
かかとを浮かせて歩けるように専用の革ブーツのつま先に金具がついていて、それを板に取り付けて歩くのです。
板の裏の真ん中部分にはうろこの様な模様が入っていて、それのお陰で軽い傾斜ならまっすぐ歩いて登ることが出来ます。
もちろんスキーなので滑ることも出来ます。
…が、あくまで歩くスキーであり、曲がるような構造になっていません。
体をいっぱいに使って無理矢理ターンする感じ?
普段はゲレンデでブイブイいわせてる(古っ)私達も、このネイチャースキーの扱いは難しいのです。

それゆえ、ふとした拍子にコケる。
コケる!コケるっ!!
「そこで、何で!?」ありえないであろう状態でコケるのです。
そんな転倒した姿を見て、笑いすぎてコケるという笑いゴケもアリなのです(苦笑)
ネイチャースキー 022

森に入ったら、少し歩いて下っての繰り返し。
急な傾斜(…と言ってもゲレンデで言うと初級コース並み)では斜めに横切ってキックターン。
再び斜めに横切って…という感じで降りて行きます。
そんな斜面を、ちびっ子のようにキャッキャとはしゃぎながらボーゲンを織り交ぜ滑っていくツワモノもいましたけれど。
え?ターン出来んの!?っていうくらい木立の中を縫っていくのです。
その姿に騙されてはいけません。
真似したTちゃんとKくん。
男ふたりは大破して体中雪まみれです。
結局助けてもらって、なんとか起き上がっていました。

ネイチャースキー 007
そんなツワモノはこのふたり。
一番元気に滑ってはしゃいで、そして笑っていました。
笑いすぎて、お腹は筋肉痛にならなかったのかな?

ネイチャースキー 020
森を歩いたら、少し広い場所に出て、また森の中へ。
写真を撮ったり、並んで歩いたり。
そうこうしているうちに、私の靴に異変が。
な、なんと!板に付いているはずのソールとがパックリ大口を開けているではないですか!!
ウレタン劣化に伴う、ソールのはがれ。
これが今、目の前で、私の右足で起こっているのです。
滑って下りると靴に負担が掛かるので、仕方なく斜面はつぼ足で下ることにしました。
左手にスキー板、右手にストック。
みんなより早く下ってやる!なんて勢いで、直降下。
ズボズボ足跡を付けていきます。
…が、みんながスキー板の上で平気で立っているところも、私の場合落とし穴に落ちたかのように踏み抜いてしまうのです。
これがスキー効果。
だからスキーを履いたら雪で覆われた森を散策できるのです。

ネイチャースキー 055
一の瀬園地が見えてくると、平らな雪原が広がり、開けてきました。
手持ちのもので応急処置をして再びスキー板を履き、負担の無いように細心の注意を払いながら歩きます。
スイスイ歩けるので、早くてやっぱりラクでした。
雲が空を広く覆っているものの、遠くには乗鞍岳が望めました。

ネイチャースキー 025
最初は元気なみんなも、コケて立ち上がってを繰り返すうちに、だんだんと疲労した様子が見えてきます。
深くて柔らかい雪の中で起き上がる動作は、なかなか思うように体が動かずとても体力を消耗するのです。
無邪気にはしゃぎすぎたツケ?
そんな体には、休憩と暖かい飲み物がとてもありがたい。
やっと、待ちに待ったランチの時間です。
冬場は営業していない、一の瀬園地内のレストランの軒下でみんなでお昼ご飯です。

ネイチャースキー 059
企画やレンタルスキーの準備などをしてくれた、Mさん夫妻。
お昼ごはんに暖かいものを…と、けんちん汁風にゅう麺を作ってきてくれていました。
コツは、具と麺と汁を別々に準備すること。
汁は魔法瓶に入れておくと、バーナーで暖める時間が短縮でき、かつ派手に転んでもOKなのだそうです。
さすがアウトドアのエキスパート。
盗むべき技がたくさんありました。
しかも、ワインまで持参してくれて。
ちょっと入ったアルコールと暖かいにゅう麺で、体もほかほかになりました。
ごちそうさま。
ありがとう♪
ネイチャースキー 058

