上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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晩秋の涸沢 4

10月26日 【5日目】

今日はもう下山の日です。

今朝は、朝食の準備から始まりました。
まだ暗いうちから厨房の火が入ります。
外が薄っすら明るくなってきた時には、厨房内は暖かく窓には露が出来ていました。
ちょっと高い位置にある窓からは、白くなった空がなんとなく見えるだけ。
今日は朝からガスが出てるんだ…そう思いながら朝食準備を進めていました。

そろそろ朝食の時間になる頃、厨房に入ってきた谷くんが「雪降ってる!」と私たちの顔を見るなり言いました。
雪!?ガスじゃなくて??
食堂の窓を開けて外に身を乗り出して見てみると、白くなっていました。
思わず「雪だぁ!!」と叫んでいました。
確かにガスも出ていましたよ(苦笑)
なので視界はすこぶる悪く、目の前は真っ白。
デッキの上が白くなっているのがやっと確認できるような状態です。

どうやらこの雪、夜中はまだ雨だったようで明け方から雪に変わったみたいでした。
昨日の外作業がまだ完全に終わってなく、でもしばらく雪が続くかもしれないという予測から、午前中に外作業の出来ることを片付けてしまおうと決まりました。
下山の時間まで中の掃除をお手伝いすることにします。

晩秋の涸沢 045
みんな防寒をしっかりして、外に出ます。
朝より更に積もった雪を払う作業からのスタートです。

晩秋の涸沢 046
小屋が冬眠している間、雪から守るための作業が進められます。
玄関口も囲いがされました。
プロレスラーも仕事を手伝ってくれます!
…ん?
いえいえ、これは小屋番・ムサシです。
目出し帽代わりに被っていると温かいそうです。
でも、北穂から下ってきたお客さんがやってきたので、マスクは途中で断念しました(笑)

晩秋の涸沢 052
雪は止むことがなく、どんどん降り積もっています。
お茶をして、体を温めて外に出たら、今度は雪かきからの作業になりました。
重たい雪なので、雪かきも大変そう…。
寒そうだったのが、今度は汗をかくくらいの重労働です。
みんな風邪を引かないように。


晩秋の涸沢 060
お昼ご飯を頂いて、下る頃には雪が10cm近く積もっていました。
玄関先でみんなに見送られながら、出発です。
微妙な踏み跡を、滑ってコケないように慎重に下ります。
中途半端な積雪期が一番歩きにくいです。

晩秋の涸沢 057
上がって来る時は、ナナカマドの赤い実だけが目立つ静かな晩秋の涸沢を感じていたはずなのに、今はすっかり初冬を感じて下ります。
雪に赤い実がよく映えます。

晩秋の涸沢 062
ナナカマドの実に真っ白い雪帽子。
雪の感じが故郷で降る雪と似ていて、ちょっと童心に返って気持ちが高揚するのが分かります。
「大きな雪だるまが作りたい」そう思っていたら、ちっこい雪だるまにバッタリ出会いました。
可愛い…☆
下った後に、雪ウサギを作ればよかったな…と思いました。
それから、雪合戦も小屋のみんなでやってくればよかったです。
晩秋の涸沢 061


もう冬も目の前。
下りながら、今年の冬はどんな風に過ごそうか考えました。
スノーボードの足回りを新調するかな。
スキー板も欲しいな。
そんなことを考えながら、冬に向けて盛り上がってきました。

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涸沢小屋のブログより【TB】

小屋での奮闘の様子を、ブログに紹介してもらいました。
ちょっぴり引きつり顔…。
「スマイルください」って言われて、笑えない人でした(苦笑)

今日もせっせと小屋閉めです。雪が来ないうちに大テラスの手すりをはずしました。これもそのままだと全て雪に引きちぎられてしますのです。手すりを外します。コツコツ、コツコツ。小屋閉めが進むとなんか寂しくなってしまう今日この頃です。...
小屋閉め作業その2


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晩秋の涸沢 3

10月25日 【4日目】

昨夜は、雨が上がって満天の星空でした。
部屋の小さく長細い窓から外を見ると、吸い込まれそうなくらい澄んだ夜空に星がいくつも瞬いています。
屏風の頭の上を見ていると、すっと流れ星がいくつか降っては消えていきました。
明日は晴れるかな…そう思いながら、眠りについたのです。

なので、朝起きて最初にしたことは、窓の外を見ること。
日の出前だったので、晴れているかどうかよく分からない…(苦笑)
けれど、稜線はくっきり見えています。

この日は宿泊されている方が居なかったので、ゆっくりした朝を迎えます。
まだ静かな眠っている小屋を抜け出して、外に出てみました。
雲が空を覆っていました。
天気が良かったのはあの時だけだったのかな?
それでも、外で空が明るくなるのをぼんやり眺めていました。
晩秋の涸沢 026

涸沢の住所は松本市です。
天気予報は、長野県南信地方が表示されます。
けれど、上高地もそうですが山岳地帯ってあまり松本市の天気予報は当てにならないことが多いです。
新潟などの日本海側を参考にすると当たるとか。
私は、飛騨(岐阜北部)を参考にしたりします。

今日の松本の予報は晴れ。
けれど、涸沢は曇り。
予報天気図を見ると、下り坂。
なので、今日は朝から男衆は外で作業です。

小屋の中は私ひとり…。
お昼ごはんも夕飯もしっかり任されてしまいました。
そのつもりで来ていたのですが、電話が鳴ると硬直してしまいます。
衛星電話って苦手なんですよね…あの微妙なズレ感が慣れなくて(涙)

幸い電話はあまり鳴らなかったのですが、予約の電話が1件ありました。
まずは出だしで噛んでしまい、「もしもし?もしもし??」と聞かれてしまいました。
「お名前をお願いします」と聞いたら、受話器から聞こえてくる名前は「バサシ」と。
ん?馬刺し!?
もう一度聞いてもやっぱり『馬刺し』と聞こえます。
ど…どうしよう(焦)
もう一度聞いたら、「ササキ」さんでした。
受話器を置いてから、心臓がバックンバックンしてました。
これは、やっぱり慣れですかねぇ…。

夕方になって暗くなりかけた頃、外作業を終えたみんなが帰ってきました。
今日の夕飯は肉巻きと、差し入れに頂いたシュウマイと煮豚、青ちゃん特製のピラフです。
何とか無事に役目を果たせたかな…みんなで囲む夕飯はとってもおいしかったです。
肉巻きを作っている様子が、小屋のブログに載っていました。
褒めてもらって、ちょっぴり恥ずかしい。
でも嬉しかったです。
小屋のブログに過去こっそりと何度か載っております。(いや…全然こっそりじゃないか(苦笑))


昼の休憩時間に、パノラマコースをぐるっと歩いてきました。
かなり冷え込んできていて、空気が冷たく厚着をして出掛けました。
写真は吊尾根と前穂の主峰から第六峰まで。
渋いです。
晩秋の涸沢 032


♪おまけ 1♪
涸沢小屋の新キャラ誕生!?
『メガネダック』くん。
ダックはCDケースです。
つぶらな瞳に、真っ赤なチカチカめがねがあまりにも可愛くて思わずパチリ☆
晩秋の涸沢 027


♪おまけ 2♪
昨日、お届け物がありました!!
涸沢小屋の小屋番兼パティシエ・ムサシからです。
タッパーの中に新聞紙で包まれたシュークリーム。
ムサシュー

「カスタードクリームの中の黒い粒は、バニラビーンズです」
本格的仕様の愛情いっぱいのシュークリームは美味しかったです。
ありがとう。
ごちそうさまでした。

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晩秋の涸沢 2

10月23日 【2日目】

週間天気予報があまりいいことを言っていなかったのですが、その通りになりました。
朝から、雨が降っています。
降ったり止んだり。
時々青空がのぞきます。
晩秋の涸沢 016

