上ッテ下ッテ また 上ル

毎日あんなに暑かったはずなのに…なんだか秋らしさいっぱいの上高地です。ここからまた、上ったり下ったり。

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タケノコを食す

信州育ちの友達から、この辺りでは『ネマガリダケ』と呼ばれるタケノコの瓶詰めをもらいました。

私の実家では、水煮になって市販されているタイプの大きなタケノコをよく煮物にして食べます。
しかし、3月末には普通に出回っているので、信州に居ると食べ物の旬の時期の違いに気候の違いを実感することが度々あります。

友達とタケノコの話になり、「こっちではもっぱら、中国産の水煮しか食べたことが無い」と言ったらわざわざ持ってきてくれました。
サバ缶と一緒に。
タケノコ1

ん?サバ缶!?
タケノコで味噌汁作るとおいしいよと言っていたのに、なんでサバ缶なんだろうかと思っていたら、サバの水煮缶詰をお味噌汁に入れるとのこと。
最初は半信半疑でした。

このタケノコ汁を励みに、ハードな一週間を乗り切りました。
そして、せっかくなので普段自炊生活の同僚に声をかけ、一緒に食べる約束をしました。


さて、研修の後片付けを全て終えた後、厨房に立ちます。
前日の夕飯時に仕込んで大量に余った春雨を使った『豚しゃぶサラダ』と、Tちゃんリクエストの『肉じゃが』、『モロヘイヤのおひたし』をおかずに作りました。

いよいよタケノコ汁の仕込みです。
ダシはサバ缶で…と思っていたので、お湯を沸かしてタケノコをまず入れます。
…瓶のフタが開きません(汗)
厨房には私ひとりなので、他の誰かの力を借りることが出来ない…どうしよう。
正直、かなり焦りました。

その時思い出したのが母の言葉でした。
『沸騰したお湯の中に、瓶を逆さまにいれてしばらくすると開きやすくなる』
以前に言われたときは、お湯を沸かすのが面倒くさかったので無理やりこじ開けました。
今回はどう頑張っても開かなさそうなので、その知恵を拝借することに。
あ、なんだこんなに簡単に開くんだ…お母さんありがとう!!

タケノコ2
そんなハプニングの後は、順調に仕上がりました。
あ、「サバは崩して入れてね」との友達の言葉を忘れて、ドボンと入れちゃいましたけれど(苦笑)
具はシンプルに、タケノコ、サバ缶、玉ねぎです。
お味噌を入れて出来上がり。

そしてテーブルにつきます。
タケノコ3
Tちゃんが持ってきてくれた、切り干し大根とひじきも添えて。
完全に和食のパーティになりました。
タケノコ4

みんなでカンパイしていただきます。
久しぶりの‘みんなでご飯’はとても楽しく盛り上がりました。
そして、みんな気持ちよくきれいに食べてくれたので、うれしかったです。

それにしても、タケノコにサバ缶…予想以上に相性がぴったりでとってもおいしかったです。
タケノコはやわらかいのに歯ごたえがあってこれまた美味でした。
ごちそうさまでした。
タケノコ5

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こんなの作りました | コメント:0 | トラックバック:0 |

花好きですか

ブログでしょっちゅう植物を紹介するけれど、「花好きなんですね」って言われたら私は「うん」と答えられるのでしょうか。
きっと「嫌いじゃないよ」って答えそうです。

うわぁ、あまのじゃくだ…(苦笑)

上高地に来て7年目。
今の職場に就いて、6シーズン目になります。
植物に関わっている人が周りに多かったのがきっかけで、植物の写真を撮ったり名前を憶えたりするようになりました。
それは元々好奇心旺盛で、生物が得意だった私にとって、ごく自然の行為だったと思います。
今まで見たことのない、植物や動物が目の前にたくさんあるのですから。

分からないことや疑問に思ったことを聞く相手がいつでもいて、それに答えてくれる環境が私にはあります。
お互いの情報交換で、色んな視野を持てます。
「植物」というジャンルひとつで世代を超えて会話が出来るきっかけにもつながります。
こうして色んな人との会話がとても楽しいのです。


時々掛かってくる問い合わせの電話の内容にはさまざまなものがあります。
旧釜トンネルを使っていた頃は、「大型バスは入れますか?」なんて質問が旅行会社から掛かってくることがありました。
「ニリンソウの見ごろは?」「カラマツの黄葉は?」「今の温度は?」「どんな服装をしていけば?」
そんな質問に、ここで生活している自分ならではの答え方をしたい。
分かりません、知りませんとは答えたくない、そんな負けず嫌いな(?)根性が根底にあったからとも言えます。
それならば、上高地をもっと歩いて、もっと感じて…時には遠くを眺めてみたり、近くの植物を観察したり。

知りたい気持ちがあれば、同じ道を何度歩いても、何かしらの発見があります。
いつもと同じ道がここにあるけれど、去年と違う、昨日と違う何かが見つかるのです。

そんなこんなで、今日も花の成長が気になって、時間があればその植物を見に行こうと出掛けるということは、はたから見ればやはり「花好きなんですね」って言われるのでしょうね。


散歩 017
ミヤマニガイチゴに止まるシロオビクロナミシャク。(明神からの帰り道・左岸にて)
きれいな蝶だと思っていたら、蛾だと判明しました。
ビジターセンターのSちゃんとMに仕事中なのに調べてもらいました。(ありがとう♪)
自分のこと | コメント:0 | トラックバック:0 |

こんな時こそ

梅雨の季節、上高地は束の間の静けさが戻ります。
どこの施設の従業員も、GWと新緑の忙しい季節を一気に駆け抜けて、今は少し落ち着いてほっとしている頃だと思います。

…が、私の職場は恐らく今シーズンを通して一番忙しいであろう今週一週間。
なぜなら、ここは研修施設であり、この閑散期を狙って組み込まれた研修がどど~んと入っているからです。
このハードな一週間を乗り切ったら、あれをしよう、これを食べよう…なんて、自分のためにご褒美を準備して奮い立たせています。
私の性格上、忙しいほうがテンションが上がり、忙しい時ほど余計なことをして動き回ってしまうのですけれど。

そんな忙しさのピークの昨日、束の間の時間を見つけて散歩してきました。
徳沢まで、往復約14kmの道のりです。
時間が無かったので、帰りは走って帰りました。
汗だらだらで出勤しました(苦笑)
そうしてまでも、出掛けたかった理由は、天気が誘っていたこと。
そして、花の成長が気になってしょうがなかったこと。