そしてここから、夏場はサイクリングコースになっている道を、ゴールのいがやスキー場目指して歩きます。
小高い場所を見つけては駆け上がり、滑り降りる元気なツワモノ。
ひたすら無言で時々バランスを崩して危うい歩きでゴールを目指す面々。
私は、靴が再びパクッと大口を開けないようにいたわりながら、前へ進んでいきました。

そして、見えたのはいがやスキー場のトップ。
さて。
ここからはゲレンデを滑っておしまいになります。

コケた。
あっ、またコケた。
全員コケまくり。
曲がれないスキーの止まり方は、コケるしかないのです。
私達を見たゲレンデスタッフを始め、お客さんはかなり異様な光景に見えたことでしょう(苦笑)
なんとかゲレンデを滑り終え、解散となりました。
私は、次にまたネイチャースキーに行く機会があれば、靴が大口を開けて滑れなかった斜面を思いっきり滑ってやるとリベンジを誓いました。


「遊ぶ」ということは子どものすることだけじゃない。
大人だって、大笑いしてはしゃいでいいんだ。
そう思える1日でした。
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ゲレンデ探検

乗鞍高原温泉スキー場のゲレンデは縦と横に伸びています。
普段のちょっとした時間は、麓のペアリフトやクワッドリフトを利用して滑っています。
休みの日は、一番上のカモシカゲレンデや鳥居尾根から枝状に分かれた未圧雪バーンをよく滑ります。

今日は用事があって、休暇村ゲレンデまで行ってきました。
今シーズン初です。

1月のゲレンデ 002
休暇村のトリプルリフトを降りたところからの眺めです。
前に見えるのは、休暇村のペアリフト。
その向こうにはカモシカゲレンデが見えています。
そして奥には乗鞍岳。
今日は暖かくて、薄着で滑っている人の姿もありました。

1月のゲレンデ 003
帰りに寄り道した乗鞍第三ペアリフト前で、ドラえもんを発見!
写真を撮ろうとわざわざもう一度乗り直したにも関わらず、うまく撮れませんでした(泣)
ドラえもんの四次元ポケットからは、どら焼きが顔を出していました。
それが撮りたかったのです…。

そんな発見が楽しい、ゲレンデ探検でした。

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お餅つき

年末年始、成人の日の3連休…忙しい日々が過ぎて、各学校のスキー研修が始まりました。
地元のちびっ子、市内のちびっ子は日帰りスキー教室。
少し遠い場所から来る中学生や高校生は、修学旅行として乗鞍までやってきます。

先日、女子中学生が修学旅行にやってきていたので、旅館のお手伝いに行ってきました。
この学校は、餅つきが日程の中に組まれていました。

夕食後、すっかり夜になって冷え込んだ、旅館の外で餅つきが始まりました。
寒い…とにかく寒い…。

昔は、年末に家族や親族でお餅をつく風習がありました。
私もまだ小学校に入る前、親戚の家で総出でお餅をついて丸めた記憶があります。
今は、機械で作るかもしくは買ってくるか。
餅つきを初めて見たという、子ども達も多かったのではないでしょうか。


餅つき 004
炊き上がったもち米を臼に入れ、杵で慣らします。
そして、杵を振り上げて、打ち下ろす。
「ペッタン」と言うよりは、むしろ「ドゴッ」っと音が響きます。
臼壊れないかな…(苦笑)
体格の良いTがつくと、あっと言う間にお餅が出来上がりました。
後は、「お餅つきたい人~」という添乗員さんの声に反応した子が、重たそうにヨタヨタしながら杵を振り上げていました。


ボウルには、きな粉とあんこがそれぞれ入っていて、ひと口大にちぎったお餅を絡めては、子ども達が持っている紙皿に置いてあげました。
この日はかなり冷え込んで、外の寒暖計は-20℃を指していたことを後になって知りました。
ボウルも絡めるためのトングもキンキンに冷え、手はかじかんで泣きそうなくらいにつらい作業だったようです。
お餅をちぎっていた私は、温かいお餅に守られ、凍え知らずでした(お餅が無くなった瞬間に手が…凍りそうでした)

少しだけ余ったお餅を後でいただきました。
やっぱり臼で丁寧についたお餅は柔らかくて美味しい。
「今度は、自分たちが食べる分をつきたいね」なんて話で盛り上がりました。

