朝日岳開山記念登山会 その22009-07-03 Fri 22:03
テントでぐっすり眠って、翌朝の目覚めは…寝すぎてちょっと寝ぼけた状態でした(苦笑)
気持ちを整えて、頭をしっかり起こしてお勝手に入っていきます。 すでに、小屋のスタッフはバリバリ働いていて、その姿にシャッキリ目が覚めました。 ![]() 丁寧に盛り付けられた朝食。 あとはお客さんが座って食べるのを待つばかり。 朝食が終わって、帰る準備が出来たら、外に集合し班ごとに記念写真を撮っていました。 そして、小屋を後にします。 ![]() 雪渓の上を歩いている先頭グループの居る場所が、『万歳の丘』と言われるところです。 大切なお客さんが帰る時、あの丘まで見送って万歳三唱を叫びます。 ![]() バンザイ!バンザイ!!バンザイ!!! 「気をつけて〜!」「また来てね〜!!」みんなの無事を祈りながら、見送るのです。 ステキなお見送りです。 登山隊を見送ってひと息ついたら、エプロン隊の有志と朝日岳の山頂まで行ってきました。 『朝日山岳会』の結成です。 ![]() 山頂までの往復は、雪あり花ありおしゃべりあり。 とても楽しい登山になりました。 随分と歩き慣れていらっしゃる方ばかり、気心の知れた方ばかりのようで、写真を撮ったり、本当に楽しそうでした。 Around還暦…「アラ還だから!」とおっしゃっていましたが、そうとは思えないくらいはつらつとしてとても健脚でした。 楽しい山行にご一緒出来て良かったです。 ありがとうございました。 ![]() 山頂からは霞んでいたけれど、剣岳、立山、白馬、毛勝山などが見えました。 ![]() 下りは、雪の上を慎重に歩きます。 ![]() 滑り降りて先回りして、みんなを待っていました。 大したことはしていないのですが、グリセードもどきに拍手喝采で、恐縮でした(苦笑) ![]() 今回お世話になった人たちです。 いつも記念写真は、赤い屋根に登るようです。 あっと言う間の、小屋の滞在を終え、帰路につきます。 急斜面を、駆け足で下ります。 膝に疲労がきそうで踏ん張れないので、ゆっくり歩こうにも、小走り気味になってしまっていました(苦笑) そして何より、標高が下がるごとに滴る汗…暑かったです。 ![]() ハクサンコザクラの群生と立山連峰。 こんな綺麗な場所がたくさんありました。 ![]() 無事に北又小屋まで下りたら、そうめんとおにぎりを頂きました。 火照った体に、冷たいそうめんが染み渡ります。 本当に美味しかった。 幸せと達成感をかみ締めていただきました。 ごちそうさまでした。 小川温泉まで戻り、温泉を頂いてさっぱりして、朝日岳の山行を終えました。 たまにはこんなふうに、遠征するのもいいものです。 同じ北アルプスなのに、北と南でこんなに違うものかと思いました。 小屋もそれぞれ個性があって、ステキな技は参考にさせてもらおうと思いました。(決して盗むわけではありませんよ) もっともっと、山に登りたい! 夏山に向けてエンジン始動です。 a href="http://outdoor.blogmura.com/"> にほんブログ村 |
朝日岳開山記念登山会 その12009-07-02 Thu 22:30
休暇を利用して、朝日岳に行ってきました!
