夏の訪れ2008-07-18 Fri 14:12
短い夏の訪れを告げる花が、遊歩道に彩りを添えています。
平日も大型バスが次々に上がってくるようになりました。 夏の花が咲いて、人が増えて、こうして上高地に夏が来たんだと実感します。 毎日暑いです。 昨日の松本の最高気温は35℃。 上高地も暑い風が吹き抜けていました。 ヨツバヒヨドリ。 蕾をいっぱいつけて、開花の時を待っています。 日当たりのいい場所でよく見られます。 シロバナノヘビイチゴ。 6月上旬ごろ白い花を咲かせていたのですが、そこに実が出来ました。 食卓に並ぶイチゴそのものかと思うくらい大きくて、おいしそうでした。 ヘビイチゴとありますが、食べられるらしいです。 ウツボグサ。 真ん中に伸びる花穂が、槍を入れる『うつぼ』に似ていることからこの名前が付けられたそうです。 花穂についた紫色の唇形花の蜜にたくさんの虫が集まってきます。 年々見られる場所が少なくなってきているそうです。 そう言えば群生していた場所が、今年は木が切られ展望が良くなったせいで踏み荒らされて例年より数が少ない気がします。 田代橋と穂高橋の間に咲いています。 ゼンテイカ。 『ニッコウキスゲ』で馴染みのあるこの花は、『ゼンテイカ』が正式な名前です。 黄色に近いオレンジ色の花は、とても目立ちます。 日当たりのよい湿地に咲き、ウエストン園地に続く木道から小さな群生を見ることが出来ます。 近年、少しずつ増えてきていて、1株だけ咲いている場所もあります。 信州では、霧が峰などのビーナスライン周辺でとてもきれいなお花畑が広がっており、今見ごろを迎えているようです。 クルマユリ。 こちらは濃いオレンジ色に黒い斑点がつき、後ろに反り返った花びらが特徴です。 この花を見ると、標高の高いところに居るんだなぁ…となぜかいつも思ってしまいます。 写真には葉が写っていませんが、葉が輪生していることから『車百合』と名付けられたそうです。 五千尺ロッヂさんの前で見つけました。 スポンサーサイト
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