寒空の下でのお餅つき。
子ども達の思い出になったのでしょうか。

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旧ゲレンデを歩く

せっかく遠くまで足を延ばしたので、講習会の次の日も黒姫高原スノーパークで滑って帰ることにしました。

翌日は、麓の信濃町の街中から見上げると、雲に覆われて見えなかったゲレンデも、上ってしまうとピーカンでした。
空は青くてとても澄んでいました。

黒姫 025
正面のクワッドリフトからの風景です。
右端に写っているのが、センターハウス。
地元の小学生が滑りに来ていました。
妙高山と火打山もとってもきれいに見えました。

黒姫 028
麓から見上げたら見えないはずです。
リフトを降りたら、眼下には雲海が広がっていました。
昨日とは、全く別のゲレンデ?と言ってもいいくらいきれいに圧雪されたバーンが広がってシュプールが綺麗に描かれていました。

黒姫 030
雲は時間と共に晴れていき、ナウマン象の化石が発見されたことでも有名な野尻湖が正面に姿を現しました。
本当にすごいパノラマが広がっています。

クワッドリフトからペアリフトを乗り継いで、きれいな景色を見ながら滑っていたのですが、さらに上にあるオフピステ(未圧雪)バーンが気になってしょうがない。
それは、以前ゲレンデとして使われていた場所。
今はリフトの支柱とワイヤーだけが当時のままで残されています。
「あそこいいよ」と地元のイントラ・K先生に教えてもらっていたのもあって、気になって…ちらっと見上げながらゲレンデを滑り降りる、その繰り返しでした。
3人のスキーヤーが、おそらく黒姫山山頂を目指して登って行ったであろう姿を見ていたのですが、深雪と急登にかなり苦戦しているように見えました。
けれど、「きれいに澄んだ空と景色をあの上から見たらどんなふうに見えるんだろう?」そんな想いが頭から離れず、車に積んであったスノーシューを取りに戻って、10時半にペアリフト山頂から登り始めました。


黒姫 035
久しぶりのスノーシュー。
行ってきます!…と意気込んで一歩、二歩、三歩。
ありゃ!?止まってしまいました。
昨日まで降り積もった雪が深すぎて、直登しようと思っていたのに、膝上まで雪に埋まってしまい動けない。
先に行ったスキーヤーの方たちのトレースを辿らせてもらうことにしました。
時折、強い風と共に、樹に積もっていた雪がボワッと落ちてきます。
足元の雪もフワッと舞い上がってキラキラ輝きながら落ちてきます。

黒姫 039
トレースの上を歩いたお陰で、息切れせずとてもラクをさせてもらいました。
でもやっぱり、思った以上に時間が掛かります。
「リフトが動いていた頃は10分弱で上まで行けたのかな…」そう思うと、何で自分は歩いてんだ!?なんてバカバカしく思ってしまう瞬間もありました。
けれど、全てはこの斜面を滑るため。
そして、遠くに広がる大パノラマを見たいため。

黒姫 041
登り始めて30分もすると、遠くに紺碧の…日本海が!!!
すごい…今日は本当に遠くまで見渡せる、快晴。
振り返る度に、また遠くが見えてくる。
こんな感動は、やっぱり自分の足で確実に高度を稼いでいるからなのでしょう。

黒姫 050
およそ1時間半かけて、リフト下り場に到着しました。
ここから続く森の中に、先に登った人達のトレースがついていました。
廃線になったリフトと眼下に広がる人々の暮らしと山並み。
最高のロケーションに立って、「やっぱり来て良かった」と思うのです。
しばらく木立の中を歩いてみたり、景色を眺めてみたり。
風にさらされて日焼けしたほっぺたがピリピリしてきたので、下る準備を始めました。

この斜面を、私ひとりが独占しますっ!!
ゆっくり滑り始めたら、最初は沈んでいた板のノーズ(先っぽ)がふわりと雪面に顔を出します。
その瞬間から、最高の浮遊感を味わえるのです。
ふわりふわり。
優しくターンをする度に体も心もふわり浮く。
そして巻き上がった真っ白い粉を全身に浴びていきます。
そこからは夢中です。
あっと言う間に終わってしまわないように。
はやる気持ちとスピードを調整しながら、登り始めた場所まで色んな感情をかみ締めながら滑りました。
黒姫 058