今回の滞在は、お手伝いのためです。
『今日は1日頑張るぞ!!』とかなり気合を入れていたのですが、外の小屋閉め作業が中止になったため、全員で中のお仕事になりました。
順番に休憩を取って過ごします。
私は一気に気が抜けてしまいました。
けれど、毎日小屋閉めで肉体労働をしている男衆にとっては、骨休め…束の間の休息でもあるのです。

DVDを見たり、パソコンで音楽編集をしたり、ヘンプ(麻紐)でアクセサリーなどを作ったり。
みんな思い思いに過ごします。
…が、食堂内にみんな居ます(笑)
本当に仲がいいです。

静かに過ごしていたと思っていたら、体を動かしたくなった数人がマウントリングやら柱や梁を使ってトラバースやらを始めました。
骨休め…じゃなかったの?
これもまた、ストレス発散なのでしょうね。
それを眺めながら、雑誌を読んで過ごしました。



10月24日 【3日目】

今日も朝からざぁざぁ降りでした。
なかなか外の作業になりません。

お客さんもほとんどいないため、プライベートでアットホームな雰囲気がいつも以上にありました。

涸沢小屋は、バイオトイレ導入のため、工事が行われています。
職人さんのノコギリの音やカナヅチの音が響いてきます。
毎日毎日、朝から夕方まで工事は続いています。
雨が降っていても、外で材木を切ったり、運んだり。
限られた日数で、しかも泊り込みのため大変そうです。

そんなトイレもかなり形になってきて、今シーズンの工事は明日で終了。
お疲れ様です。

バイオトイレ…使用可能になってすぐに利用したときは、『オガクズトイレ』といった印象でした。
使用後に赤いボタンをポンっと押せば、攪拌されバイオの力で分解されていく仕組みのようです。
水を流す代わりに、赤ボタンを押す。
これだけで自然に優しいんですね。
すごい!!

今日で仕事を終えた小屋番・ガチャピンが下って行き、入れ替わりに休暇だったムサシと茂平が上がってきました。
こうして順番に休暇をとって、みんな下で元気を充満し、帰ってくるのです。
ちなみに、私は上がって元気を充満するタイプですね(苦笑)

今日も夕飯を作って、気が付いたらあっと言う間に1日が終わってしまった感じです。
この日は写真が1枚もありませんでした。

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晩秋の涸沢 1

おそらく、今シーズン最後の登山になるんだろうな…と思いながら、涸沢へ行ってきました。
上司に登山計画を出したところ、「また涸沢!?」と言われてしまいました(苦笑)
前シーズンまでは、北穂、奥穂方面に上り下りする時に通過するか、秋の紅葉の日帰り山行でしか提出したことが無かったので、上司の言い分ももっともでしょうね。

振り返ってみれば、先月末から毎週涸沢に登っていました。
1ヶ月の間に涸沢に居た日数が13日。
すっかり涸沢人と化している気がします。


10月22日 【1日目】

午前中の仕事を早々に済ませて、涸沢に向かいます。
バスターミナルが最終となる、県道・上高地公園線のカラマツはキレイに色づいて上高地にやってくるバスを迎えていました。
晩秋の涸沢 004


晩秋の涸沢 008
先週までは、まだまだカラフルに彩られていた登山道もすっかり葉が落ち、枝の間から見通しが利くようになっていました。
足元の落ち葉をガサガサと踏みながら、どんどん進んでいきます。

晩秋の涸沢 009
本谷橋は解体が終わって、支柱とワイヤーが残されていました。
こうしてやがて雪に埋もれ、春になって再び橋が掛けられるまで、じっとその時を待つのです。
じゃあ涸沢にはどうやって行けば?と心配するかもしれませんが、秋の紅葉前に混雑時用に作られた橋を渡って行く事が出来ます。

晩秋の涸沢 010
歩きながらふと顔を上げると、薄っすら雪が残った稜線が見えました。
先週降った雪がそのまま残っているらしいです。
上高地から穂高を見上げても、新雪らしいものは何も残っていなかったのですが、ぐるっと後ろに回ればこんなにも違うものなんですね。
上高地の裏側にあたるこの辺りは日陰で、降った雪は融けにくいそうです。
冷たい空気が、人気の無さが、寂しさと今シーズンの終わりを痛感させます。

晩秋の涸沢 012
水が枯れた沢沿いに出てからも、ダケカンバの白い幹が山肌に目立つばかりです。
登山者はチラホラいるものの、先週や先々週のあの人の多さが嘘のように本当に静かでした。

晩秋の涸沢 013
紅葉が終わり、実だけが残ったナナカマド。
朱色が鮮やかです。

小屋に行く前に、ヒュッテに寄りました。
すでに小屋閉めがかなり進んでいて、入り口から受付に続く土間はいつもなら天井から日が差して明るいはずなのに、雪避けに覆われ薄暗くなっていました。
こうやって囲いを作って、雪害から建物を守るのですね。
…それにしても要塞のようです。
テラスもすっかりベンチだけになっていました。

この日、テント場に張ってあったレンタルテントも撤収が進んでいて、ガランとしていました。
そんなテント場を通って小屋へ向かいます。
外で作業をしていた小屋番・ナオキが私に気付いて、手を振ってくれました。

ただいま。
今回もよろしく。

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ちまちまの秋 2

先日、クッキーを焼きました。
ちょっと凝ってみました。
ちまちまの秋なので(笑)

10月はハロウィン。
なのでかぼちゃです。
ハロウィン文化が日本にあったら、お菓子をもらいにやってくる子供達にこんなクッキーをあげられるのに…。
晩秋の涸沢 001

クッキーの外側のかぼちゃ型は、同僚が日本橋の金物店で見つけてきてお土産にくれました。
『これでクッキーを焼いてください♪』とちょっぴり(かなり?)期待も添えてくれました(苦笑)
なので、だったらこれでどうだ!!と言わんばかりに顔もつけてみました。
けっこう、ちまちまです。
時間も掛かるのですが、粘土遊びをしているようで楽しかったです。

クッキー生地にはちゃんとかぼちゃを練りこんでいます。
今流行りのベジタブルスウィーツ?

晩秋の涸沢 003
顔にもちょっぴりバリエーションを。
それにしっかり気付きながら食べてくれる、そんな友達がたくさんいるからこそ、お菓子作りも楽しくなってどんどん作っちゃいます。

写真の色がなんとなく、セピアの出来損ないっぽいのは、電気ストーブの前で写真を撮ったからです。
スミマセン(汗)


♪おまけ♪
昨日から標高2000mを超えたところは積雪が観測されています。
冬型の気圧配置のためです。
上高地も冷たい雨が降ったり止んだり。
寒いです。
ついさっき顔を出した穂高は、真っ白になっていました。
冠雪の穂高

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カラマツが見ごろです!

カラマツが見ごろになりました。
日を受けたカラマツはキラキラしています。
カラマツ 009

カラマツ 008
今日も気持ちがいい天気で、マガモもプカプカ浮かびながら泳いできました。
マガモからすると、川べりに座って写真をとっている姿がおいでと呼ばれた気がしたのでしょう。
エサは、もちろんあげてはいけません。

カラマツ 019
小梨平のキャンプ場の様子です。
川沿いのベンチは満席。
それぞれが気持ちよさそうに過ごしていました。

カラマツ 014
カラマツの森の中にいるとても綺麗で気持ちがいい。
時間の流れが違うような気がします。

今年のカラマツの黄葉は渋い色になりました。
そして、マダラ…。
まだ緑のカラマツもあったり、1本1本の個性が主張しているようにも見えます。

見ごろと同時に、落葉が始まっています。
ハラハラ落ちてくるカラマツ落ち葉は細いので、口の中にうっかり入ってしまいそうです。
風が強いと、刺さって痛い(泣)
すれ違う人は、肩や頭にカラマツがついています。
きっと私も…。

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カツラとカラメルの関係

昨日の夜、賞味期限が過ぎてしまった牛乳があったので、プリンを作りました。
もちろん、腐ってないやつです(焦)

片手鍋に砂糖を入れ、カラメルソースを作ります。
砂糖が焦げてくると…ふわんとあのいい匂い♪
今の季節は外でだってこの匂いが嗅げてしまうのです。
さて、それはどこでしょう?