普通の人なら、「忙しい日の休憩時間は、ゆっくり過ごせば?」と言うかもしれません。
けれどそういう時こそ、出掛けたり、何かしたくなったりするのです。

やっぱり出掛けてよかった!!
…と思う瞬間がいっぱいありました。


行きは右岸を通りました。
岳沢湿原を過ぎて歩いていくと、川が流れてきます。
散歩 004
ここに立つと、マイナスイオンをいっぱい浴びてると思う人は多いのではないでしょうか。
雨上がりのしっとり湿った空気が、いつも以上に心地よく感じました。


2008y06m25d_055552497.jpg
明神池から流れてくる川のほとりで、マガモ親子たちに出会いました。
子供は随分大きくなっていました。
それでも連れて帰りたいくらいかわいい!!
ふわふわの羽毛に包まれていて、川の流れにぷかぷか浮かびながら進んでいきます。
年配のご婦人が、「早いわ!!ほら、あっちに行った!!」と感想とも実況中継ともとれる歓喜の言葉を聞きながら、私は一生懸命写真を撮っていました。
素直で無邪気な気持ちが言葉になるって心地いいです。


そのまま右岸を歩き、治山林道から徳沢に抜けました。
徳沢へ行き来する車両が通るために作られた小さな橋があります。
増水するとすぐに通れなくなるくらいのものですが、私の好きな場所のひとつです。
散歩 011
上流を向いて吹いてくる風に季節を感じたり、下をのぞきこんで水の色に見入ったり。
私にとって落ち着ける場所です。


そして、徳沢で見つけた、気になってしょうがなかったお目当ての花。
この間来た時には、まだほんの数センチしか顔を出していなかったのがこんなに成長していました。
散歩 014
ショウキランです。
今度来た時には咲いている姿が見られるかな?
また、来なきゃね…こうやってまた密かに楽しみが増えていくのです。
上高地のこと | コメント:0 | トラックバック:0 |

Happy Wedding

昨日、友達ふたりが結婚しました。

ふたりは山仲間で自転車仲間です。

新婦のMちゃんとは、知り合ってからかれこれ5年くらい。
一緒に遊ぶようになったのは、私が昨年自転車を購入し乗るようになってからです。
いつ会っても、笑顔で迎えてくれるMちゃん。
本当にすごいなと思います。
一時期、私と彼女が似ていると言われ、時に名前を呼び間違えられることもありました。(顔は似てないので雰囲気かな?)
私は彼女の元気な笑顔が本当にいいなと思っていたので、似ていると言われた時は素直に嬉しかったです。

新郎のKちゃんとは、一昨年の年末にスキー場のレストランで一緒に働くようになってから、1年ちょっとの付き合いになります。
彼はとにかく暇さえあればゲレンデで滑っていたい程のテレマークバカで、私もその辺の感覚が似ていたのでしょう…よく一緒に滑っていて常々ワンセットで見られていました。
初めてバックカントリーに連れて行ってくれたのも、気の合う仲間を紹介してくれたのも、初めて自転車で上高地の外に連れ出してくれたのもKちゃんでした。
滑るのにビビッていると「そんな弱気な姿は見たくない」と笑いながらハッパを掛けてくれるのもKちゃんです。
みんなで楽しむ事を常々考えていて、いい意味で私を巻き込んでくれました。
今の仕事を続けることにしたのは、彼が居てそれを取り巻く人々との出会いがあったからだと思っています。

ふたりの共通点は、思いっきり笑うこと。

そんなふたりが結婚式を挙げ、そして呼ばれた二次会は…アットホームな地元の人たちの集まりでした。
知ってる顔がいくつもありました。
「普通の食事だから、普通の服で来て」
そうメールをもらっていたのですが、普通って何だろう??
登場した新郎新婦を見てびっくり。
普通の格好だ…。
せめてクールビズくらいの格好をしてくるかなと、Tシャツにアウトドアパンツ姿のKちゃんしか見たことがなかったので密かに期待していたのだけれど。
見事に裏切られました。
いつもの格好に、ちょっと襟付きシャツを着たラフさ加減にガックリ力が抜けました。

結婚式1
ふたりの前には大きくてかわいくデコレーションされたケーキが置いてありました。

結婚式2
そんなふたりの初々しい(?)共同作業。

結婚式3
そしてお決まりの♪
Kちゃん大きな口を開けて頑張ってます。

結婚式5
ケーキカットした後はみんなでおいしく頂きました。
果物がたくさんのっていて、スポンジはふわふわでした。


結婚式4
ふたりのテーブルにこんなプレゼントが。
にんにく食べて、精力を…なんてことらしいのですが、「作ったの?すごい大きい!!」と国産にんにく話に逸れて盛り上がってました。
そんなところも地元ならではの暖かさなのでしょうね。

昼間に行われた、結婚式の様子をムービーで見せてもらい、友人それぞれが個性溢れるスピーチをし、あっと言う間にお開きになりました。
出口でふたりからクッキーをもらって解散だったのですが、ふたりからそれぞれ言われたことは…。
Kちゃん「涸沢以外でどこか滑った?」
Mちゃん「自転車どれくらい漕いでる?」
きっとこんな風に、これからも続いていくんだろうな。
いつ行ってもこんな風に迎えてくれるんだろうな。

笑いながら「またね」と別れた帰り道、ずっとずっと気持ちが暖かでした。
結婚おめでとう、これからもよろしくね。
結婚式6

下界の出来事 | コメント:0 | トラックバック:0 |

えさをあげないで

河童橋周辺で変わったこと。

標識
今シーズンから、河童橋周辺でこんなプレートを見かけるようになりました。
簡単に言えば、「えさやり禁止」


上高地の動物たちは本来、野生であるにもかかわらず、ずいぶんと人慣れしています。

お弁当を食べようと、マイバックをガサガサやっていると…。
どこで見ていたのか分かりませんが、気が付けばマガモやオシドリが1羽2羽…。
目の前で陣取り合戦が展開されることも。

下界の公園の鳩のように群がってくる愛くるしい様子に、思わず自分が食べるはずのご飯やお菓子をあげてしまう。
鳥たちは大喜びで降ってきたエサに群がります。
その様子を写真に撮って喜んで、さらにエサをあげてしまう。
そんな光景に微笑みながら、他のお客さんもカメラを構える…そんな風景をよく見かけるのが、大正池と河童橋周辺です。

私たちも鳥のかわいい姿を間近で見られるし、鳥たちも喜んでいるし、いいじゃない。

そんな言葉が聞こえてきそうです。
確かにそんな風に見えますね。
でも、本当にそうでしょうか。

今の季節は、多くの観光客が訪れ、愛想をふりまけばおこぼれをもらえるかもしれない。
でも上高地から住む人が、観光客が、いなくなる11月中旬から4月中旬にかけてはおこぼれはもらえなくなるのです。
加えて、食べ物が少ない厳冬期。
人に与えてもらうことに慣れている動物たちはどうやって乗り越えていくのでしょう。