滑り終わったら、後ろ足に体重をかけていたせいで、右足はパンパン。
大きなため息が出ました。
はぁ、楽しかった♪
大きな大きな満足感と達成感。
その後、センターハウスで食べたおそばはとても美味しかったです。

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インストラクター年次講習会

JSBA(日本スノーボード協会)の年次講習会に参加してきました。
インストラクターの資格保持者は、任期の3年のうち、1回以上の年次講習会を受講しなくてはなりません。
受講しなかった場合、停止処分となってしまいます。

私はインストラクターを仕事としてやっていないこともあって、資格停止のまま放置していました。
…が、このまま放っておいたら資格がなくなってしまうので、今回受講することにしたのです。

講習会の前日は、雪がかなり降っていて、麓でも道に雪がついているよとの情報をもらっていました。
講習会の会場は『黒姫高原スノーパーク』。
北信だし、もっとすごい積雪量に違いない。
これはリフト1番乗りだぁ!
そしてパウダーをたくさん満喫するのだぁぁぁ!!
なんて、講習会前の1時間しか思うように滑れないこともあって、かなり意気込んでいました。
早めに寝て、早朝出発の予定です。
ワックスも塗ったし、大丈夫。

…そう思っていたら。
しっかり、気持ちいいくらい寝坊しました(泣)
目が覚めたら、どんなに遅くてもこの時間には出発しようと考えていた時間。
とてもびっくりして焦りました。
車も雪で埋もれています。
雪をかいて、荷物を積み込んで、暖気して、着替えて…。
ワタワタ、オタオタです(苦笑)

けれど、車の運転に焦りは禁物。
焦っていなくても、滑る雪道。
アラララ…、オォォォ!?
乗鞍から国道158号線に出るまで、何度ズルッといったか分かりません。
無事に高速に乗ってからも、北に進むごとに一面銀世界に。
どんどん雪が深くなります。
パーキングエリアで休憩した後に、本線に合流しようとアクセルを踏んだら…フラフラになりました。
これが一番怖かった(大泣)
ぶつかる!と一瞬思いました。
ブレーキを踏まずに立て直せたのでなんとか良かったのですが、急アクセルも厳禁ですね。

黒姫 006
そうこうしながら、なんとか無事に辿り着き、リフト始業には間に合わなかったけれど、ドカドカ降りしきる黒姫のゲレンデを1時間程満喫しました。
どこもかしこも、もこもこふっかふかのパウダーでした♪


さて、講習会。
まずは、机上講習から始まりました。
参加者は40人ほど。
6班に分かれて講習を受けます。
昨年の秋に教本が大幅に改訂されたのですが、その変わった部分を中心に教わりました。
私の班は、デモンストレーターでもある女性の講師でした。
すごくチャーミングで話しやすい方でした。
同じアウトドアブランドのビーニーを持っていたことで、かなり意気投合しました。

今までのレッスンであれば、出来ていない点や改善点を指摘して、直していきました。
けれど今後は、出来ている点を認め、褒めて、そこから次のステップへ進めていこうといった教え方に変わったのだそうです。
そうすることで生徒さんに『出来ていないんだ』というネガティブ思考を植えつけることなく、滑る達成感を味わってもらい、楽しさを知ってもらうことが出来るのです。

また、新しい用語や変更した用語、ターンの種類を学び、実際に雪上講習で学んでみました。
恐怖感を軽減したり、転倒を未然に防ぐためのアシスト(補助)の実技を班の中でお互いにやってみたのですが、慣れない動作に「アレ?」っと反対側にアシストしてしまったり、タイミングがおかしかったり。
やっぱり、実践あるのみなのでしょうね。
ただ、断続的に降るしきる雪の中、ターンがなんぞや、すべり始めのアシストが何ぞや…とやってみても、もこもこしたゲレンデでは雪と戯れている感じにしかなりませんでした。
一生懸命やってはいるのですが…(苦笑)

黒姫 011
みんなの頭も肩も、板の上も真っ白!