それは…、遊歩道です。

明神や徳沢に行く途中で、この先お菓子の屋台でもあるのかな?と思わせる甘い香りが時々漂ってきます。
お腹がすいている時やおやつ時は、もう!たまりませんっ!!
その香りの正体は、カツラの落ち葉。

カツラは今月中旬には黄葉し、落ち葉になってしまったけれど、まだ残り香を楽しむことが出来ます。
まぁるい葉っぱを落ち葉の中に見つけたら、そっと手にとってにおいを嗅いでみてください。
甘い香りがすると思います。(時にしないものもあるけれど)

明神や徳沢まで歩いてカツラの香りを満喫して、上高地まで戻ってきたらスウィーツでまったり。
そんな『食欲の秋』を満たす1日もいいですね。


さて、プリンは卵と牛乳をカラメルソースの入った容器に入れて、オーブンで蒸し焼きにしました。
ちょっと焼きすぎちゃいました。
でも、味は良しとしましょう(苦笑)
今度は、柔らかいプリンが作れるといいです。
10月の涸沢 003


♪おまけ♪
行楽日和には、外でお弁当がいいですね。
宿泊されているお客さんに頼まれて作る、お昼のお弁当です。
お弁当
今日は『ミートボール・エビフライ弁当』でした。
エビフライが入っているのは珍しいです。
いつもは磯辺揚げやらハンバーグやらシュウマイやらが入っています。
気まぐれ弁当です(苦笑)
これで、525円也。

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秋です、上高地 その3

今週末は秋晴れに恵まれて、今日もたくさんの人で賑わっています。
カラマツも日々色を増し、あと数日は綺麗なカラマツ街道が見られると思います。
週末のバス規制は今日で終わり。
ひとつずつ、今シーズンの『終わり』が片付いていきます。


上高地の秋 004
ウエストン碑のそばにある、ミズナラの木。
絶妙なグラデーションでした。

今年は、赤がとても良く出ていますよ…と以前ブログに書きました。
山肌を染める赤は確かにキレイに見えます。
ただ、近くでよく観察していると、葉先は真っ赤なのに葉の元は黄色だったり…そんな木も目立ちました。
赤く色づいている途中で、何らかの影響があったのだと思います。
遠くで赤くなっているなぁと思っていても、オレンジだったり、くすんでいたり。

上高地の秋 011
カラマツはこんな感じに色づいています。
木によって、黄金色、キツネ色…ちょっぴりまだらですが、いい感じになってきました。
山肌の黄色もいい色になっています。

上高地の秋 014
玄関にある、ハウチワカエデ。
少しずつ、落葉が始まりました。
澄んだ朱色に染まりました。
ここだけスポットライトを浴びたように、朝日と西日を受けキラキラして見えます。


上高地の秋 002
赤いのは葉っぱだけじゃありません。
駐車場の一角で見つけた、並列トンボ。
この季節、トンボが日向ぼっこしている姿をよく見かけます。

上高地の色づき 004
カントウマユミ。
実を包んでいた皮がぱくっと割れて、オレンジ色の実が顔を出していました。
ピンクとオレンジ。
いい色の組み合わせです。

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秋の上高地散策 右岸編

上高地の河童橋から左岸をおよそ3km(約1時間)歩くと明神館に到着します。
そこから公衆トイレの横を通って歩いていくと、明神橋です。

秋の散歩 002
明神橋からは、明神岳がよく見え、秋の装いでみんなを待っています。
この日は、橋の上で写真を撮っている人や景色を眺めている人がたくさんいて、橋は縦に横にギシギシよく揺れていました。

橋を渡って、梓川の右岸を通って上高地へ帰ります。
2本渡された木道の上を歩いていきます。

秋の散歩 005
明神池から流れ出る水が、木道の下を潜り抜けていきます。
落ち葉が水に浮かび、芸術作品が次々に生まれては流れていきました。
カラマツ落ち葉が作る、水上アートがもうすぐ見られそうです。

遊歩道と治山林道が一緒になる場所があります。
そこには、大人気のモデルさんがいました。
人だかりがすごくて、近づけない…。
そんなモデルさんは、背が高くてそれでいて華奢な…純和風なお方でした。
美しくて綺麗です。
そんなあでやかな姿がこちらになります。
秋の散歩 010

右岸もどんどん葉が落ちて、ずいぶん空が見えて明るくなっていました。
気が付けば、上高地の閉山まで1ヶ月を切ってしまいました。
早いです。
あっと言う間です。
今シーズンやり残したことはないかな…楽しく大切に毎日を過ごしていこうと思います。


♪おまけ♪
河童橋の名物おじさんの油絵です。
少し前までは、開山からGWくらいの限定名物おじさんだったのですが。
去年あたりから、自分の時間が出来たのか、夏や秋にも見かけるようになりました。
朝から夕方まで座って絵を描いたり、絵に興味を持った観光客の方とお話しています。
背中を向けベンチに座っている方が名物おじさんです。
そしておじさんを取り囲むおばさまたち。
秋の散歩 001

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秋の上高地散策 左岸編

秋晴れが続いています。
平日ですが、上高地はとても賑わっています。
多くの人がツアーバスで上高地入りします。
週末はバス規制のため観光バスが入れず、上高地散策のツアー日程を平日にずらす旅行会社が多いようです。

休憩時間が多く取れたので、久しぶりに散歩に行ってきました。

秋の散歩(左岸) 005
河童橋から左岸を少し上流へ歩いていくと、小さな橋があります。
この橋の下を流れるのが、清水川。
水がとても澄んでいて、水面下のイワナや水草などが橋の上から見ることが出来ます。
ちょうど正午だったのですが、日が水面に当たってとても綺麗でした。
この水は湧き水のため、左岸の施設のほとんどがここから水を引いています。

秋の散歩(左岸) 006
ビジターセンターを通り過ぎてさらに進むと、小梨平のキャンプ場に入ります。
ここはカラマツの森。
この季節は、とてもお勧めの場所です。
上を向いて歩こう…つまづかないように注意しながら。
空の青さとカラマツの黄葉が溶け合っています。
テントの中にいると、パラパラとカラマツ落ち葉の音が聞けるかもしれません。

秋の散歩(左岸) 008
遊歩道をずっと歩いていきます。
時々梓川と明神岳が見える場所があります。
明神岳の周りをぐるっと巻いて歩くので、見るたびに明神の姿が変わっていきます。

秋の散歩(左岸) 010
左岸は、地形上、日が当たり始めるのが遅く、この季節はあっと言う間に日陰になってしまいます。
さらに川の冷たい水温のせいで、あたりはひんやりとした空気に包まれています。
そんな場所では、すっかり落葉を終えた木が枝を伸ばしていました。
木を見ていると、ちょっと寂しいような。
でも夏場は日が当たらない場所にも日が届くのでいつもより明るいです。
明るいけど寂しい?ちょっと矛盾しているけれど、それが秋の終わりを示しているのかもしれません。

明神からさらに奥に行ってみました。

徳沢へ続く道は、赤く色づいたカエデが何種類も見られました。
今年はややオレンジ色で散ってしまうものが多いようです。

秋の散歩(左岸) 016
木道の縁に落ちたカエデを撮ってみました。
落ち葉が織り成す模様は、時として心にふっと何かくるものがあります。

秋の散歩(左岸) 019
徳沢に近い歩道にも、落ち葉がこんなに積もっていました。
色とりどりの、あったかビタミンカラーの絨毯のようでした。

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秋です、上高地 その2

一昨日の涸沢での雪の降りっぷりから、真っ白に雪化粧をした穂高の姿を想像し、期待していたのですが…。
昨日の穂高は、稜線にかすかに白く残っている程度で、全くと言っていいほど何もなっていませんでした。
秋の装いでデンっと構えて、今日も上高地に上がってくるお客さんを迎えてくれます。
上高地の色づき 005