実は…恥ずかしいことに、最近までどこにあるのかよく分かっていなかったのです。 まだまだ勉強不足です。 ちょうど『朝日岳開山記念登山会』という行事があり、お手伝いのエプロン隊の皆さんと一緒に登らせていただきました。 富山県朝日町にある、小川温泉元湯に早朝に集合でした。 そこから、許可車両に乗せていただいて、北又小屋まで移動しました。 歩くと3時間40分です。 タクシーで行くことも可能です。 ![]() 北又小屋で、身支度を整え、みんなでストレッチと気合入れ(決起会)をしました。 「エイ、エイ、オー!!」といった感じです(笑) そして出発です。 ![]() 歩き始めてすぐ、コンクリの急な石段(100段)を下りたら、ダムのつり橋を渡ります。 1合目から3合目までは、総勢25名のパーティで歩きました。 3合目からは、歩くスピードに合わせ、それぞれ分かれて歩きました。 ![]() 5合目のブナ平です。 太い幹の樹、背の高い樹…とにかく「わぁ〜」っと声を出して見上げてしまうほどの、大きい木がたくさんあり、緑のトンネルが続きます。 そして、足元にはブナの落ち葉。 ガサガサ足音のする、茶色の絨毯が敷き詰められていました。 ![]() やがて、背の高い樹がだんだん少なくなり、尾根沿いを歩き始めると視界が開けてきます。 ![]() 日本海が見えるかと思ったら…霞んでいて町と海と空が溶けてしまっていました。 ![]() そして、10合目のイブリ山(1791m)です。 気が付けば、すっかり木陰が無くなり、炎天下での休憩になりました。 この日はとても暑く、今までで一番汗をかきながら登った気がするくらい、大量の汗をかきました。 ところで…、朝日小屋はどこ? 教えてもらっても、目標の建物は見えません。 とにかく目の前にそびえる山に向かって歩いていくしかないようです。 ![]() 休憩後、再び歩き始め、やがて残雪の上を歩くことになりました。 しっかりと階段状に雪が切ってあります。 この日のために、登山道を整備し準備をしてくれた朝日小屋の人たちに感謝の気持ちでいっぱいになりました。 同じ仕事をしているので余計身に沁みたのかもしれません。 雪で覆われた夕日ヶ原を過ぎ、山の斜面をぐるっとトラバースするように歩きます。 ![]() 見えてきました! 赤い屋根が可愛らしい朝日小屋です。 テント場では大きいテントを設営しているところでした。 このテントが私たちの寝床になりました。 朝日岳や白馬岳をぐるっと見渡せる、優しい風の吹く場所でした。 足元には黄色い花がたくさん咲いています。 ![]() 少し休憩した後、お勝手でお手伝いをさせてもらいました。 天ぷらや肉じゃがなどの手作りの料理をひとつひとつ丁寧に盛り付けます。 小屋の厨房を覗かせてもらえる機会に恵まれ、とても勉強になりました。 朝日小屋は、女性の社長さんが切り盛りしています。 女性ならではアイデアやこだわりがいたるところで見ることが出来ました。 ![]() お勝手で手伝っている間に、続々と登山隊の皆さんが到着し、外では開山記念の神事が始まりました。 今回の参加者は130名。 とても賑やかです。 ![]() 慌しくも無事にお客さんの夕食が終わり、私たちも夕食の時間です。 みんなで乾杯です。 小屋のスタッフの紹介などをしていたら、あっと言う間に時間は過ぎていきました。 片付けの後は、テントに移動し、夜遅くまで大いに盛り上がりました。 私は連日の大移動の疲れが出てしまい、盛り上がっている横でぐっすりと眠りに落ちていました。 a href="http://outdoor.blogmura.com/"> にほんブログ村 |
休日の過ごし方〜帰省・京都編〜2009-07-01 Wed 20:43
休暇中、帰省してきました。