黒姫 012
ターンをひとりずつ滑ってみます。
カービング!!…のつもりなのですけれど、なんせモコモコで…(汗)
黒姫 013

なんとか無事に終わった講習会。
インストラクターのライセンスカードにシールを貼ってもらって完了です。

講師だった方と少しお話した際、「スノーボードが好きなら、スノーボードにずっと携わるべき。インストラやればいいじゃん」と言っていただきました。
確かにそうです。
人と何かをやるのが好き。
教えることで、逆に色んなパワーを自分がもらってる気がする。
去年、イントラの助っ人をやった時も大変だったけれど楽しかった。
そんなたくさんの要素を持っているからこそ、こうして講習会を受けて更新している自分がいるのです。
「イントラやりたくなったら、うちのスクールにおいで」
そんな風に言ってもらえて嬉しかったです。

今回の講習会は、資格停止処分を解除するために行ったつもりだったのですが、学ぶことが多くありました。
変わっていくインストラクターとしての技術。
もっと多くの人と、スノーボードの楽しさを分かち合いたい想い。
技術の向上を目指して、もっと上を見て頑張ってみようかな。
そう思える講習会でした。


しかしまぁ、本当によく降った1日でした。
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カービングを知る

新年初の1日休みです。
天気がいいので、ゲレンデで滑ることにしました。
ポカポカ暖かいです。
しかも紫外線がチクチク刺さる感じがします(汗)

今年初のカモシカゲレンデ。
しっかり硬いバーンです。
コブ斜面あり、ブッシュあり。
そして雪が少ないので、所々フラットになる箇所があります。(雪が多いと、もっと滑らかな1枚バーンになるのですが…)
油断していると跳んじゃいます!

1月のスキー場 005
国設第3ペアリフトから降りて滑り始めたら、眼下にはこんな景色が広がってます。
余裕が無ければ怖く、余裕があれば雄大な景色に見えるのでしょうね。
今日は遠くに浅間山が見えました。
噴煙を上げています。
また活動が活発になっているみたいです。

1月のスキー場 007
そして、眺めのいい小高い丘から乗鞍岳を望んで。
今日は風も無く、穏やかな顔をしています。


1月のスキー場 011
ポールバーンで練習しているアルペンボーダーの方がいたので、お願いして滑らせてもらいました。
本格的なポールは初めてです。
1本滑るだけで、汗をかきました。
想像以上にハードな運動量です。
次のポールがすぐに迫ってくるので、冷や汗のようなものが背中を伝う感じもありました。
ひとつターンしたら、すぐ次の動作へつながなくてはならないのです。
最短のコースを読んで滑る。
しかもエッジを立てた切れのあるカービングの動作を行うことは、とても難しく勇気が要ります。
普段いくらスピードを出して滑っていて慣れているつもりでも、ポールバーンは勝手が違ってスリルがありました。
とても勉強になり、いい刺激をもらいました。
1月のスキー場 006


♪おまけ♪
国設第3ペアリフトは、上部は木立の中を上っていきます。
そこで見た、雪の上の足跡。
ウサギの足跡だらけ!
運動会?それとも必死の逃避行??
1月のスキー場 012

他にもカモシカと思われる大型動物やキツネやタヌキくらいの動物の足跡も。
先日は白い冬毛に覆われたライチョウまで遊びに来ていたそうです。

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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
2009年が始まりました。

どのようなお正月を過ごしていますか。

私の新年は、いつもお世話になっている、乗鞍のバー『Spring Bank』で始まりました。
一緒に滑ったり、自転車を漕ぐ仲間と、カウントダウン。
そして新年を迎え、クラッカーを鳴らし、シャンパンで乾杯しました。
新年 006

しばらくおしゃべりに花が咲きました。
けれど、大晦日に働き、ナイターで滑った体にアルコールが入ってしまうと、睡魔には勝てず。
1時前には布団に入って、ぐっすりと眠りに落ちました。
深い眠りのせいか、初夢を見た記憶はありませんでした。

朝、テレビで富士山のダイヤモンド初日の出を中継していました。
富士山の山頂から日が昇っている姿は、本当にきれいでした。
いつか自分の目で『生・ダイヤモンド初日の出』を見てみたいです。

新年 008
乗鞍の初日の出は、薄い雲に包まれて、ほんわり柔らかいものでした。
カラマツの木立の間から、優しい光が射していました。
初日の出を見ながら、「今年も楽しくhappyな1年になりますように」と願掛けしました。
叶うかな。
叶えるための、努力も必要ですね。


今年もフレッシュな内容のブログ更新をしていこうと思っていますので、よろしくお願いします。
いつもこのブログを読んでくれるみなさんにとって、2009年が素敵な1年になりますように。

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