河童橋の上では、いつも以上に多くの人達が立ち止まって写真を撮っていました。
絵を描いている人も見かけます。
みなさん、それぞれに上高地の秋を感じているのですね。
最近は、河童橋周辺でファッションチェックをするのが楽しいです。
下界と山の流行を垣間見れる気がします(笑)


上高地の色づき 007
カラマツの黄葉も目に付くようになりました。
川沿いのカラマツも、まばらに色づき始めています。
これから天気がいい日が続きそうで、朝晩冷え込むことが予想されます。
もう1週間もしたら、黄色のカラマツ街道になりそうです。

上高地の色づき 002
私の職場の玄関口にある、ハウチワカエデです。
毎年違った赤色を披露してくれます。
遊歩道から少し入ったところにあるのですが、この時期は人気者でたくさんのカメラマンのモデルになります。
上高地の色づき 008
西日が差すと、本当に艶やかで色っぽいです。
これからもう少し赤色が増しそうです。
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ちまちまの秋

毎年のことですが、ちょっと涼しくなって秋を感じ始めると、無性に凝ったことをやりたくなります。
ちまちましたことをするのが好きです。

今年は『編み物の秋』です。
約1年ごとに、編み物フィーバーがやってきます(苦笑)

小・中学生の頃、クリスマスやバレンタインに向けマフラーを編んでた友達がいたなぁ…。
私は、小さい頃から手芸は得意なほうでした。(ちまちまだから)
けれど、編み物だけは苦手でした。

工程が一定で飽きてしまうこと。
マフラーのようなまっすぐな物は、力加減が一定に編めず細くなったり太くなったりしてしまうこと。
編み目がいつの間にか増えたり減ったりして、それを修正できないこと。
そんな数々の理由により、プレゼント用に必死に編んでいる友達を横目に、「ちゃんと受け取って、使ってもらえるのかなぁ」なんてことを思ってみたり。
ネガティブな悪い女です、スミマセン。

それが、なぜ今になってフィーバー?
それは大人になったから??
いや…決して大人になったからではないとは思いますが、今の生活を始めてからちまちま編むようになりました。
秋の夜長にやることが無かったからか、あまりにも寒くてそういったものが作りたくなったのか、気付いたら毛糸と針を買っていました。

棒針編みもやりますが、私はだいたいかぎ針編みをします。
毛糸1個と針1本で編むことが出来、手軽だからです。
あとは、トラウマになっている力加減がまだ難しくないから(苦笑)

作品は小物ばかりです。
最初のフィーバーの時は、帽子をひたすら作っていました。
当時、スノーボードのインストラクターをしていたので、自分で編んでかぶっていました。
その後は、あみぐるみがマイブームとなり、作っては人にあげていました。

エコたわし 002
…で、今年は。
もっともっとお手軽に作れる、アクリル毛糸を使ったエコたわしを増産しています。
『葉っぱのエコたわし』です。
編み図はインターネットで探しました。
テレビを見ながらでも作れ、すぐに出来上がります。
どれだけ使いやすいかまだ試していないのですが、このたわし、このままコースターにも使えそうです。
エコたわし 001

最近冷え込んできたので、2年前から中断したままのひざ掛けも仕上げなければと思っています。
あとは、冬に向けてニットキャップをまた作ろうかなと。
秋の夜長は、ちまちま。
お茶とお菓子を横に置いて、何も考えずに編み物に没頭する…最高です!!

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秋です、涸沢 その7

3連休は、どのように過ごされましたか?
行楽日和になったこともあり、予想以上に忙しく働いた人、外で思いっきり休暇を楽しんだ人…それぞれの時間を過ごしたことと思います。

この季節の快晴は本当に気持ちが良くて、外に出て何かしたくなりますね。
連休最終日、またまた涸沢に行ってきました。

どんどん秋が麓へむかって降りてきている感じです。
今は、本谷橋の下辺りがとてもキレイに色づいています。
ふっと明るくなったなぁと思って上を見上げると、明るく黄色く色づいたおっきな木々に囲まれていました。
連休の涸沢 010

青空と、山々の色が眩しく光ってとても綺麗でした。
標高の高いところでは、紅葉も終わって冬の準備に入り始めているようです。
葉が落ち、木だけが残ったブッシュが秋の終わりを強調しているように見えました。

連休の涸沢 018
本谷橋から涸沢までの登山道では、ちょうど昼下がりということもあって、見晴らしのいい場所でお弁当を広げたり地図を広げたりしながら秋を満喫している人の姿を見かけました。
こういう時にやっぱり山に登れるというのは、最高です。

連休の涸沢 028
ヒュッテ直下の沢横に出たらこんな感じです。
黄色が綺麗で、もこもこしてます。


今回の涸沢、初もの尽くしでとてもhappyでした。

連休の涸沢 050
初!!!モルゲンロート。
天気予報は「曇りのち雨」だったので、見られないかな…と思っていたのですが。
夜明け前に星が出ていました。
こりゃ期待してもいいのかな?
それが期待していた以上に、キレイでした!
あ…明るくなってきたと思っているうちに日が当たって、そこから一番赤くなるのは、本当に一瞬なんですね。
写真を撮っているより、ずっと目に焼きつくくらい見ていたほうがその瞬間を見逃さないかもしれません。
あっと言う間に終わりました。
それでも、カメラになんとか収めることが出来ました。
この朝焼けを見るために、何日も滞在する人や、何度も足を運ぶ常連さんがいるんですね。
念願が叶いました。
またこの瞬間に出会いたいです!

連休の涸沢 059
そして、初!!!雪。
今シーズン(自分にとって)初雪です。
朝から風が強く、葉っぱが舞い上がっていました。
底冷えするような寒さと、稜線は見えているものの曇り空。
風が止んだなぁと思っていたら、白いものがふわり落ちてきました。
雪です。
稜線が薄っすら雪化粧しているのは2回見ているのですが、目の前に舞い落ちてくる雪を見たのは初でした。
ふわりふわり、舞い落ちてきます。
わぁ…と外でしばらく眺めました。
そうこうしているうちに、空が暗くなり…ガンガン降り始めました。
微妙な重たい雪です。
10月でこんな雪に出会える場所があるんですね。
それにしても、この降りっぷり。
稜線は真っ白になるかも。

上高地に戻ってきたら、一瞬顔を出した穂高の山は、雪化粧中でした。
明日はもっと!?


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秋です、上高地 その1

涸沢やら、近辺の山のことばかり書いて、上高地はどうなってんの?…と言われそうですね(苦笑)

上高地は、3連休は天気に恵まれたこともあって、たくさんの人で賑わいました。
どれくらい賑わったかと言うと…。

昨日(12日)は、長野県側の駐車場、沢渡で午前中早々と満車になり、空き待ちの車が右往左往。
そのお陰で、沢渡から麓の新島々辺りまでノロノロ大渋滞に見舞われたそうです。
新島々から上高地入りするのに、いつもの3倍以上の時間が掛かったとか。
ピストン運行するシャトルバスもその渋滞に巻き込まれ、行き来がうまく出来ず、上高地では帰りのバスを待つ長蛇の列が出来ていました。

秋の上高地 007
そんな上高地は、カラマツの黄葉にはまだ少し早いものの、上高地一帯はかなりいい色に染まってきています。
今年の赤はとってもきれい。
カエデが冴えていますよ。

秋の上高地 015
バスターミナルのトイレ前からインフォメーションセンターの上を見上げてみると、こんな感じです。
実際はもっと赤が目に飛び込んできます。

006.jpg
そして、毎年必ず綺麗に染まるのが、西糸屋山荘さんの前にあるカエデ。
まだ下のほうはオレンジ色をしていますが、数日もしたら全体が真っ赤に染まります。
これぞ、日本の赤!!だと思います。