野生の動物たちを守る、そのためにはエサをやらない。
人間が出来る簡単なことです。

上高地のこと | コメント:0 | トラックバック:0 |

レンゲツツジに会いに

昨日は天気予報の降水確率が高かったのに、朝から所々青空が見えて日が射していたので散歩に出掛けました。(ちゃんと働いて、休憩中の話ですよ)
思っていたより歩いている人は少なめでした。
やっぱり梅雨の季節だからでしょうか。

今日は、田代湿原に咲くレンゲツツジがお目当てです。
そろそろ見ごろかなぁ…なんて、頃合いを見計らっていたら連日の晴天と高温のお陰ですっかり満開になっていました。
早いものはすでに花びらの先がしおれかけていました。

レンゲツツジ1
うっすらですが、穂高が見えていたので穂高をバックに田代湿原を撮ってみました。

レンゲツツジ2
今年のレンゲツツジは花の色が濃いので、緑に映えます。
でも個人的には、もう少し薄めのサーモンピンク色が好きなのですが。

レンゲツツジ3
木道のそばにも咲いていて、道行く人にそっと触れられては、揺れていました。

田代湿原から上流へ向かうと、カッコウの鳴き声が静かに響いてきます。
どこまで行っても聞こえてくるので、順番に鳴いているのかななんて思いながら、歩いて帰りました。


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上高地~涸沢 花紀行 6月

やっと梅雨らしい空模様になってきました。
昨日は久しぶりに空から水滴が落ちてきました。
雨で濡れた地面から立ち昇る独特なにおいを吸ったら、体はちょっぴり和みモードになりました。

無事スキー大会も終わったし、私は満足しています。
今まで降ってない分しっかり降って、大地を潤してください。
そして、休みを予定している月末と来月上旬は晴れてください。
…なんて勝手なお願い、誰も聞いてはくれなさそうですね(苦笑)


ちょっと前から見つけて撮り貯めしていた花の画像をここで一挙に紹介します。
随分前に撮影したものもありますが、上高地から涸沢まで歩いたらこんな花に出会えます。
もちろんそれ以外にも見つけることが出来ます。

アマドコロ
アマドコロ。
上高地ではよく見かける植物です。
葉の元から先っぽが黄緑色の白い花がぶらさがっています。
ゆでてマヨネーズを付けて食べるとおいしいです。(何度も言いますが、上高地では採ってはいけませんよ)
名前は『ハシリドコロ』と似ていて、姿は『ユキザサ』と似ている…私を混乱させ悩ませる植物のひとつです。

ラショウモンカズラ
ラショウモンカズラ。
こちらも足元を見ながら歩いているとよく見かけます。
花の形が、羅生門で切り落とされた鬼の腕に似ていることからこの名前がついたとか。
名前の由来を聞くといかついイメージですが、土壌の状態によって花の色が微妙に違っていたりしてデリケートな感じです。

エゾムラサキ
エゾムラサキ。
上高地から徳沢にかけてよく見られます。
ワスレナグサの仲間です。
『ムラサキ』と名前がありますが、全体の花のイメージは水色です。
よく見ていると、紫の花もあれば、ピンクの蕾もあったりします。

マムシグサ
マムシグサ。
写真は周りの緑と同化して分かりにくいかもしれませんが、よく見てください。
茎の部分に模様が見えませんか。
その模様が蛇のマムシに似ているから、マムシグサなのだそうです。
西糸屋山荘さんの前のササ藪の中や徳沢近くの半日陰で、今年は大量発生してますよ。

テンナンショウ
テンナンショウ。
マムシグサの仲間です。
背丈が成長中のマムシグサだと思っていたら、画像を見た同僚Mちゃんが「たぶんヒロハテンナンショウだよ」と教えてくれました。
葉より花の方が背丈が低いのが特徴のようです。
明神から少し入った、徳本峠分岐近くの日陰で見つけました。

サンカヨウ
サンカヨウ。
上高地から徳沢にかけて見られるのですが、今年は花がすでに終わって見られなくて残念に思っていました。
先日、涸沢に行った時、横尾から本谷に少し標高が上がったらまだ咲いていて思わず写真を撮っていました。
葉が大きく成長し、後にブルーベリーのような実がなります。

ミネザクラ
ミネザクラ。
本谷橋を渡りきった所に、満開になっていました。
上高地などで見かけるミネザクラより花の色が濃いピンクを帯び、中のおしべ周辺は薄い紅色でした。
ミネザクラ…だよね?とみんなで眺めていました。

ムラサキヤシオ
ムラサキヤシオ。
本谷橋から涸沢に行く途中、雪道になるまでに見つけました。
近くにはオオカメノキも咲いていて、登ってくる人にエールを送っているようでした。


まだまだ花ラッシュは続いています。
やっぱり雨が降っても、花の観察に出かけたくなります。


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涸沢スキー大会  その2

6月17日 【2日目】

山小屋にしては遅めの朝食で2日目が始まりました。
今日も快晴!!
例年、スキー大会は2日間のうち、どちらかの天気が崩れるということが多いのですが、今大会はとっても恵まれています。


朝食を終え、部屋の荷物をまとめると、外に出て準備に入ります。
スキー大会は、自己申告タイムにどれだけ誤差無く滑るかを競うルールです。
私のスキー技術は‘ひよこちゃんレベル’以下なので今回ボードで参加しました。
会場は、小屋のヘリポート下の緩斜面。

スキー大会9
スタート地点から見たバーン。
見たところ、なかなかいいコースのようです。
私はポールバーンを滑るのは初めてで、果たしてうまくターン出来るのか…。
では試しに滑ってみようかな。
…と思ったら、想像以上に飛び跳ねる箇所あり、いきなり落ちる箇所あり、最後は止まりそうになり、侮れないコース仕上がりとなっていました(汗)
スキー大会10
ゴール地点から見たら、北穂をバックに滑り降りるロケーションになっています。

順番に滑ってタイムを計ってもらいます。
それを参考に、自己申告。
そしていよいよ本番が始まりました。
準備が出来た人から、どんどんスタートしていきます。
スタートと同時にみんなで「Go~!!」と声援を送ります。
私は本番にすこぶる弱く、「コケたらどうしよう…」とそればかりを考えていました。(小心者です…)
なんとかコケずに終わったのですが、本番の方がうまく滑れたので申告タイムより早くなり、入賞に至りませんでした。
まぁいいか、気持ちよく滑れたし♪

あっつい男たちによる、ラップ賞争奪戦が繰り広げられていました。
スキー大会11
小屋代表、モッサンの滑り。
本気の攻めの姿がかっこいいです。

スキー大会12
少しでも早く!!ゴール直前のT郎。
ちょっと焦ってる・・・ような。

みんなマジに滑り、結果に悔しがる。
「フライングしただろ!」「絶対ストップウォッチの差だって!!」←決してタイマー担当さんを責めているのではありません。
こんな子供みたいなやり取りに、怒って、すねて、そして笑うのです。
この争奪戦の決着は、来年に持ち越しのようです。