免許証の更新が一番の目的でした。 家に帰った日は、かなり暑い日でした。 何もしていなくても汗をかきます。 顔も体もペットリ潤い状態でした。 ![]() にゃんもグッタリ…。 動く気持ちにもならないのか、家の中で一番風通しのいい場所を探してはゴロリと倒れこんで寝ていました。 涸沢から実家まで短期間での往復…やっぱり大変でした。 あれもこれも。 やらなければならないこと、やっておきたいことが洪水のように押し寄せて、本当に溺れてしまいそうでした。 家に居た数日間はそんな感じでした。 涸沢に帰る途中、友人と会うことになり京都に寄ってきました。 京都の夏はやっぱり暑い! ジリジリと下から暑さが立ち昇ってくる感じがしました。 今回は、二条城へ行ってきました。 世界遺産にも登録されている二条城の前には、たくさんのバスが止まっていて、修学旅行の小、中、高校生でごった返していました。 二条城を訪れるのは初めてです。 1603年に徳川家康によって京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として造営し、三代将軍家光が伏見城の遺構を移すなどして完成させたものです。 世界遺産には1994年に登録されました。 ![]() 唐門です。 門をくぐると、ふっと歴史を感じさせる空気がそこにあるような気がします。 国宝・二の丸御殿の中に入ってきました。 御殿内は撮影禁止なので、画像はありません。 うぐいす張りの廊下で有名なこの建物。 ちょうど小学生と一緒になり、床がなる音は…足音にかき消されてしまっていました。 狩野派による、襖絵は大きくて立派でした。 天井の塗装も、欄間の彫刻も、全てが手の込んでいるものでした。 桃山文化がぎっしり詰まった建物です。 そして、広い! 坪や平方メートル単位で言われても、いまいちピンとこなかったのですが、使用されている畳が800枚以上、廊下が450mあると聞いてびっくりしました。 建物の中は高床なので、涼しかったです。 昔の人の知恵はすごいですね。 ![]() 御殿から出て、今度はその周りの庭園を歩きました。 池にはハスの花が咲いていました。 ![]() 本丸の中の様子です。 急な階段を登ったら、本丸をぐるっと囲ってある堀が見えました。 天守閣は残っていませんが、やっぱりここだけ喧騒から隔離された不思議な空間があるように思えてなりませんでした。 二条城の見学が終わったら、京都の街中をブラブラしました。 ランチを食べて、ブラブラ…。 そして、やっぱり甘味処へ。 祇園の『小石』、いつもの場所です。 そしていつもの!抹茶パフェを!!食べませんでした(苦笑) 今回は、夏限定の『夏柑氷』というカキ氷をいただきました。 ![]() お麩や葛餅が底に入っていて、アイスクリームそしてその上にはさくさくで柔らかいカキ氷がのっていました。 シロップは甘酸っぱい夏みかん味。 夏みかんの皮の砂糖煮ものっかっていました。 さっぱりしていて、美味しくて、あっと言う間に食べ終えてしまい、「もう1個いけそうだねぇ」と思わず口にしてしまいました。 夏の京都は本当に久しぶりだったので、暑かったけれどわざわざ立ち寄って良かったなぁと思いました。 7月に入ると祇園祭が始まり、河原町では祭のお囃子を耳にします。 四季を感じられる京都は、私の大好きな場所です。 a href="http://outdoor.blogmura.com/"> にほんブログ村 |
登山道の状況(6月29日)2009-06-30 Tue 06:53
1週間以上の長期休暇をもらって、下っていました。
下界はもうすっかり夏ですね。 じっとりと張り付いてくる空気の重さに、梅雨を感じてきました。 休暇中、色んな事があったのですが、そのことはまた後日。 昨日、涸沢に戻ってきてきました。 下った時と山の様子があまりに変わっていてびっくりしました。 横尾〜涸沢間の登山道の状況を簡単に紹介したいと思います。 ![]() 屏風岩を眺めながら歩く登山道。 新緑というよりも深緑になってきました。 ![]() 本谷橋の川の流れです。 かなり増水しています。 激しく音を立てながら、水しぶきを上げる沢の水は優しい水色でした。 「雪解けの水は水色なんだって」と以前友達に教えてもらったことを思い出します。 ![]() 本谷橋から上も、こんなにすっかり夏道になっていました。 こちらも鮮やかな緑がとてもきれいです。 花もあちこちで見られ、しんどいながらも楽しく歩くことが出来ます。 ![]() ミネサクラが咲いていました。 薄いピンクの光に透けた花びらが、儚さを物語っているように見えてきます。 今年最後のお花見になるのかな…そう思いながら立ち止まって見上げてみては、物思いにふけそうになりました。 ![]() 山と残雪と深緑と、分かりづらいけれどミネザクラ。 雨さえ降らなければ、色々見られる最高の季節かもしれません。 ![]() 最後はまだ雪の上を歩きます。 雪解けはどんどん進んでいて、雪面はボコボコになっています。 つまづかないよう、滑らないよう、気をつけて歩いてください。 今までは最後の最後まで見えなかった小屋が、この地点で見えるようになりました。 ![]() ヒュッテと小屋の分岐も夏仕様の立派な(お馴染みの?)ものになっていました。 夏に向かって、少しずつ準備が進んでいます。 最後の斜面まで戻ってきた時、外作業をしていたみんなが手を振って『早く上がって来い!!』とジェスチャーしていました。 『あぁ、帰ってきた』そう思った瞬間でした。 また小屋番としての生活が始まります。 ひとつでも多くの笑顔に出会えるよう、楽しく頑張っていきたいと思います。 a href="http://outdoor.blogmura.com/"> にほんブログ村 |
ガイド研修 その22009-06-26 Fri 03:19
奥穂の山頂で休憩し景色を満喫した後、来た道を帰ります。
行きにザイルを確保してトラバースした雪渓は、まいて帰りました。 足元をしっかり見ながら歩きます。 穂高岳山荘の真上まで戻ってきて、雪渓の残る急斜面になりました。 行きはこの場所は避けて崩れやすいガレ場を通ったのですが、帰りはこの雪の斜面を下ります。 アイゼンを着けて後ろ向きになって、ひと蹴り、ひと蹴り…。 ゆっくり、確実に足場を確保しながら下りていきます。 この時には、アイゼンもピッケルも使い慣れてきた感じがしました。 ![]() アイゼンを外して、岩場とハシゴ場を下って、山荘まで戻ってきました。 涸沢岳に行って先に戻ってきていた、モッサン、涼ちゃん、テンちゃんが私たちを待っていてくれました。 山荘の中に案内されて、中をじっくり拝見させてもらいました。 小屋番をやっていると、他の小屋の色んなところに興味深々になります。 穂高岳山荘は、木のぬくもりが伝わってきそうな、外から入ってくる光が優しい建物でした。 お昼をご馳走になりました。 ソースカツ丼でした。 湯気がほんわか立ち昇って、とってもおいしそう! ![]() いただきます!! ![]() ほっぺたが落ちてしまいそう…なくらい美味しそうに頬張る3人。 あっと言う間に、全員完食しました。 奥穂に登れただけでも満足なのに、みんなで食べたソースカツ丼がさらにお腹も心も満たしてくれました。 穂高岳山荘の小屋番のみなさんに、感謝です。 本当にありがとうございました。 ごちそうさまでした。 お腹がいっぱいになったら、小屋に向かって下っていきます。 気合いを入れて、下ります。 ![]() 滑り落ちないように、慎重に。 帰りも、気を抜かないように安全第一で下りました。 ![]() 緩斜面になったら、滑落から停止の練習をしました。 お尻で滑り始めて、スピードが出てきたところでうつ伏せに向きを変えて、ピッケルを雪に押し込み止まります。 と…止まった!?ピッケルで止める前に、どうしても足で踏ん張ろうとしてしまい、何度かアドバイスをもらいました。 訓練しているうちはいいのですが、『実際に滑落したら本当に止まれるのかな』…と、やればやるほど不安も出てきてしまいます。 小屋に戻って、山のこと、地図のこと、ザイルワークのこと、思ったことや感じたことを意見交換しました。 もっと色んな事を学んでその経験を、小屋での生活を始め山に生かしていけたらいいなと思いました。 とても有意義な1日になりました。 ♪おまけ♪ ナナカマドがどんどん大きく葉を広げています。 柔らかい葉は、光を通して透けて見えました。 ![]() |















