秋の上高地 004
これは私の職場へ続く道の途中にあるイタヤカエデです。
黄色くなって、そろそろ落ち葉になりそうです。

落ち葉の絨毯
風吹かれて、クルクル舞い落ちた色とりどりの葉っぱたち。
砂利道を覆って、落ち葉絨毯が出来上がっていました。
歩くと、ガサガサ大合唱です。


秋の上高地 002
空がぐんと高くなりました。
川の水が少なくなったので、川原を散歩することもあります。
空と山と…足元を見ながらガシャガシャ音をたてて歩きます。

朝は霜が降りることが多くなりました。
日が当たると、枝についた霜が一斉に融け、水滴となって落ちてきます。
気の早いカラマツは、風に吹かれてハラリと落ちてきます。
これから先の季節は、上からの落下物に注意です。

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葉っぱの色が変わってきたよ 4

涸沢の紅葉…と言ったら、ナナカマドです。
ナナカマドは、『7回かまどに入れないと燃えないくらい、燃えにくい』という言われから名前が付けられたという説があります。
葉の形を見てみると、ギザギザの形をしていたり、丸かったりします。

10月の涸沢 051
タカネナナカマド。
先端は鋭くとがり、葉は下部からギザギザと鋸状になっています。

10月の涸沢 071
ウラジロナナカマド。
葉の半分から上がギザギザで、下半分は丸くなっています。

ナナカマドの種類によって、鮮やかに赤くなる葉とならない葉があるらしいです。
そんな発見があると、また見方が変わって面白いですよね。


10月の涸沢 004
横尾のカツラも、黄葉が進んでいました。
優しい色になってきましたよ。(10月6日の画像)

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秋です、涸沢 その6

10月8日 【3日目】

今朝も、曇り空でした。
滞在中に朝焼けが見たい!!と思っていたのに、今朝も見られませんでした。
昨日は、一瞬赤くなったそうです。

日帰りじゃなく、宿泊したときの醍醐味は、暮れ行く山の姿や満天の星空や朝焼けが見られるということ。
紅葉と朝焼けの絶妙感…味わいたかったなぁ(泣)
でも、稜線が薄っすら雪化粧をしている姿を見ることが出来ました。
この姿も、昨夜泊まった人しか見られないのです。
お昼前には融けてなくなってしまうから。
10月の涸沢 082

今日は、荷揚げの日でした。
上高地から荷物を吊ったヘリが上がってきます。
これから迎える3連休のための食材が中心です。

荷揚げは周辺の小屋との共同作業で、いつ荷物が飛んでくるか分かりません。
掃除をしていたら、まず1便目が上がりました。
「飛んだよ~!!!」という召集の合図に、男衆がヘリポートへ向かいます。

10月の涸沢 093
小屋の横から、ヘリの荷揚げの様子を撮ってみました。
紅葉をバックに。

10月の涸沢 100
2便目は、ちょっと一息つこうかな…とみんなでお茶をしている時に召集が掛かりました。
すぐそばで撮らせてもらいましたが、風圧で涙が出ました(苦笑)

10月の涸沢 107
積荷をほどいて、小屋に運びます。
そして倉庫に荷物を整理していきます。

少しだけ時間が出来たので、ヒュッテまで往復してきました。
山岳カメラマンのコンタツおじさんが昨日から撮影で来ています。
コンタツさんがちょうど外に居たので、すぐに行ける撮影スポットを教えてもらいました。

10月の涸沢 116
稜線から、ヒュッテの下までずっと赤と黄色の絨毯が広がっているみたいです。

10月の涸沢 114
青空がほんの少しだけ見えました。
青空と稜線はその後、姿を隠してしまいました。
また見えるかな?とシャッターチャンスをうかがっている方もいました。

この日、平日でしたが紅葉のピークを待っていた宿泊客が一気に増えました。
布団1枚に約2人が寝ることになっていました。
連休はタタミ一畳に3人以上になりそうらしい…ちょっと想像が出来ないです。
覚悟して上がっていっても、やっぱりよく寝られないそうです。(当然か…)

それでも、これだけの人がこのおわんの中に集まってくるのは、そうまでしてでも見たい、見る価値があるからだと思います。
やっぱり私も来年も涸沢の紅葉を見たいと思います。



これをアップする今日は、そんな3連休の真ん中です。
小屋番のみんなは朝早くから頑張っているのでしょうね。
本当にお疲れさま!!
そして涸沢に着いた人達は窮屈な思いをしながらも、紅葉を楽しんでいることと思います。
今日、明日の天気予報は快晴。
天気に恵まれてよかったです。
上高地もさわやかな秋晴れが広がっています。


♪おまけ♪
10月のイベントと言ったら、ハロウィン。
受付にはこんなかわいいカボチャくんが、来た人を出迎えてくれていました。
10月の涸沢 110

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秋です、涸沢 その5

10月7日 【2日目】

涸沢は今日も青空がほとんど見えませんでした。

朝食を終えた人たちは、稜線へ向かう人、下る人、涸沢の紅葉を満喫すべく滞在する人に別れていきます。

10月の涸沢 038
朝のデッキでのひとコマ。
何気に撮ったのですが、カールを眺めるふたりは、同じような格好をしています。
信頼のおける山仲間同士なのでしょうか。
そんな後姿…なんかいいな。

涸沢に登る際、ヒュッテ直下で、ヒュッテと小屋との分岐になります。
多くの人はヒュッテ方面へ行くのですが、この季節はぜひ小屋方向に歩いてみてください。
ヒュッテに行かれる方は、数m遠回りになりますが・・・。
まだまだ若いナナカマドが道の両脇に生えていて、真っ赤に色づいて出迎えてくれます。
そこからテント場に出て、視界が開けたときの景色はとてもキレイです。
息が切れながらも、上がってきて良かったと思うはずです。

10月の涸沢 043
そんなお勧めのテント場に、キレイに色づいたナナカマドを発見しました。
この横に、マイホームを張ったら気持ち良さそうです。
みんなが自分の家に注目してくれそう(笑)

10月の涸沢 055
テント場からの眺めです。
ずっと眺めていたい景色です。

10月の涸沢 061
カール内にあるパノラマコースは、夏はお花畑、秋は紅葉といつも私達を楽しませてくれます。
ぐるっと1周で1時間のちょうどいいお散歩コースです。
優しいオレンジ色の紅葉。
こんな紅葉もいいかも。
涸沢槍もかっこいいです。

10月の涸沢 068
そしてここにも、紅に染まったナナカマドがありました。
アップで撮って、山を入れて撮って…いい被写体です。

散歩を終えたら、小屋のお手伝い。
平日にも関わらず、たくさんの方が来られていました。
みなさん、本当にこの季節を心待ちにしていらっしゃるのですね。

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秋です、涸沢 その4

最盛期の涸沢。
毎年、秋の紅葉を楽しみにしていますが、これまでは日帰り山行でした。
さて、今回はどんな紅葉が待っているのでしょうか。


10月6日 【1日目】

今日は…またしても雨。
前日の天気予報で、朝方まで90%の降水確率だったので、諦めと覚悟は出来ていました。
傘を差して出発することが当たり前のようになっているのが少々悔しかったけれど…。

今日は、しっかり降っていたこともあって、傘を差して歩く人の姿が多く見られました。
人が多いと邪魔になるので、いつもは本谷橋まで粘って差して歩くのですが岩小屋跡を過ぎた辺りからたたんで歩きました。

雨の日、歩いている時にすること。
ひとつは妄想(苦笑)
もうひとつはカッパの観察。

カッパ?
分かっているとは思いますが、河童ではなく合羽、雨具のことです。
すれ違う人の『ファッションチェック・カッパ編』と言ったところでしょうか。

ここ数年で、いろんな色のカッパを見かけるようになりました。
自分に似合う色や好きな色を選んで着られるのはいいですよね。
今年の流行は、スモーキーカラーなのでしょうか?
くすんだピンクやグレーのカッパを着ている女性も多くいました。