スキー大会が終わったら、カールの中でソフトボール大会です。
スキー大会14
ヒュッテ代表、浩一くんの予告ホームラン?
奥穂までかっ飛ばせ~。

スキー大会13
バッターボックス側から見た図。
涸沢岳や奥穂に向かってバットを振る。
なんか贅沢。

スキー大会15
守備途中に1枚。
実はボールが飛んできたらどうしようかと冷や冷やしてました。

私のチームは負けちゃったけど、珍プレイあり好プレイありで白熱した試合展開でした。
雪の上でのソフトボールは走りにくく、それ故に何が起こるか分からず、盛り上がりました。
またやりたいな。

みんなでお昼を食べ、結果発表があり、そしてあっと言う間にお開きになりました。
参加賞にTシャツとコースターをもらいました。(上高地に下ったら、早速みんなTシャツ着てました)
小屋番のみんなに見送られ、「またね」と挨拶をして下りました。
みんなそれぞれのペースで下りて行きます。
下りたら、温泉とまたビールだぁ。

こうして時間を共有した仲間の交流がこれからもずっと続いていきますように。

小屋番のみんな。
2日間、楽しい時間をありがとう。
そして…大変お世話になりました。

近いうちにまた上がります。
山歩き日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |

涸沢スキー大会  その1

またまた涸沢に行ってきました!!
今回は、涸沢スキー大会に初参加。
スキー大会は上高地と涸沢小屋、ヒュッテそして周辺の小屋の親睦会です。
上高地界隈からは30人ほどが参加し、とても賑やかな会になりました。


6月16日 【1日目】

朝8時20分。
上高地から明神へ続く林道のゲートには続々と人が集まっていました。
今日も梅雨とは思えない、いいお天気に恵まれました。
そして空気がさらっとさわやかです。

みんなで新村橋までトラックで移動し、そこから歩き始めます。
何人かはスキーやボードを担いで登っていました。

スキー大会1
横尾で一度目の休憩です。
早速、ビールを開けて飲む人たち。
手作りケーキも乗鞍のMちゃんが振舞っていました。(ごちそうさま、ありがとう♪)
実行委員会の若さんは早弁です。

スキー大会2
さて、次の休憩は本谷橋でした。
ミネザクラが咲き、雪解け水が勢いよく流れる河原で、肉を焼くにおいが漂ってきます。
スキー大会3
この河原で肉を焼いて食べるのが、ここ数年のスキー大会のイベントのひとつとなったようです。
そしてやっぱりビールを飲み、焼きうどんまで作ってもらっていただきました。
そして、用意してもらったクロワッサンサンドはとってもおいしく、おなかもいっぱいになりました。
長時間休憩していてもレイヤリングする必要もない快適な気温で、「このままここで寝ていたい…」そんな声も聞こえてきました。

でも行き先は、涸沢です。
天気がいいのでみんな早く登って滑りたいのか、食べ終わると順次出発していきました。

今回、私は荷物が軽かったこともあって、順調に雪の残る沢を歩いて登りました。
登るにつれて、季節をさかのぼっていく感覚に襲われます。
スキー大会4
でも新緑が広がって、前回来た時より道の上の雪は減り、少しずつ夏山になっているのを感じました。
ただ、私はアルコールと寝不足のせいで、ハイテンション気味でした。(それは後にぷっつり糸が切れてしまう原因になったのです)

スキー大会5
ヒュッテでいただいた生ビールとポテチ♪
2300mの標高では気圧の影響でポテチもぱんぱんに膨らみます。
見てみたい人は、ぜひポテチを持って山に登ろう。
上高地でも充分膨らんでいるのが分かりますよ~。
とにかく歩いた後のビールは最高です。

夕方の晩餐まで、みんな想い想いに過ごします。
上まで登って滑る人、デッキで飲みながらおしゃべりする人、ソリで遊ぶ人…みんな本当に楽しそうです。
スキー大会6
尻ゾリをしているのは、同僚Mちゃん。
彼女もスキー大会初参加です。
最初は怖がっていたソリも気に入ってくれて、最後まで遊んでいました。


こうして夕食の時間になり、みんなのボルテージも最高になりました。
自己紹介が終わり、少し酔いが回ってきたところで、カブリ物あり、変装あり、歌ありそしてみんなの笑顔がありました。
スキー大会7
大仏顔の私です。
まだこの時はハイテンションでした。

スキー大会8
艶めかしい背中を披露するのは・・・(苦笑)

こうして…、夜は賑やかに更けていくのです。

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追いかけっこ

昨日の朝は、外がざわざわとしていました。
サルたちがそこら辺で遊んでいたようです。
木から木へジャンプをし、ぶら下がり、時にエサをもぐもぐ…。

ここはサルの通り道に認定されているのかシーズン中何度か見かけるので、私にとって日常の風景の一部になっています。

2階の掃除をしていて、ふと窓をみたら…。

サル1
あ…!?
一瞬分からず、ドキっ!
なんだぁ!?


サルが窓の外に座っていました。
風の通り道で気持ちがよかったのでしょうか。

ちょっと遠くから発見したので、サルはこちらに気づいていない様子。
これは…むふふ、撮っちゃおう♪
部屋に戻って、デジカメを持って、こっそりと窓に近づきます。
きっと視線か良からぬ空気を感じたのでしょう。
窓辺にいたサルはビクッとこちらを振り向き、そして慌てた様子です。
サル2

飛び降りる…降りられない。
そして窓枠を伝って走っていきます。
窓から窓へ。
そして私は部屋から部屋へ。

サル3
安心して2つ先の部屋の手すりに座っていたサルは、追いかけてカメラを室内から向けている私の姿に、再びビクビクッとしていました(苦笑)
アタフタした様子がかわいそうなのだけれども、おもしろい。
結局、サルは一度もこちらを向いて写真に納まることもなく、何とか屋根伝いに飛び降り、森へ帰っていきました。

そして私も、笑いながら掃除に戻ったのでした。
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親父ギャグ万歳!!

学生の頃、暗記というと語呂合わせで憶えることがありました。
むちゃくちゃな語呂合わせもありますが、そういうものの方が今でも憶えていたりしませんか。

今でも(むしろ今のほうが?)使うものとして『親父ギャグ』があります。
脳トレで有名な教授が、「親父ギャグを言う人ほど、頭の回転が速く脳年齢が若いかもしれませんね」とゲームの中で言っておりました。
確かにそうかもしれない…のかなぁ?