暗い樹林帯の中で、いきなり全身黒尽くめの男性が現れて、びっくりしたことがありました。
赤一色や、黄色一色の人も見かけることがあります。
フードをかぶれば完璧に一色です。
ザックカバーも同じ色。
そういう人を見かけると今度は、「その色が好きなのかな?」「色を合わせて買ったのかな?」なんて考えてしまいます。

そういう私は…カッパは黄、ザックカバーは赤、そして傘は青。
信号カラーです(爆)
しかも傘の内側にはド○えもんの4次元空間がプリントされています。
雨の日に、信号カラーを見かけたら…私かもしれませんね。

10月の涸沢 005
さて、歩いているうちに屏風岩が見えてきました。
ガスの合間に見える、小さな木立が赤や黄色に染まっていました。
そしてその先には、滝が出現していました。
降水量がある雨の日にしか見られない光景です。

10月の涸沢 009
本谷橋から沢を見下ろしながら歩きます。
遠くに見える黄色い色が、日が照らずに暗いはずの辺り一帯を明るくしてくれます。
1週間でこんなに変わるのかと思うほど、色が変わっていました。
黄色く色づいた木が、登るたびに増えていきます。
黄色の葉はびっくりするくらい光を通し、雨が降っているはずなのになんだか晴れた日に歩いている気分になってくるから不思議です。

途中で、すれ違った年配の女性の方に「いい時に来たわねぇ」と言ってもらったり、ヒュッテ直下で下ってきたオジサンに「最高だよ!!」とえらく元気をもらったりしました。
ありがとうございます。
こんな一期一会を、大切にしていきたいです。

小屋に着いて、ほっとひと息していると雨が上がってきました。
デッキに出てみると、先週より色を増した景色が広がっていました。

眼下に激しく動く木があります。
ん!?と見ている間に、ガサガサガサガサ…順番に木が動きます。
あっちでワサワサ、こっちでガサガサ。
そこに現れたのは、おサルの集団。
小さな赤ちゃんを連れたサル、子どもから大人になるくらいのサル、ボスザル。
10匹くらいのサルが、小屋上の登山道を通って慌てて上に向かっていきました。
サルのお尻と、ナナカマド…どっちが赤いのでしょうか。
2008y10m10d_061053130.jpg

涸沢の紅葉は、ピークです。
この日、小屋の電話は予約と紅葉情報の問い合わせで鳴りっぱなしでした。

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秋の祭典@涸沢

一番賑やかな季節が涸沢にやってきました。

涸沢は今、紅葉のピークと人の多さのピークを迎えています。
いえいえ、人のピークは週末の3連休のようですが。(特に土曜日、日曜日)
今日の信濃毎日新聞には、昨日はヒュッテ、小屋の宿泊者数は合わせて700人を超えたと書いてありました。
テント泊の方も入れたら、カールの中は大賑わいですね。

詳しいことは、また改めてブログにアップしますが、今日は紅葉のベストショットを先にアップします。

10月の涸沢 067
小屋から少し上がったところに、キレイに紅葉したナナカマドを見つけました。
全部のナナカマドがこうだったらな…と思ったのですが、それぞれ違う表情だから面白い。
だから毎年、その年のベストな紅葉を楽しみに登るんですよね。

10月の涸沢 117
パノラマコースへ少し入ったところからの、涸沢カールの眺めです。
山肌を彩る赤や黄色、緑の木立がとてもキレイでした。

今が一番見ごろです。

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バンフ映画祭

先日、乗鞍高原の野外特設ステージでpatagonia主催の、『BANFF MOUTAIN FILM FESTIVAL in JAPAN』が開催されました。

毎年11月にカナダのアルバータ州バンフで行われる映画祭です。
300本を越える応募作品の中からグランプリおよび受賞作数点を選出し、その中から選ばれた作品がカナダ国内を始め、世界29カ国を廻るワールドツアーとして上映会が開催されます。
その映画祭が、乗鞍にやってきたのです。
日本ツアーの第1弾でした。

昨年は、松本市の市制100周年記念事業の一環として、まつもと市民芸術館で開催されました。
この時は新聞広告で見て、興味を持ち見に行きました。
私が普段楽しんでいるアウトドアの域を超えた迫力ある映像に、衝撃を受けました。

それが今年も開催されると聞いて、とても楽しみにしていました。
ただ、野外で上映されること、それゆえに夜の開催であること、場所が乗鞍ということ(交通の不便さ)…いったいどれだけの人が集まるのかフタを開けるまでまったく予想がつかない状況だったようです。


仕事を終え、車に飛び乗って乗鞍に向かいました。
場所は、冬のナイターでよく行くいがやスキー場近くの野外音楽堂です。

会場に着いたら、ちょうど照明が消えて、オープニングが始まりました。
中に入ったら整然と並べられた椅子の数と、それがほとんど埋まっていることにビックリしました。
人がいっぱいいる!!
後ろのほうにまわって、空いている席を見つけ滑り込むように座りました。
映画祭 009

そして、ふっと一息ついて、あたりを見回すときれいな夜空が浮かんできました。
わぁ…星がいっぱい!

星を眺めていると、patagoniaスタッフの短いあいさつがあって、最初の作品がスクリーンに映し出されました。
山の頂からスキーで滑り降りていく作品でした。
猛スピードの滑走と、大きな雪崩の恐ろしさに会場からどよめきが起こります。

失われゆく森林で、マウンテンバイクを走らせ、環境について見つめなおす作品。
クライミングの写真を追求する写真家を追った作品。
そして、アルパインスキーヤーでも障害を感じさせない迫力ある滑りを撮った作品。

短編でありながら、中身の濃い作品を一気に見ることが出来ました。
スクリーンに集中していて、エンドロールが流れ、ふっと現実に戻る瞬間…空には満天の星があるのです。
映画を見終わった後の余韻を、星が見守っていてくれる、そんな感じでしょうか。

標高1500mに近い乗鞍の夜は冷えることもあって、休憩になると皆一斉に席を立ちます。
会場の横で、出店していたSPRING BANKのホットドリンクバーは大盛況。
ブース内では、マスターやお手伝いをしていた友達が忙しそうに飲み物を作っていました。
私も、ホットカルーアを注文し、後半の上映に備えました。
友達もたくさん来ていて、久しぶりにおしゃべりに花が咲きました。
映画祭 005

後半は若いプロクライマーのライフスタイルを追いかけた作品でした。
なかなか登れない岩壁にしがみついている姿を見ているうちに、手に汗握る…そんな感じでした。
フォールするたび、やはり「あぁ…」と会場内からため息が漏れます。
華麗なムーブに見入って、50分の大作もあっと言う間に終わってしまいました。

夜露が降りて、肩や腕の方がしっとり濡れていました。
星も瞬いていました。

たまにはこんな野外の映画も雰囲気が違っていいですね。

下界の出来事 | コメント:0 | トラックバック:0 |

葉っぱの色が変わってきたよ 3

乗鞍高原と焼岳の紅葉情報です。
10月3日現在のものです。

乗鞍も秋がぐんぐん深まってきているようです。
番所大滝周辺では、鮮やかに色づいたモミジが見られるようになってきました。

白樺峠サイクリング 020
鈴蘭のバス停にあるモミジ。
先のほうからだんだんと赤くなってきていました。
鮮やかに色づいていて、とてもきれいです。

秋の焼岳 026
上高地から焼岳へ登る時、一番大きくて垂直なハシゴを登りきったら。
そこは赤いトンネルでした。
カエデがきれいに色づき、迎えてくれます。
上ばかり見とれていて足元をしっかり固めないと大変なことになります。
気をつけて。
足元の安全を確認してから、紅葉を堪能してくださいね。
秋の焼岳 028