前置きが長くなりましたが、植物の名前も親父ギャグで鮮烈に憶えてしまうことがあるのです!!…と言いたかったのです(汗)
スミマセン。


少し前のこと。


上司が、外回りから帰ってきました。
同僚たちと植物の話をしているのですが、私は初めて聞く名前で、「ん???」状態でした。
話題の植物は、イチヨウラン。
田代湿原の近くに咲いているそうです。
「そんなランがあるんですか?」
「そう、小さくて目立たないけど、一応ラン」
「………」
こういう時、何と言って返せばいいのかとっても困ります。
が、私は、その「一応、ラン」じゃ無く、ちゃんとしたランの仲間のイチヨウランがどんなものか自分の目で確かめてみたくなりました。
いつも何かとお世話になっている同僚Sちゃんに確認したら、場所の情報をゲットすることが出来ました。
田代湿原近くの木道のそばに咲いているとのこと。
早速、見に行きました。
1回目は惨敗。
見つけることが出来ませんでした。
2回目は場所や見つけるポイントをメモまでしてもらって、立ったりかがんだり、目線を変えながら探しました。
【一葉蘭】と漢字で書くようで、一枚葉を探すのが発見するコツのようです。

そして。
ついに発見!
シナノザサを掻き分けたら…ありました!!!
小さく細い茎に、緑の花。
間違いなくランだと分かる、特徴のある花を付け息を潜めるかのように咲いていました。
花が小さい上に、木陰に咲いており、さらに夕方だったので写真に収めるのに一苦労。
一番ましな写真は、花の部分しか写っていませんでした。
ちょっとボケていますが、これがイチヨウランです。
イチヨウラン


そんな親父ギャグで憶えた花がいくつかあるのですが、また紹介できたらいいです。
このイチヨウラン、きっと忘れられない植物だと思います。



♪おまけ♪
今日の穂高はこんな顔です。
6月14日穂高
雪解けも進んで、山肌が緑になってきました。
少しずつ夏山になってきています。





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続・カエル物語

◆これまでのあらすじ◆

うららか春探し 001●5月8日《カエルぴょこぴょこ?》より
冬眠から目覚めたばかりなのかちょっぴり寝ぼけたような、動きの鈍いアズマヒキガエルに出会いました。
湿地が近くにあるせいで、カエルくんはよく私の職場にも遊びに来てくれます。
オスが鳴き、メスを誘う蛙合戦がもうすぐしたら見られます。
♪おまけ♪で書いた、マガモを追いかけていたカエルはどうやら、自分の相手と間違えて追いかけていたようです。
マガモはきっといい迷惑だったことでしょう。


涸沢@5月 118●5月28日《アズマヒキガエルは大きいです》より
涸沢から帰る途中の道の真ん中で、大きい物体に遭遇。
アズマヒキガエルのオスメスが、くっついている姿。
あっちにもこっちにも…。
登山道の真ん中にあるぬかるみに産み付けられた卵塊…干からびちゃったらどうしよう。


こんなに話題になるとは思いませんでした、アズマヒキガエル。(苦笑)

徳沢ロッヂと三叉路になっている遊歩道辺りに、大きな水たまりが毎年出来ます。
ちょっと広いので、車が通っても水たまりを避けて通って行きます。
歩く人たちも、またげないくらい大きいので避けて通ります。
その中は濁っている事が多く、みんな目もくれません。
それを知ってか知らずか、そこにアズマヒキガエルが卵を産むのです。
先日、通りかかったら…う、動いた!?
黒いものが、うにょうにょしてます。
『うにょうにょ』の正体は、無事に孵ったアズマヒキガエルのオタマジャクシでした。
蝶ヶ岳 048


オタマジャクシは水田にいる、というイメージを見事に覆してくれます。
このオタマジャクシ、やっぱり今後が気になります。
またいつか話題に上るかも…ね。

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ニリンソウを楽しむ

上高地でお酒を飲んでいて、下界で飲むのと違うなぁ…と思うことがあります。
他愛のない話をするのは同じなのですが、上高地界隈で見られる植物の話で盛り上がることがあります。(あとは山の話も当然のことながらよく出てきます)
ここだからこそ!!の話のネタです。

先日、みんなで飲んでいた時のこと。
ニリンソウの話になりました。
「花びらに見えるのは、あれガクなんだよ」
「へぇ~そうなの?」
「ガクが8枚のものがあったよ」
「へぇぇ~知らなかった」
そんな話にみんなで夢中になるのです。
分厚い植物図鑑を出してきて引いて確認したり、情報交換したり…。


さてさて。
もうニリンソウは散り始め。
が、この時期にもニリンソウを楽しめる観察のヒントを紹介します。(何だぁ~知ってるわとガックリきたらごめんなさい)

ニリンソウは、2輪の花を付けることが多いので、その名がついたそうです。
でも、1輪や3輪のものがあるらしいです。
まずはそれを探してみる。
茎が伸びた今の時期なら探しやすいはず。

花をじっくり見てみる。
大体の花は、ガクが5枚。
時に6枚のものもよく見かけます。
では、それ以上のガクはあるのでしょうか?
ニリンソウ2
先に述べた『8枚ガク』のニリンソウ。

ニリンソウ1
『9枚ガク』のニリンソウも発見しました。
実は私、去年11枚ガクのニリンソウを焼岳登山道の入り口近くで発見したのですが、手元に証拠が無い…残念(泣)

ニリンソウ3
緑のニリンソウを探してみる。

ニリンソウ4
緑のニリンソウを見つけたら、花びらだと思う白いものが、ガクというのも納得するかもしれません。


こんなことをニリンソウの群生を見つけるたびにやっていたら、私はずっとニリンソウにくびったけかもしれません。
小さい頃、暗くなるまで四つ葉のクローバー以上のものを探そうとしていたように。

それはさすがに大げさ?
でも、あっと言う間に時間が経ってしまうほど、花探しに熱中してしまいます。
そんなニリンソウ中毒仲間、他にもいないかな(笑)

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途中で出会った花たち

一昨日の蝶ヶ岳への山行途中で出会った、植物を紹介します。

蝶ヶ岳 044
オオカメノキ。
ムシカリとも呼ばれ、上高地でも見ることが出来ます。(上高地界隈ではもう花が終わってしまいました)
ムシカリと呼ばれる由来は、葉が柔らかく虫に食べられやすからだとか。
一番目立っている花は、装飾花です。
蝶ヶ岳 057
終わる時は、装飾花そのままの姿で地面に落ち、それがとても風情のある景色に見えたりすることがあります。
それが山へ行く途中だと、さらに感動します。

蝶ヶ岳 045
ホンシャクナゲ。
徳沢から長塀山方面へ少し入ったところで咲いていました。
ピンク色がとてもきれいです。
明神から徳沢への左岸の山肌にも群生しています。
ビジターセンターへ行く途中の清水川近くにも見ることが出来ます。