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秋です、焼岳

あまりにも天気が良かったので、焼岳に行ってきました。

多くの人が歩く穂高橋を横目に、治山林道に入っていきます。
ここからは、人はほとんど見かけなくなります。
車もめったに通りません。
焼岳登山口までおよそ800m。
足早に歩いていきます。

登山口から入ってすぐ、いきなりぬかるみが大きな口を開けて待っていました。
歩けそうな場所を…探して足を置いたとたん、ヌルっと!滑りました。
靴の横には真っ黒い泥がべっとりと張り付き、なんだか先行きが怪しい気がします。
大丈夫かな。

それでも気を取り直して、登っていきます。
トチの実がたくさん落ちていました。
栃餅食べたい…やっぱり食欲の秋です(苦笑)

時々、視界が良くなる場所が出てきますが、あまり身を出して覗き込むのは禁物です。
大きくえぐられた沢が眼下にあります。
侵食の規模の大きさに、自然の威力を目の当たりにします。

秋の焼岳 007
大きな岩が行く手を阻みます。
ハシゴが目の前で待っています。
赤や黄色の木が色どりを添えていました。

秋の焼岳 005
手作り感たっぷり漂う、ハシゴをいくつか登ったら笹が広がっています。
目の前には、近づいてきた焼岳の稜線が大きく姿を現し、そこから堀の深い沢筋が見えました。

秋の焼岳 009
後ろを振り返ったら、下に小さく上高地が見え、さらに色づいた六百山が見えました。
空にはすじ雲が広がっていました。

笹に囲まれながら、ひたすら歩いたら焼岳小屋に到着です。
ノンストップで展望台を経由して、山頂を目指します。
展望台を過ぎて振り返ったら、穂高がいつもと違った角度で見えました。
あれ?西穂はガスが出てますね。
秋の焼岳 017

嫌な予感が…当たりました。
さてこれから!という時に目の前にはガスが…あっと言う間に真っ白です。
またしても、またしても。
やっぱりこんなオチですかい!!

これまでハイスピードで歩いていたのに、やる気が無くなって一気にペースダウンです。
ガスに巻かれながら下りてきた人に「今から登るの?」と気の毒そうに言われ、ますますガックリしてしまいました。
「何も見えないなら、引き返そうか」
そればかりグルグル頭の中で回っていました。

秋の焼岳 022
それでもせっかくだからと登ってみたら、山頂からはかすかに景色が見えました。
一瞬でしたけど(苦笑)

秋の焼岳 024
北峰山頂直下にある、噴火口からは今日ももくもくと水蒸気が上がり、硫黄の匂いがあたりを覆っていました。

やっぱり夏山だけじゃなく、この季節も朝早くから登ったほうがいい景色に出会えるのかな。
そう思いながら、来た道を引き返しました。

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タカの渡り

乗鞍の友達に誘われて、白樺峠に行ってきました。
先日、「タカの渡りを見ながら、秋を感じるのもいいですねぇ」なんてブログに書いた記憶があるのですが、まさかこんなに早く実現するとは!!

白樺峠は、乗鞍高原から奈川へ抜ける、上高地乗鞍林道の途中にあります。
天気がいいので、自転車でツーリングも兼ねて行くことになりました。
おにぎりとおやつを持って、観光センターを出発します。

いつも思うのは、乗鞍は広くて、知らない場所がまだまだいっぱいあるということ。
去年の秋にもツーリングに連れて行ってもらって、のどかな空間とキレイな紅葉に感動していたっけ。

一の瀬園地に向かう途中から、林道に入っていきます。
うねうねした登り道を漕いで行きます。
時々下っては上って。
車があまり通らないので、道いっぱいに広がってみたり。
上を見ると青空が広がって、気持ちのいいツーリングです。
開けた場所に出ると、自転車を止めて景色を眺めます。

白樺峠サイクリング 001
大日岳から剣が峰、摩利支天、富士見…ずっと連なる山々と、麓には雪を待つ乗鞍高原のスキー場。
ちょっと茶色いけれど、きれいな景色が広がっていました。
やっぱり、乗鞍は広いです。

グングン気温も上がって、「タカ、いっぱい飛ぶかな?」と期待も共に急上昇です。

白樺峠に着いたら、そこから『タカ見広場』まで歩いて登ります。
県外の車がけっこう止まっていてびっくりしました。
「どこからこんな場所の情報を知るんだろう?」
そう思いながら広場に到着すると、大きな望遠レンズが着いたカメラを設置し、双眼鏡でタカを探す人達の姿が…。
勝手に想像していた、野鳥の会の光景とぴったり!
天気のいい週末になると、たくさんの人で賑わうらしいです。
渡っていくタカより、タカを見る人の方が多かったりして!?

広場は見通しが良いように切り開かれた場所で、雨がしのげるようにバス停の待合所サイズの小さいあずま屋が3棟建っていました。
座って待てるように、切り倒した樹をベンチにしたり、タカの渡りのための素朴な工夫がしてある場所でした。

白樺峠サイクリング 015
あずま屋の1棟の中の様子です。
今年のタカの渡り情報(速報)が毎日棒グラフになっています。
毎年の推移もあったりして、細かい記録に感心するばかり。
多い時は、4000羽飛んだ記録もありました。
そんな時は、『タカ柱』と呼ばれるものが出現するそうです。
一度、そんな大迫力な風景を見てみたいです。

さて、実際のタカの観測は…期待しているほど一度にバサァッと飛ぶわけではなく、1羽飛んでいるのを見つけ、その様子を見守る…そんなのんびりしたものでした。
誰かが「あ!」と声を上げて立ち上がって双眼鏡を覗くと、皆一斉に視線をその方向に合わせる。
タカは、そんな視線を知ってか知らずか、上昇気流にのってふわぁと昇っていきます。
その様子が、ゆっくり円を描くようにくるりくるり回っているように見えます。

お茶を飲み、おやつを食べ、おにぎりを食べ…本当にのんびり日光浴をしながら時間を過ごしました。
一番多い時で、5羽くらい。
上昇気流も遠くで発生することが多く、あまり峠の真上を渡っていくことは無いらしいです。
2008y10m04d_065826020.jpg
それでも真上で3羽のタカが舞っている姿を、捉えました。
ゴマより小さい標的に少々手こずりましたが(苦笑)

白樺峠サイクリング 012
そんな空に溶けていくタカを見守る人達。(タカは右上部にうっすら写っています)
青空を見上げる姿…なんかいいですねぇ。
結局この日は、2時間くらい居て20羽弱のタカを見ました。
初めてのタカの渡りの観察は、楽しかったです。

白樺峠サイクリング 018
広場からの帰り道です。
ススキと白樺がキラキラしていました。

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実りの秋 2

涸沢に行くまでに見つけた、様々な実。
すっかり秋ですねぇ。


秋の涸沢 1 001
コナシの実が真っ赤になりました。
この実はサルの大好物です。
いつ食べにくるのかなぁ?といつも見ているのですが…いまだ健在です。
食べるときには一斉にやってきて、一度に食べてしまいます。

秋の涸沢 1 004
フッキソウの実。
白いボールガムのようで、食べたらミントの味がするんじゃないかと想像してしまいます。
想像するだけで、手は出ません。
まずいとショックを受けますから…味をご存知の方、教えてください(苦笑)
雨に濡れてつややかに光っていました。

秋の涸沢 1 017
オオカメノキの実です。
登山道に覆いかぶさるように、大きな葉を広げながら実をつけていました。
熟れているなぁと思っていたのですが、完熟すると黒くなるそうです。

秋の涸沢 1 024
山のブルーベリー。
昨年、中央アルプスに行った時に、食べられることを知りました。
それからは、見つけるたびにひたすら食べてしまいます。
果汁で手が染まってしまいますが美味です。
国立公園内デス…本当は食べちゃダメなんですよね(焦)