蝶ヶ岳 007
クルマバツクバネソウ。
上高地~横尾にかけて、半日陰のような場所で見かけることが出来ます。
黄緑色の花が咲きます。

蝶ヶ岳 016
ツバメオモト。
つややかな葉が特徴です。
花が茎の先端にいくつも集まって咲いています。
ちょっと日陰に咲きますが、見つけやすいです。



植物などを見つけるたびに写真を撮るのですが、数が多くて掲載が追いつきませんっ(泣)
早くアップしないと見ごろが終わってしまいそうで、焦ってしまいます。


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休日の過ごし方@蝶ヶ岳

昨日は休暇でした。
しかも晴れの予報。
こりゃ行くしかない!!と前日に計画し、蝶ヶ岳に行ってきました。


蝶ヶ岳へは横尾から登り、徳沢に下るルートにしました。
理由は、下った後に長く平坦な道を少しでも歩かなくて済むから。(苦笑)
疲れる前に11kmを歩いてしまえといつもこの選択をします。

蝶ヶ岳 009
前日降った雨は上がって、しっとりとした空気に包まれ、明神から先の遊歩道は朝日を浴びていました。
横尾までの左岸は、雨で地盤のゆるみがあるせいか、時々石(時に岩)が転がっていることもあり、落石に注意が必要です。

蝶ヶ岳 023
横尾から少し登れば槍見台があります。
槍が見えるとテンションも上がります。
ぐんぐんと、でも自分のペースを守りながら進んでいくと、半分登ったところで夏道と雪道のミックスになりました。
予想よりも、残雪が多かったです。
よく考えたら、毎年この時期に蝶に登るのですが、いつもより日付がちょっと早い気がしてきました。
今年は、花の時期が全体的に前倒しなので、自分の体内カレンダー(造語です。悪しからず)がずれてるのかも??

森林限界を超える直前に、人の気配が…。
学生っぽい6人のパーティでした。
追い越し際に声を掛けたのですが、ちょっとバテ気味でしょうか…、反応が薄くて残念でした。
どうやら常念岳へ行くようで、すぐに分岐で分かれていきました。
振り返ると、彼らが稜線に並んで立っていました。
北アルプスの山々を見ながら、何を思ったのでしょう。
きれいだなぁと思ったのでしょうか。
それとも、これからまた下って登る常念までの道のりを考えているのでしょうか。
苦しくてつらいと思っているのでしょうか。
それでも、いつか、彼らの中でいい思い出になると思います。


予報では、気温が上がると言っていたのに、稜線の風は冷たく刺してきます。
パーカー代わりにカッパを着て歩きました。
蝶ヶ岳 030

蝶ヶ岳 035
ここはぐるっと360度の大パノラマが広がっています。
明神から前穂、奥穂、北穂、槍…どの山もまとめて見たい人にはお薦めの場所です。
昨日は富士山までは見えなかったけれど、乗鞍岳も御嶽山も浅間山も中央アルプスの山並みも見えました。
ふもとの松本平も。
いつかここで、テントを張ってゆっくり星を眺めてみたい、そんな野望を持っています。

『ストーブとコーヒーセット持って来るんだったな』
そう思いながら、徳沢に向かって下り始めました。

私にとって、この時期、この先のルートには苦い思い出があります。
途中で道を間違えて、全然違う場所を下ったことがあるのです。
その時は、地図と場所を確認しながら何とか無事下ったのですが、こうして道迷い→遭難の構図が出来上がるんだろうな…と深く反省したと同時に恐ろしかった記憶が今も残っています。

蝶ヶ岳 042
赤いカラーテープが至る所に巻いてありました。
最近巻いたのでしょう、おかげで途中まではグリセードをちょこちょこ楽しみながら下れました。
が、だんだんと変な雰囲気に。
蝶ヶ岳 043
ココはドコ?
雪の重みでお辞儀をした若い樹木が行く手を阻みます。
マーキングも見失いそうな、分かりづらい樹林帯を進んでいきます。

さらに、薄くなった雪を何度踏み抜いたことか。
踏み抜かないように慎重に歩くのですが、突然ずぼっと抜けてしまう。
抜けるたびに、「やっぱり重いかな?ダイエットかな」と、『1踏み抜き500gヤセするか…』なんて馬鹿なことを考えていたら、あっと言う間に2kg、3kg、4kg…!?
ど、どうしよう、ダイエット…(汗)


なんとか道迷いもせず無事に徳沢に下りてきましました。
あとは、来た道7kmをひたすら歩きます。
が、花を眺めながら歩いていたら随分と時間が経っていました。

梅雨のこの時期に天気に恵まれ、山に登れてよかったと心地よい疲労感に浸るのでした。
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さらに桜の季節です

ウワミズ1
ウワミズザクラも見頃になりました。
穂高橋の近くや、大正池までの林間コースなどでも見かけます。

ウワミズ2
この桜の特徴は、猫のしっぽを半分に切ったくらいの大きさに花が集まって咲いています。(例えが分かりにくいかもしれませんが…(汗))
特徴があるので、白い花をつけた樹木が多い中でもすぐに見つけられます。
ウワミズ3

上高地の桜と言えば、ミネザクラ、ミヤマザクラ、シウリザクラ、そしてウワミズザクラが主ですが、いつもいつもこれが○○ザクラで…と名前がごちゃ混ぜになります。
シーズン始めに本を見たりして確認するのですが、名前を言おうとすると一瞬ためらう間がどうしても出来てしまいます。
まだまだ修行が足りませんね(苦笑)
もちろん、名前を憶えるだけじゃなく、色んな特徴や、花そのものを素直にそのまま楽しめればそれでいいのですけれど。





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満開のコナシ

コナシ4
コナシの花が満開です!!
今年はどの木も花をたくさん付け、思いっきり咲かせている感じがします。
ここ数年で一番きれいかもしれません。

インフォメーション横のトイレの前や河童橋のたもと、明神館さんの前にも咲いていて、上高地に来た人々を歓迎しているかのようです。
コナシ1
コナシの幹は比較的細いイメージがあり、上へ上へ枝を伸ばして大きく広がって咲いています。

小梨平の地名もこのコナシにちなんでいると伝えられているそうですが、コナシは信州で呼ばれる名で、一般的にはズミという名前があります。
【酸実】と漢字で書かれるそうで、実は酸っぱい…?
けれど、秋になると真っ赤に熟したコナシの実をサルたちは争奪戦を繰り広げながら食べています。
おいしいのかな?

コナシ2
コナシが咲いている辺りを通りかかると、ふんわりとした薫りが空気を包んでいます。
ジャスミンやバラやミカンの花のにおいをうまくブレンドしたような。
ちょっと表現しがたいけれど、やさしくて、私にとってはなぜか懐かしさを感じてしまう薫りです。

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上高地音楽祭

昨日、第24回上高地音楽祭が小梨平キャンプ場で行われました。
今年は、ダ・カーポのおふたりがキャンプ場の特設ステージでやさしい歌声を響かせていました。

私の世代は、ダ・カーポと聞いても、「知らない」「誰?」という方も多いと思います。(私もよくは知りません)
父や母の世代の方にはよく知られているようです。

それでも『あの素晴らしい愛をもう一度』『エーデルワイス』『アメージング・グレイス』など馴染みのある曲をたくさん歌ってくださいました。
地元の『あしびきコーラス』の皆さんと歌ったり、ギターやフルートの演奏があったり、とてもステキな音楽祭でした。

音楽祭3
梅雨の季節に行われるこの音楽祭はいつも天気が不安定で、軒下ライブに変更になったりすることが多いのですが、今回は薄曇りながらも穂高をバックにステキな野外ステージでのライブになりました。

音楽祭1
そしてコナシの花などの満開時期が重なって、ライブに華を添えていました。
昨日はお天気がよかったので、皆さん最初から最後まで熱心に聴いていらっしゃいました。
一緒に口ずさんでいる方も大勢いました。


音楽祭2
あしびきコーラスの方々が歌っているときの様子です。(ライブの撮影、録音は著作権の関係などで禁止なのですが…)
楽しそうに歌っています。
『カントリーロード』と『春一番』を歌っていました。
『春一番』の最後で、♪もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか♪と何度も繰り返すフレーズが頭にこびりついて離れなくなりました(苦笑)

バックは雄大な穂高連峰!!
本当に“特設!!”ステージなのです。

いつも思うのですが…、この小梨平キャンプ場内にある特設ステージに使われる場所をもっと有効活用できないかなと。
合唱や吹奏楽、地元の人やアマチュアの音楽を披露したりする場所として使用出来たらいいのにな。
もちろんそれに対して、色々な問題もあるでしょうけれど。
もったいないと思うのです。
今回、ステキな野外ライブだったからこそ、本当に何か出来ないかなと考えてしまいました。
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朝の散歩

昨日の夕方、仕事が早く上がったので、久しぶりに散歩をしていたら途中で飲みのお誘いがありました。
おいしい肴にお酒をいただいて楽しい時間は過ぎ、おいとました時には外は真っ暗、静寂に包まれていました。

夕方の空は曇っていて、穂高の稜線は姿を隠していたのですが、夜には満天の星がきらめいていました。
梅雨のこの時期に、こんなにきれいな星空に出会えるなんて!!
足元は暗くてよく見えないのに、空を見上げて歩いていたので、河童橋の上でこけそうになったりササやぶに踏み入りそうになりました。

明日は快晴だ、間違いない…酔った頭でそう思いながら眠りにつきました。


そして今日。
すっきり目覚めたら、やっぱりきれいな青空が広がっていました。
放射冷却効果で、空気が冷たく、吐く息が白い。
気持ちいい朝日を浴びて、梓川沿いを歩きます。
しばらく歩かないうちに、たくさんの花が咲いていました。(花は後日アップ予定です♪)

6月早朝 019
ふと振り返ると、誰もいない遊歩道にシラカンバがきれいに映えていました。

6月早朝 021
朝日に向かって写真を撮ったら、モノクロ風に出来上がりました。

6月早朝 024
穂高橋から見た、今朝の穂高連峰。
とても幻想的です。

久しぶりに田代湿原まで歩いてみると、ウワミズザクラやコナシの花がたくさん咲いていて、とてもきれいでした。
レンゲツツジのつぼみも少しずつ膨らんでいてもうすぐ咲きそうです。


6月早朝 034
焼岳も夏の姿になってきました。



♪おまけ♪
朝ごはん中のサル達に出会いました。
6月早朝 033
小さな赤ちゃんザルを抱いたお母さん。
母性本能を垣間見た気がしました。

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桜の季節です

上高地は桜のシーズンを迎えました。

桜の開花宣言に使用される、私たち日本人にとっての桜、ソメイヨシノとは違います。
今日紹介するのは、見ごろになったミヤマザクラ。
6月上旬 011
私の職場の裏側にも1本植わっていて、毎年この季節にきれいな白い花をたくさん付け楽しませてくれます。
トイレ掃除をしていると、小窓からそのミヤマザクラが見えるのですが、ここからの眺めが一番きれいだなぁと思います。

6月上旬 013
小さくて丸い花弁に長い雄しべ。
ソメイヨシノとは雰囲気が違うけれど、ゆっくり眺めたい、そんな存在感があります。

ただ…、毎年上高地でお花見をやりたいと思うのですが、実行できません。
この桜を見ながらお酒を飲む気分とはなんだか違う気がするのです。
それは清楚な山桜だから?


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白い妖精

6月 002
小さな小さな妖精に出会いました。

6月 007
木の幹の周りをびっしりと取り囲んで群生し、小さなまぁるい葉っぱに、白い花が付いています。
マイヅルソウの花でした。

日当たりのいい場所を好み、群生しているので色んなところで見つけることが出来ます。
一番きれいに群生しているのは、小梨平キャンプ場です。

マイヅルソウの由来は、葉っぱにあります。
【舞鶴草】
葉を上から見ると、湾曲した葉脈があってその形が鶴が飛ぶ姿に似ていたことから名づけられたとか。
昔の人ってロマンティックですね。
けれどそんな名前の由来を知ると、憶えやすく、馴染んでくるから不思議です。

6月 006
そしてここでも、キジムシロとのコラボレーションが実現!!
キジムシロのイチゴ型の葉っぱとマイヅルソウの丸い葉っぱ。
黄色と白のコラボレーションがお見事です。




《参考文献》上高地の花(草本編)  根橋信水 著


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梅雨入り

2日前に『甲信越地方も梅雨入り間近でしょうか』なんて書いたら、その日の夕方に梅雨入りが発表されました。
いつもより早いですね。

ここ数日は、暖かかったり、寒かったり。
温度変化に敏感になってしまいます。
下界でも温度差が激しいようなので、体調を崩さないよう気をつけてくださいね。

さて、梅雨の時期。
どうしても、ネガティブに物事を考えてしまいます。
友達は「通勤が嫌だぁ」と嘆いていました。
洗濯物が乾かない、外に出かけられない、カビっぽいし、ジメジメする…確かにその通り。
私も、山に行けないなぁとますます天気予報とにらめっこです。
休みの予定が全く立ちません、いや立てられないのです。


雨が降っている時は、カッパを着て、長靴を履いて、傘を差して。
それで外に出てしまえば、意外と平気だったりします。(上高地ならではの格好ですけれど)
自分の世界に浸れます。
水たまりだって童心に戻ってバチャっと入っちゃえます。
さすがにどしゃ降りだと無理がありますが…。(苦笑)