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葉っぱの色が変わってきたよ 2

涸沢の紅葉(黄葉)情報です。
10月2日現在のものです。

秋の涸沢 1 012
横尾大橋のふもとにある、カツラの木です。
こんもりまぁるい木の形がかわいらしい。
その周りにはベンチも置いてあって、夏は木陰で、秋は色づきを楽しみながら休憩することが出来ます。
けれど、今年はちょっといつもと様子が違う?
カツラの葉は黄色く色づくはずなのですが…ちょっぴり茶色のような紫のような。
秋の涸沢 1 013

秋の涸沢 1 021
本谷橋を渡りきったところに、鮮やかに紅葉している木がありました。
涸沢に着く前に、こんなにキレイな紅葉を見たら、気分も盛り上がって葉の色づきに期待してしまいます。

秋の涸沢 1 025
ナナカマドの紅葉です。
まだまだ色づいていないものもありますが、こんな風に赤くなっているものもありました。

赤や黄色を探しながらゆっくり歩く、秋の山登り。
とっても心が充実します。

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秋です、涸沢 その3

10月1日 【3日目】

2泊3日という日程は、長いようで短い。
気が付けば、もう最終日といった感じです。
今回も、随分楽しませてもらいました。

雨が降っているからと部屋でひとり静かに過ごすのもいいけれど、こうしてみんなと色んな話をしたり笑ったりしながら過ごすのはもっといい。

最近は、上がっていったら、「お帰りなさい」「ただいま」、下るときには「いってらっしゃい」「いってきます」と言うようになりました(笑)
すっかり馴染んでしまっています。
そんな環境に居られることがとても嬉しいです。
そして、こんな私を自然に受け入れてくれるみんなに感謝しています。
本当にありがとう。

いつも帰る時は寂しいけれど、それ以上に涸沢で元気パワーをもらっている気がして、明日からまた元気に頑張ろうという気持ちになります。

そんなほくほくした気持ちで、涸沢を後にしました。
下っていく登山客の方の多くは、振り返りながら紅葉を確かめるように名残惜しそうに下っていくのですが、それを追い越してグングン下ってしまいました。
また来ますね。
その時はよろしくお願いします。


秋の涸沢 1 015
横尾、岩小屋跡を過ぎてしばらく歩いたところに雨に濡れてしっとりと咲く、フジアザミを見つけました。
他の花は咲き終わり、実を作ったり枯れつつある中で、この花だけがみずみずしく咲いていました。
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秋です、涸沢 その2

9月30日 【2日目】

9月ももう終わりです。
早いですね…。
朝起きて外に出たら、雨は上がっていました。
が、昨日とガラリと気候が変わって、なんだか生ぬるい感じがします。
台風の影響でしょうか。
ガスが発生し、真っ白い雲の中に居るような気分になりました。
時々、雲の隙間から、山がかすかに見えます。
お!っと思ってカメラを持って外に出たら雲隠れ。
そんないたちごっこを繰り広げます。
お昼頃までそれが続きました。

午後になって、やっとガスが抜けてきました。
穂高の稜線は、相変わらず隠れたままですが、パノラマコースやカールの中の紅葉の様子は良く分かります。

秋の涸沢 1 027
涸沢小屋から見た、ヒュッテとパノラマコースの様子です。
ヒュッテからテン場にかけて、パノラマコースの一部の斜面がかなり色づいてきています。
赤…と言うよりは、蛍光オレンジや黄色っぽいです。

秋の涸沢 1 032
テン場から見た、カール中央です。
ザイテングラード取り付きまでの部分が、様々な色に変化していてカラフルです。

午後の昼下がりのひとコマです。

秋の涸沢 1 029
雨上がりに作業をする、小屋番・男衆。
パイプを打ち込む、力強い音が、カールに響いていました。

秋の涸沢 1 034
そして、交代で出来た休憩時間に、クライミングをしていました。
私も涸沢の天然ボルダディングに初トライさせてもらいました。
血豆ができ、皮がむけました。
余計な力がそこかしこに入るらしく、すぐに落ちてしまいました。
全くお話になりません、状態です(溜息)
かっこいいムーブが出来るようになりたいなぁと思うのですが…。

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秋です、涸沢 その1

1ヶ月ぶりに、涸沢に行ってきました。
「まだ紅葉のピークには早いんじゃない?」と言われながら…。
いえいえ、ピークになりそうな時にまた改めて行くんです(笑)

台風15号が、沖縄周辺にいました。
また!?…って言いたくなるほど、台風とニアミスです。
休みが(苦笑)
これだけ悪天候に休みがかぶってくると、もう笑うしかないです。

台風と台風の北にある秋雨前線の影響で、天気予報は傘マークのオンパレードでした。

連休が取れても、こんな天気予報を見たら、テントを担いで山へ…行く気にもなれず、かと言って休みを変えられず。
でも、部屋に籠もって休みをゴロゴロと過ごすのも寂しすぎる。
やっぱり山に、涸沢に行こうと決めたのです。

ピークには少し早いけれど、移り行く葉の色を確認するのもいいじゃないかと。
ひょっとしたら、滞在中に晴れるかもしれないし。


9月29日 【1日目】

お昼に涸沢に着けるように、6時半過ぎに出発しました。
いつ降ってもおかしくない、どんよりした雲行き…カッパを着込んで外に出ると、すでに降り始めていました。
折り畳み傘を出して歩きます。

横尾までは、いつものように(?)色んなことを考えながら歩きます。
普段ここまで長い時間、物思いにふけることは無いので、結構貴重な時間だったりします。
…が、今回も雨のせいか、ネガティブ思考が炸裂していました(苦笑)

「こんな時に涸沢に行って、みんなの迷惑にならないかな?」
何を根拠に?と思われてしまいそうな、勝手な悩み事でした。(スミマセン!)

挨拶を交わしながらすれ違うのですが、やはりこれから先の天候を予想して、下ってくる人ばかりです。
すれ違う際、「これから登るの!?」と言われることもありました。
それもそのはず。
強い寒気の影響で、山は初雪、初冠雪でした。

雨は降っているけれど、明神の稜線が見えていました。
最初は、「茶色になってるなぁ」と漠然と見ながら歩いていたのですが、稜線がやけに白く見えます。
ガスが出ているせいかな?雨のせいかな??
と思っていたら、途中で雪だということに気が付きました。
うっすらと山肌に雪が付いている程度だったので、分かりにくかったのです。
「初雪だぁ♪」
それだけで、もうウキウキです。
雪が降ると嬉しくなるのは何故なのでしょう。
秋の涸沢 1 008

横尾を過ぎ、本谷橋までの途中で、前日にチェックアウトされた鳥取から来られたご夫婦とすれ違いました。
「もしかして?」と声を掛けていただいて、ちょっと立ち話をしました。
前日に涸沢で泊まり、北穂へ上がろうと予定していたら、稜線が白かったので引き返したとのことでした。
パノラマコースで涸沢に登ったら、槍も見え紅葉も見れて満足したと。
「またいらしてくださいね。お気を付けて」
そう言って分かれたのですが、優しい笑顔がおふたりともステキで、とても温かい気持ちになりました。
ありがとうございました。

秋の涸沢 1 019
本谷橋に到着しました。
混雑を避けるために設置された橋も、新設された道標も、雨に濡れています。
そして、人が居ない!
これまで何度も通る度に、休憩している人や橋を譲り合って渡る人を必ず見かけていたのに、人影が全くありませんでした。
いくら悪天候でも、この季節、人が居ないことなんて無いでしょう…と思っていたのでビックリしました。

秋の涸沢 1 023
カッパに当たる雨音を聞きながら、涸沢を目指します。
途中で時折明るくなり、顔を覗かせる山々に、淡い期待を抱きます。
けれど、本谷から上の紅葉もまだまだこれからといった感じで、青々としている樹が多くありました。

小屋に着くと、いつもの顔ぶれが笑顔で迎えてくれ、ほっとしました。
「久しぶり!」と言ってくれるみんなの顔を見て、来て良かったなぁと思いました。

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