6月上旬 009
雨上がりに外に出ると、葉についた水滴がキラキラ光ってすごくきれいな景色に出くわすことがあります。
もうすぐ咲きそうな、ニッコウキスゲです。

6月上旬 014
気づかないうちにワサワサと生い茂っている樹木にびっくりすることがあります。
緑のトンネルが出来ていました。

6月上旬 005
水墨画のような幻想的な風景が見られたり、普段枯れている沢に川や滝が出来ていたり。

そんな景色には雨が降らないと出会えないのです。

室内でゴロゴロしたり、手仕事をしながらそんな風景に出会えるのを心待ちにするのも悪くないかな。
そう思いながら今年の梅雨は過ごしてみようと思います。





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重ねていくもの

私事ですが…、またひとつ年を重ねました。
三十路街道を元気に突っ走っています。



28歳から29歳になった時、私は無性に焦っていました。
あと1年で20代を終えてしまう。
このままでいいのか?

あの頃、『勝ち組・負け組』という言葉が流行り、定職に就いていない、結婚していない…そんな私はその言葉と世間体に振り回され、随分悩んでいました。
今考えてみたら、どういう定義で『勝ち』『負け』なんでしょうね。
20代で結婚していれば、キャリアウーマンなら『勝ち』?
『所詮負け犬の遠吠えやん』と言われるかもしれませんが、あの頃と今の自分を少し書いてみようと思います。


上高地で働くことは、楽しい。
しかし世間一般、大まかに分類するとこの仕事は『フリーター』と言われてしまうかもしれません。
でもそんな人たちがいないと、ここは成り立っていかないのも事実なのです。
ちょっぴりぬるま湯に浸かった感じ?と言って去っていった仲間も随分います。(私は時に、辞められなくなる底なし沼だと思うことがありますが)
三十路を迎えるし、ここを辞めて定職に就こう…そう考えて、色々悩んでいた当時、次期の申請をしませんでした。
実際、就職活動もみんなに内緒でやっていました。

元々、冬籠りをしたいと思いこの世界に飛び込んだので、それを始めた乗鞍高原温泉スキー場で住み込み生活にピリオドを打つつもりでした。

しかし。
そこで出会ってしまったのです。
初めてゲレンデを出て、自分の足で登り滑り降りてくるしんどさと楽しさ。
雪山の厳しさと美しさ。
そこへ一緒に行き感動を共にする仲間。
あまりにも毎日が充実していて、上高地の上司に「やっぱり来期も雇ってください」と失礼ながらお願いしに行っていました。

そして今年の冬も乗鞍高原で過ごすうちに、たくさん笑って、はしゃいで、時にはまじめな話も出来る大切な仲間が新しく出来ました。
おかげで今期も元気に上高地で働き、山で待っている仲間に会いに行き、一緒に楽しむことが出来るのです。


あの時、私は人生の分岐点に立っていたのかもしれません。
他の人なら、職を変えたりしていたかもしれません。
私はそのまままっすぐ進む道を選んだ…そして今に至ります。


私は、今の環境に5年前の自分がいるとしても、この楽しさや充実感や仲間は得られなかったと思います。
滑りの技術を始め、上高地や山に対する考え、仕事の考え方…ひょっとしたら人との付き合い方も5年前と今とでは全然違う気がします。
色んな悩みや経験、そんな積み重ねがある今の自分だからこそ、今の生活を本当に楽しめるのではないか、仲間として大切に付き合っていける人たちがいるんじゃないか、そう思うのです。
もちろんこれから先、年齢の壁にぶち当たったり、仕事に関して悩んだりすることもあると思います。

今が、一番楽しい。
過去の色々な事が重なり合って今の自分があるのです。
「今が一番楽しい」と思うことがこれからもずっと続いていけるようにするのはこれからの自分の努力次第です。
私にとって、『勝ち』の定義はそういうことじゃないのかなと思うのです。
そう、『楽しんだもの勝ち』です。

IMG_2041.jpg
2007年秋 蓮華岳山頂で朝日を撮る自分 photo by 同僚Mちゃん


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エコサイクル入山

そろそろ甲信越地方も梅雨入り間近でしょうか。
週間天気予報を見ても、雲や傘のマークが並んでいます。

今日の天気は下り坂。
少しずつ、暗いどんよりした天気になってきました。
農耕作をする上で欠かせない梅雨ですが、やっぱり「ほどほどで」と思ってしまいます。


ちょうどお昼前に、携帯が鳴りました。
誰?…と思ったら、乗鞍在住の山仲間で自転車仲間のMさんでした。
3月にゲレンデで会って以来だったので、実に2ヶ月ぶりです。
「今、上高地のバスターミナルにいるんだけど」
「え?すぐ行きますっ!!」
そんな短い会話で電話を切り、会いに行きました。
自転車で上高地に上がってきていたので、愛車と共に待っていてくれました。

上高地までは、上り坂。
トンネルが多く、釜トンネル下の国道158号線は、大型車の行き来も多くて私にとって恐怖の道です。
時々上高地に自転車で上がってくる方を見かけますが、よく登ってくるなぁというのが正直な感想。
私も実際漕いだことがありますが、怖くて怖くて半べそ状態でした。(トンネルの中は特に)

ちょっとした時間だったけれど、こうして連絡してくれて会えるのは嬉しいです。
本当にありがとうございました。
後姿
近況報告や今後の自転車の予定などなど話しているうちに、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。
もう自転車仲間は随分漕いでいるようで、私もそろそろ前輪を組まなければ…と思いました。
こっちに来てから私の愛車は眠ったままです(汗)

新緑の気持ちのいい季節。
今度、晴れたら自転車に乗ろうかな。




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新緑の季節です

今日から6月です。
沖縄から順々に梅雨入り宣言が発表される季節になりました。
ニュースでは「○○神社のアジサイが見ごろです」という映像をよく目にします。
下界はすっかり深緑ですね。


6月最初の日曜日。
今日は第62回ウエストン祭が開かれました。(写真がなくてゴメンナサイ)
前日には、島々谷から徳本峠を越え上高地に入るイベントが行われるのですが、ここ数年毎年雨です。
昨日も雨でした。
そして、ウエストン祭当日は晴れるというパターンが続いています。

今日は本当に気持ちのいい天気になりました。
夏らしくなった青空と、カラマツの新緑がとても美しく映えています。
新緑 003
カラマツの葉もぐんと成長しました。


新緑 005
「さわやか」という言葉がぴったりの今の上高地。
ぜひこの気持ちのいい空間で癒されてほしいです。
上高地のこと | コメント:2 | トラックバック:0 |
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